ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

安倍首相辞任 本当の理由

2007年09月25日 00時03分13秒 | 時事
安倍首相、病院で会見 「体調悪化」で辞任決意(朝日新聞) - goo ニュース

そうだろうとは思っていたが、本人の口から聞くと興ざめだ。インド洋上の給油活動継続のため、局面打開を図ったというのは、誰も信じなかったけれども、格好はよかった。

病気で弱っている人間をいじめるのは主義に反するので、これ以上はしない。ただ、安倍首相を総理に選んだ自民党がどういう反省をしているのかは気になる。安倍首相をサポートするべき時にスキャンダルなどで足を引っ張り続けた元閣僚達もしかり。

今でこそ、安倍政権の1年をひどい1年と切り捨てる向きが多い。だが、就任直後は世論もマスコミも若い首相に好意的だったはず。私自身も、個々の政策はともかく、それなりに共感するところもあった。それが、どこで何をどう間違って国民にそっぽを向かれるようになってしまったか。正直私自身はよくわからない。

自民党総裁(すなわち総理大臣)の座が、史上最年少の安倍氏から、歴代2番目に高齢の福田氏にバトンタッチされることになった。福田氏には、安倍政権の失敗の原因をきちんと分析できているのだろうか。福田氏首相就任が当地のマスコミでどのように書かれているかは、いずれ書きたい。


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