ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

レバニーズ・スイーツ

2007年09月20日 00時00分01秒 | 食べる/飲む
イフターについて書いたブログに質問をもらったので、ドバイでよくみかけるアラビック・スイーツについて少し書くことにする。

アラビック・スイーツと言えば、なんといってもその代表選手はデーツだが、今日紹介するのはデーツと並んでイフターの食卓を占めていると思われるレバニーズ・スイーツ。種類は色々あるが、典型的なのは写真のようなもの。作り方は不勉強でよくわからないが、ナッツを砕いて蜂蜜などで固め小麦粉を薄く延ばした餃子の皮のようなもので何層にもつつんで油で揚げるものと想像している(全然違っていたらどなたかご指摘を)。

ドバイでは、カルフールやジアントなど大型のスーパーにはたいていこのレバニーズ・スイーツの売り場があり、その後ろに調理場がある。できたてのものをグラム売りしてくれる。1キロ30~35ディルハム、上の写真の量で、12ディルハム(約370円)程度だったと思う。

味の方だが、きわめて美味。甘すぎることもないし、しゃきしゃきとした歯ごたえがよい。さすがに暑さの盛りの7月8月には食欲の減退とともに遠ざかっていたが、一時期私もはまっていてスーパーでよく買ったものだ。ちなみに、4月にドバイを訪れた我が社の社長は、ホテルの一室で私達社員と談笑しながら、テーブルに載ったこの菓子を何気なく一つつまみ、口に放り込んでは言ったものだ。「お、こりゃうめーな、君らも食え」と。

残念なことは、この菓子、油を使うせいか、時間の経過とともに風味が落ちるようだ。このためかどうか、空港の免税店などではあまり見かけない。同じ理由で、高カロリーが疑われ、ダイエット中の人にもあまりおすすめできない。減量の心配をしなくていい人は、ドバイに来たら、是非一度お試しを。

と書いている内に、久しぶりに私も食べたくなった。週末にカルフールにでも行って少し買うとしよう。


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1 コメント

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Unknown (EJ)
2007-09-20 10:25:02
早速の反応ありがとうございます。
やっぱり甘すぎるものばかりではないんですね。妙な偏見を抱くところでした。
今度機会があったら甘過ぎなさそうなのを狙ってみることにします。

それにしても・・・安いですね!
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