
久しぶりに新規ジャンクに着手。2ヘッドのカセットデッキ、ナカミチのRX-202です。これは2年位前にオクで落札したものの、ずっと手を付けずに放置しておったものです。

これはリバースデッキなのですが、そのリバース方法がユニークということで有名です。上掲のパンフ写真を見てもらうとわかりやすいのですが、なんとカセット自体が「くるりんぱ!」とひっくり返るという、上島竜兵も真っ青のリバース動作なのです。むかーし、自分がやっていた秘技「マニュアル・リバース」(単に手でカセットをひっくり返すだけなのですが)を自動化してくれた素晴らしいモデルなのです。くるりんぱ機構以外の部分は通常のワンウェイデッキと同じなので、リバース時におけるアジマス狂いの心配がありません。さすがナカミチさん、音のためなら大胆なことをやりますねえ。

で、早速開腹。ベルトは溶けていませんでした。そこで、メカの動きを見るためにカセットをセットしてプレイボタンを押してみました。そしたら・・・

サクっと再生。。。。
テープが走行しないというジャンクのはずなのですが、サクっと再生できちゃいました。録音も試してみましたが、こちらも問題なし。拍子抜け。
さーて、困りました。せっかく修理を楽しもうとゲットしたのに・・・普通は喜ぶところなんでしょうケド。
いろいろ弄ってみると、録再ボリュームにガリがあることが判明。ボリュームメンテだけでお茶を濁そうか思案中です。
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