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ニジマス釣りのメッカ北海道札内川、2015年、4月と7月のニジマス放流予定
2015-4-29(水)は 昭和の日 で休日。この日午前9時に札内川ピョウタンの滝下流で中札内村役場が恒例のニジマス放流を行う。
日高山脈襟裳国定公園のふもとにあたる中札内村南札内のピョウタンの滝に隣接する 札内川園地の今季営業開始に合わせたもので安全祈願祭とニジマス放流を行うというもの。
今年はニジマス大小約30Kgを放流するとのこと。私は夫婦で一日で22Kgのヤマベを釣った記録があるので、この放流量がさほど多いとは思われないが
一般的にはこんなものなのでしょうか?.
また例年、7月の第一日曜日、今年は7月5日(日)にヤマベ放流祭として、ヤマベ、ニジマス各30kgほどを同じ場所に放流する予定とのこと。問い合わせは 中札内村産業課 Tel 0155-67-2495.
十勝川の大きな支流札内川の上流域は多数のダムが建造され、在来の自然は際限なく破壊されている。
この水域では、かって豊富に棲息していたオショロコマをはじめとする在来の渓流魚はおそらく激減ないしは壊滅してしまったと推定される。
しかし、それなりの流れや多くのダム湖は一見自然景観もよく、格好の放流ニジマス釣り場になっている。人気スポットには全国から多数のニジマス釣り愛好家が訪れる。
私たちは 2006-11-4 にオショロコマをさがして同水域をまわったことがあるが、当時はすでにニジマス一色でオショロコマは僅かに1♂を撮影できたにとどまった。
ダム下ではニジマスがけっこう釣れて、それを川岸の即席生け簀に放しておいたら全部野生化ミンクに盗られてしまったりした思い出がある。
この水域には中札内村役場のみならず、他にもニジマスを継続放流している個人や団体があると思われ、その実態は不明だが、総合的にはかなりの放流があるようで、その結果ここが全国レベルのニジマス釣り場として維持されているのは確かなようだ。
ところで継続的なニジマス放流で札内川水系のオショロコマは壊滅したのだろうか。
ピョウタンの滝の上流域、札内川上流には、さらに少なくとも6基のダムがありこれらのいくつかのダム湖やダム下にはニジマスが多かった。
最後のダムで林道は途絶え、ここから札内川上流へは川沿いの車が走れる道が無い。
手前のゲートのため私たちはこの最後のダムまでは到達できなかった。
もし、この最後のダムが魚止めのダムとして機能していれば札内川源流域や右支流、六の沢源流域奥深くには必ずや多少のオショロコマは生き残っていると思う。
できればそのあたりを調査して確認したいところだが、ヒグマの巣窟をひたすら徒歩で遡行するしかないため、かなりきつく危険な調査になるだろう。
願わくば、この最後のダムの上流にはニジマスが撒かれていないことを祈るばかりである。
中札内村役場の担当職員の方に電話で聞いた限りでは、ニジマス放流がオショロコマはじめ在来の渓流魚にあたえる影響などに関しては、まったく考えたことはないとのことであった。
そもそも、このあたりにどんな魚がいるのかもよくは知らないとのことであった。
これは、札内川水系各所にニジマスを放流してきた方たちも同様の可能性があるだろう。
その結果、ダム群建造とそこに継続的に放流されてきたニジマスのため札内川上流のオショロコマは、私たちの調査の印象から考えるとおそらく壊滅しているとおもう。
もはや、今となってはそれは仕方がないだろう。
しかし、この際、少なくとも最後のダムのさらに上流、札内川水系源流域には決してニジマスを放流しないようお願いしたい。
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ニジマス釣りのメッカ北海道札内川、2015年、4月と7月のニジマス放流予定
2015-4-29(水)は 昭和の日 で休日。この日午前9時に札内川ピョウタンの滝下流で中札内村役場が恒例のニジマス放流を行う。
日高山脈襟裳国定公園のふもとにあたる中札内村南札内のピョウタンの滝に隣接する 札内川園地の今季営業開始に合わせたもので安全祈願祭とニジマス放流を行うというもの。
今年はニジマス大小約30Kgを放流するとのこと。私は夫婦で一日で22Kgのヤマベを釣った記録があるので、この放流量がさほど多いとは思われないが
一般的にはこんなものなのでしょうか?.
また例年、7月の第一日曜日、今年は7月5日(日)にヤマベ放流祭として、ヤマベ、ニジマス各30kgほどを同じ場所に放流する予定とのこと。問い合わせは 中札内村産業課 Tel 0155-67-2495.
十勝川の大きな支流札内川の上流域は多数のダムが建造され、在来の自然は際限なく破壊されている。
この水域では、かって豊富に棲息していたオショロコマをはじめとする在来の渓流魚はおそらく激減ないしは壊滅してしまったと推定される。
しかし、それなりの流れや多くのダム湖は一見自然景観もよく、格好の放流ニジマス釣り場になっている。人気スポットには全国から多数のニジマス釣り愛好家が訪れる。
私たちは 2006-11-4 にオショロコマをさがして同水域をまわったことがあるが、当時はすでにニジマス一色でオショロコマは僅かに1♂を撮影できたにとどまった。
ダム下ではニジマスがけっこう釣れて、それを川岸の即席生け簀に放しておいたら全部野生化ミンクに盗られてしまったりした思い出がある。
この水域には中札内村役場のみならず、他にもニジマスを継続放流している個人や団体があると思われ、その実態は不明だが、総合的にはかなりの放流があるようで、その結果ここが全国レベルのニジマス釣り場として維持されているのは確かなようだ。
ところで継続的なニジマス放流で札内川水系のオショロコマは壊滅したのだろうか。
ピョウタンの滝の上流域、札内川上流には、さらに少なくとも6基のダムがありこれらのいくつかのダム湖やダム下にはニジマスが多かった。
最後のダムで林道は途絶え、ここから札内川上流へは川沿いの車が走れる道が無い。
手前のゲートのため私たちはこの最後のダムまでは到達できなかった。
もし、この最後のダムが魚止めのダムとして機能していれば札内川源流域や右支流、六の沢源流域奥深くには必ずや多少のオショロコマは生き残っていると思う。
できればそのあたりを調査して確認したいところだが、ヒグマの巣窟をひたすら徒歩で遡行するしかないため、かなりきつく危険な調査になるだろう。
願わくば、この最後のダムの上流にはニジマスが撒かれていないことを祈るばかりである。
中札内村役場の担当職員の方に電話で聞いた限りでは、ニジマス放流がオショロコマはじめ在来の渓流魚にあたえる影響などに関しては、まったく考えたことはないとのことであった。
そもそも、このあたりにどんな魚がいるのかもよくは知らないとのことであった。
これは、札内川水系各所にニジマスを放流してきた方たちも同様の可能性があるだろう。
その結果、ダム群建造とそこに継続的に放流されてきたニジマスのため札内川上流のオショロコマは、私たちの調査の印象から考えるとおそらく壊滅しているとおもう。
もはや、今となってはそれは仕方がないだろう。
しかし、この際、少なくとも最後のダムのさらに上流、札内川水系源流域には決してニジマスを放流しないようお願いしたい。
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