本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

ジャンクレコード箱の中から ~ 「面影」篇

2012年03月06日 23時16分17秒 | ジャンクレコード
 本日ご紹介するジャンクレコードは、ドラマ「Gメン75」のエンディングテーマだった「面影」です。発売元は日本コロムビア、カタログナンバーはP-418、昭和50年7月に定価500円でリリースされたものです。しまざき由理という方が歌っております。哀愁漂うとてもいい曲で、当時の自分はドラマ本編が終わってすぐにテレビを消そうとする親を制し、テレビの真ん前で聴き入っておりました。そして、その美声から「すごーく色っぽくて綺麗なお姉さん」が歌っているものと勝手に想像し、小学生という身分ながらドキドキしておりました。おませですね。B面は「Gメン75のテーマ」。ドラマのオープニングテーマです。

 ドラマ「Gメン75」は丹波"大霊界"哲郎をメインキャストに据えた刑事もので、1975年(昭和50年)5月から7年間に亘ってTBS系で放送されました。オープニングは、滑走路と思しきでかいアスファルトの道を、丹波を真ん中に7人の刑事が横一列になって歩く姿を正面から撮影したものでした。芥川隆行の「ハードボイルド Gメン75 熱い心を強い意志で包んだ人間たち・・・」というナレーションがかぶるんですよね。残念ながらこのシングルB面の「Gメン75のテーマ」にはそのナレーションが入ってませんが。

 このシングルは「100枚セットで1000円」というジャンクレコードの山に入ってました。こいつをその山から見つけたときは狂喜乱舞しましたねえ・・・で、数十年間思い焦がれていた歌い手さんのお顔をジャケットに探しました。

  ・・・ん?


 (つд⊂)ゴシゴシ・・・


 ( ゜д゜)


 (つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
 

 (;゜д゜)

  ・・・・ああ・・・この方が・・・歌って・・・・・・・・・たのか・・・・

 いやいやいや、これはたまたま写真写りが悪かったのかも知れません。この「面影」、別ジャケット盤もあるので、そちらの写真も見てみましょう。




 ドーン!


 ・・・・・失礼ですね、自分。ええ、勝手に想像してた自分が悪いのです。ごめんなさい。

 (^O^)

 (^O^)

 (^O^)

 この方、歌うまいですよね。当時小学生だった自分を魅了してしまう歌声。それもそのはず、ジャケ裏のプロフィールを見るとこのしまざきさん、なかなかすごい人だということがわかります。抜粋してみましょう。

 『小学校6年生のときフジTV「チビッコのど自慢」でチャンピオンとなる。以後「みなしごハッチ」「国松様のお通りだい」「ハクション大魔王」等のテレビ番組主題歌を吹き込む。』

 ほうー、ハッチや大魔王もこの方が歌ってたんですか・・・ふむふむ。それで・・・

 『現在、東京女子体育大学1年生』  


 だ・い・が・く・い・ち・ね・ん・せ・い・だ・と・ぉ・・・\(^o^)/

 
 ・・・勝手に30代だと思ってました。。。。昔のメイクってちょっと老けてみえるもので。。。しまざきさん、かえすがえすスミマセン。


 そうそう、「面影」のユーチューブリンクを貼り忘れてました。リンクは、当時の自分の勝手な想像を尊重してこちらの「面影」をセレクトさせていただきました。

 ついでにもう一つリンク。中森明菜ヴァージョンの「面影」です。これもいいですねえ。この曲は明菜の「ムード歌謡 ~歌姫昭和名曲集~」に収録されています。あたしゃこの「面影」が聴きたいばかりに、明菜盤買っちゃいましたよ。収録されている他の曲もチョベリグ(古い!)です。

 なお、しまざきさんのオリジナルは「Gメン75 シングルコレクション」で聴けます。これはまるごとGメンですな。リンク先では3曲目が「追憶」となってますが、これは「追想」の誤り。やはりしまざきさんが歌ってます。実を言うとこの「追想」もシングル持ってます。



 ホッとしました。美しい方でした。やはりメイクのせいでしたね。この曲もチョベリグです。しまざきさん、変なこと書いてごめんなさい。