金曜日の午後は、初めてフォー・シーズンズ・ゴルフ・クラブでプレーする機会に恵まれた。先週のマジリスでは、前日にプロのレッスンを受けたこともあって、前の週の同じコースを回った時に比べてなんと30もスコアを縮めた。これに気をよくし、午前中同じレッスン・プロに苦手のアプローチのレッスンを受けて臨むが、結果は散々。何事も一朝一夕にはいかない。
フォー・シーズンズは、クリークと同じかそれ以上にウォーター・ . . . 本文を読む
8月16日の昼過ぎ、バール・ドバイで取引先と打合を終え、シー・シェル・インというホテルのレストランで昼飯を食べて事務所に帰る途中、赤信号に気づくのが少し遅れたが、横断歩道の手前で停車した。その直後、車体になにかぶつかったような音がした。前方に停車したフォルクスワーゲンから、インド人の若者が降りて来て、どうしてくれると言う。停車燈をつけて、車を降りてみると、左のサイドミラーがふっとばされていて、車体にもこすった傷がある。赤信号で停車中の車にぶつけておいてどうしてくれるもないものだ。聞きもしないのに自ら18才と名乗るインド人青年は、困った、自分は保険に入っていない、おまえの車は入っているのかと、青い顔(のように見えた)をして言う。保険に入らないで車を運転をするのはそもそも違法だが、この青年は保険が切れて更新をしていない父親の車を運転していたらしい。
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もう1ケ月間以上、タクシーに乗っていない。渋滞の道路を自分で運転するのはうんざりするが、それでも運転手とけんかをしながらタクシーに乗るよりは、精神衛生上はずっとよい。
いわゆるヒマネタだが、25日のガルフニュースがドバイのタクシー・ドライバーに関する読者の苦情についてとりあげている。その中で、タクシードライバーによるだましの手口(Tricks used by cabbies)が挙げられている。こ . . . 本文を読む
カリスマ性ない福田氏 外交はハト派と米紙(共同通信) - goo ニュース
ガルフ・ニュースのアジア面では、ここのところ連日、日本で福田内閣が誕生する過程を伝えている。米国ほどではないが、それなりに日本の政治の動きに関心があるということだろう。
とりわけ、24日の記事は、大きく紙面を割いて麻生氏との自民党総裁選を制した様子を伝えている。その中で、福田氏のパーソナリティーを"Bland"として紹 . . . 本文を読む
とりわけ興味を引いたのは、「西側諸国だけがなぜ核をもつことが許されるのか」というアハマディネジャド・イラン大統領の発言だ。これは、私の日頃の問題意識と重なるところがある。
アハマディネジャド大統領の、核の平和利用というお題目を信じるわけではない。だが、インドやパキスタン、それに比較的最近ではフランスが国際的な世論の反対を押し切って核実験を行ったことが記憶に残っている。彼らに許されたことが、なぜイランに許されないのか。イランは、北朝鮮と同じく専制君主によって支配されたならずものの国家だからだろうか。
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安倍首相、病院で会見 「体調悪化」で辞任決意(朝日新聞) - goo ニュース
そうだろうとは思っていたが、本人の口から聞くと興ざめだ。インド洋上の給油活動継続のため、局面打開を図ったというのは、誰も信じなかったけれども、格好はよかった。
病気で弱っている人間をいじめるのは主義に反するので、これ以上はしない。ただ、安倍首相を総理に選んだ自民党がどういう反省をしているのかは気になる。安倍首相をサ . . . 本文を読む
UAE労働法シリーズ第3回は、この祝日をとりあげる。
第74条
全ての被雇用者は、次の場合、賃金全額の支払いを受けながら、休日を取る権利がある:
1.ヘジュラ暦新年 1日
2.西暦新年 1日
3.イード・アル・フィトル(断食明けの祭) 2日
4.イード・アル・アドハー(犠牲祭)とアラファト・デー 3日
5.預言者ムハンマド聖誕祭 1日
6.イスラとミラージュ(預言者ムハンマド昇天祭) 1日
7.建国記念日 1日
全部で10日。日本の祝日が15日あるのに比べ、そもそも少ない。また、日本では、9月24日がまさに秋分の日の振替であるように、祝日が日曜日と重なる場合に振替休日という制度があるが、UAEにはない。
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夏の間、ゴルフの友として欠かさず持っていったのが、ポカリ・スウェット。写真右のペットボトルを冷凍庫で凍らせて持っていくと、プレー中に解けてちょうどいい冷え具合になる。
当地ではどのスーパーでも大塚食品のオロナミンCが売られている。同じブランドのポカリ・スウェットも当地のスポーツドリンクの市場で大きなシェアを占めているようだ。競合するレッド・ブルなどと比べると、価格競争力が高いのが一つの理由ではないかと思う。例えば、シティ・センターのカルフールで500mlのペットボトルが3.25ディルハム、写真左の330mlの缶入りが1.8ディルハム(約60円)だった。なぜか日本より安い。パッケージをみると、前者が中国、後者がインドネシアでライセンス生産されたもののようだ。 . . . 本文を読む
ここのところ連日、ガルフ・ニュースがサリク批判の記事を載せている。金曜日は、4面で交通渋滞の写真をでかでかと載せて、サリクが渋滞の解消に失敗したと報じている。
サリクが始まったのは7月1日、ちょうど住民の夏休みが始まって、交通量が減る時期に意図的に合わせたのだろう。それまでと比べると渋滞が減ったようにみえたのは、サリクのおかげではなく、交通量全体が減ったためだったのだろう。
夏休みが終わって、 . . . 本文を読む
国連安保理、海自参加の対テロ戦に謝意示す決議採択(朝日新聞) - goo ニュース
安倍首相が退陣を表明した時、その本当の理由が対テロ特措法の延長問題だと思った人は少なかったに違いない。私もそうは思わなかった。ただ、表面的には安倍首相が特措法の延長に「職を賭する」と言った直後の辞任だったため、この法律によって海上自衛隊が行っているインド洋上の給油活動というものが、国際的にどの程度評価されているも . . . 本文を読む
イフターについて書いたブログに質問をもらったので、ドバイでよくみかけるアラビック・スイーツについて少し書くことにする。
アラビック・スイーツと言えば、なんといってもその代表選手はデーツだが、今日紹介するのはデーツと並んでイフターの食卓を占めていると思われるレバニーズ・スイーツ。種類は色々あるが、典型的なのは写真のようなもの。作り方は不勉強でよくわからないが、ナッツを砕いて蜂蜜などで固め小麦粉を薄 . . . 本文を読む
火曜日、13時からシェイク・ザイード・ロードのお客様オフィスで打合せがあった。社用車を運転して12時にワールド・トレード・センターでインド人社員を降ろす。月曜朝に私が代理で申請しに行った日本への入国ビザを受け取らせるためだ。
ワールド・トレード・センターのコンベンション・ホールのゲート前に車を停車して、ビザを受け取ってきた社員を乗せる。いつになく機嫌がよさそうだ。どうしたかと思っていると、3年間 . . . 本文を読む
日曜日の7時過ぎのこと、目覚まし時計は7時半にセットしてありまだベッドでうとうとしていると、居間で充電中の携帯電話が鳴り起こされる。インド人社員からだ。通勤に利用しているバスが来ないので、これから私のアパートに行っていいかと言う。駄目だとも言えず、急いで着替えオレンジ・ジュースとヨーグルトで簡単に朝食を済ませた頃に、社員が到着。私の運転する社用車で出勤する。
社員の話をよくよく聞いてみると、こう . . . 本文を読む
労働時間について解説したので、第8号の時間外労働についての規定も、拙訳を試みてみよう:
第67条
労働の性質によって被雇用者が通常の労働時間より多くの時間働く必要がある場合、その差分は超過時間と判断され、通常の労働時間に対して支払われる賃金に加えて、当該賃金の25%以上の割増賃金を支払われなければならない。
第68条
労働事情によって被雇用者が午後9時から午前4時までの時間帯、超過労働をし . . . 本文を読む
日本人のアドミの採用もどうにか決まり、事務所の体裁も少しずつ整ってきた。自分自身の頭の整理を兼ねて、UAEの労働法について少し解説してみたい。
UAEの労働法(1980年連邦法第8号、以下「第8号」)は、書店で簡単に入手することができる。写真右がアラビア語の原文で、左がその英語訳。UAEで人を雇うときのバイブルと先輩駐在員に薦められ、出張で来ていた1年前、バージュマンセンターの書店で買った。13 . . . 本文を読む