はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

沢田研二 LIVE2011~2012 Vol.3

2012年03月07日 | ジュリー ライブ
Vol.3にして早くも武道館という気もしますが、とりあえず書きたいところから書きます。

武道館では、北西一階つまりステージ後方だったのですが、自分の座席に着席した時今まで行ったどの会場よりも狭く感じました。
800人規模の町田より、13,000人入った武道館が狭いなんて有り得ないのに…きっとその時既にみんなの思いが創りだした時空の狭間に迷い込んでいたのかも
この日を迎えることが出来た万感の思いを込め、ここに集った全ての人の気持ちが一つになっていたのではないでしょうか

開演前、双眼鏡を覗くとピー先生のカンペが丸見え
“Satisfaction”の替わりに“若葉のころ”と“Tell Me”が見えたのに、なぜかシロー=“ラレーニア”、サリー=“The Dock Of The Bay”と思い込んでいて…いくら後追いとは言え冷静に考えればあり得ないことですが、きっと自覚以上に舞い上がっていたんだと思います
でもそのお蔭で、シローの登場はサプライズで感動させて頂きました
下手のスロープに車いすに乗ったシローが見えた時、うわぁ~と今まで体験したことのないような喜びが湧き上がってきました
私の周りはすすり泣きどころか号泣(今でも思い出すとウルウルしてしまいます)

シローの声が消え入りそうになった時、ジュリーが助けるのかと思ってしまいましたが、ジュリーはそんな事絶対しない方ですよね。
そんな事したら自分が場の空気を全部持ってっちゃいますもん。
ジュリーってそういう事に繊細過ぎるほど気を遣われる方ですから、どんなに心配でもじっと見守っていらっしゃったんだと思います
そしてその信頼にシローは最上の歌唱で答えられました

さらに、感動の涙の中しんみりと退場かと思いきや
シロー「誰や」サリー「兄や」
の絶妙な掛け合いで観客は勿論ステージ上のジュリー達を大笑いさせ退場とは、さすがシローそしてサリーあの軽妙さはもう天才

後日、「ミヤネ屋」でシローが銀さんのお嬢さん4姉妹のお宅を訪問して元気を貰うという企画が放送されましたが、あの番組も本当によかったです。
4姉妹の皆さんが本当に優しいんですよね。
人に、甘くするのではなく優しくするというのはこういう事なんだ、と学んだ気がします。(だからってまだまだ実践出来ているわけでもないのですが)
シローには、いっぱいご飯を食べて、元気を出して貰いたいです

それから確か休憩中に気付いたのですが、下山さんの脇にあった大きめの(サリーの?)アンプに
“2011.9.8~2012.1.24 沢田研二”
と白字でジュリー直筆で書かれていました。
だから第二部はそのサインとジュリーの斜め後ろ姿を双眼鏡で一度にガン見することが出来て、何となく得した気分になったりして
斜め後ろから見たジュリーのシャンなお姿はとってもすっきりしていて、艶髪も美しかったです

まさに、すべてが神に祝福されたライブ
今となってはメンバーが未完というのも何とも心憎い。
これで、ファンもメンバーも元気で長生きする必然が出来ました
還暦を過ぎた方たちに発展途上を見せつけて貰えるなんて、なんて有り難いんでしょ~
ジュリーの美しい生き方に、いわゆる大人になってから負の感情しか湧いてこなかった「年を取る」ということを、年は取るだけではなく重ねていけるものなんだと素直に肯定出来るようになった気がします。

ありがとうジュリー、ありがとうザ・タイガース

今日の一曲:「誓いの明日」in songs

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