なかなか良く書けているのにもったいない。出版された時期が悪かった、と思う。
この本を買ったのは、10月に一時帰国した時、「夢見るドバイ」と同じく丸の内オアゾの丸善だった。ずっとツンドクしていたが、11月末にこんなのが出たが読んだかと出張者が持ってきて、読まざるを得なくなった。
タイトルにドバイとあるので、もっぱらドバイについて書かれたものかと思うと、さにはあらず。ドバイについて書かれているのは . . . 本文を読む
「地球の歩き方」くらいしかなかった2年前に比べると、ドバイを紹介するガイドブックは格段に増えた。最近では「るるぶ」ドバイが出て、ドバイは日本人の観光客の行き先としてすっかり定着したようだ。
この本もそんなガイドブックのひとつ。9月末に日本に一時帰国した時に、丸の内オアゾの丸善の中を歩き回っていた時、ビジネス書のベストセラーのコーナーの隣に並べられていたのを見つけ(下の写真)、即購入した。
読む . . . 本文を読む
読み終わったからと妻がくれた本。
タイトルから受ける印象で、金持ちのアラブ人の放蕩三昧の生活が面白おかしく描かれているのかと思うと、裏切られる。
本書は、サウジアラビア、UAE(アブダビ、ドバイ)、ヨルダンの王室を横糸に、原油高で生まれたオイル・マネーの流れを縦糸に、今日の世界経済に大きな影響を与えているオイル・マネーの実態を平易に解説しビジネス書だ。
主な登場人物は、サウジアラビアのアルワ . . . 本文を読む
この本は、「FROM RAGS TO RICHES A STORY OF ABU DHABI」の邦訳版。まだドバイに赴任する前に出張で来ていた時に、カルフールの本売り場かどこかで見つけ、日本語の本は珍しいと思い買った記憶がある。
1995年に英語で出版された後、現在はアラビア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、日本語、ウルドゥ語に翻訳されているロングセラーだ。
著者ムハンマド・アル・ファヒー . . . 本文を読む
日本に里帰りしていた総務の女性社員に、頼んで買ってきてもらったのがこの本。会社の同期入社の友人が、面白い本が出たと紹介してくれた。読み始めると引き込まれ、3時間もかからずに一気に読み通してしまった。
本書は、寿司職人として一攫千金を夢見てドバイ国際空港に降り立った筆者が、無実の罪でアブダビ中央拘置所に拘留されるという日本人としては数奇な体験後、アブダビ国際空港から日本に強制送還されるまでの178 . . . 本文を読む
このブログを書籍にしないかという誘いは早くからあった。だが、それらは自費出版に近い持ち出しを要求したり、大幅な修正や書き下ろしを前提にしたもので、その気にはなれなかった。
昨年末に一時帰国した時、郷里で高校の同級生と何年かぶりに会った。彼は地元の銀行を振り出しに何度かの転職後、脱サラして東京で小さな出版社の社長をしている。最近日本でブームになっているドバイとはどんなところかと、根掘り葉掘り聞いて . . . 本文を読む
ドバイも最近朝晩めっきり涼しくなり、、、という話ではない。「ドバイがクール」は2006年1月に出版された本のタイトル。
2006年1月と言えば、まだ私がドバイのドの字も知らなかった頃。ドバイに事務所設立が決まった2006年秋に、書店でドバイ関連の本を探しても、「地球の歩き方」くらいしかなかった。
私がこの本の第一版第4刷を買ったのは、たしかドバイ赴任後に日本に一時帰国した5月、丸の内の丸善だっ . . . 本文を読む
「ハリ・ポタ」買う子供ら、爆弾テロ止める…カラチ(読売新聞) - goo ニュース
ドバイでは、「ハリー・ポッター」シリーズの新刊が無邪気に受け入れられていると書いたばかりで、上のニュースを知る。イスラム教国であり、先日も「赤のモスク」立て籠もり事件で世界の注目を集めたパキスタンでも、ハリ・ポタは子供達に人気らしい。
子供をだまして自爆テロの道具に使う例が、時々ガルフニュースでも報じられたりも . . . 本文を読む
ハリー・ポッター最終巻、米・英書店は厳重な警備の下発売準備(ロイター) - goo ニュース
7月20日付のガルフ・ニュースの1面にジャシャンマル・ブックストアという書店の広告が載っている。当地21日の午前3時に予定されている「ハリー・ポッターと死の洞窟」に全世界同時発売に合わせ、映画「ハリー・ポッター」シリーズの主演ダニエル・ラドクリフがUAE(ドバイ、シャージャー、アブダビ)の書店などを回る . . . 本文を読む
来週は東京から大挙して出張者が来るというので、ホテルの予約やお客様とのアポとりで今日は一日忙しい。さながら旅行代理店のようだ。出張者の大半がドバイは初めてだから、当地の気候などについて1からレクチャーしなくてはならない。中でも、当地で金曜日が休日であることは、一番最初に教えなければならない。さもなければ、金曜日に平気でお客様の携帯電話に電話をしかねないからだ。
掲題は、モール・オブ・ジ・エミレー . . . 本文を読む
1年の締めくくりの今日、何を書いたらよいかあれこれ考えた。ドバイとは全く関係ないが、最近読んだ本を一冊紹介することにする。
掲題の本は、私の母が、12歳の長女に今年のクリスマスプレゼントにと贈ってくれたものだ。食卓に読み止しのまま置いてあったのを、手にとってパラパラとページをめくっていたら、思いの外面白く、半日で一気に読み終えてしまった。
著者の日野原重明先生は聖路加国際病院の理事長で、200 . . . 本文を読む