ニートはなぜ増える

現在全国のニートの数は85万人、15年後には人口は減るがニート数は180万人になると予想されている。日本の社会や経済への影響も計り知れないだろう。
では何故このような現象がでてくるのか。私は教師の経験上、不登校と同様人為的な必然性があると考えている。自然現象でないことだけははっきりしておきたい。なぜなら経済先進国にのみ見られ、貧しいが共同体のしっかりのっこている国々では今日もほとんど見られないからだ。経済との関係は切り離せないがややこしくなるので、ここでは、現在日本で、どうして起きるのか直接的な部分だけをを考えてみたい。3点だけ。
①子どもや若者から3間(さんま 時間・空間・仲間)を奪ったこと。
②人の行動の基本形である自分の行動に対する自己決定をいいだけ蹂躙していること。
③人を育てる心と心を繋ぐ関係やコミュニケーションが学校も家庭も地域も人と人の基本的な関係でなくなってきていること。 です。どれもお金は1銭もかっらない。反語的だが、だから今の日本では解決が難しい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

脳波のコントロール

学生時代、禅と脳波の関係に興味を持った。当時京都大学の佐藤幸治先生が研究されていた。脳波は落ち着き意識が集中している時のα波と意識の分散時に見られるβ波、眠っている時のσがある。一般の学生と雲水〔修行の浅いお坊さん)、修行をしっかり積んだお坊さん、この3者の脳波を比較すると、明らかな違いが出てくる。当然修行を積んだお坊さんは、前者が主であり、学生は後者が多く出る。しかも検査中に刺激を発すると、おぼうさんは素早くその音に反応しもとの脳波に戻るのも比較的早い。学生は反応は遅くもとの戻るのも遅い。1宗教の修行であるが科学性があるようで興味を持った。定年の自分へのプレゼントでその機械を買って、何百回と自分を確かめてみた。結論は、集中のトレーニングをすれば脳波は確かに変えられる。意識的な努力で脳波は変えられる。一般的にはてんかんの検査で使われているが、軽度発達障害など情緒のトラブルの改善や自動思考のコントロールをはじめ、広くスポーツや勉強の集中力のアップに有効に使えるのではないかと思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

人はそれぞれが、文化人

(文化人)メディアから入ったのか、この言葉は、自分と関係ない、学者や芸術家などの1部の有名な人と言うイメージをずうと持っていた。あの対人恐怖で場面緘黙の少年と付き合って、全く変わってしまった。
今は 全ての大人も子どもも文化人、老人も赤ちゃんも、重病人も思い知的発達障害の子どもも文化人
実業家も政治家も、段ボールの中にうずくまる人もみんな文化人 勿論私も。
言いたいのは、地球上の6~70億人の遺伝子は全部違っている。だから正確には、人の心は全部違っている。感覚が異なるから、意味も価値も違ってくる。要するに、文化とは一人一人が意味を感じ持ち求めるもの。(勿論、人間として,他者と関わり合いながらではある。)だから文化の主人公は1人1人だ。
この観点から現実を見るとどうだろう。学校やメディア、政治、経済に至るまで一人一人立場から文花として見たら。  家庭や地域はどうだろう。 事故を起こしたJRの運転手さん あの人にとって秒を争う運転は自分の文化としてどんな意味と価値があったのだろうか 長崎で小6の女子が殺し殺された。あの子達にとって、学校や地域、家庭はどんな意味を持ち、どんな文化を持っていたのだろうか(人は皆、文化人)という点から見ると多くの人や子ども達は文化を取り上げられているように見えて仕方ない。あの少年と付き合って確信を深めた。あの少年のことはあの少年にしか分からない。どんな学者も医者も文化人も分からない。あの少年だけが、自分の情報を持ち、発信していた。

のことは、あの少年に教わるほか無い。どんな学者も分からない。



のことは、あの少年から学ぶほか無かったのだから。どんな医者も学者も彼のことは知らなかった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »