土曜日のお好み焼きパーティーで先輩駐在員から教えてもらうまでガルフニュースの記事を見落としていた。日本とUAE二国間の成田空港の発着枠をめぐる航空交渉が決着し、アブダビの航空会社エティハドが権利を獲得したらしい。
以前から、成田空港の発着枠をエミレーツとエティハドのどちらの航空会社が獲得するかについては、日本人駐在員の間でよく交わされる話題の一つだった。発表の時期が時期だけに、金融危機以来財政状 . . . 本文を読む
かなりいいかも、と思う。エミレーツ航空全便が完全移行したドバイ国際空港第3ターミナルのことだ。
総領事館からのメールニュースを信じれば、私が搭乗したのは第3ターミナルから出発する関空行EK316便の第2便になる。ただ、確かにチェックインこそ第3ターミナルだったが、搭乗ゲートは117番ゲートで第一ターミナルにあった。エミレーツの地上職員によると、今回たまたま第一ターミナルに着陸してしまったそうだが . . . 本文を読む
ドバイ国際空港発着のエミレーツ航空便の第3ターミナルへの完全移行の日程が明らかになった。移行の最終段階の最初の便はダッカ行きEK584便で11月11日、午前1時15分だという。縁起かつぎか何かだろうか、1が6つも並ぶ。本当は11分にしたかったのだろう、15分にしたのは5の倍数でなければならないというのが業界の決まりなのだろう。
水曜日の早朝ドバイ発関空行きEK316便を予約している私の携帯に、エ . . . 本文を読む
オマーンの首都マスカットに来ている。オマーンは陸路でソハールに行ったことがあるが、マスカットはこれが初めて。
エミレーツ航空を予約したが、eチケットには第一ターミナルとある。予約したのが、第3ターミナルのオープンの前のせいかもしれないと、エミレーツのホーム・ページで調べるがよくわからない。オン・ライン・チェックインしようとしてもそもそも登録がないという表示が出てくる。
どっちだろうと迷っている . . . 本文を読む
ジェッダからドバイに帰る飛行機はEK804便だった。ドバイ国際空港にオープンしたばかりの第3ターミナルを初めて利用する。飛行機の到着が遅れて、空港に着いたのは火曜日の早朝1時頃。
日本との往復便など、エミレーツの全便がターミナル3を利用するようになっていないせいもあるだろう。利用者はまばらで、第1ターミナルよりずっと広くなった通路がさらに広く感じられる。ただ広いだけではない。よくみれば曲線や光線 . . . 本文を読む
正味一日の滞在だったが、ジェッダの印象を書きとめておく。
色々な人からそう聞いていたせいかもしれない。港町として商業を中心に発展してきたこの都市は、政治の中心であるリヤドに比べて開放感がある気がする。
ジェッダ空港から市内へタクシーに乗るときは、制服を着た男性(公務員だろうか)が目的地を聞いていくら(宿泊したル・メリディアンまで55リアルだった)と書いた紙を渡してくれる。いちいち交渉をしなくて . . . 本文を読む
サウジアラビア航空は今回の出張で都合6回乗っている。エミレーツ航空が利用できればもちろんそうするのだが、そもそも毎日リヤド行の便は出ていないし、便があっても満席で利用できないことが多い。ビザがとれるのが出発のぎりぎりであることもあるかもしれない。
路線にもよるのかもしれないが、機体はかなり古く、メンテナンスもいいかげんだ。今回ドバイからリヤドへの便では、座席の前のフット・レストがとれていたし、読 . . . 本文を読む
リヤド行サウジアラビア航空の搭乗を待ってドバイ国際空港ターミナル1のコーヒーショップにいる。いつのまにか搭乗ゲートは100番台になっている。搭乗を待つ乗客の数も明らかに減っている。それもこれもターミナル3がオープンしたことと関係があるのだろう。
金曜日早朝のロンドン行EK007便は、技術的な問題により数時間出発が遅れたという。技術的な問題とは、光ファイバーケーブルの故障であるらしい。
ターミナ . . . 本文を読む
ドバイ国際空港に第3ターミナルがオープンした。このターミナルは、エミレーツ航空専用で、最初に使用した便はドーハ行き。最初にエコノミークラスのチェック・インをした乗客は日本人で、ウェブ版ガルフニュースに写真入りで紹介されているのが興味深い。
エミレーツ航空の第3ターミナルへの移行は、カタールやサウジアラビアなど湾岸協力会議諸国に始まり、北米地域、アフリカ地域、アジア地域、その他の地域の順で行われ、 . . . 本文を読む
最近は、このブログを、これからドバイに駐在しようとする人がドバイへの渡航準備のために読む例もあるようだ。そんな人のために、耳寄り情報を一つ。
エミレーツ航空では、ゴルフバッグを機内預け荷物の重量制限に含めない。先輩駐在員からの受け売りだが、リゾート地の航空会社では他にも同じことをやっているところもあるらしい。
私が乗るエコノミー・クラスでは通常20kg、スカイワーズのシルバーメンバーで25kg . . . 本文を読む
昨晩リヤドの出張からドバイに戻った。リヤドの気候は、気温はドバイと同じく現在45度前後だが、湿度が低いのが違いだ。その証拠に、同行者の眼鏡が、ドバイでは屋内から屋外に出るとさっと曇るのに、リヤドでは変化がない。
リヤドでは、宗教警察ムタワが外国人の行動にも目を光らせていて、写真もおちおち撮影できない。上の写真も、車の助手席から撮ったもの。
ドバイで奇想天外な形をした建物を見慣れた目には、リヤド . . . 本文を読む
ヨルダンには、二つのアイン・ムーサがある。アインとはアラビア語で泉、ムーサは旧約聖書に登場するモーゼを意味し、アイン・ムーサとはすなわちモーゼの泉ということ。ヘブライ人を率いてエジプトを脱出したモーゼが、杖で石を打ったところ水が湧き出たという故事に由来する。
最初のアイン・ムーサは、モーゼが亡くなった場所とされるネボ山の中腹にある。アンマン駐在員の好意で半日社用車と一緒に借りたヨルダン人の運転手 . . . 本文を読む
バプティズム・サイトからタクシーでペトラに向かうハイウェイの右手には死海を臨む。ペトラに早く着きたくて、観光客が集まるアンマン・ビーチやホテルが固まっている場所は素通りする。数キロごとに銃をかついた兵士の検問があるのは、対岸がイスラエルだからだ。途中何度か車を停め撮った一枚が、上の写真。
地球上で最も低い海抜マイナス410メートルにあるこの湖は、塩分が高く生き物が住むことができない。死海とはよく . . . 本文を読む
ドバイには見るべきものが少ないと言いふらしているからかもしれない。最近は、ではドバイを経由してどこに旅行すべきかという相談を受けることが多くなった。
ペトラは、おそらく日本人のドバイ駐在員の家族旅行先ベストスリーに入るだろう。エジプトのギザとどちらかを選べといわれれば悩ましい。だが、ドバイに来るまでペトラという名前を私が知らなかったように、日本での知名度はまだそれほどでもないのかもしれない。
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エル・ハズネがペトラ遺跡群の表玄関だとすれば、エド・ディル(修道院跡)はさしづめ奥の院にあたる。
ペトラ遺跡の入り口からクラウン・プラザ・ホテルが運営しているレストラン(下の写真で右の緑が固まっているところ)までの道はなだらかな下り坂になっている。だが、ここからエド・ディルまでは山間の道をずっと登っていかなければならない。平均すれば30度くらいの勾配があるのではないかと思う。レストランの前の看板 . . . 本文を読む