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山岳渓流におけるオショロコマと虹鱒との力関係。
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この渓流では、とても大きなニジマスがヒットします。
しかし流れがきついため流れに乗られると信じられないほどの猛烈な引きとなり、細い渓流竿での確保はしばしば困難。
ハリス切れ、針折れ、身切れ、渓流竿破壊 などで、この日も大型ニジマス5匹ヒットしたが全て逃げられてしまいました。
この渓流は、かってはオショロコマしかいなかったがニジマスが侵入し始めてからおよそ半世紀になリます。
この水域はかなりの山岳渓流の様相を呈しニジマスの繁殖には向いていないのか、依然としてオショロコマは壊滅には至らず経過しています。
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それでも少しずつオショロコマが圧倒され、個体数が減ってきていることは明らかです。
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おそらく、今後ある程度の時間の経過ののちに、最終的な勝負は決まると思います。
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道内の多くの渓流でニジマスとオショロコマの関係を見てきました。
ニジマス侵入後たちまちオショロコマが全滅する渓流が多くを占める一方、依然として勢力伯仲している渓流もあり、状況は一様ではありません。
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この際、ニジマスの継続的放流が行われているかどうかはニジマスとオショロコマの力関係においては大きな要因です。
私が長年、ブログなどで発信し続けてきたように、上流域に在来の生態系が残っている水域には決してニジマスを放流しないよう心からお願いします。
何故、お願いするのかは、ブラウンやカワマス 、ブラックバスのような法律的な規制がいまだにないから仕方なくお願いしているのです。
ブラウンやカワマス 、ブラックバスを凌駕する生態系破壊をきたすことが明らかになっているニジマス放流が、全くの野放しになっているのは考えてみれば誠におかしな話です。
しかし、多くの利権やひたすらデッカイ魚を釣りたいという素朴な欲望が強く全面に出る場合、世の中の動きは正気を失い、真っ当な考えをしのいでしまうことは人間社会においてはしばしば見られてきたことです。
こういった場合、最終的には早急な解決は禍根を残すことが多く、納得ずくの人間の叡智に期待するしかないだろうと考えています。
ちなみに、地球温暖化が進むと今はオショロコマの棲息に適している山岳渓流にも異変が起こって来るかも知れません。
すなわち、低水温の源流域の環境変化(水温上昇)が始まるとオショロコマ衰退に拍車をかけると思われ、これがオショロコマが絶滅危惧種VU とされる大きな理由の一つでもあります。
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