オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

晩秋の楽しい野生化寒ニジマス釣り

2023-12-28 14:10:49 | ニジマスによる被害
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晩秋の楽しい野生化寒ニジマス釣り







晩秋のとある日曜日  晴れ  寒い


かみさんと孫たちは朝から近くの温泉に行ってしまった。 この日の午後、なんとなくニジマス釣りたいモードになった。


近郊の十勝川支流 T 川の支流 KU 川へ入った。この川はかってはオショロコマが豊富に棲息していたが放流ニジマスが自然繁殖をはじめて10年ほどの間に、ほぼ壊滅、下流域一帯はニジマス一色に置き換わってしまった。



最初の大たまりをそーっとのぞき込むとニジマス20-30cm が5-6匹 瀬じりでゆらゆらと泳いでいる。


しかし、うかつにも私の姿を見られてしまい、ニジマスたちは岸辺のボサ下などに次々と隠れた。


このあと、釣り登ったがどこまでいっても魚信なく1 時間で川をあがった。


こんなことは滅多にないことだが、だれか釣り人が入ったのだろうか。



物足らず 近くのT川の別の支流に入った。いつもの赤い橋下流の良ポイントから釣り始め、2時間ほどでニジマス30cm 1 、幼魚~25cm 9 合計10匹を 釣っては撮影、リリースしました。





















これから冬に向かってニジマスたちはよく食べてよく肥えて、活性高くいわゆる寒ニジマスといった外観です。

















渓流の規模から大型個体はいませんでしたが、パワー満点、よく引き、よく跳ねて、テールウォークで水面を走ったり、ドキドキわくわく、楽しい野生化寒ニジマス釣りとなりました。

































あたりが暗くなってきたので 4:30武装解除。







この時期、日没は早くなって、夕焼けがきれいでした。











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オホーツク、超源流域のヤマベ釣り。

2023-12-24 16:45:39 | ヤマベ釣り
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オホーツク、超源流域のヤマベ釣り。


20XX-7-15(土)晴れ  34度C  暑い


オホーツクのヤマベ釣り解禁日(7月1日)からはや2週がたち、この間に、主だった渓流のヤマベはその80% ほどが釣られてしまったとおもう。






この時期、旬のおいしいヤマベが残っているのは、よほど釣りにくい場所か、種々の理由で釣り人が入っていない渓流に限られる。





実はそのような秘密の渓流はけっこうあります。





そのような渓流のひとつに入ってみた。我が家から車で30分ほどと近い場所です。釣り人が入らない理由は伏せておきましょう。






この渓流はオホーツクを代表するT川の支流で、釣り場はいわゆる源流域よりもさらに源流、いわば超源流域とでもいうべき水域だ。






本来なら沢水が少しみられる程度の細流だが奇跡的に およそ300m ほどにわたって比較的渓相がすぐれている水域がある。湧き水が多いのか水は清冽で手を切るように冷たい。







この日は、この短い区間を約2時間かけて釣った。釣り人が入った痕跡はなかった。

















釣り人が入らないだけあってヤマベはとても多く当年魚から シンコ 2年魚 3年魚がほどほどにいて退屈しない程度に釣れた。
















旬のヤマベはパワフルかつ栄養状態最高でよく肥えていておいしそう。10-15cmの2年魚が最もおいしい。オホーツクのヤマベの常で大型魚はまれだ。


















チビヤマベのえさ取りがひどく、多少釣りにくかったがワンキャストワンヤマベの楽しい釣りを堪能できました。 



















けっこう釣り落としやチビヤマベリリースが多かったが、旬のヤマベ独特のアタリをとる快感を堪能することができました。


















今日の渓流は深い沢筋を流れ猛暑がウソみたいにすずしく快適な釣りができました。





















昼はおにぎり2個と草餅大福1個。






マイナスイオン一杯で心地よい釣りでした。 川でヤマベを全部処理して内蔵を出し帰宅した。










かみさんは、釣り果を一瞥して、なんだ、このくらいしか釣れなかったの。 だと。














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ココスの夕食。

2023-12-24 11:12:40 | 北見市の出来事
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ココスの夕食。



20XX-2-24( 日 )  晴れのち曇



午前中は晴れていたが、午後には曇ってきた。





この花、プレゼント。名目はなんだっけ。




この日、姉たちはバスケの食事会などで、孫3女君と孫長男君が我が家にやってきた。夕食は、北見の人気レストランココスへでかけた。












孫たちは、何が何でもまずハンバーグです。私たちがこどもの頃にはなかったのですが、最近の子供たちはとにかくハンバーグが大好き。








あれあれ、すそを汚しちゃって、とお姉さんぶりを発揮。





私たちは あんかけ中華丼。おいしい。








孫たちは 必ずデザート。














かわいい孫たちがおいしそうに食べるのをみるのは、デカい渓流魚がかかったときの快感にまさるとも劣りません。


















ココスは最近ではロボット給仕も導入して繁盛しています。






という、どうということのない一日でしたが。 10年後にもみんなで見てみたい。



当時のコンピューター日記より。


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2023年度初冬、凍り付いた渓流で久しぶりの釣り。

2023-12-16 09:04:41 | 渓流魚、蝶、自然
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2023年度初冬、凍り付いた渓流で久しぶりの釣り。



2023-12-3 (日)  曇り 山は+1℃ 強風 寒い

午後1時20分。孫たちとわいわい楽しい昼食から帰宅。北見市内のとてもおだやかで暖かい曇り空をみているうちに急に思い立ち、本当に久しぶりに初冬の渓流釣りに出かけた。




近年やたらと増えたヒグマが怖いのであまり山奥ではない北見市郊外の渓流に出かけました。



約1時間で現地着。川岸はかなり凍って滑りやすく雪が少し積もり、北見市内は+5℃で暖かかったがここでは気象条件は一変。グンと冷え込み、気温は+1℃。かなり風があり体感温度は限りなく低い。里の北見市内とは気候条件がまったく変わっていた。標高も北見市内より400mほど高い。



心配していたヒグマたちの気配はなく、はや越冬体制で巣穴に入ったのでしょうか。




最近はエゾシカをエサに越冬しないヒグマもいるので要注意です。




この時期、草木の葉が落ちて見通しがよくなり、うっすら積もった雪があるのでヒグマがいれば足あとですぐわかるのでヒグマとの接近遭遇の危険は低くなるのです。これが急遽、久しぶりの初冬渓流釣りを思い立った理由でしょうか。





雪で滑りやすい斜面を苦労しながら川に降りた。




ランデングネットを水に濡らすとたちまちカチンカチンに凍り付いた。



まず オショロコマ1♂1♀、ニジマス3、アメマス4 を釣って撮影リリースした。








オショロコマ1♀は産卵後やや体力がもどってきたようだ。この時期にしてはオショロコマの栄養状態はよかった。



































この時期のヤマベは枯れ葉ヤマベともいわれます。多くは来春、海へ下り、大型のサクラマスになってもどってきます。









この渓流はかってはオショロコマとアメマスとごく少数のヤマベしかいませんでした。ニジマス繁殖河川の本流からニジマスが侵入し始めて、自然繁殖を開始、近年勢いを増しておりオショロコマ、アメマスは明らかに衰退しつつあります。

















































場所を変えてさらに ヤマベ1  ニジマス小3 大2 。 30cm前後のニジマスたちは小気味よいほど良く引いた。このほか デカニジマス1に逃げられ さらにデカいニジマスはヒットしたが針を結ぶテグスがほどけて逃げられた。コッフェルで針をはずす際、針の結び目のテグスを噛んで痛めたせいかと思う。



























この時期の釣りの注意点としては岸辺の氷で道糸を切られないよう注意しました。




ほぼエゾイワナ化しているアメマスたちは、ニジマスのため明らかに衰退しつつありますが、いまだ健在です。ただ..... あと5年くらいかな。









































釣り上げた際、たまたま雪の上に落ちた魚が、雪まみれになると同時にカチーンと一瞬凍ったみたいに固まって動かなくなるが、水にいれると元気よく泳ぎだします。












午後3時半、北国の日の入りは早く、夕陽が山かげに沈むと急速に気温が低下します。もうあたりが暗くなり手元もよく見えなくなってきたので 午後4時19分 武装解除。帰路につく。実際に釣りをしていたのは2時間でした。





戻る途中 キタキツネ 撮影。 かなり向こうにも、もう一匹 別のキタキツネがいた。





多少野性味の残るキタキツネ君、始めはビクついて隠れていました。





こんにちは、元気かい。キタキツネに穏やかな声で語りかけ、あいそをするとおずおずと出てきた。車のまわりをぐるぐると回ってなかなかよい被写体モデルになってくれましたが、いつまでたっても私がエサをやらないので、あきらめたのか行ってしまいました。













5時過ぎに帰宅。 久しぶりの渓流釣りの快感に酔いしれたが、あまりの寒さと凍った岸部の歩きにくさは相当なものです。釣りの快感と苦労と五分五分といったところで、かなり疲れた。 恐らくこれが今年最後の釣りになるでしょうか。




林道には車の轍もヒグマの足跡もありませんでした。






といった初冬の一日でした。


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アプリインストールとなか卯の昼食とインフルエンザAとトリトンお持ち帰り生寿司。

2023-12-15 14:49:55 | 北見市の出来事

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アプリインストールとなか卯の昼食とインフルエンザAとトリトンお持ち帰り生寿司。


2023-12-3 (日)  曇り +6℃  北見市内は穏やかな天候


かみさんが i- phone にアプリを入れたいのだがなかなかうまく行かず、とうとう頭に来て孫を呼んだらたちまち インストール出来ちゃった。






12:00 そのあと、久しぶりに孫たちと近くの店にタコスを食べに行こうとしたら今日はお休み。そこで、車で5分の中卯へゆき昼食。やや混んでいた。




なか卯の券売機はなぜか皆さんけっこう時間がかかります。孫たちは注文が多いので長時間、券売機を占拠。我々は定番の親子丼だがかみさんが間違ってこだわり生卵を余計に注文。しかたなく玉子丼に蛇足の生卵をかけました。









現役アスリートの孫たちはいつもの高カロリーカツ丼系+α あるのみ。孫長女君はもとバスケットクラブのキャプテン、孫次女君は現役バスケクラブのキャプテンで、猛烈な運動量のせいか一日5000KCal は平気で食べます。











この日、静かな我が家でお勉強をしていた孫長女君が帰ってゆきます。もう大きくなったのでお別れのハグはありませんが必ずハイタッチをします。しかし、このあとワクチン打っているにもかかわらず孫2名がインフルエンザA発症。私たちは戦々恐々。









日曜夕食は、たいてい我が家の近くの回転寿司トリトンのお持ち帰り生寿司。大皿に並べるのは私の役目ですが毎回いろんなのを注文するので見目よく並べるのはちょっと大変。これで二人分、2000円と少しといったところです。







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2022年湧別川水系源流の黒いオショロコマ  その弐

2023-12-06 20:57:06 | 渓流魚、蝶、自然
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2022年湧別川水系源流の黒いオショロコマ  その弐


2022-10-7 (金) 晴れ 14℃

次に入った渓流は、さらに山奥へ入り、やや標高もかせいだ美しい山岳渓流で、まわりの自然環境もすぐれており、まさにオショロコマの森といってもよい立派な原生林だ。














こんなにも渓相が素晴らしいので、さぞオショロコマが多いかと思ったが意外にもさほど個体数は多くなかった。

























立派な溜まりでもオショロコマは1~数匹しかみられず、小型個体が多いのは湧別川水系源流のオショロコマの特徴かとおもわれた。































湧別川水系には数多くの支流があり、そのいくつかにはピンポイント的にオショロコマが棲息している。これらの多くは最源流域のごく一部の特定の水域にみられる。
































一般的に大型個体は稀で、尾叉長10-15cmの小型個体群が多い。これらのオショロコマたちは秋の産卵時期にむけて,三々五々、低水温の源流域の特定の場所に移動、集結してゆく傾向がある。































湧別川水系のオショロコマ外観について述べると、体色はやや黄色を帯びた暗色調で赤点紋理は比較的細かく種々の明るさの橙赤色。オス腹部はくすんだ黄色でメス腹部は白。
































ヒレは褐色調で赤や黄色にはならない。これらは湧別川水系各支流に見られるオショロコマの一般的な外観だ。


































背部虫食い紋は細かく、項部ではヤマトイワナのように紋理が消えてべったりした色調のオス成魚も見られる。































オショロコマの一般的特徴だがヒレの前縁が鮮やかな白でふちどられる個体も多い。





































延々と山を下って、やっと里にもどったところで午後4時 武装解除。 今日もひどい悪路をなんとか走破。 最低地上高20cm を誇る 頼りになる愛車フォレスターです。







 けっこう疲れた釣り行であったが 長い北見までの帰路、途中休み休みしながら走り 午後 6:30 無事 帰宅した。


終わり。


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イトウ皆殺し大作戦

2023-12-02 15:56:15 | イトウ
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イトウ皆殺し大作戦





報道各社によれば、我が国におけるイトウの国内最大繁殖地であある猿払川・手塩川水系上流域などに59基もの巨大な風力発電用風車を建造する恐ろしい事業計画が発覚しました。



現在我が国でイトウの自然状態でなんとか繁殖が行われている6水系のうち最重要地域である猿払川水系と天塩川水系の上流域がこの風力発電用風車建造域に含まれる。別の視点から言うとこれはまさに イトウ皆殺し大作戦 と言い換えることができる。この恐ろしい計画は石油元売り大手ENEOS(エネオス)の子会社ジャパンリニューアブルエネジー( JRE )が立案。2027年春着工し2032年秋運転開始という。






温暖化の影響か、昨今の猛暑の夏では猿払川水系の水量減少、水温上昇のため親イトウの大量死といった悲劇が報告されていました。



もし、この事業計画が進めば、大規模な工事用作業道の造成やビルほどの高さのある巨大風車設置場所の造成などで大量の樹木伐採が行われることは必至。その結果、大雨時の土砂流入や一帯の保水力低下による川の流量減少などに引き続き発生する水温の上昇などで上流域のイトウの繁殖水域に必要な種々の環境のほとんどが荒廃してしまうことは明白です。



このような環境は長い長い年月を経て、きわめて精緻な種々の要素で構成されているものであり、ちょっと触れただけで崩れ壊れるはかないガラス細工のようなものです。このガラス細工は渓流環境を変える伐採、土木工事、河川改修、ダム建設その他でいとも容易に消滅し、そのためオショロコマなどの渓流魚が消えてしまった例を数限りなく見てきました。



イトウの産卵場所や稚魚生育環境は、まさに同様なガラス細工です。














絶滅危惧種、幻の巨大魚イトウの聖域ともいうべき繁殖水域に壊滅的影響が出ることは避けられない。




地球温暖化を防ぐために脱炭素・再生可能エネルギーが必要という錦の御旗のもとに急遽出現したビジネスチャンスに、なりふり構わず便乗しようとした粗悪・粗雑・ずさんな事業計画と思われます。この無謀な計画が管轄の経済産業省や環境省などの再検討で消えることを強く期待します。風力発電は関係する立場によっては長期にわたる大儲けの期待があり、昨今、きな臭い汚職事件も報道されています。過疎の町村によっては景観その他を犠牲にしてでも毎年間違いなく入ってくる多額の固定資産税等に大きな魅力を感じるかも知れません。




地球温暖化を防ぐ目的は、すこしでも温暖化の速度を落として、まずはホッキョクグマ、イトウその他の絶滅危惧種たちが消滅するのを、ひいては人類に壊滅的影響が及ぶのをできるだけ先延ばしにして生物多様性を守り、最終的に危機を回避することです。




近年、地球温暖化の影響はなんとなく肌に感じるものの、今現在は、イトウ皆殺し大作戦 を遂行しなければならないほど逼迫した状況では無いと思われます。錦の御旗に名を借りた本末転倒はよろしくないと思います。




未だ未知の問題が起こる可能性も高い風力発電といった自然再生エネルギーの普及が、バードストライクや イトウ生息環境破壊など 皮肉にも思いがけない自然破壊や、もしかすると将来でてくるかもしれない(地域住民の)未知の健康被害などにつながらないようとりわけ慎重な姿勢が要求されると思います。


防衛上の問題もあります。我が国では全国28か所に自衛隊の警戒管制レーダー基地があり、海上低く飛来する巡航ミサイルや航空機などを警戒しています。これら基地からのレーダー波が背の高い風力発電設備に当たると反射波とミサイル等の鑑別に手間取ることが予想され事態は深刻です。自衛隊レーダー基地のほか在日米軍のレーダー基地も含めると、現実問題として、風力発電設置場所にはかなり制約が出る可能性があるのです。



とは言っても、北海道では風車建造に適した環境は洋上風車発電も考慮するともっと適したところが多々あるのではないでしょうか。イトウ絶滅の危険をおかすほど、設置場所に困窮してはいないと考えます。





風力発電と環境保全は必ずしも全て相反するものではない例もあるようで、この方面の先進国オランダでは国内必要電力の50%を洋上風力発電に頼っており、その電力を使って次世代燃料水素を量産する計画も進んでいるという。






しかし、オランダの原風景は もともとまともな大自然とは無縁。 ドンキホーテと大型風車 の世界です。 まだ奇跡的にせよ イトウが生息し、原始のオショロコマの森 が残っている我が北海道とは比較する対象としては不適です。







ところで話は変わりますが、新聞などによれば岸田内閣は、最近、原発回帰政策を打ち出しているらしい。



先行き、いったいどのような不都合が出てくるのか、全く不明な風力発電政策と比べると、東日本大震災の例を思い出すまでも無く、原発の場合はいったん大地震や自然災害、テロ、戦争などで事が起こると言わずと知れた大惨事は想像を絶することが、誰にもわかりきった事実としてあります。



原発回帰は、バードストライク、やイトウ全滅や オショロコマがいなくなるかも知れないといった 些細なこと ???  に 頭を悩ませることなどアホくさくなるほどの壮大な危険をはらんでいる。



そんな危険を知りながらも、背に腹は変えられないといった裏事情でもあるのでしょうか。



みなさんよくご存知のように太古の昔から にんげん という生き物は危険を犯すのがとりわけ大好きな生き物なので、そういった特性に対し現代においては相当な自制心が必要だと思います。



イトウがいなくなっちゃうじゃないか といった義憤から話が随分それてしまいましたが…。   きりがないのでこのあたりで おしまいにしましょう。



新聞記事の写真は我が家で購読している北海道新聞から引用させていただきました。風力発電の画像は著作権フリー画像です。



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北野武監督の戦国映画 首 をみた。

2023-12-01 16:51:40 | 映画
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北野武監督の戦国映画 首 をみた。




午後 8:20 人影がまばらになった北見市のイオンシネマにゆき 北野武監督の映画 首 をみた。


しばしばあるように、広い劇場に観客は私一人を期待したのだが、この夜観客は7名もいた。


撮影終了後、一時お蔵入りが囁かれたが、その後 6年を経てやっと公開といういわくつき映画。


きっと6年もの月日が経ち、この映画を許容するまでに世の中が大きく変化したと判断したのでしょう。





予想どおり常軌を逸した映像で、やたらと血しぶき、首が飛ぶ。


R15 を超えるどぎつい画面や 暴力シーン、過激男色シーンなどのオンパレード。合戦シーンも血みどろ大予算大迫力。


尾張の方言まるだしで通した狂気の信長像もこれが初めてでしょう。



私は始めは信長が何を言っているのかわからなかったほどの方言だが、明智光秀が尾張の方言丸出しであることをそれとなく観客に教えてくれるのです。



男色狂いの織田信長と、荒木村重、明智光秀、がおそらくホモ三角関係。



信長は英雄と言うより、権力者だがごく普通のずる賢い狂ったおじさんとして描かれる。



本能寺の変はさらにずるがしこい豊臣秀吉や千利休の画策であったという設定。



信長は目障りな徳川家康が しこめ(醜女) と 鯛 に目がないことを利用しての暗殺をくわだてるが家康は用心深いのでことごとく失敗 etc の歴史の逸話をなぞるような場面がそつなく挿入されてゆく。




とにかく首チョン切りシーンが続き、始めはこんな映像、出していいのかなとびっくりしたがそのうち見ている方の感覚がマヒしてしまった。




見終わってみたら荒唐無稽、まったく漫画そのものの映画だったが、最終的に、いつも漫画はとても面白いのです。




気がついたら、首 と比較したら限りなくあっさりした内容の ゴジラ-1 と比べると強く印象に残る場面がとても多いのに気づいた次第。



全編とおして、一体だれが主人公か ? といった編集ですが、表向きはどうやら明智光秀が主人公ということになっているらしい。


しかし、私の目からはどうみても豊臣秀吉役の ビートタケシ が主人公に見えてしまいましたが。






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