オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ニジマス爆釣、オショロコマ1匹。

2015-07-31 20:39:27 | ニジマスによる被害
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2015-6-20 (土) 曇り 小雨 寒い 18℃

ニジマス爆釣、オショロコマ1匹。







朝から異常に寒いため、釣りにゆくかどうか うだうだ 決心がつかない。

12時をまわると、なんとなく一時日が射したりして、気温が上がってきた感じ。

そこで 急遽 近くの大江戸ソバ屋で割り子ソバを食べてから、近郊のニジマス釣り場へむけて 13:30出発。

川は 昨夜雨が降ったようでやや増水気味。 












最初のたまりでは勇んで振り込んだがなにも釣れず、チビ虹マス1匹のみ。



私たちのニジマス釣りではデカニジマスよりもチビニジマスが大きな意味を持つ。ヒレピンチビニジマスはニジマス自然繁殖の証拠。 

しかたなく150mほど下りながら岩陰などさぐって釣り 20-40cmのニジマスがぽつぽつかかった。











急流なので実によく引いた。かって、この水域では放流ニジマスと在来種オショロコマの戦いがしばらく続いた。

結果、ニジマスが圧倒的勝利をおさめて久しい。

この期におよんでは、ここでニジマスを駆除してももはやその意義は少ない。要するにもう手遅れ。

心ならずも楽しい近場のニジマス釣り場として利用している。

一番下の良ポイントで珍しく美しいオショロコマ1♂が釣れた。








































こいつはでかい。 悪戦苦闘のすえ、逃げられてしまった。


 

上流に向かって釣りもどるときもニジマスは、よくかかった。

どうやら釣り下る時は姿を見られるが、釣り登るときは波の加減で ニジマスに釣り人の姿が見えないようだ。

最後に最初の最良ポイントにさしかかり 思惑どおり 40cm 1匹のほか 遙かに大きいニジマスをかけたが悪戦苦闘の末、結局針がはずれて逃げられた。 

この40cm ニジマスは私たちが昨年秋リリースしたもので口キズがあった。 

陽がかげり、どんどん気温が下がってきて寒い。釣りはこれまでにして 午後4:00 川を上がった。 

今日は20-40cm ニジマス17匹、チビニジマス6匹に対し 良型オショロコマ1匹であった。

残念ながら巨大ニジマスには逃げられた。

この水域には。かって豊富なオショロコマしかいなかったが放流ニジマスが自然繁殖して、いまや完全にオショロコマを駆逐してしまった。






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知床、羅臼川下流域でニジマス繁殖、オショロコマ駆逐か

2015-07-27 22:28:31 | ニジマスによる被害
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知床、羅臼川下流域でニジマス繁殖、オショロコマ駆逐か


さいたま市在住の O氏からの貴重な情報です。 O氏は 2014-8-15 にも羅臼川下流で釣りを行いオショロコマ、ヤマベと、思いがけなくニジマス30cm 1匹を釣り、50cm級の大型ニジマスを釣り落としたことを報告されています。今年はニジマスの個体数が増え、オショロコマはまったく釣れなかったようです。放流ニジマスが羅臼川下流域で勢力を増し、オショロコマが駆逐されている可能性がうかがえます。


御無沙汰しております。昨年に続いて 2015-7-19、羅臼川で釣りをしてきました。

以前にお話しした羅臼川K橋の同じ場所で 5:30PM-6:30PM 頃まで1時間少々ねばりました。



何回も合わせがうまくいかない、かなりすれた感じの魚をやっと釣りあげてみるとニジマスでした。



2匹目もニジマスで、これはとんでもない状態だと思いましたが、3匹目、4匹目とニジマスがかかると、もはや驚愕でした。









オショロコマの聖地ともいうべき知床の羅臼川でこんなことがあってよいものでしょうか。

釣れたニジマスは尾又長 23cmから26cmまでの大きさで、鰭も健全でした。

この付近でいつも釣れていたオショロコマは 、今回 1匹もかからず、釣れた4匹すべてがニジマスで、これには心底驚いた次第です。

私が釣りに入る直前に護岸付近をフライ竿を持った釣り師がじゃぶじゃぶと下流方向へ通り過ぎて行きましたが、今にして思えばニジマス狙いのフライマンかも知れません。

今回は写真にしめす川の中の大岩の影から4匹すべてが釣れてきましたが、その上流でも何回かあたりがあり、水面で目印に食いついた魚もいました。これらは釣り上げることができませんでしたが、オショロコマとは思われず、もしかすると全て、すれたニジマスであった可能性があります。




釣れたニジマスたちは駆除の意味で川にはもどしませんでした。


2015-7-20 4:30AM 同じ場所では魚信がなく、河口から2番目の魚道下で釣り人をみかけたのでビクを覗かせてもらい、20cm台のオショロコマ3匹、小さいヤマメ2匹が入っているのを確認しました。

いつもは魚道下の落ち込みで30cm以上のものが釣れるが、先行者がいるのか今日はかからないとぼやいていました。

別海町からやってきたその方は燻製にすると言い、オショロコマのことをイワナと話していました。

羅臼川でニジマスを釣ったことがあるか尋ねましたがないそうです。

下流でニジマスを4匹釣ったと話したところ怪訝な顔をされましたが、カラフトマスが産卵に登る時期に、卵狙いでそれを追うように40cmから50cmのニジマスが上流域に来ることがあると話してくれました。

時期的には海から遡上するスチールヘッドとは思われず、要するに彼も羅臼川にニジマスがいるということを述べているのです。

別海町付近は従来アメマスが豊富なところですが、はるばる羅臼川までやってきてわずかばかりのオショロコマしか釣れないことをどう思っているのでしょうか。

羅臼川にきちがいじみた多数の魚道群が造設される前にはオショロコマはそれこそ無尽蔵にいたのです。


かなり昔、ニジマス放流が魚種を増やし川を豊かにすると信じられ、北海道全域で行政が先頭になり、こぞってニジマス放流が行われた時期があった。

知床半島では知西別川に、地元青年団の献身的な努力で知西別湖、およびその下流にニジマス放流が行われ、いまでもその子孫が棲息している。

ニジマスがブラウントラウトに匹敵するとんでもない攻撃的外来種だとわかって以来、自然豊かな在来魚の棲息する水域にニジマスを放流する蛮行は、今ではごく一部の町(滝上町)で行われているに過ぎない。

もちろん在来の自然が破壊しつくされた閉鎖水域にニジマスを放流し、偽自然を楽しむ分にはなんら問題はない。

しかし、日本の自然豊かな地域を代表する知床の羅臼川にニジマス放流はないだろう。

今のところ、滝上町と同様、ニジマス放流にはなんらの規制もないため、知床の渓流に次々とニジマスが放流されても法律的には何ら問題がないという恐ろしい状況がある。

ニジマス放流はこのような状況を背景に、恐らく確信犯的な人々によって今後とも続けられてゆくのであろう。

生態系保全にはまったく興味がなく、それを守ろうという志も欠如し、知床自然遺産指定取り消しを恐れての単なるユネスコ対策の魚道工事や、多少の経済的価値のあるサケマスの遡上しか頭にない方々や、ひたすらニジマス釣りの快感におぼれている方々にオショロコマの悲惨な状況を説明しても、まったく馬の耳に念仏であろう。

しかし、北海道の渓流に群れ泳ぐオショロコマは豊かなオショロコマの森、すなわち豊かな自然の象徴といえる。

そのような豊かな自然はもはや道内にはピンポイント的に存在しているに過ぎない。

せめて、そこにはニジマスを放流しないようお願いしているのだが、滝上町をはじめまったく耳をかさない状況が続いている。

ニジマス放流で在来魚が影響をうけている川が一つでもあるのだろうか? とみずからの完全無知をさらけだして居直る、お馬鹿ニジマス釣り愛好家までいる始末。

無知。 としか言いようが無い。 このブログではずいぶん紹介してきました。おびただしい事例のごくほんの一部にでも目をとおしていただけませんでしょうか。

行政もマスコミも、パンドラの箱をつつきかねないニジマス放流に関する諸問題については完全に見て見ぬふりを決め込んでいるかにも思える。

行政やマスコミが羅臼川のニジマスに対してどのような反応を示すか、なんらかの対応をするのか、これまで通りにまったく無視を決め込むか興味深いところである。

今のところ、私たちにできるのはオショロコマ生息域に侵入するニジマスを駆除する程度しか対応策がないのが悲しい。









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知床半島OR川から知床型オショロコマが出現する

2015-07-21 20:05:11 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-9-23 (木) 曇り

知床半島OR川から知床型オショロコマが出現する。

続いてOR川へ入った。いつもの橋の上下を釣ったが魚は普段より少なかった。



また川の特徴で砂の混入で水が笹濁りで川の石にもすぐ砂の堆積がおこる。

川底にも流れの緩いところは砂の堆積があり、魚のしっぽの一振りで水が激しく濁ってしまう。

これはオショロコマの森が破壊されている証拠でもある。

過去の上流域での伐採が効いていることは言うまでもない。

やむなく今日の撮影はフキ写真主体となった。

ここのオショロコマは従来どうり成魚でも15cm と小型ではあるが赤点紋理は細かく赤く、腹部やヒレが真紅に赤くなる特徴がある。





いわゆる知床型である。













幼魚の段階ではヒレは透明で赤くはない。







この日は21匹を釣って撮影し、全て丁寧にもとの場所にリリースした。




このシリーズ 終わり。




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知床半島の基部、オショロコマはまだ知床タイプではない

2015-07-19 11:00:12 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-9-23 (木) 曇り

知床半島の基部、オショロコマはまだ知床タイプではない。

そのあと山沿いの林道を進むと、とても小規模な渓流のまさに最源流域ZGO沢川を横切るワンポイントがもう一箇所ある。


苔むす川岸の岩などをみると、この渓流は森が豊かで川底、川岸がきわめて安定していることがわかる。まさにオショロコマの森を流れる渓流です。



小さな橋の上下50mほどをさぐるとN川やZH沢川と同じく腹は黄色くヒレは黄色~黒色調の超小型オショロコマが釣れた。














知床の一部渓流に特徴的なヒレや腹部が真紅になるような個体はいなかった。

赤点紋理は細かく体色は暗褐色調の♂が多かった。ここは一応知床半島のはじまりのあたりだがオショロコマは知床タイプではない。 

きわめて野性的な外観の小型オショロコマを少しだけ釣って撮影し、すべて丁寧にもとの場所にリリースした。 

ヒレが美しいオレンジ、腹部が鮮やかに赤くなる知床タイプのオショロコマは、次の渓流から突然、出現しはじめます。

    この項、続く。



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ZHZ川の野性的なオショロコマ

2015-07-16 23:35:35 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-9-23 (木) 曇り
ZHZ川の野性的なオショロコマ


林道をすすむと昼なお暗い原生林のなか、ZH沢川の最源流域を横切る。

まさに最源流域で川幅は狭く、とても浅いが川岸の岩は濃い緑に苔むして川の状態が常に安定していることがわかる。

さきほどのN川や,この先にあるZGO沢川と同じタイプのオショロコマがいる。

すなわち腹は黄色くヒレはややオレンジ~時に暗色調の超小型オショロコマ個体群である。

知床の一部渓流に特徴的な、ヒレや腹部が真紅になるような個体はいない。赤点紋理は細かく♂体色は暗褐色調。

ここは一応知床半島のはじまりだがオショロコマはまだ知床タイプではない。 

































きわめて野性的な外観の小型オショロコマを11匹釣って撮影し、すべて丁寧にもとの場所にリリースした。 


 この項 続く。



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オショロコマをすべて丁寧にリリース

2015-07-14 21:28:52 | 渓流魚、蝶、自然
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知床、初秋のオショロコマ その弐  
オショロコマをすべて丁寧にリリース

20XX-9-23 (木) 曇り

知床半島のN川上流域でワゴン車が一台止まってたき火をしていた。

山仕事をしているとおぼしき60歳台の男性が昼食の用意をしていた。

川には20歳台の息子と何故かスカート姿の母親がいて息子はせっせとルアー竿を振っていた。

朝からがんばって釣ったという15cmほどのオショロコマ2匹をビニール袋に入れていた。昼ご飯のおかずに焼いて食べるという。

私たちが次々とオショロコマを釣るのを目を丸くしてみていた。彼の仕掛けではオショロコマをゲットするのはなかなか大変であろう。

ここで20匹ほど釣って撮影。ここのオショロコマは知床を特徴ずけるヒレや腹部が真紅になるものはおらず、どちらかというと斜里川水系などと同様の一見地味な外見である。




























































斑紋は特定のパターンに収束する傾向はない。いまだ遺伝子の多様性を保っているかに見える野性的な個体群である。



ルアー竿の息子は、私たちがいつも通りにオショロコマをすべて丁寧にリリースするのを不思議そうに見ていた。
この渓流も他の知床の渓流と同じく、多数のダム群その他で棲息環境は悪化の一途で、個体数も年々明らかに減少傾向にある。ここのオショロコマを釣って食べるのはなんとか控えていただけませんかと、哀願しておいたが どうなるか。



この時の釣りでF氏は愛用の竿を折ってしまってガックリ。




   この項、続く。


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暴れ川のヤマベ、オショロコマ、クレソン

2015-07-12 18:13:11 | 渓流魚、蝶、自然
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知床、初秋のオショロコマ その壱

暴れ川のヤマベ、オショロコマ、クレソン。

20XX-9-23 (木) 曇り

秋分の日で休日。朝9時、F氏と私たち夫婦の三人で北見を出発、知床半島の渓流数本をまわってみることになった。

まず久しぶりに知床半島のN川へ向かった。この渓流は相当な暴れ川のようで、本格的な治山治水ダムが連続している。

最初のダムの上流へ入り、まずシンコヤマベ30匹ほどとオショロコマ15匹を釣って撮影した。

ヤマベは産卵行動後のものが2匹で、他はすべてシンコヤマベであった。







大きなダムには魚道があるが、今日は魚道に水がなかった。台風などの増水時には機能するのだろうか。

続いて二つ目のダム付近でオショロコマ14匹を釣って撮影。
































































ここはおいしい水草クレソン(オランダガラシ)が多かったので少し採集した。

クレソンはもともとは北海道にはなかった外来植物でニジマスの卵を移入する際、一緒に北海道に持ち込まれたものと聞いたことがある。
しかし、この渓流では従来、ニジマス汚染はみられません。




道東の水のきれいな渓流では広く繁殖している。ひたすらおいしい水草なので、在来種との関係を取りざたされたり、駆除などといった話は聞かないのも興味深いとおもいます。

オショロコを水中で手早く撮影後、丁寧にもとの場所にリリースすることを繰り返す。


         この項、続く。




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ニジマスのため消えゆくオショロコマ

2015-07-07 20:45:35 | ニジマスによる被害
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ニジマスのため消えゆくオショロコマ

朝から晴れたり曇ったり 最高気温は 18℃ 陽がかげるととたんに寒くなる5月上旬の日。

この日、妻は風でダウン。雪解け増水を利用してこの時期に産卵行動のため源流域に遡上した大型ニジマスが集結しているところを見に、朝9時 F氏と北見市を出発した。

目的はこのニジマスを1匹残らず退治することだ。

この渓流には体色が明るい独特のオショロコマ個体群がいて、現在ニジマスに圧倒されつつある。

このままでは将来的に外来魚ニジマスに置き換わってしまう可能性がきわめて高い。
 
雪の多い林道は難所が多く、車の腹をする形で後輪片方空回り状態で突破するシーンもありけっこうきわどかった。
 
最初のポイントでは産卵行動のため遡上中の50cm級のニジマス2♂♂ 若ニジマス25cm 2♀♀を釣った。



大型ニジマスは他にもみられたが、ハリス切れなどで手に負えない大型魚もいた。



在来種オショロコマは7匹を釣って撮影。

この渓流独特のオショロコマは全て撮影後もとの場所にリリースしたがニジマスはキープした。 

これでここの特異なオショロコマがニジマスのため壊滅するのを多少とも先送りできたかもしれない。

今回はこのとき撮影したこの渓流のオショロコマ画像を提示します。

近い将来、ここの個体群がニジマスのため消えてしまった場合は貴重な記録になってしまう可能性があります。





























帰りの林道はもっと危険であったが 難所は間一髪の状況でなんとか乗り越えた。危ない。危ない。




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猿払川水系源流でイトウを釣った

2015-07-04 02:24:25 | イトウ
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20XX-7-16(土) 曇り 時々雨 のち曇り 暖かい

猿払川水系源流でイトウを釣った。

仕方なく、今日は帰り道にある猿払川水系支流S川上流で釣ってみることにした。





とある林道の橋の上下200mほどをさぐったがヤマベがとても多く、20cm大の良型もいる。場所によってはウグイが多くなる。 


ちょっとしたたまりで30cmほどのイトウ若魚を一匹釣って撮影した。はじめは大きなウグイがかかったような感触であったがすぐイトウとわかった。小型イトウはかなりいると思う。










イトウや小型ヤマベはすべてリリースしながら楽しいヤマベ釣りに興じた。 











ついで少し下ったところから 別の支流に入ったが上流すぎて魚信なし。最後に昨日の橋から川に降りて500mほどを釣り下った。

いたるところ、ほれぼれする良いたまりが連続するが意外と魚は少ない。

釣り人の足跡がかなりあり、少し前に入渓した先行者に釣られているようであった。

S川上流はいまだ原始の自然が残っており屈曲蛇行する川にはいたるところ大きな倒木が川に倒れ込んで、そのため、たまりが多く、なかなか良いところだとおもう。

しかし予想どおりオショロコマはいなかった。

ウグイは多いがアメマスもおらず、小型イトウがいる。

1時30分ころ、けっこう疲れて川からあがり武装解除した。

ヤマベは軽く100匹以上は釣ったが小型はリリースし40匹ほど食べる為にキープした。

ひたすら走って浜頓別近くで道を誤り、紆余曲折の末、北見枝幸にでるまで家も店もなく、やっと見つけたセイコーマートで妻は冷やしラーメン、私はスパゲティミートソースを食べたが、ひどくまずかった。

ガソリンが底をつきあわやエンストかと思ったが北見枝幸のはずれでやっと石油スタンド発見、エンストぎりぎりで給油した。

疲れて、いろいろなチーズを売っている興部道の駅駐車場で15分ほど寝た。

そのあとは順調に走って6時過ぎに帰宅した。 

2年ぶりにかなりの長距離運転をしたが、眠気防止のため 絶え間なく ガム アメ コーラ スルメ 酢わかめ お茶などで気を紛らわしながら走った。

結果が報われなかったせいか、けっこう大変なオショロコマ調査行であった。




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下エベコロベツ川源流のエゾイワナ

2015-07-01 20:51:37 | 渓流魚、蝶、自然
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          下エベコロベツ川源流のエゾイワナ。


20XX-7-16(土) 曇り 時々雨 のち曇り 暖かい

朝7時朝食。ごはん二杯食べてしまった。 9時、ホテル豊富をチェックアウト。

他の旅行客も朝は早く大方チェックアウトして出発し、もう客は誰もいなかった。




まず、昨日調べ残した、大規模牧草地入り口の登竜橋から 登龍沢川へ降りて笹におおわれた川面が空いているところ数カ所でたまりになっているところを釣った。











振り込んだとたんに28cmほどのアメマスをかけたがエゾイワナといってもよい斑紋であった。












まともなのはこの一匹のみで、他はウグイ10-20cm 6匹、シンコヤマベ2匹のみでオショロコマはいなかった。 
     
     
     


     



これ以上は草木が覆い被さって入って行くことが出来ず調査は断念した。

岩盤とヘドロの川底が交互にあり川底の岩には汚い苔が生えており、木々がほとんど伐採されて笹とオーチャードなどの牧草を主体とした大規模放牧地を流れるためか、ひどく汚れきった川だ。

渓流釣りという面では、もはや絶望的な川であった。

水は凄烈とは言えず、放牧牛たちの排泄物混入もあると思う。

下エベコロベツ川水系は大方大規模放牧地で、おおむねこのような状況の水域が多いようである。

またすぐ下流の豊富町内に魚の遡上をさまたげる落差溝が造られて以来、魚類の衰退は著しいという。

いつも言及しているがオショロコマがいたという証明よりもいないという証明のほうが遙かに難しい。

しかし今回の調査からは、現在、下エベコロベツ川源流にオショロコマ生息の可能性はほとんど無いと考えたい。

  この項 続く。 次は渓流竿でイトウを釣る話。




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