米国東海岸のこの街に赴任してきてから、今日でちょうど1ケ月が過ぎた。
ドバイには、2月16日までいた。赴任してからちょうど2年ということになる。17日3時50分発関空行EK316便と羽田行JALの共同運航便を乗り継いで東京に戻った。最後くらいと思い、溜まったマイレージでビジネスクラスにアップグレードした。
当初ドバイから直接米国に行くつもりだった。そうしなかったのは、アパートの賃貸借契約が切れ . . . 本文を読む
「ハラス」とはアラビア語で、終わりという意味。何かをしている相手にそれを止めさせようとする時、両手を横に広げて、こういう。
金曜深夜過ぎのドバイ発関空行きEK316便と関空発羽田行きEK6252便を乗り継ぎ、妻と娘が待つ羽田空港に無事到着したのは20時半だった。
ドバイ空港に向かうタクシーの運転手に聞かれた。仕事が終わって故郷に帰るのか、と。いや、ただ休暇で帰るだけさ、と答える。金融危機以降、 . . . 本文を読む
これもまだ紹介していなかった。アブダビのエミレーツ・パレスを案内する時、必ずよるのがサディヤット島文化地区の展示だ。
ここには4つの大きな建造物の模型が置いてある。上から、グッゲンハイム美術館、ルーブル美術館、演劇センター、海洋博物館。日本では、ルーブル美術館がアブダビに来ると話題になったが、建物の外観では、グッゲンハイム美術館の方がずっと斬新、というかこれが建物なのだろうかとあきれるほどだ。こ . . . 本文を読む
私にとって、アブダビの見所と言えば、エミレーツ・パレスともう一つがこのザイード・モスクだった。最近では、内部に入ることができるのが正午までとなって、アブダビ出張の帰りに寄っていくことができなくなったのが、少し残念だ。
アブダビで挨拶回りをしていて、夜ライトアップされたザイード・モスクもなかなか美しいと聞き、しまった見逃したと思った。
夕闇が迫る12月24日17時半、オリンパスμ770SWを使用 . . . 本文を読む
アブダビに来るのもこれが最後になるかもしれない。濃霧のドバイ・アブダビ・ハイウェーを通って、なんとか無事にアブダビについたのが9時半。取引先・客先に所長交代の挨拶をして回る合間に、後任所長にドバイに比べればそう多くはない見所を案内する。
エミレーツ・パレスは、東京からアブダビに来る出張者を必ず案内した場所だ。かれこれ10回以上は来ただろうか。だが、吹き抜けに巨大なクリスマス・ツリーが立っているの . . . 本文を読む
来年2月に1年の契約期間が切れるアパートから、来年の更新についてメールで通知がある。予想したとおり、60%の家賃値上げとある。契約した時はホテル・アパートがレント・キャップ(家賃の上昇率の上限)の対象外とは知らなかった。新しいアパートを探すしかない。
これほどひどくはないが、家具付でないアパートでもレント・キャップを上回る家賃の改定を家主から要求される例はよくあるようで、私にも相談がある。法律や . . . 本文を読む
今年の犠牲祭の休日は、出張で休めなかったから、ひがんでいるのかもしれない。官公庁の職員は、ナショナル・デーから犠牲祭にかけて10日以上も休んだのだから、今年はもう休日はいらないのではないかと思ってしまうのは。
官公庁の職員のヘジュラ暦(イスラム暦)の新年の休日は、グレゴリア暦の12月28日であると発表された。官公庁と民間部門で休日の発表の時期が異なるのは、いつものことだ。その逆はあっても、官公庁 . . . 本文を読む
土曜日のお好み焼きパーティーで先輩駐在員から教えてもらうまでガルフニュースの記事を見落としていた。日本とUAE二国間の成田空港の発着枠をめぐる航空交渉が決着し、アブダビの航空会社エティハドが権利を獲得したらしい。
以前から、成田空港の発着枠をエミレーツとエティハドのどちらの航空会社が獲得するかについては、日本人駐在員の間でよく交わされる話題の一つだった。発表の時期が時期だけに、金融危機以来財政状 . . . 本文を読む
金曜日は、ほとんど終日パソコンに触らなかったから、気づかなかっただけなのかもしれない。
地中海に敷設されている海底ケーブルが切断されて、中東の通信は広範囲の影響を受けたようだ。
エティサラットは、早期に通信経路の迂回などの対策を打ったため、UAEでの影響は軽微であったと発表した。ウェブ版ガルフ・ニュースに書き込まれたコメントを読む限り、影響があった人たちもいたようだ。だが、二日連続で我が家で開 . . . 本文を読む
朝から、今年最後、そしてもしかすると人生最後になるかもしれないマジリスでのゴルフ。その後恒例のお好み焼きパーティーで、サッカー部の今年最後の練習には参加できなかった。
それでも、晩に弁当屋で開かれる納会だけは出ようと、シェイク・ザイード・ロードをマリーナからワールド・トレード・センター方面にホンダMRVを走らせる。タイムズ・スクウェアのあたりだったろう、金曜日だというのに、一箇所だけ不自然な渋滞 . . . 本文を読む
ワシントンの国会議事堂前広場にあるクリスマスツリーを見たときは、これだけ高いクリスマス・ツリーはドバイにはあるまいと思った。
ワシントンのと違い人工ではあるが、高さだけなら、このツリーはいい勝負をしているかもしれない。モール・オブ・ジ・エミレーツの中央の吹き抜けに設置されている。大きすぎて、写真1枚に収めることが難しい。上から3階(英国式には2階)、2階、1階から撮影。
12月17日12時頃、 . . . 本文を読む
無視しているわけでも、わざと遅らそうとしているわけでもない。ただ、師走のこの時期、他にやらなければならないことは一杯あるし、そもそも必要性に納得できていないから真剣になれないだけだ。
今年度末が期限とされる新IDカードの登録のこと。ガルフニュースによれば、2月末までは登録を受け付けるらしい。
そもそも本年末までの登録期限を延長しないと言うならなら、この制度を主管するEIDA(Emirates . . . 本文を読む
フォー・シーズンズ・ゴルフ・クラブから、来年1月からの会員権のオファーがメールで届いたのは11月30日。
会社から予算を獲得して、申込に行ったのは今年の3月だった。だが、数週間前に新規の申込を締め切ったばかりと言われた。その後も、メンバーの誘いでこのゴルフ・コースでプレーするたびに、空きが出ていないかとプッシュし続けたのが今になってようやく功を奏したということだろう。
ナショナル・デーの12月 . . . 本文を読む
朝からお客様訪問をしていて、エミレーツ・ゴルフ・クラブで開催されている、ドバイレディーズ・マスターズは今日が最終日であることを教えられる。そういえば、昨年の優勝者アニカ・スレンスタムがこのトーナメントを最後に引退するのだった。
デザート・クラシックはパスがないと入場できないのに対して、このトーナメントは無料で入場できる。アニカ・ソレンスタムの姿を一目拝もうと事務所に戻る途中に寄っていく。ゴルフ・ . . . 本文を読む
アパートの部屋のドアーの前に置いてあった、今朝のガルフニュースの1面トップがワシントン発のこの記事だった。多極化する世界の中で存在感を強めつつあるインドや中国といった新興国との関係を強化するというムハンマド首長の方針はUAE政府広報誌と評されるガルフ・ニュースでもさんざん語られてはきた。だが、今回の米国発の金融危機は世界経済が依然として米国の政策に強く依存していることを図らずも露呈した。
あれほど勢いのあったドバイですら、今はただ事態の好転を神に祈るしかないようにみえる。 . . . 本文を読む