ちいさな幸せみっけた

「ちいさな幸せ」を幸せと感じられますように。

立場と役割(『救命病棟24時』をみて考える)

2005年01月26日 | ドラマ観察
今日はとっても寒いですね{{{{(+_+)}}}}
朝はだったようですが、私が通勤する時にはすでに

「え???雪降ってたんですか!?」って会話を上司としていたら
「お前、何時に起きたんだよ!」って。。。

あは・・・
(午前中上司は会議だったため、私が何時に出社したか知らない。)

ボケツ掘っちまった(;>_<;)


さて、ドラマの話題に入る前にちょっと一言。

私が「ドラマ観察」というカテゴリで書きたかったのは単純にドラマの感想ではありません。
ドラマを見てそこから感じたことを広げていきたいと思ったのです。
だから、ドラマを見てない人でも分かるような内容にしたいと思っております。
(これがなかなか難しいのですが・・・)
ドラマの内容とは全然関係ないことでも遠慮なしに、感じたことをコメントいただけたら幸いです。



昨夜、救命病棟24時【1/25】第3話を観ました。
今回心に残ったのは、上に立つ人の立場・役割というもの。

震災で騒然とする院内。次々と運ばれてくるけが人。
人手も薬品も機材も足りない状態でその場を取り仕切っていかねばならない医局長の立場は、肉体的にはもちろんのこと、精神的にもかなり追いつめられた状況にあるはずです。

患者に優先順位をつけ少しでも助かる可能性のある人の治療をしなければならない。
軽傷者や救命の見込みのない患者に費やしている時間はないのだ。
目の前で苦しんでいる、まだ息をしている人間でも見捨てなければならないのだ。

そんな考えに納得のいかない、研修医。
「僕は患者を簡単に見捨てるような医者にはなりません!」とくってかかる。

まだまだ、青いな。


上に立つものの立場というのは、立ってみなければ分からないのかもしれないが、相当辛いものだろう。

以前、尊敬している上司からちょろっと聞いたことがある。
上に立つ人間の孤独さを。弱い部分を見せられない辛さを。

人をまとめるというのは、時には厳しいことを言わなければならない。
嫌われる立場に立たなければならない。
しかし、それが、上に立つ人間の役割なのだ。

特にドラマような緊急時の場合、相当な信念を持ち、さらにそれを貫く強さもなければ挫けてしまうだろう。


こういう視点で会社のうざい(?)上司を見てみると・・・ちょっと違って見えませんか?

くだらんオヤジギャグばっか言っているあの上司も、セクハラ上司も・・・
みんな頑張っているんですよね、きっと、、、えぇ、きっと、、、そう信じたい

そう考えると、ちょっとは尊敬して見えませんか???

え・・・?見えないって?


コメント (2)
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◆西の魔女が死んだ◆

2005年01月26日 | BOOK観察
調子に乗って、またまたカテゴリ追加しちゃいました「BOOK観察」
ズバリ、読書感想文です(@_@)/
(作ってはみたものの、あまり更新されることがないであろう、カテゴリです


先日、こはるさんのブログで、面白そうな本を発見したので、
会社帰りに買ってまいりました


『西の魔女が死んだ』
新潮文庫 梨木 香歩 (著)
中学校へ行けないまいは、祖母のもとで「魔女修行」をすることになった。それは、何でも自分で決めるということ…。児童文学者協会新人賞などを受賞した、生きる力を与えてくれる癒しの児童文学。94年刊の復刻版。


早速、帰宅後、お風呂にお湯をため半身浴しながら、読み始めました・・・


 感想 

児童文学書ということもあり、すらすら読み進められました。
本を読むのは遅いほうの私でも、3時間弱で読み終わりました。
(=3時間、お風呂につかってました。。。ふにゃふにゃのくたくたですよ)

・・・よかったです。
なんというか、本当に心をあったかくしてくれる本でした。
最後には涙もあふれてきました。

自然の美しい景色が描写されていますが、
その一つ一つを頭の中に思い描きながら読んでいると、とても癒されます。

自分らしく生きていくこととはどういうことなのか・・・
これからの人生を楽しむにはどうすればいいのか・・・
魔女になるにはどうすればいいのか・・・(^。^/)うふっ

そんなことを教えてくれました。

ちょっと話はそれますが、私が今はまっている(?)イメージトレーニング
これって、魔女になるための修行とおんなじじゃん!!!
え?がんばれば魔女になれちゃう???(笑)

今回はダーーーッと一気に読み終えてしまったわけですが、
もう一度、ゆっくりと味わって読んでみたい一冊です。
落ち込んだ時や、ネガティブ思考にはまり込んだ時に読むのもいいかもしれませんね。

ただ、正直言いますと、もっと感動できることを期待しておりました。
自分が悪いのですが・・・
いろんな人のレビューを読み、期待に胸膨らませすぎて読んでしまったのです。

本でも、映画でも、なんでもそうですが、
あまりに期待してみてしまうと・・・それほど感動できないものですよね(-_-、)

以前、『世界の中心で愛を叫ぶ』を読んだときも・・・
周りで騒いでるほどの感動は得られなかったと思います。

そして、友達に薦められた『いま、会いにゆきます』
どうせ、世界の中心・・・と似たようなもんだろ?と高をくくって読んだ私・・・

うわぁぁぁぁぁん。・゜゜・(>_<)・゜゜・。

号泣!号泣!超号泣!!!


何事も、あまり期待しすぎてしまうとだめなんだ、と改めて思いました。

あ、でも、とってもいい本だったので、

人生に疲れちゃったそこのあなた!!

ぜひ読んでみてください
コメント (6)
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