本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

TOSHIBA Walky KT-R2 (その3)

2012年03月18日 21時31分52秒 | ウォークマン

 ケミコン届きました。今後のために多めに購入。


 全てのケミコンを交換。古いのを取り外すのがえらい大変でした。脱肛しているものが多数あったので、この交換は正解でしょう。

 ケミコンも交換したし、一気に仕上げまで持って行こうとしたのですが・・・7時からテレ朝の「仕事人バンク」を見てしまい作業は中断。先日の「和風総本家」もそうでしたが、こういった日本の職人技を見るのが好きでして。今日の「仕事人バンク」はタンザニアで井戸掘り&かまど作りでした。両方とも大成功。いい仕事しますねえ。同じ日本人の端くれとして誇らしい気持ちになります。

 ということで今日はメンテ終了。最後に、かまど作りの左官職人さんに敬意を表して、ニーヌ・マッケンジーの「左官職人こね太郎」(作詞・作曲 新沼謙治)のリンクを貼っときます。新沼謙治って、歌手になる前は左官職人だったのです。知ってた?

ボリュームの分解清掃

2012年03月18日 10時56分14秒 | メンテノウハウ等
 オルガン男さんにボリュームの分解清掃のやり方についてコメントをいただきました。コメント欄に返信を書いていたのですが、妙に長い文章になってしまったので、こちらに新規投稿という形でカキコ。

 ボリュームのガリは、古いモデルでは必ずといっていいほど発生します。どのような方法がベストかはわかりませんが、私の自己流清掃方法は以下のとおり。

A 完全に分解できるタイプのもの(基本の清掃方法)
 1 アルコールに浸した綿棒で扇動子とカーボン面を清掃
 2 カーボン面にタミヤの接点グリス塗布

B ある程度までしか分解できないタイプのもの
 1 アルコールに浸した綿棒でカーボン面を清掃
 2 扇動子とカーボンの隙間にアルコールで濡らした紙を挿し込み、これを前後にスライドさせて扇動子の汚れを溶かす
 3 更に乾いた紙で同じ事を繰り返し、汚れを取り除く
 4 カーボン面に接点グリス塗布

C 全く分解できないタイプのもの&分解するのが面倒くさいタイプのもの
 1 隙間からエレクトロニッククリーナーを噴射、シャフトをグリグリ回転。
 2 隙間から接点復活剤を少量噴射、シャフトをグリグリ回転。
 3 最後にエアダスターで余分な接点復活剤を除去(接点復活剤は揮発性が全く無いため)。

 以上のことをやってもガリが取れない場合、超音波洗浄器にぶち込むという荒業もやったことがあります。

 ちなみに自分はカーボン面に鉛筆の芯(これもカーボン)を塗るってことはやってません。あれ、プラグ等の動かさない部分には有効かも知れませんが、ボリューム等のスライドする部分では塗りムラが心配ですし、また、芯粉が定着せず扇動子で削れてしまうからです。

 ご参考になりましたでしょうか・・・・?