これもまだ紹介していなかった。アブダビのエミレーツ・パレスを案内する時、必ずよるのがサディヤット島文化地区の展示だ。
ここには4つの大きな建造物の模型が置いてある。上から、グッゲンハイム美術館、ルーブル美術館、演劇センター、海洋博物館。日本では、ルーブル美術館がアブダビに来ると話題になったが、建物の外観では、グッゲンハイム美術館の方がずっと斬新、というかこれが建物なのだろうかとあきれるほどだ。こ . . . 本文を読む
NHK朝の連続テレビ小説「瞳」の最終回を観る。JSTV経由で観るとドバイでは午後9時45分から10時までの15分間、よほどの用事がない限り毎日見ていた。出張者を空港に送りに行くのも、この番組が終わるのを待ってもらったほどだ。
ホット・プレートでお好み焼きを作りたくなったのも、このドラマのもんじゃ焼きを鉄板で焼いて食べるシーンを繰り返し見たのが、潜在意識に働いたのかもしれない。
思わずみてしまう . . . 本文を読む
久しぶりにアブダビに出張する。仕事が終わったのがちょうど正午頃。エミレーツ・パレスに寄っていくことにする。
お目当ては5月末からここで開かれているピカソ展だ。アブダビ駐在員から、この展覧会のおかげで、週末はエミレーツ・パレスにはレストランなどの予約がなければ入れなくなったと聞いていた。平日の今日は門番もすんなり通してくれた。
平日のせいか、展覧会は閑散としていて、ゆうゆうと見て回ることができる . . . 本文を読む
モール・オブ・ジ・エミレーツのカルフールで映画「ザ・キングダム」のDVDを買う。79ディルハムだった。
この映画を観る気になったのは、ジャック・シャヒーンというレバノン系米国人で元大学教授が書いた「有罪」(Guilty)という本の中で9月11日事件以降のイスラム教徒に対する偏見を助長する最近のハリウッド映画のひとつとしてとりあげていることを知ったからだ。このシャヒーンという人は、映画「シリアナ」 . . . 本文を読む
12月9日(日)、ドバイ国際映画祭が始まった。この映画祭、今年が4回目だそうだ。初日は、マディナ・ジュメイラで、オープニング作品の「マイケル・クレイトン」の主演俳優ジョージ・クルーニーが映画評論家と映画と人生について語る催しがあったようだ。ジョージ・クルーニーと言えば、ドバイで撮影をしたという映画「シリアナ」で助演男優賞をとっている。そのせいかどうかわからないが、ドバイでは人気が高いようだ。
こ . . . 本文を読む
日曜日の晩は、モール・オブ・ジ・エミレーツの中にあるドバイ・コミュニティーシアター&アートセンターで開かれる和太鼓コンサートに、事務所のインド人社員をかたらってでかける。
このコンサート、総領事館、国際交流基金とドバイ文化評議会の共催で、英国を中心に活動しているという和太鼓奏者廣田丈自氏が率いる3人のユニットによる演奏を聞かせてくれる。入場無料。
和太鼓と言うと、おんでこ座、鼓童という名前が思 . . . 本文を読む
今回日本に帰国する時に乗ったエミレーツでは、二本の日本映画を観た。一本は「あかね雲」、もう一本が掲題の映画だ。
この映画、2週間前に東京に出張したインド人社員が、やはりエミレーツの機内で観て面白かったと言っていた。インド人が字幕で観て面白い映画とはどんなものかという興味もあって観た。
2007年2月に封切られたというが、映画は主演の広末涼子がドラム式洗濯機を改造したタイムマシンに乗り、不景気の . . . 本文を読む
ドキュメンタリー映画「不都合な真実」をビデオショップで借りてきて観る。この映画、米国の元副大統領アル・ゴアの地球温暖化に関する講演を追いかけたものだ。エミレーツの機内プログラムにもあり、少し前から気にはなっていたが、まだ観ていなかった。観終わっての感想だが、もっと早くに観ていればよかったと思う。
この映画は、温室効果ガス(有り体に言えば二酸化炭素?)の排出との因果関係が疑われる様々な自然現象をと . . . 本文を読む
レンタルビデオショップで「硫黄島からの手紙」を借りてきて観る。この映画、アカデミー賞発表の前後にドバイでも上映はされていたが、大ヒットとは行かなかったようで、映画館に観に行こうと思ったときはもう終わっていた。
観終わっての感想だが、クリント・イーストウッドにどうしてこの映画が撮れたのか不思議と言う他ない。日本人の心情の機微がわかっているし、不自然に感じるところが全くと言ってない。脚本を書いたのは . . . 本文を読む
昨晩羽田についたのは午後7時頃。予定より1時間弱早い。エミレーツが予定より30分ほど早く関西空港に着陸したので、1本早いJALに乗ることができたためだ。
空港まで迎えに来ていた家族と空港で食事していくことにする。妻が何が食べたいかと聞くので、迷わず讃岐うどんと答える。
エミレーツの飛行機の中では、"Do Not Disturb"と書かれたシールを座席に貼って、アイマスクにノイズキャンセリングの . . . 本文を読む
昨日のデザート・サファリのツアーのおまけと言うには、あまりに見ごたえのあるベリー・ダンスをレポートする。
バーベキューとデザートのフルーツを食べ終わって午後8時を回っていただろう、写真のような妖しい女性が丸い舞台に現れ、テンポの速い音楽に合わせて踊りだした。最初は一人で踊っているが、民族衣装を来たアラブ人が車座になった観客の中から一人ひとり舞台に引っ張り出し一緒に踊るかと思えば、最後は大勢で輪に . . . 本文を読む
午後7時半過ぎのことだ。東京から出張で来ている同僚達と夕食の待ち合わせのためアパートを出ると、太鼓の音と民謡のような歌声が聞こえる。音がする方に歩いて行くと、ワールド・トレード・センターのホールの前で民族衣装を来たアラブ人の男達が固まって歌っている。男達は棒切れをもち足でリズムをとり、子供達は笛のようなものをぐるぐる回しながら男達の中を回っている。その内、若い男が二人現れて剣(本物かどうかはわから . . . 本文を読む
昨日給油のために立ち寄ったガソリンスタンドで、この国では観ることができないだろうと思った映画「バベル」のDVDが売られているのに気づいた。80ディルハムだった。何かの間違いだろうと思っていたら、モール・オブ・ジ・エミレーツのカルフールでも売っていた。79ディルハム。ブログでコメントした責任上(?)購入する。(ちなみに、同じくモール・オブ・ジ・エミレーツのヴァージンでは85ディルハムだった。)
ウ . . . 本文を読む
昨日に続き、映画の話をしよう。
シリアナという映画について、以前少しだけ書いた。もともとは、日本にいる頃、アラビア語を学ぶ一環として、アラビア語が使われている映画をビデオショップで探していて、この映画に出会った。今日では、韓国語を勉強するために、韓流ドラマという教材が豊富にある。韓国語の勉強と称して、私も何百時間観たことだろう。残念ながら、日本で手に入るアラブ映画のソフトはほとんどない。イランは . . . 本文を読む
菊地凛子さん助演女優賞逃す 米アカデミー賞発表(共同通信) - goo ニュース
今年のアカデミー賞は、日本人が何かと話題を提供した。
主演した「硫黄島からの手紙」は作品賞を逃したものの、渡辺謙は作品紹介までしたそうで、存在感を示した。二世でない日本人の俳優がこういう場で英語のスピーチができるようになったのは誇らしい。昔、坂本龍一が「ラストエンペラー」で音楽の賞を獲ったときに、どんなことをしゃ . . . 本文を読む