本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

Phat Phunktion @ Cotton Club

2012年04月12日 23時59分30秒 | ライブレビュー
 今日は待ちに待った「ファット・ファンクション」を聴きにコットンクラブへ逝ってまいりました。


 
 この来日公演、本当は去年の11月にやるはずでしたが、アーティスト都合により延期となっていたものです。その時の恨みつらみはバンドの紹介とともに拙ブログ「Phat Phunktionについて。」に書きました。5ヶ月も待たされたこのファット・ファンクション、やはり噂どおり素晴らしいライブバンドでございました。

 今回の来日メンバーは以下のとおり。

 Tim Whalen (key,vo)
 Al Falaschi (ts,vo)
 Courtney Larsen (tb)←紅一点
 Jon Schipper (tp)
 Jim Doherty (tp)
 Vincent Jesse (g)
 Nick Moran (b)
 Darvonte "Turbo" Murray (ds)
 Pauli Ryan (per)

 前にも書きましたが、このバンド、タワー・オブ・パワーやアース,ウインド&ファイア等の大型セルフコンテインドブラスファンクバンド(長っ!)に影響を受けており、とくにTOPからの影響はしだるまです。一部では「次世代のTOP」なんて呼ばれております。現在までにアルバムを5枚リリースしておりますが、日を追うごとにオリジナリティを獲得、単なるTOPのフォロワーから脱却しております。乱暴な言い方をするとTOPにHipHopを足したようなバンドなのです。

 で、肝心のライブでの「音」ですが、ブラスは華麗で音離れがよく、リズムはマッチョ。圧倒的な演奏技術でオーディエンスをノックアウトしてくれました。確かにTOPと比べると、バリサクがいない分だけブラスの厚みが若干弱く、またロッコ+ガリちゃんのような超個性的なリズム隊でもありません。ボーカル専任メンバーがいないので、曲調も一本調子になりがちです。しかし、これはTOPと比べるのが間違いというもの。Al Falaschiのラップはこのバンドの現代性を象徴しているし、Tim Whalenのキーボードも現代のジャムバンド的です(←うまく表現できないw)。若い人にはTOPよりもこちらのほうが親和性が高いと言えます。いいバンドです。

 セットリストをメモりました。間違っていたらごめんなさい。

1 You Want It All
2 Higher
3 Knockin' Em Down
4 Never Be The Same
5 Miss Madison
6 Whatcha Gonna Do?
7 Don't Destroy The Funk
8 Untitled(Weekend Special)
9 Jupiter ← EW&Fの曲ね
10 Well Run Dry
11 You And Me
12 不明
13 Stand Up
14 不明(アンコール)Soul Power ← JBの曲ね

 このファット・ファンクション、今回の来日では今日明日のコットンクラブと日曜のモーションブルーの三日間しか公演を行いません。次いつ来日するかわからないので、興味ある方はこの機会をお見逃しなく。

(追記)
 アンコールの曲、思い出しました。James Brownの「Soul Power」でした。盛り上がりすぎて最後の曲だけメモし忘れてしまい、このブログを書く時点ではどうしても思い出せなかったのですが。途中で「ゲロッパ!」も織り交ぜていました。


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