来年2月に1年の契約期間が切れるアパートから、来年の更新についてメールで通知がある。予想したとおり、60%の家賃値上げとある。契約した時はホテル・アパートがレント・キャップ(家賃の上昇率の上限)の対象外とは知らなかった。新しいアパートを探すしかない。
これほどひどくはないが、家具付でないアパートでもレント・キャップを上回る家賃の改定を家主から要求される例はよくあるようで、私にも相談がある。法律や . . . 本文を読む
無視しているわけでも、わざと遅らそうとしているわけでもない。ただ、師走のこの時期、他にやらなければならないことは一杯あるし、そもそも必要性に納得できていないから真剣になれないだけだ。
今年度末が期限とされる新IDカードの登録のこと。ガルフニュースによれば、2月末までは登録を受け付けるらしい。
そもそも本年末までの登録期限を延長しないと言うならなら、この制度を主管するEIDA(Emirates . . . 本文を読む
外国人弁護士がドバイにおける裁判で依頼人の代理人ができたとは知らなかった。
ガルフニュースの記事を読む限り、現時点では最高裁まで外国人弁護士が代理人となることが許されているらしい。これを2009年は第二審、最終審で外国人弁護士が訴訟代理ができなくなるようにするということだ。第一審での外国人弁護士の代理は2012年3月末まで許されるとのこと。これもエミラタイゼーション(UAE国民化)の一環というこ . . . 本文を読む
そうだろうとは思った。UAE政府が大卒外国人の今年末までの取得義務付けを発表した新IDカードの登録手続が大混乱している。
水曜日はEIDAの登録センターのシステムがパンクしてしまったし、登録センターによっては混雑のため、登録を完了するには一日がかりになっているのようだ。知人によれば、木曜日は申請書をEIDAのホーム・ページからダウンロードしようとしても全くつながらない状態だったそうだ。
あまり . . . 本文を読む
本当ならちょっとめんどうなことになった。UAE国民に義務づけられることになった新IDカードの取得を、学士(Bachelors)以上の資格をもつ外国人にも適用するとEIDA(Emirates Identity Authority)の長官が述べた、とガルフニュースが報じている。
今年の12月末までに新IDを取得しない場合、運転免許証の更新を含む様々な政府サービスを受けられなくなるばかりでなく、銀行取 . . . 本文を読む
最近のことだ。ドバイで新たに住居を探すことになった人から相談を受けると、家具がついていないアパートを勧めるようになったのは。
ドバイに赴任した当初、事務所もアパートも転居することが前提だった。従って、契約更新時の家賃の値上げを気にすることはなかった。だが、引越した今となっては、また引っ越すのは億劫だし、できれば同じところにずっと居たい。
昨年、借地借家法(Tenancy Law)が改正されて、 . . . 本文を読む
ドバイで、ラマダン期間中、日没前に公然と飲食をしたらどういうことになるか。そんな素朴な疑問に答える事件が起きた。
ガソリンスタンドの待合室でジュースを飲んでいた、レバノン人のセールスマンとロシア人の女性に、ドバイ軽罪裁判所(the Dubai Court of Misdemeanours)は連邦刑法313条違反の罪でそれぞれ1000ディルハムの罰金を言い渡した。この判決は、この種の犯罪に対する今 . . . 本文を読む
唐突な感が否めない。全UAE国民は2008年末までに、ICチップを埋め込んだIDカードを作らされることになった。
このカード、将来的には運転免許証、Eゲート・カードや健康保険証など様々なカードを統合する多目的カードとする構想らしい。だが、それが実現していない現時点では新IDカードの目的やメリットが十分説明されているとは言い難い。
最近聞かなくなったが、日本で住民基本台帳カードを導入する前には、 . . . 本文を読む
サウジアラビアの財務計画省中央統計情報局(the Central Department of Statistics and Information of the Ministry of Finance and Planning)が、2007年のサウジアラビアの人口統計を発表した。
それによれば、30歳以上の未婚女性は180,413人であり、サウジアラビアの全女性に占めるの割合は増加傾向にあり2. . . . 本文を読む
UAEへの訪問ビザの手数料が大幅に引き上げられることは紹介した。これは事前取得の必要がない観光ビザでの滞在が可能な日本人には直接の影響がない。
だが、その後もビザの制度に関する情報が五月雨的に報道され、混乱が生じている。今までは特定の国の国民にしか発給していなかった観光ビザを全ての国の国民に発給する、などという記事だ。日本人として気になるのは、従来は事前申請なく観光ビザで入国できていたのに、今後 . . . 本文を読む
英国人カップルが、パブリック・ビーチで性的な行為に及んでいたところを逮捕され、物議をかもしている。
この事件を解説した記事には、おびただしい読者のコメントがついて、住民の関心の高さがうかがえる。逮捕されたカップルに対して同情するコメントは皆無だが、中にはドバイでの服装の乱れに言及して、ドレス・コードの必要性を訴えるもの、逆にそのような動きを牽制するもの、などなど色々な意見があって、興味深い。
. . . 本文を読む
出張や旅行でドバイを訪れる同僚や知人で、私にドレスコードを問い合わせてくるのは多くの場合、女性だ。私の返事は、だいたい決まって次のようになる。「肌の露出はなるべく少なく、スーツか長めのスカート、色は黒っぽいものが無難」と。今後は、これに「ただし、男性に見えないこと」という注釈を付け加えなければならなくなるかもしれない。
ガルフニュースによれば、5月に始まった異性の服装をすることに対する取締強化キ . . . 本文を読む
UAEへの訪問ビザ(有効期間一ヶ月)が、8月より、それまでの100ディルハムから500ディルハムに引き上げられることになった。閣議決定によるものだという。
フリーゾーンによって異なると思うが、例えば我が事務所が入居するフリーゾーンでは、ビザの取得を代行してくれるサービスがあり、今回の政府の料金改定を受け、期間1ケ月の訪問ビザの申請には1500ディルハムかかることになる。
欧米人や日本人はそもそ . . . 本文を読む
トルコの最高裁判所にあたる憲法裁判所が、大学でのヘジャブ(ヘッド・スカーフ)着用禁止を支持した。
これは、今年2月に国会における圧倒的多数によって承認された大学でのヘジャブ着用を解禁する法律を違憲と判断したものだ。
たかが女性のスカーフぐらい、と言うなかれ。これで、トルコの大学では、従来どおり女性がヘジャブを着用することはできなくなる。信仰と大学教育の2者択一を迫ることで、女性の大学進学を妨げ . . . 本文を読む
月末にサウジアラビアに出張する計画があり、ビザの準備をしている。ビザと言えば、オマーンやエジプトは国境や空港で簡単に買えたが、サウジでは結構めんどうだと聞いていて、何人かの先輩駐在員に電話をして教えを請う。
そもそも旅行代理店や運転手にやらせているせいか、細部に食い違いがあるが、総合すると、サウジアラビア総領事館の近くにある代書屋に持ち込むのが一番早いということがわかる。
月曜日、まずは申請書 . . . 本文を読む