熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

愕然!粉ミルク・卵だけでなく飼料にもメラミン使用 (中国)

2008-11-01 | なんで???
いやぁ~、粉ミルクにメラミンが混入された問題が発覚したら、
今度は卵にも。 そして読売新聞の記事によると中国の「南方日報」が
メラミンが飼料に使われているのは中国では「公然の秘密」と報じている。
水産物への飼料、家畜への飼料にもメラミンが混入されている。
すっぽん・ウナギ、そして鶏・豚肉・牛肉にも、このメラミン混入は
波及していくのか。

中国、メラミン使用は「公然の秘密」…中国紙報道(読売新聞) - goo ニュース  
ウォルマート、中国の店舗で卵撤去 メラミン問題うけ(朝日新聞) - goo ニュース
【緯度経度】北京・伊藤正 メラミン禍、対岸の火事でない(産経新聞) - goo ニュース 
(記事引用-読売新聞)
中国紙「南方日報」(電子版)は30日、動物の飼料へのメラミン混入は業界全体の「公然の秘密」で、5年前に水産物養殖の飼料から始まり、家畜に広がったと伝えた。メラミンが食品業界で幅広く使用されている実態が浮かび上がってきた。

 問題の卵を生産した養鶏場の親会社「大連韓偉集団」(遼寧省大連市)は、養鶏場で使った飼料の原料から、9月22日にメラミンが検出されていたことを認めている。同集団によると、この原料を製造した同省瀋陽の業者はすでに拘束され、工場は閉鎖されたという。業者が、粉ミルク同様、たんぱく質の含有量を多く見せるため、原料にメラミンを添加していたものとみられる。

 その後、山西省と湖北省の企業が生産した卵からもメラミンが検出された。いずれも北京市内では販売されていないが、市内の卸売市場で、卵を買い控えて一時価格が下がったほか、周辺の農村でも卵が売れないなどの影響が出ている。

 南方日報は、広東省の飼料業者の話として、メラミンが水産物養殖業から家畜まで幅広く使用され、その影響は粉ミルクをはるかに超えていると指摘。メラミンは、実際にたんぱく質を含んだ原料の代替品として飼料に添加され、特に中国南部ではスッポンやウナギの養殖に使われている。

(記事引用-朝日新聞)
【上海=西村大輔】25日に香港で販売されていた卵から有害物質メラミンが検出された問題を受けて、米小売り大手のウォルマート中国法人は28日、中国国内にある115店舗で、メラミンが検出された卵の生産業者の商品を一斉に引き揚げることを決めた。同社は「中国で検出されたわけではないが、消費者の利益を保護するために回収した」としている。

 問題となっている卵を生産していたのは、遼寧省の「大連韓偉養鶏有限公司」。同社は中国の養鶏業大手で、日本で三井物産が16日にメラミン混入を発表した乾燥全卵の製造元「大連韓偉食品」と同じグループの企業。

(記事引用-産経新聞)
今年8月の北京五輪を前に、世界が早くから関心を寄せていた一つに、食の安全問題があった。毒野菜、汚染米から成長ホルモン剤や抗生物質を投与された養殖魚介や食肉類まで、中国食品の悪名は世界にとどろいていたからだ。

       ( 中略 )

 数年前、子供を出産した中国人夫婦に粉ミルクを贈った。そのとき希望を尋ねると、輸入品との答えだった。日本の乳業メーカーの知人によると、乳幼児用粉ミルクは、原乳から厳格な管理と生産技術が必要だが、中国製品の中には国際基準に達していないものもあるという。

 輸入品や外資系メーカー品は、国産品に比べ3~5倍もしながら、全体のシェアの半分近くを占める。大事な一人っ子をより安全に育てたいとの親心によるが、経済的余裕のない家庭ではそうはいかない。

 有害物質のメラミンが混入、数人の乳児が死に、数万人が深刻な腎障害を起こした今回の事件。メーカーの三鹿乳業(河北省石家荘市)は、粉ミルク製造では国内の18%余のシェアを誇り、今年1月には乳業界で唯一、国家科学技術大賞の表彰を受けていた。

 事件の全容は明らかでない。分かっているのは、生産者が原乳のタンパク質量を増やすため、有害物質のメラミンを混入させたというものだが、だれがその「知恵」を授けたのかは不明のままだ。

 事態の深刻さは、三鹿だけでなく、蒙牛、伊利など有名企業を含む他のメーカー22社の製品からもメラミンが検出されたことだ。中国の乳製品は海外市場から締め出され、国内でも売り上げが激減した。

 事件の背景は複雑だ。4年前、安徽省でニセ粉ミルク事件があった後、中国乳業協会理事らは、ニセ牛乳の製造が1990年ごろから始まり、95年以降、偽造技術が高まったと証言している(「新民週刊」2005年3月)。

 過当競争の中で、業界は零細な牧畜農民からの買い上げ価格を引き下げ、時には専門家が原乳水増しや偽造の手口を授けたともいわれる。利益優先主義がさまざまな不良製品を生んできたのは乳業界に限らない。

 5年前、新型肺炎SARSに見舞われた際、当局による隠蔽(いんぺい)工作が被害を拡大したのは記憶に新しい。今回も石家荘市当局は三鹿乳業から8月2日に報告を受けながら河北省政府への報告は1カ月以上後だった。

 市当局によると、その際、三鹿側は製品の回収をする間、メディアへの公表を抑えるよう要請、それを了承していた。日中間で問題になった冷凍ギョーザ事件でもそうだが、官業癒着の構図がここにも見える。

 それによって失われたのは、国民の健康と国家の信用にほかならない。特に食の安全問題では、安全基準の整備や定期的立ち入り検査などに加え、問題発生時の速やかな情報公開が不可欠だ。

 そう書いてきて、日本国内でも食をめぐる不祥事続発を思い起こす。ある中国の研究者は「利潤は道徳を信じず、市場は涙を信じない」と断じた。企業に道徳など期待するなという意味だが、対岸の火事といえないのが悲しい。


【熟年ドラキチ】

三鹿だけでなく、蒙牛、伊利など有名企業がこんな事をしているのが、一番深刻な
問題だと私も思う。 中国の国民も、もはやそれら国内トップメーカーの粉ミルク
でさえ信用をしていない事が、価格が3~5倍する輸入品を買うようにして、
輸入品のシェアが半分もあるという事に現われている。

アメリカのスーパー大手のウォルマートも中国での115店舗で、メラミンが検出
された業者の製品を一斉に撤去。

中国国民は既に「うすうす知っていたこのメラミン混入食品」だが、
私達日本人から見れば、予想もしない「とんでもない出来事」だ。
こんな風だと、一体何を信じて食品を買ったらいいか解らなくなってしまうのでは
ないだろうか。
粉ミルクでは業界最大手3社もメラミンを混入させているという始末だし。

約20年前くらいから、積極的な経済開放政策で自由主義経済を取り入れてきた
中国。 確か25年位前は中国の人も皆、服装も人民服を着ていたと思う。
その当時、私は日本の長崎の三菱重工の造船所で、中国が発注した
外交船舶(外国貿易船舶)の仕事で、中国人とビジネスをした記憶がある。
造船所にやってきた中国人の船長、機関長はじめ船員も皆、人民服だった。

その中国も今では人民服を着ている人を見つけるのは、私が2年前に行った
上海、杭州、天津、青島、大連でも至難の業であった。
30年位前は国営企業だけの経済活動の国が、この25年くらいで一気に
自由主義・市場経済を取り入れて、勢い「儲け中心主義・拝金主義」に
走りすぎている感がある中国。 
成長率10%前後という急速な経済発展には、こんなモラルハザードが裏側には
起こっている。

まぁ~考えようによれば、同じような現象は日本にもあったと言えるが。
食品や飼料にメラミンを混入という事は日本では起こらなかったが、
日本も急速な高度経済成長で突き進んでいた時は(私の子供から学生時代だが)、
公害問題の水俣病、四日市ぜんそく、川崎の大気汚染、神通川のイタイイタイ病。
そして夏の晴れた日には、「光化学スモッグ注意報」。この光化学スモッグの
ニュースで私は東京に石神井(しゃくじい)という地名があるのを
子供の頃に知ったのである。
今でも石神井と聞くと、「光化学スモッグ」と反射的に出てきてしまう。(苦笑)

中国で今、食の安全を脅かす問題はちゃんと解決するように、中国政府も
しっかり行政指導をすることを私は望むが、中国だけが問題だと済ますわけには
産経新聞の記事にあるように、いかない。

日本でも「金儲け」のために食品偽装した事件は最近でも起こっている。
産地偽装、ミートホープ事件、比内地鶏偽装、記憶に新しい事故米汚染米事件。

産経新聞の記者が書くように、「決して対岸の火事」のように扱うのは
私も危険だと思う。


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日本シリーズ巨人VS西武、西武は若返ったなぁ~

2008-11-01 | ドラゴンズ

我が中日ドラゴンズはCSで巨人に敗れ、主力選手は体の手入れ、
それ以外の選手はナゴヤ球場と阿久比球場に別れて秋季キャンプ。

そしてファンの私は、ドキドキする事もなく週末の夜に巨人VS西武の日本シリーズを
テレビで観戦。
ドキドキせず客観的に見えるのも悪くないが、やっぱり私としても盛り上がりに
欠ける日本シリーズ。

まぁ~ 巨人でも西武でもどっちが勝とうが関係ないというのが、私に盛り上がる
気持ちを起こさせないみたいだぁ~。
やはり野球は、攻撃の時に「ここで打ってくれ~~~と」、
そして守備の時には、ピンチを迎えて「ここをなんとか抑えてくれ~~~」と
感情移入するから面白いという事を再認識。

まぁ~しょうがないかぁ~。 ドラゴンズが日本シリーズに出ていないんだから。

今日の日本シリーズ第1戦は、2-1で西武ライオンズの勝ち。
先発の涌井、と 巨人の上原の投手戦で始った。

今日見ていて、気がついたことは
 1.テレビ解説の江川卓はやっぱり凄いなぁ~と。 それとゲスト解説で
   来ていた日本ハムファイターズのダルビッシュ投手もの解説も。
   ここでどんな球を投げたらいいかという所で、江川の試合全体からと、
   ピッチャーの調子、バッターの特徴を合わせてはじき出す結論は
   やっぱり舌を巻くほど素晴らしい。
   そしてダルビッシュ投手も現役投手らしく、この打者には「こうやって
   攻めないといけない。 ここは打者が得意としている」とか。
   巨人先制点を叩き出したラミレスには、内角の速球では「詰まってライト前」
   が怖いと、打つ前からダルビッシュは指摘をしていた。
   そして巨人の先制点はラミレスのこの内角球を詰まったライト前ヒットで
   あげてしまった。

   以前も私のブログで書いたが、私が住む東海地方は地元放送局の
   東海ラジオ・テレビ、CBCテレビ・ラジオ、中京テレビ、名古屋放送、
   テレビ愛知がドラゴンズの試合を中継してくれる。

   解説者はドラゴンズOB中心なのだが、本当に結果論でグダグダ言う
   解説者が多くて嫌になってしまう。
   もしくは、精神論に持っていきがちな解説。

   もう少し、この地方の解説者も勉強して欲しいし、解説者はどうあるべきか
   考えて欲しいものだ。
   特に私が聞くのも嫌になっちゃう解説者、
     藤波行雄、小松辰雄、木俣達彦、。

   逆に耳を傾ける事ができる解説者、
     牛島和彦、山田久志、稲葉光男。

 2. 西武の選手の若返りには驚いた~~~~
    2004年の5年前は、中日と西武が日本シリーズを戦った。
    その時のメンバーで今日の先発メンバーはキャッチャーの細川だけ。
    (確かショートの中島は5年前は怪我じゃなかったかな~)
    5年前当時の3,4,5番のクリーンアップは、フェルナンデス、カブレラ
    和田ベンちゃん。 今はこの3人全て西武にいない。
    
    今日の西武のメンバーを見て、ドラゴンズの若手の選手も頑張って
    欲しいものだ。 デーブ大久保の打撃指導の賜物か、皆バッターは
    思い切りのいいバットの振りをしていた。

結局西武VS巨人の日本シリーズを見ても、行き着くところはドラゴンズに
向かっていってしまう私。
もうこれは、中日ドラゴンズ中毒症候群だろうなぁ~~~~~(苦笑)    


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