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本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

National RX-2700 (その4)

2013年03月02日 23時48分03秒 | ラジカセ
 今日は年末に手をつけてそのままになっていたNational RX-2700をフィニッシュまでもっていきました。


 当初はベルトをバンコードで代用していましたが、やはりお気に入りのモデルなので、ちゃんとしたゴムベルトに取り替えました。千石電商の太さ1.2ミリ・直径90ミリの角ベルトです。


 テープスピード調整。テープカウンタの上にある半固定VRで行います。


 組み上げて完成。内蔵SP(直径5センチ!)の音質はポケットラジオ相当ですが、ステレオヘッドホンで聴くと予想以上にいい音が楽しめます。


 操作部です。ラジカセとして必要最小限のスイッチしかありません。


 右サイドには選局ダイアルと左右独立のスライドボリューム。


 左サイドにはACアダプタージャック(6V)とヘッドホンジャック、マイクジャック(ストラップに隠れてますが)があります。


 カセットホルダオープン。こういうタイプは壊れやすいんですよね。


 録音状態にするとRECインジケーターが点灯。


 カバーをつけた状態。後ろにはベルト通しがあります。


 デッキ部の音質もよく、コンパクトで非常に完成度の高いこの「旅カセ」。気持ちに余裕が出てきて旅行に行けるようになったら、i-Podの代わりに持って行ってあげたいです。それまではベッドサイドで活躍してもらうことにします。

National RX-2700 (その3)

2012年12月19日 23時28分11秒 | ラジカセ
 今まで数多くラジカセを修理し、それなりに修理テクがあるつもりの自分ではありますが、このRX-2700、そんな自分でもかなり修理が難しいモデルです。一度バラしたら組立が厄介なのだ。


 特にこのフレキの部分。基板にハンダ付けするのですが、これがまた短いうえに奥まったとこにあって位置修正が困難。その奥には録音アンプ切替スイッチがあって、これもまたメカのレバーとうまく咬み合わない。コンパクトにしすぎて、メンテ性がトレードオフされてます。


 格闘すること二時間・・・やっとこさここまで漕ぎ着けました。ガリのあったボリューム(スライド式)は、無水アルコールで清掃して接点グリスを塗布。その他のスイッチはグリグリしただけで接点の汚れがとれたようです。FMの感度も問題なし。


 テープの走行テスト。テイクアップリールが滑り気味だったので、リール外周のアイドラをS-721Hでクリーニング。巻き始めは若干スリップするものの、実用に問題のないレベルになりました。

 次回はテープスピードの調整から始めます。

National RX-2700 (その2)

2012年12月17日 22時32分43秒 | ラジカセ

 さて、バンコードを使った丸ベルトが出来上がりました。念のため長さを変えて3本作ってみましたが、うち1本は結んであった部分で作ったので、ちょっとひしゃげちゃっております。


 世間ではバンコードを溶接するのに「ノギス」を使うのが一般的になっているようです。しかし、自分はフリーハンドでエイヤッとくっつけちゃいます。自分の指先のほうが微調整が利きますので。溶接部のバリは爪切りで取り除きます。


 メカに組み付けます。幸いにもひしゃげているやつじゃないものがフィットしました。

 ここから先の組み付けは半田ごてを使用します。しかし今日はもう飲んじゃっているので、この作業は明日以降に後回し。で、酔っ払いながら電池ボックスの蓋のスポンジを取り替え。

これが
こうなった

 今回のメンテは超スローペースなのです。

National RX-2700 (その1)

2012年12月16日 23時50分55秒 | ラジカセ
 先週は水木金と三日連続で飲み会でした。特に金曜日は三次会までやって朝帰り。土曜日を丸々潰してしまいました。

 で、今日は久々に新規着手。ナショナルのステレオラジカセRX-2700、通称「旅カセ」です。1980年7月発売、定価49,800円(高!)

カバーがついてます。
ペロリとめくれちゃいます。
ひん剥いちゃいました。

 これ、中学一年の頃に強烈に欲しかった一台でありました。なんたって「旅カセ」というネーミングがグー。ステレオなのにSPが一発というのも潔さを感じさせます。正に漢の一人旅。鈍行列車の車窓に似合いそうです。今回のブツはテープ走行不可、ガリオーム大、FM感度悪しというジャンクになります。

 早速、分解。




ここまで分解するのに一苦労

 これ、小さいボディに結構な詰め込みようなので、かなりメンテがしづらいです。いくつかハンダを外さなければなりません。同じナショナルのコンパクトラジカセでRX-1950ってありましたけど、あれよりも数段メンドイです。


 ゴムベルトは3本使われており、ビロンビロンではあるものの溶解はしていませんでした。メインベルトの直径がかなり大きいです。手持ちの代替ベルトで合うものがないので、仕方なくバンコードで自作することに。取り付けは明日以降になります。

SANYO MR-U4(その9)

2012年04月06日 23時59分23秒 | ラジカセ

 今日はフィニッシュ。裏パネルの割れが補修できたので組み上げ。


 カセットホルダーの曇りが気になったのでコンパウンドで磨きあげました。


 やっとこさ完成。苦労したわりにはあまり感動はありません。


 カセット操作部。


 各種切替スイッチ。マイクミキシングもあります。


 各ボリューム。


 再度には肩掛けベルトを取り付けられます。


 右スピーカー。メーターは録音レベルとバッテリーレベルが確認できます。


 左スピーカー。ヘッドフォンジャックは標準プラグ。


 裏パネル。電池は単二を5本。

 ユーチューブに動画をアップしてみました。




 こちらは以前修理しようとして玉砕した二代目三代目。大きな違いはメタル対応になったこと、AMSSが付いたこと、チューニングランプがチューニング針(?)に乗っかったことぐらいです。ルックスはこっちのほうがカッコイイです。

 もうおしゃれなテレコはコリゴリです。疲れましたです。

(追記)
 玉砕したのは三代目でした。