毎月恒例？箱根

長文になってます

１４日（金）の大雪の翌日、いつもは車だけど、電車で箱根に行ってきました
夫君の会社関係の保養施設です。

私はブーツ型の長靴、夫君は普通のショートブーツで出発　　雪かきがされてるはずもなく、ものすごい積もってる
なんとか最寄駅までつくと、駅ビルが１０時開店のはずが１１時開店に変更になってる
ちょっと嫌な感じがする‥

小田原までの電車は６分遅れで到着。小田原あたりは本当に雪が少なくてびっくり

箱根湯本に着くと、箱根登山鉄道が動いていない　　動く見込みがないらしい
じゃあバスと思ったら「積雪と倒木のため箱根全山通行止め」　　意味不明　　だって車もタクシーも動いてるし　　さすがに車は少ないけど‥

送迎してくれないかなぁと思って、ここで初めて保養所に
「送迎はしておりません。それどころか昨日の大雪で、お客様も従業員も外に出れない状況で。除雪車も入ってきてません。本日のキャンセル料はいただかないことになっております。」

家から電話すればよかったと激しく後悔
どうするどうすると言いながら、一応タクシー待ちの列に並び、その間、夫君は情報収集。
土産物屋さん「登山鉄道が止まるのは、１週間前の大雪が初めてだった。」
タクシー会社「全山通行止めだから、それに従ってるので、うちの会社はタクシーを動かしてません。」←タクシーの台数そのものが少なくなっちゃってる‥

タクシーは、どこでも行ってくれるタクシー、宮ノ下あたりまで行けるタクシー、強羅あたりまで行けるタクシーの大体３タイプ。
元箱根あたりはものすごい雪らしく、断られる率が高かったような気がします。
私たちは彫刻の森美術館まで行きたくて、３０～４０分待ったらタクシーに乗れました。

ホッとしたのも束の間、湯本の町を出るところで係の人が車を１台１台止めて
「全山通行止めだけど、行きますか？タイヤは大丈夫ですか？今降りてきた車に聞いたら、宮ノ下で大渋滞らしいよ」
と言われ、最後に「じゃあ自己責任でね」

夫君「宮ノ下から彫刻の森までって歩けますかね？」
タクシーの運転手「歩けるよ。２、３キロってとこかな。いいんだよ、車道をどんどん歩いていっちゃえば」
私の心の声「２、３キロは歩けるけど、問題は雪なんですけど‥」
途中、雪の中に置きっぱなしにされた車数台ありました。
道路の両側に除雪した雪が積んであるので、道が狭くなり、完全に片側通行になっちゃってるところが結構ありました。

言われた通り、宮ノ下で渋滞。箱根離宮という高級旅館の前でタクシーを降りて歩きます
箱根離宮のロングコートを着た若いお兄さん、タクシーを降りる私を助けてくださって、この人がめちゃくちゃ爽やかでかっこよかった
↑
ひとついいことありました

除雪された道路の真ん中をずんずん歩きます。宮ノ下をまっすぐ進むとほとんど車はなし。
そのかわり、人がどんどん歩いて降りていきます。若い人ばっかりです。歩いて湯本まで行くんだろうなぁ。
途中、除雪車の人に道を確認して、左折。後は１本道。だけど、左折してからの坂がものすごい急な上り坂。
　この上り坂で振り返って撮った１枚。正直、写真撮る余裕なんて全然ありませんでした。

途中から除雪されてない道を進み、１時間強で保養所到着。暑くて暑くて、汗かいちゃいました
「どうやってこられたんですか？」スタッフさん、驚いてました

帰れないお客さんがたくさんロビーにいました。小さい子供のいる人が結構たくさん。そのうち２家族にどういう状況か聞かれました。
箱根登山鉄道・バス運休と箱根全山通行止めっていう以外、何せ情報がないんだって。タクシーも来てくれないんだって。
四駆でチェーンを持っている家族は、私たちの話を聞いて、帰っていきました。

保養所も、掃除のスタッフが間に合ってなくて、１６時までチェックインできませんでした。せっかく１５時には到着したのに
おまけに露天風呂は落雪の恐れがあるため使用禁止。露天風呂に降りていく階段の上が、ちょうど屋根のはじになっていて、まぁ落雪するかもね‥

温泉　→　マッサージ（チェアだけど）　→　　　で晩ごはん
いつもならごはん前にもう一度、温泉→マッサージだけど時間がなかった



　　

　　

　　

日本酒飲んで、ワイン飲んで、ちょっと食材がしょぼいと言いながら、すっかりこの日は酔っぱらってしまいました
そんなに疲れたつもりはなかったんだけど、やっぱり体は疲れてたんだろうなぁ
食事中も、スタッフさんや隣のテーブルの人にどういう風に来たかとか、道の状況を聞かれました。まぁとにかく驚かれました。

結局、この日到着したのは、私たちを含めて３組だったそうです。
箱根登山鉄道は動かずじまい、明日はどうなるでしょうか？　続きはまた明日