本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

Technics RS-B85(その2)

2012年05月26日 23時26分10秒 | カセットデッキ
 今日はボリュームのクリーニングから。


 ボリュームは全部で4つ(REC、BIAS、BALANCE、OUTPUT)。4つとも真っ黒。


 NRセレクタとTIMERスイッチも分解クリーニング。


 メカを戻す前にこの状態で動作チェックしましたが、新品のモードベルトにしたにもかかわらず、まだスリップしている様子。再度メカを分解し、直径がもうちょっと小さめのベルト(直径48ミリ・太さ1.6ミリ)に交換。スムーズに動くようになりました。


 アジマス、テープスピードを調整。再生レベルもちょっと弄りました。


 アジマス調整ネジに付けたネジロックが乾いたので「ナイトフライ」で録再テスト。NRはオフ、テープはビクターのノーマル「GET'S」です。若干高域が甘めだったのでバイアスを一目盛浅くしたところ、なんとか満足できる音質になりました。しかし、録再レベル調整をきちんとやっていないので、ドルビーCをオンにすると不自然な音になってしまいます(NRは使わないので問題ありませんが)。かたやdbxオンでは特に問題なし。dbxの原理が単純な圧縮・伸張だからですかねー?

 無骨なデザインは割りと気に入っているんですが、音は可もなく不可もなくって感じの中級機ですので、こいつも常用ってことにはなりませんね。また眠ってもらうことにします。


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