オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

早春の山岳ニジマス。

2024-07-07 11:33:34 | ニジマスによる被害
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早春の山岳ニジマス。



早春、そろそろ雪解け増水も収まったのではないかと、山岳ニジマスを見に出かけた。午前10時、北見市の自宅を出発。約35分で目的の渓流に到着。




渓流へ降りてみると予想は外れて未だ水量多くゴウゴウとした流れで水位は最適の時期から30cm
は上昇しており、どこがポイントかわからなくなっていた。




なんとか流れの穏やかなところを探して釣ってみたが、釣りにくくて嫌になってしまう。














これは枯れ木ではなく川に倒れこんだばかりの木ですがエゾシカが寄ってたかって生皮を剥いで食べてしまい、あたかも枯れ木のように見えているのです。




この生々しい木くずは腹ペコヒグマが倒木内の甲虫幼虫を探した後です。






早春の山菜、美味しそうなコゴミはまだ出始めです。





この辺りには少ないエゾノリュウキンカが花をつけていました。






この渓流が山岳ニジマスの繁殖河川である証拠のニジマス稚魚です。実は良型ニジマスよりも、これを確認したくて本日この渓流に来たようなものなのです。




デカニジマスではなくて、このようなニジマス稚魚が多くなれば、本当の意味でニジマス川と言わざるを得ません。



かって、ここにはオショロコマとアメマスが繁栄していましたが今ではこれらの在来魚の多くは姿を消して、今やニジマス川になってしまいました。 もう、こうなってしまっては、この渓流でのニジマス駆除を叫ぶのはもはや手遅れ、陳腐なことです。





















このような状況だからこそ、今現在、在来魚が繁栄している渓流へニジマスを放すことは厳に慎むべきだと思います。釣り人たちが喜ぶからとか、地域起こしになるとかといった単純な理由でその愚を続けている地方自治体があるとすれば、もう目を覚まして欲しいものです。




冬を越したばかりの山岳ニジマスたちはまだみずみずしいお肌にはなっていませんが、まさに野生的、今後は帰化外来魚みたいな形でこの渓流で繁栄してゆくのでしょうか?。
















下流域のデカニジマス釣りも好きですが、かってはニジマス生育には不適と思われた山岳渓流でのニジマスの状態にも興味がある昨今です。近年、ヒグマが増えているのには辟易していますが。


















この良型ニジマスの口キズは、おそらく昨年、私がつけたものかもしれません。リリースした時はなんともなかったのですが。














ギンケ化(降海型)した?ニジマスでしょうか。











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