本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

腕時計の電池交換(その1)

2011年12月30日 22時39分46秒 | 腕時計
 今日もオーディオネタではありません。

 私の趣味の一つにデジタル腕時計のコレクションがあります。主に集めているのは1970年代末期から1980年代初期に発売された液晶デジタル。現在ではデジタル腕時計なんて「安物」のイメージがあり(なんせ100円ショップで売ってるくらいですから)、いい大人がつけていると奇異の目で見られることもありますが、当時は値段も高く、旧来型のアナログ(針)式より格は上だったように思います。舶来物やブランドものは別として。

 液晶デジタルが初めて日本で商品化されたのは1973年。セイコー(諏訪精工舎製)がリリースしたモデルで、135,000円もするものでした。世界初の秒表示がウリで(それまでは時、分のみ)、ボディにはチタンが使われていました。以後、年を追うごとに高性能化、小型化、低価格化が進み、70年代末頃には25,000~30,000円のものが売れ筋となりました。この頃はテレビCMも結構流れており、そのタイアップ曲は必ずヒットしました。財津和夫の「Wake Up」や甲斐バンドの「HERO(ヒーローになる時、それは今)」とか。自分は当時小学4~5年生位でしたが、チューリップ(財津和夫がリーダー)や甲斐バンドの大ファンでしたので、やはり彼らの曲が流れるCM(出演もしていた)に釘付けとなり、必然的にデジタル腕時計を欲するようになってしまいました。

 しかし、25,000円~30,000円もする腕時計ですから、とても小学生の買えるシロモノではありません。学校帰りに時計屋の店先で指を咥えて眺めている、という状態が続きました。結局、私がデジタル腕時計を手にしたのは中学一年の正月。1月4日にお年玉全額を握りしめ、時計屋の開店と同時に購入。定価10,000円、セイコーの廉価ブランド「ALBA(アルバ)」のものでした。デジタル時計としては安物でしたが、しばらくは嬉しくて寝るときも身につけていました。アラームをセットして。

 で、その幼い頃のデジタル腕時計への憧憬というか、ノスタルジーというか、飢餓感が、大人になって「ヤフオク」を知った瞬間爆発してしまいました。。。。。



ドーン。

 集めも集めたり、その数50本以上。写真に写っているのはその一部となります(自動巻きもちらほら)。ここまで多くなるとメンテが大変です。デジタルですから定期的に電池を交換しなければなりません。電池切れの状態でほっとくと電池が液漏れを起こし、ムーブメントがやられます。普段から気付き次第電池交換しているのですが、気付かないままになっているのも多々あります。この電池交換及び時刻合わせが、毎年年末の恒例行事となっているのです。

今回電池交換する腕時計たち。

 交換は自分で行います。いくつか専用の工具が必要になりますが、その工具も今ではダイソーなんかで入手できます。わざわざお金を出して時計屋で交換してもらうのはもったいないです。電池交換の様子は明日アップすることにします。


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1 コメント

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フジテレビの吉柴です。 (yoshishiba)
2012-02-03 14:34:47
初めまして。
ただいま、百識王という番組で大人買い(仮)というテーマで番組制作を考えております。
昔欲しかった腕時計を集めるという、素敵な趣味のどむぞう様とぜひお話ししたくメールしました。
コレクター歴や収集のきっかけなどをお教え頂けませんか。
下記メールアドレスまでご返答頂けますと助かります。
何卒よろしくお願い致します。
toshiomi.yoshishiba@d-com.co.jp
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