デュシャスへの長い道 … BELG AUBE (六本木)

六本木“ベル・オーブ”の樽生に、Duchesse de Bourgogoneが登場。
因縁? の一杯に決着をつけてきました。

昨年秋に出かけたすがや 秋？のほろ酔い会。
ちょっと遅れて到着した私を待っていたのは、
「樽生の『デュシャス』美味かったですよ。もう無いけど。」
「今日のオススメは？」「デュシャス。もう無いですけど。」
誰に聞いても、もう飲めないビールの話ばかり。
確かこの樽は、愛知万博の関係で輸入されていたそうなのですが、万博も終わった今、日本で最後の樽かも知れない、というような話だったと記憶しています。

くっそ～！　悔し～い！

でも今年に入って、ベルオーブに一樽ありとの情報を発見。
これを逃す訳にはいかん！と、ベル・オーブのページで開封情報をずっとチェックしていました。

開封の翌日。
今、仕事がかなり忙しいのですが、この日は偶然、夕方から都心で会議&直帰。
しかも、すがやさんに一緒に行って、一緒に飲めなかった友達とも偶然予定が合い、揃って因縁に決着を付けられました。

樽生のデュシャスは、瓶よりも華やかで香り高く、とても美味しい。
酸味は意外に強く、そのせいか、重めながらも上品でスッキリと飲めました。

無くしたと思っていたパズルのピースが、これで1つ埋まった気分。
パズルの完成までには程遠いと分かっていても、ココロのつかえが取れた気分です。



こちらはデュシャス大瓶。
偶然隣に座られた、ベルオーブの常連さんが持ち込んだものです。
縦に描かれたDuchesse de Bourgogoneの文字がカッコイイ。
樽生よりも、やや落ち着いた、重みのある味でした。


軽くて強い酸味が印象的な“Bios Vlaamse Bourgogne”との同郷飲み比べも楽しい。
多分すぐなくなってしまうと思いますので、気になる方はお早めに。