とりわけ興味を引いたのは、「西側諸国だけがなぜ核をもつことが許されるのか」というアハマディネジャド・イラン大統領の発言だ。これは、私の日頃の問題意識と重なるところがある。
アハマディネジャド大統領の、核の平和利用というお題目を信じるわけではない。だが、インドやパキスタン、それに比較的最近ではフランスが国際的な世論の反対を押し切って核実験を行ったことが記憶に残っている。彼らに許されたことが、なぜイランに許されないのか。イランは、北朝鮮と同じく専制君主によって支配されたならずものの国家だからだろうか。
. . . 本文を読む