まずは失敗してもダメージが少ないジャンクからメンテします。
開腹。内部はざっくりとした作りでメンテ性良。
案の定、ゴムベルトがベロベロになってました。
電源が入らないのは電池ボックス端子のサビが原因。ルーターで磨きます。
キャプスタンを回転させるベルトは直径45ミリのを使いました。
こちらはリールを回転させるベルト。これもベロベロ。ちょっときつめですが直径25ミリを使いました。
幸いにもコンデンサは液漏れしてませんでしたが、容量抜けはあると思います。交換はしません。写真真ん中にあるリーフスイッチも錆びていたのでルーター研磨。
おおっ、松下の2SB324が使われちょる。
ケースも分解してクリーニング。今日はここまで。明日は飲み会なので、再開は土曜日だなあ。
さて、CP-1です。先日の記事ではLo-Dと紹介しましたが、実際はパディスコですね、日立のラジカセのブランド。Lo-Dは日立のコンポのブランド名です。
ホントは昨日メンテに着手しようとしていたのですが、飲み会で終電なくしてまさかの午前様。今日は所用で着手できず。ということで、とりあえず内容物の確認。折角のデッドですから。
まず箱の裏面。
腰に装着している写真がありますが、当時はこれがナウいヤングの象徴だったのでしょう。野暮ったすぎる。この写真はかおる嬢じゃあないと思います。
で、これが内容物。本体の他にヘッドホン、キャリングケース、ショルダーベルト、バッテリーパック、デモテープが同梱。ヘッドホンパッドは加水分解してボロボロでした。デモテープは「EIJI NISHIKI」と記載されてますので、西木栄二の曲なのでしょう。まだ聴いておりません。
取説等。保証書はもちろん未記載です。
実をいうとジャンクでもう一台持ってます。これは電源入らないシロモノ。モーター音もしないです。デッドをメンテする前に、こちらで練習しときましょうかねえ。
ホントは昨日メンテに着手しようとしていたのですが、飲み会で終電なくしてまさかの午前様。今日は所用で着手できず。ということで、とりあえず内容物の確認。折角のデッドですから。
まず箱の裏面。
腰に装着している写真がありますが、当時はこれがナウいヤングの象徴だったのでしょう。野暮ったすぎる。この写真はかおる嬢じゃあないと思います。
で、これが内容物。本体の他にヘッドホン、キャリングケース、ショルダーベルト、バッテリーパック、デモテープが同梱。ヘッドホンパッドは加水分解してボロボロでした。デモテープは「EIJI NISHIKI」と記載されてますので、西木栄二の曲なのでしょう。まだ聴いておりません。
取説等。保証書はもちろん未記載です。
実をいうとジャンクでもう一台持ってます。これは電源入らないシロモノ。モーター音もしないです。デッドをメンテする前に、こちらで練習しときましょうかねえ。
しまりすさんのコメントで、三田寛子がソニーWA-33のCMをやってたのを知りました。気になってユーチューブを見てみたら、WA-33のCMこそありませんでしたが、同じソニーのTC-FX6のCMがありました。これがめちゃくちゃかわいいわけで・・・。デビューCMですって。やはり所属していたソニー系列のレコード会社「CBSソニー」一押しの新人だったんでしょうねえ・・・納得の人選です。しかしこの人、アイドル時代は「不思議ちゃん」でしたけど、梨園に入ってからは評判がすこぶるいいですね。全然老けないし。うん、素晴らしい。
当時は結構アイドルをウォーキングステレオのCMに使っていましたね。自分は当時のウォーキングステレオを見ると、そのアイドルの顔が思い浮かびます。ちょっと挙げていきましょう。
ソニー:松田聖子・三田寛子(CBSソニー組。三田寛子は記憶にありませんでしたが。)
東芝:原田知世・本田美奈子(東芝EMI組)
シャープ:松本伊代(なぜかビクター所属)
・・・ってそんなに多くなかったか。
おっと、Lo-D(日立)を忘れてはイケマセンね。Lo-Dは・・・この方です。
杉田かおる嬢。
デッドストックのCP-1です。近い内にメンテします。今回のカキコはCP-1のイントロダクションなわけで・・・。
当時は結構アイドルをウォーキングステレオのCMに使っていましたね。自分は当時のウォーキングステレオを見ると、そのアイドルの顔が思い浮かびます。ちょっと挙げていきましょう。
ソニー:松田聖子・三田寛子(CBSソニー組。三田寛子は記憶にありませんでしたが。)
東芝:原田知世・本田美奈子(東芝EMI組)
シャープ:松本伊代(なぜかビクター所属)
・・・ってそんなに多くなかったか。
おっと、Lo-D(日立)を忘れてはイケマセンね。Lo-Dは・・・この方です。
杉田かおる嬢。
デッドストックのCP-1です。近い内にメンテします。今回のカキコはCP-1のイントロダクションなわけで・・・。
さてさて、昨日メンテしたRX-1950ですが、以前ネットで拾ったカタログ画像があったのでちょっと見てみましょう。
「ステレオGOに耳をすますと 恋も、旅も、スポーツもステレオになる。」というイミフなコピー
スペックは、実用最大出力:30mW+30mW、電池持続時間:約3.5時間(ネオハイトップ)・約5時間(アルカリ)、電源:単3乾電池4個または電灯線(別売ACアダプタ使用)とあります。出力はソニーのTPS-L2(15mW+15mW)、WM-2(20mW+20mW)に比べるとかなり大きいですね。ちなみに現在のウォーキングステレオは5mW+5mWが主流。これはヘッドホンが音漏れしまくりのオープンエア型から能率の良い密閉型(しかもインナーイヤーやカナル)に移行したのに伴う変化です。ヘッドホンステレオはこのヘッドホンの変化とモーターの改良で驚くほど省電力化されました。80年台中頃に発売されたWM-20(聖子ちゃんでお馴染み)では単3一本にまでなりましたから。インナーイヤータイプのヘッドホンはトリオが発売したのが最初だったように記憶しております。電源欄にある「電灯線」とは家庭用コンセントのことです。80年初頭までのカタログではこの表記が一般的でした。
では実機を見ていきます。
上部です。スライドスイッチは左から「ラジオ-テープ切替」、「テープセレクタ」(メタルは再生のみ)、「モノ-ステレオ切替」、「バンド切替」。マイクジャックも付いています。
テープ操作部。一つだけ独立しているのがイジェクト・ポーズ兼用のスイッチ。しっかりしたポーズスイッチがあるってーのもこのモデルがラジカセの流れを汲んでいる証。エアチェックに重宝します。左端はモノラルマイク。ロッドアンテナは5段で伸ばすと46センチくらいになります。
テープカウンタとダイヤルスケール。FMは108MHzまでのワイド仕様なので、TV1~3chの音声も停波するまでは聴けました。
フルオートストップとオートマチック・レベル・コントロールの表記。録音レベルの調整はマニュアルではできません。
裏面。ACアダプタジャックがこんなとこに。
音はやはりハイが弱く、ルックスどおりの野暮ったい音です。新品当時はどうだったかわかりませんが。
ちなみにこれ、モノラルバージョンも販売されてました。
こちらのコピーは 「スポーティなラジカセ。」 旅や恋に無縁な方はこちらをどうぞ
松下はこの「ステレオGO」に続き、更に軽量・小型化したブラッシュアップ機「GO2」を発売しました。しかし、自分はその後のGOブランド機種は記憶にありません。多分、松下もウォーキングステレオとしての正常型である「way」や「JUMP」のブランドに注力していったのだと思われます。あくまでも「GO」はラジカセとしてのブランドで、その中途半端なスタイルが市場から嫌われたのでしょう。現在もジャンク市場での人気はなく、こんなの修理して喜んでいる酔狂な人間はそうそういないと思われます・・・かくいう自分は喜びまくりですがw
「ステレオGOに耳をすますと 恋も、旅も、スポーツもステレオになる。」というイミフなコピー
スペックは、実用最大出力:30mW+30mW、電池持続時間:約3.5時間(ネオハイトップ)・約5時間(アルカリ)、電源:単3乾電池4個または電灯線(別売ACアダプタ使用)とあります。出力はソニーのTPS-L2(15mW+15mW)、WM-2(20mW+20mW)に比べるとかなり大きいですね。ちなみに現在のウォーキングステレオは5mW+5mWが主流。これはヘッドホンが音漏れしまくりのオープンエア型から能率の良い密閉型(しかもインナーイヤーやカナル)に移行したのに伴う変化です。ヘッドホンステレオはこのヘッドホンの変化とモーターの改良で驚くほど省電力化されました。80年台中頃に発売されたWM-20(聖子ちゃんでお馴染み)では単3一本にまでなりましたから。インナーイヤータイプのヘッドホンはトリオが発売したのが最初だったように記憶しております。電源欄にある「電灯線」とは家庭用コンセントのことです。80年初頭までのカタログではこの表記が一般的でした。
では実機を見ていきます。
上部です。スライドスイッチは左から「ラジオ-テープ切替」、「テープセレクタ」(メタルは再生のみ)、「モノ-ステレオ切替」、「バンド切替」。マイクジャックも付いています。
テープ操作部。一つだけ独立しているのがイジェクト・ポーズ兼用のスイッチ。しっかりしたポーズスイッチがあるってーのもこのモデルがラジカセの流れを汲んでいる証。エアチェックに重宝します。左端はモノラルマイク。ロッドアンテナは5段で伸ばすと46センチくらいになります。
テープカウンタとダイヤルスケール。FMは108MHzまでのワイド仕様なので、TV1~3chの音声も停波するまでは聴けました。
フルオートストップとオートマチック・レベル・コントロールの表記。録音レベルの調整はマニュアルではできません。
裏面。ACアダプタジャックがこんなとこに。
音はやはりハイが弱く、ルックスどおりの野暮ったい音です。新品当時はどうだったかわかりませんが。
ちなみにこれ、モノラルバージョンも販売されてました。
こちらのコピーは 「スポーティなラジカセ。」 旅や恋に無縁な方はこちらをどうぞ
松下はこの「ステレオGO」に続き、更に軽量・小型化したブラッシュアップ機「GO2」を発売しました。しかし、自分はその後のGOブランド機種は記憶にありません。多分、松下もウォーキングステレオとしての正常型である「way」や「JUMP」のブランドに注力していったのだと思われます。あくまでも「GO」はラジカセとしてのブランドで、その中途半端なスタイルが市場から嫌われたのでしょう。現在もジャンク市場での人気はなく、こんなの修理して喜んでいる酔狂な人間はそうそういないと思われます・・・かくいう自分は喜びまくりですがw