エミレーツ航空314便(EK314)は、定刻どおり30日16時50分に中部国際空港(セントレア)に到着。私がこの便を使うのは2度目だ。
座席はがらがらで、エコノミークラスでは中央の4人掛けの座席のひじかけを持ち上げベッドにして寝ている乗客がたくさんいた。私のように関西国際空港行きの便が予約できずに、利用している人もいるはずだから、最初からセントレアを利用しようという乗客はさらに少なかっただろう。 . . . 本文を読む
12月29日午後7時、アパートにタクシーを呼び、家族とドバイ国際空港に向かう。妻と長女は関空経由羽田行き、私は名古屋行きのエミレーツに乗るためだ。飛行機が別々になったのは、正月に休んでも事務所の仕事に支障がなさそうだということがわかった12月初めには関空行きの便に空席がなかったからだ。
全員エコノミークラスだが、私はスカイワードのシルバーカードでビジネスクラスのチェックインカウンターが使えるよう . . . 本文を読む
12月28日のガルフニュースの1面に、ブット元パキスタン首相の夫と二人の娘が昨日の夕刻、ドバイ空港からパキスタンに向かう飛行機に乗るため、ドバイのエミレーツ・ヒルズの自宅を出る時の様子を伝えている。
エミレーツ・ヒルズはEGCに隣接している高級ヴィラ。ブット女史は亡命していた8年間、ここに住んでいたらしい。
そういえばと思い当たるのは、最近エミレーツ・ヒルズに車で入ることができなくなった。私の知人が多く住む住宅街グリーンズから、EGCやモンゴメリーに行くにはエミレーツ・ヒルズの中を通るのが近道で、夏頃は何度も利用していた。セキュリティーは車のナンバーを控えるだけで通してくれたが、最近通ろうとして止められた。以前は通してくれたのになぜだと聞くと、ポリシーが変わったという。これ、ブット女史がパキスタンに帰国してからセキュリティーを強化したのかもしれない。
彼女に限らず、ドバイには亡命中の政治家はたくさん住んでいるのだろう。ブット女史の暗殺は、ドバイが安全であることをはしなくも印象づける結果となった。 . . . 本文を読む
ブット元首相、暗殺 集会で自爆テロ 頭部銃撃の情報も(朝日新聞) - goo ニュース
27日午後9時、初めて家族を連れて行ったデザート・サファリから戻り、アパートのジムに日課のランニングに行く。エルゴメーターの前にある大型のスクリーンはBBCのニュースを流していて、ブット元首相が暗殺されたことを伝えている。チャンネルを変える。CNNでもこのニュースで持ちきりだ。
ドバイ人口に占めるパキスタン . . . 本文を読む
UAEでは例年12月頃に雨が降っているようだ。去年は大雨が降った。
今年もあとわずかとなったが、雨が降らない。月曜日にはハリファ大統領の呼びかけでUAE中のモスクで雨乞の祈りの儀式が行われた。この儀式は、預言者ムハンンマドが行った故事にならったものだという。
砂漠に雨が降らないのは当たり前のような気もする。水道水は海水を淡水化して使っているが、飲料水の一部は地下水源から供給されている。雨が全然 . . . 本文を読む
25日の晩は、家族にゴールドスークを案内しようと、タクシーをドバイ博物館で降り、歩いてアブラ乗り場まで行く。自分で車を運転するようになってから、アブラにはめっきり乗らなくなった。数ケ月ぶりのことだ。
いつもと同じものの他、見慣れないアブラがあるのに気づく。屋根にRTAのマークがある。アパートに帰ってから25日付のガルフニュースのページをめくると、このアブラが、試験的に導入した圧縮天然ガス(CNG . . . 本文を読む
東京の友人からドバイのクリスマスってどんな感じ?という漠然とした質問をもらい、さてどう答えたものかと首をひねってしまう。
イスラム教の国ではあるが、異教徒には寛容だ。外国人が80%以上、欧米人やフィリピン人のようにキリスト教徒も多く、キリスト教の教会だってちゃんとある。
ショッピングモールやホテルのロビーにはクリスマスツリーが飾られ、スーパーのレジがサンタの赤いキャップをかぶったりもしている。
25日のガルフニュースは、一面で、マディナ・ジュメイラで昨晩あったクリスマスショーの写真が大きく掲載しているし、ホテルはクリスマス・ディナーの予約でてんてこまいという記事もある。
ただ、東京のように街中がイルミネーションでクリスマス一色になるという感じはない。外国人がムスリムに遠慮しながら祝うクリスマス。ドバイでも住む場所や行く場所によって違うかもしれないが、これが私がドバイで送る最初のクリスマスの印象だ。 . . . 本文を読む
12月20日(木)の午後、エミレーツ・ゴルフ・クラブのドライビング・レンジで練習をした後、イブン・バトゥータ・モールのフィットネス・ファーストというフィットネス・クラブに寄る。来年1月18日に開催される、ドバイ・マラソンの出場申し込みをするためだ。
マラソンと行っても、私が申し込むのは10キロ。42.195キロのフル・マラソンも申し込むだけなら簡単だ。だが、完走できないことがわかっていながら申し . . . 本文を読む
ドバイも最近朝晩めっきり涼しくなり、、、という話ではない。「ドバイがクール」は2006年1月に出版された本のタイトル。
2006年1月と言えば、まだ私がドバイのドの字も知らなかった頃。ドバイに事務所設立が決まった2006年秋に、書店でドバイ関連の本を探しても、「地球の歩き方」くらいしかなかった。
私がこの本の第一版第4刷を買ったのは、たしかドバイ赴任後に日本に一時帰国した5月、丸の内の丸善だっ . . . 本文を読む
21日は、朝からスポーツ三昧の一日だった。
7時ティーオフのエミレーツ・ゴルフ・クラブのマジリスに向かうために、夜が明ける前のシェイク・ザイード・ロードを西に走る。朝日を眺めながらプレーするのは、記憶にないからおそらく生まれて初めての経験だろう。マジリスではアニカ・スレンスタムが優勝したドバイ・レディース・マスターズが16日まで開かれていて、日本人のギャラリーが固まって彼女のラウンドについてまわ . . . 本文を読む
12月20日のガルフニュースの2面には、民族服を着たアラブ人男性二人が鼻と鼻をくっつけて挨拶をしている写真が掲載されている。この写真、ウェブ版では見つからず紹介できないのが残念だが、当地では男性同士のあいさつとしてよくみられるもの。ドバイに赴任した当初、これを見て面食らったものだ。
二人のアラブ人の背後にあるのは、シェイク・ザイード・グランド・モスク、アブダビのグランド・モスクとして紹介したもの . . . 本文を読む
18日のガルフニュースは、サウジアラビアのアブドラ国王が、200回の鞭打などの刑の判決を受けたレイプの被害者に恩赦を与えたことを報じている。
記事によれば、サウジの司法長官は、今回の恩赦は、判決の正当性を否定するものではなく、より大きな善に資するものと国王が認めた場合に行使することができる権利として、判決を覆したものとコメントしている。
今回の恩赦は、欧米、中でもサウジ最大の同盟国であるブッシ . . . 本文を読む
UAE皇太子と首相 石油分野の関係強化で一致(朝日新聞) - goo ニュース
UAEでは犠牲祭の初日の12月18日、ガルフ・ニュースは一面で、アブダビのムハンマド皇太子が日本の天皇と握手している写真を載せている。
ムハンマド皇太子の訪日は当地ではかなり前から広く知られていたようだが、私が知ったのは一週間前に大使の予定を確認しようとして大使館に電話した時が初めてだった。ムハンマドと聞いて、最初 . . . 本文を読む
UAEの犠牲祭の開始が早まったため、東京からの役員の出張がキャンセルになったことは書いた。そのおかげで、現地で準備していたホテル、リムジン、レストラン、通訳は全てキャンセルしなくてはならなかった。この中で、一番手間がかかったのが宿として予約していたバージュ・アル・アラブだ。
まず、予約からしてめんどうくさかった。メールで空きがあることを問い合わせると、私のサインした申込書と、クレジットカードの両 . . . 本文を読む
17日は、翌日からの5連休を前に片付けなければならない仕事に忙殺された。そんなさなかに、入居しているホテル・アパートから市政庁税の支払いについて督促を受けた。
ドバイには税金がかからないと一般に言われる。確かに、現時点では、法人税、所得税、日本でいう消費税のような付加価値税(VAT)はUAEに導入されていない。それでは、政府に対して納める税金が全くないかというとさにあらず。レストランやホテルでは . . . 本文を読む