オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

本流ニジマスとオショロコマの闘い

2018-12-21 13:39:20 | ニジマスによる被害
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本流ニジマスとオショロコマの闘い。


201X-7-4(金)  晴れ のち曇り


北見を10;00 出発。ニジマスとオショロコマが拮抗している渓流へ向かった。


この水域は本流で支流ではない。この日の水量は普通。


いつも本流デカニジマスがひそむ最初の深いたまりでかみさんが振り込んだとたん、予想どおりの猛烈ヒット。



ギューンと細い渓流竿がものすごい勢いで絞り込まれ竿先が水中に没するが、次の瞬間、パーンッと針がはずれ逃げられた。



いつものパターンで、今回も釣り針がデカニジマス口腔内の軟部組織を浅くすくう形で刺さってしまったものと思う。


大型魚の口腔内に釣り針が刺さるが貫通できず、軟部組織が切れて釣り針がはずれるパターンだ。



まあ、私たちの釣り方では、これが限界で、仕方ないでしょう。







 


そのあとは オショロコマと ニジマス25-30cmが ぱらぱらと釣れたが大型ニジマスは現れなかった。
































































オショロコマにとっては、デカニジマスよりはるかに怖いのはチビニジマスだ。



このような 恐怖のチビニジマス がけっこう見られるようになると、普通、オショロコマに勝ち目はなくなってくる。



チビニジマスの存在は、そこでニジマスが順調に繁殖していることを示している。



チビニジマスは数年で成熟し、こうなるとオショロコマは圧倒されはじめ次第に駆逐されてほどなく消えてゆく。



ほどなくという期間は水域によって様々で、数年のこともあるし、時には数十年のこともある。


私は、その両方をつぶさに見てきたが、はっきり言えることはオショロコマにとってニジマス放流は迷惑千万以外の何者でもないということだ。



かなり苦労しながら150mほど釣り下り、いつものところで引き返した。 







この日は、疲れたわりには大物がおらず不満足感が残った。



そこで数Km下流の別のポイントへ入ってみた。



林道入り口に80歳越えの老釣り師が立派なビクをぶら下げて歩いていた。何を釣るのかな。



最初のたまりでかみさんが30cmくらいの良型ニジマスを釣ったが移動中に逃げられ撮影できず。



すこし下った本命のたまりは最近の大増水の影響か土砂がたまって浅くなっており魚信なし。
 


引き返して上流の見事な大たまりをさぐったがいかにもいそうなのに魚信なし。







その上のたまりでオショロコマ良型1匹で終了。 




きょうは ちょっと不満足感が残る釣り行であった。







PS : この頃は、この水域では、いまだにオショロコマがそこそこ見られていた。しかし、その後は繁殖し続けるニジマスに押される一方で、最終的に 2018年 にはニジマスが、かっては豊富に生息していたオショロコマを完全制圧しています。





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ニジマス激減、在来魚の復活

2018-12-14 17:56:23 | ニジマスによる被害
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ニジマス激減、在来魚の復活


201X-9-6 (土)  晴れ  25℃


朝10:00 釧路川水系のとある支流源流域へ渓流魚調査に北見市を出発。
 

昼前に目的水域に到着。川の水量はやや少な目で渓流の状態はよく落ち着いていた。



源流域には二段ダムがあるが、2.0mほどで比較的背の低い最初のダムを60Cm級大型サクラマス♂2匹が跳躍して難なく乗り越えるのを見た。



他にもオショロコマやアメマスが盛んに跳躍していたが大型魚でなければこのダムを乗り越えるのはむずかしそうだ。



ダム間プールでアメマス26cm 1、アメマス若魚8、オショロコマ11匹を釣って撮影。
















































ニジマスがいないのが意外であった。





一段目ダム下はアメマスがやや多く ヤマベも釣れたがごく少なかった。 











そこで1時間30分ほどかけて釣り下った。







あまり立派なたまりはないがアメマス若魚多数 オショロコマ良型2♂2♀ 若魚6 












やヤマベが3匹。











ニジマスは  幼魚1 若魚1 が釣れた。






大型魚はおらず 渓流釣りとしてはやや物足りないがニジマスが激減しているのが印象的であった。 






この日の水温は意外と高く14℃もあった。
 



そのせいか 魚の活性はやや低く、喰いも甘いため今日は釣り落としがとても多かった。




またもどって入念に釣ると、喰いは甘いが結構釣れはじめてオショロコマを10匹 アメマス3匹ほどを追加できた。



























































































喰いが甘いのと、針を呑まれるのを避けるため早合わせに徹しているせいか、この日は、撮影したものと ほぼ同数のオショロコマ アメマス を釣り落とした。



撮影させていただいたアメマスやオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




ニジマス激減、在来魚の復活




この川は比較的急流部分が多く、緩やかな大きなたまりはほとんどなく 魚たちは所々にある狭いたまりにしがみつくように棲んでいる。




最終的に、ここはニジマスには住み難い川と思われ、私たちはかってこの渓流で大型ニジマスを徹底的に駆除したこともある。




そのせいか、一時期、侵入・繁殖していた攻撃的外来種ニジマスには、現在かっての勢いはなく激減傾向で、反面、在来種のオショロコマ、アメマスが増えつつあり在来の生態系が復活しつつあるとおもう。







午後4時 武装解除。 疲れてしまったので、ゆっくり運転して帰宅した。



夕食はかみさんが食欲なくソーメンと昨日釣ったヤマベのニンニク漬け塩焼き。




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放流中止でニジマス激減

2018-12-03 21:37:12 | ニジマスによる被害
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放流中止でニジマス激減


201X-9-7 (土) 高曇り 小雨 寒い


この日はラクヨウキノコを採ったり、近郊の川3本をまわってオショロコマ、アメマス、ニジマスの棲息状況を調べ撮影を行った。




最後に、久しぶりにT川本流の大規模ダム下のポイントへいったがダム周囲の灌木帯に群生するハンノキが一気に大きくなって景観がすっかり変わっていてびっくり。




期待に反してダム下ポイントでは小型オショロコマばかりで数も以前と比べると異常に少なく、他には小型アメマス少しのみ。




 










     




ダムから川を下ってゆく。











やがて昼なお暗いうっそうとした原生林の森の中へ入って行く。






いかにも良さそうなポイントが現れる。














































森の中でのポイントでは良型アメマスが次々にかかり、オショロコマはみられずアメマス天国の様相だ。














































アメマスは幼魚、若魚、尺近い成魚までが見られる。




最後の最後に小型ニジマス3匹が釣れた。 















最終的に、ここでの釣り果はアメマス10、オショロコマ5、ニジマス3 であった。


ここでは以前はニジマスが圧倒的に多かったが、在来の生態系保護に目覚めた所轄自治体がニジマス放流を止めたことと、その後の釣り圧のせいかニジマスは激減、在来種のアメマスが増えてきた。


一方、対照的に、かっては豊富に棲息していたオショロコマの回復はやや遅れており、ほかの渓流と同じく、勢力を増すアメマスに負けてゆく可能性がある。


撮影させていただいた渓流魚は丁寧にもとの場所にリリースしました。


その下流はずつとダラ川で ポイントがなく川を上がった。 


近年、無制限なニジマス放流を見直す自治体や団体が増え、上流に在来種個体群が棲息する川には安易にニジマスを放流しないという十勝ルール(十勝川ルール)などが浸透して、在来種保護といった視点が広く認識されつつあることは本当に喜ばしいことだと思います。





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野生化ミンクが跋扈する有名ニジマス川の変貌とタバコ空き箱

2018-11-29 21:37:41 | ニジマスによる被害
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野生化ミンクが跋扈する有名ニジマス川の変貌とタバコ空き箱


2013-7-26(金) 曇り 暑い


午前10:30、従来ニジマス川として有名な近郊の T川の上流域へ久しぶりに出かけた。


11:30分 まず目的のT川へかかる古いコンクリート橋付近から川に降りて釣り下ってみたが以前と渓相が大きく変わってしまいどこまでもダラ川でたまりがなく川をあがった。




このところの大雨・大増水と、その後の護岸工事、河川改修工事などで川の様子がまったく変わってしまった。






うっそうとしていた河畔林もずいぶん伐採されてしまった。


昼食後、もどってT川沿いの林道を牧草地に沿って走ってみたがやはりどこまでもダラ川であった。


そこで今度は本命の旧鉄道駅跡地のポイントへ入ってみた。


しかし、以前に50cmデカニジマスをかけた最高のポイントは護岸工事で消えてしまい魚信なし。





おりしもカワガラス数匹が低く飛びかい、あろうことか外来種の野生化ミンクまで1匹さっそうと泳いでおり、ちょっと釣りには向かない感じになっている。 


カワガラスや野生化ミンクは明らかにこの渓流のニジマスを狙っていると思う。



かって北海道では毛皮をとる目的でミンクの飼育が盛んであったが飼育場から逃げ出したミンクが野生化し繁殖している。



ミンクはカワウソと同じく泳ぎが得意で渓流魚を捕らえて食べる。



札内川で釣った多数のニジマスを岸辺につくった生け簀に放しておいたら全部ミンクに獲られたことがある。



一時期、知床の渓流に、今は絶滅したカワウソを他の国からもってきて移植するという計画があったというがオショロコマの現状を考えると狂気の沙汰としか言いようがない。




川を下ってゆくと、以前はニジマスが群れていた良ポイントが現れる。













多いに期待しながらを探ってゆくが小型ニジマスが少し釣れたのみ。














その後は魚信なく引き上げた。 



手持ちぶさたで河原の花や蝶など撮影した。







タバコの吸い殻、空き箱があちこち落ちていたのが気になり少し撮影。











全員とは言いたくないが、どうしても釣り師のタバコのみの中にはマナーの悪い輩がいるのは事実。





早めに帰宅。 


このところ ほとんど雨がない日が続き 毎日 水まきが日課になってまいったな。 

庭や家庭菜園が カラカラだ。





私の好きなサイト 流域の自然を考えるネットワーク をみていましたら

たまたま、見かけた気になるサイトがありました。

石木川・まもり隊   http://ishikigawa.jp/action/


佐世保市の清流石木川に巨費を投じて、いまや明らかに無用の巨大ダムを造ろうとしている。ダムを造る理由というのが、いかにも陳腐で田中角栄の時代のいけいけドンドン、みんなでダム作ろうの延長線上にあることは明白だ。国策として深い思慮もなく一旦認可してしまったお役人のメンツ、ダム建設で大きな利益を期待する勢力の存在の有無にはなにも言及していないところが、やや甘いとおもいます。




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雨の釣り。ニジマス大繁殖。オショロコマ激減。

2018-11-14 23:37:09 | ニジマスによる被害
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雨の釣り。ニジマス大繁殖。オショロコマ激減。


201X-9-14 (土)  曇り のち雨 のち曇り 28度C。


なま温かい風が吹いている。



雨が降りそうで降らないイヤな天候だ。



ニジマスが圧倒的パワーで繁殖してオショロコマを駆逐しつつある北見市近郊の渓流に入った。







釣り始めると、まずオショロコマ5匹。















しかし、そのあとはニジマス幼魚〜若魚が ワンキャスト ワンニジマスといった感じで釣れに釣れた。













この日はニジマスは立派なたまりをことごとく占拠するのみならず、かなりの個体が瀬にも出ていた。 












きっと雨が降ってくるぞ の予想どおりに、途中でかなりの雨が降ってきて濡れながらの釣りになった。










やがて私たちが濡れネズミになったころ約30分で雨は小やみになってきた。











ワンキャストワンニジマスの小型ニジマス釣りにも飽きてきた。 



この日、かみさんがひそかに期待していた大型ニジマスは結局釣れなかった。



この時期、デカニジマスは春先に産卵後、なにかの理由で居座っているのが稀に釣れるのみで普段は川の上流から源流域には大型ニジマスはいないことを改めて実感した。



ニジマスは25匹、早あわせに徹する私たちの釣り方のせいで同じくらいを釣り落とした。



オショロコマは小型ふくめ5匹のみでオショロコマが野生化したニジマスに圧倒されていることは明白だ。




もともと、ここにはオショロコマしかいなかったのである。



しかし、ここまでになってしまうと、もはやオショロコマに勝ち目は無い。



かみさんは雨に濡れるし、デカニジマスは釣れないしでやたら不機嫌。








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ヤマメ、北海道と本州の違い

2018-10-18 21:33:43 | ニジマスによる被害
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ヤマメ、北海道と本州の違い


              田中 篤




   


私は北海道出身、現在は関東在住です、


なので北海道でも、本州でもヤマメを釣った経験があり、両者の違いを感じている。



ヤマメの特徴はパーマーク(幼魚班)があり川の上流部の水の冷たい流域に棲む。


しかしその生態は複雑で、ヤマメの一部が降海してサクラマスになって帰ってきたり、 ヤマメのまま渓流で一生をすごしたり色々だ。



そしてその傾向が地域によってかなり違う。


昔はサクラマスの子はヤマメか否かと言う論争があって殺人事件まで起きたそうです。


今では同種ながら生活史の違う物がいるという事がわかっています。


寒冷な地域、とくに北海道のヤマメは、メスの全てとオスの大部分が降海しサクラマスになって帰ってくる。



そしてオスの一部が河川に残ってヤマメとなるのであるが、その降海時期は2年目の春なので、1年魚のヤマメは川に沢山いる、それに比べて2年魚より大きいヤマメはすごく少ない。



なので北海道ではヤマメは新子釣りが多く、束釣りという100匹以上の釣果も多い。



私の子供の頃はズック靴のまま冷たい川に入って釣るのでほとんどが水が温む夏場しか釣りをしなかったが新子はこんなにたくさんいるのに大きなヤマメはすごく少ないのが不思議だった。



釣り人に釣られて2,3年魚は少なくなるのかな?と思ったが、私以外の人は絶対入らないだろうと思われる細い薮沢でも同じ状況だったので原因はわからなかった。



メスの全てが降海するので北海道のヤマメの2年魚以上の魚にはメスはいない。




それでもイレギュラーな魚はいて、まれに抱卵ヤマメが釣れることがある、するとそれが新聞に載ったりする、それほど珍しいのである。




私が関東に住むようになって初めてヤマメを釣ったのが群馬県の渡良瀬川水系、10匹くらい釣れて食用に4匹キープした、家に帰ってさばいてみると2匹が抱卵ヤマメだった。



生まれて初めて抱卵ヤマメを釣って「やったーーー!」と感動したが、その後知ったのだが、これは本州ではあたりまえの事だった。(汗)



このように本州のヤマメは2年魚以上になってもメスヤマメは河川に在留していて、そのまま成熟して生殖活動をする。



2年目の春に降海してサクラマス化するものはほとんどいなくて、ヤマメのほぼ全てがそのまま河川に残留する。



ただし降海する性質は完全には失ってはいないようで、大河川に下降してサクラマス化(戻りヤマメ)することもある。


相模川でも僅かながらサクラマスがいるようだ。



ということで北海道のヤマメは降海する性質が強く、本州のほとんどのヤマメは陸封に対応する性質がある。



この性質は北方の寒い地方ほどサクラマス化する確率は高く、南に下るほど降海してサクラマス化する割合は少なくなりその傾向は連続して変化していく。



このようにヤマメの性質は緯度によって連続的に変化していくので、その境目はないように思えるが、実は陸封対応型と陸封非対応型では明確に分かれる。



北海道では堰堤などの遡上障害物ができるとその上流部のヤマメは絶滅する。


つまり陸封対応能力が全くない。


ただし大きなダム湖の場合はそこを海の代わりにしてサクラマス化して繁殖を続ける場合はある。


しかしこれもヤマメとして陸封に対応できているわけではない。





この陸封型との境目は青森県にあるようで、下北半島のヤマメは基本的に北海道と同じ陸封非対応型なのですが、大畑川にだけ陸封対応型のヤマメが生息しており「スギノコ」と呼ばれ特別天然記念物に指定され保護されている。



しかしこのスギノコも現在はイワナの密放流のため、絶滅の危機に瀕しているらしい。
http://basswave.b-s-o.com/news2008/archives/2008/01/post_3.html







実は北海道にも瀬棚町の良瑠石川という所に唯一の陸封対応型のヤマメ個体群が生息しておりましたが、つい最近絶滅したそうです。


その原因は推定になりますが、現在の良瑠石川はニジマスだらけの川になっているようで、ニジマスに駆逐されて絶滅した可能性が高いと言われています。


貴重な個体群でしたがまことに残念なことです。






私は青森県南部でヤマメを釣った事がありますが、そこのヤマメは陸封型だと思います。


ちゃんと調べたわけではありませんが、今の河川はほとんどが途中に堰堤が作られていてサクラマスが遡上できないことと、釣った魚のサイズが色々で小さいのから大きいのまで均等に生息していたので陸封型と判断します。



降海型だと北海道のように新子ヤマメが非常に多くなるはずですから。


こういった陸封に対応できるかできないかは生態の違いですが、生命をつなげるか否かの大きな差になります。



しかし外見上の違いはわかりません、外見的には同じでも生態が違えば亜種の関係になると思います。




この生態の違う2種類のヤマメですが、ある特定の時期には外見的な違いが感じられます。


  本州産 夏ヤマメ



それは産卵期、婚姻色が出る頃です。


本州の陸封型ヤマメは秋になると体側がオレンジ色になりパーマークもかすれたような感じになります。








その様子はサクラマスの婚姻色に似ています。


その着色はサクラマスほど濃くはなくヤマメとサクラマスの中間のような姿になります。



陸封型ヤマメは産卵期には小さいながらもサクラマス化していると言えるでしょう。



一方の北海道のヤマメ、全てがオスですがサクラマスの産卵に加わり自分のDNAを残したい。



しかしどでかいサクラマスのメスにはペアの相手としては見られないし、オスのサクラマスに近づけば攻撃される。


なにせヤマメのサイズは20cm、かたやサクラマスは60cm、体重差は30倍近い、こんなサクラマスとまともに戦っても喧嘩にならない。


浅瀬に乗り上げていた遡上サクラマス♂。かなり小型の個体。

そこで北海道のオスヤマメがとる作戦は、サクラマスの産卵の最中に潜り込んで放精し卵の一部に自分の精子をかける事。



それまではメスのサクラマスの後ろに付いて行って虎視眈々と機会を狙っている。



まるで忍者のように目立たずに忍び寄る作戦だ。



そのためには忍者のような黒装束が効果的、それで秋の北海道のヤマメは真っ黒なのかもしれない。







地元の人は「黒ヤマベ」と呼ぶ、真っ黒黒助のヤマメだ、松崎しげるも真っ青になるほど黒い。



本州のヤマメのようにオレンジ色になって自身の成熟度をアピールするとオスのサクラマスに攻撃されるだろう。



なので忍者モードで隠密行動をした方が自身のDNAを残す確率が高くなるのだろう。



と言っても北海道のヤマメも側線のあたりがオレンジ色になる傾向はあります、ただしそれは陸封型より控えめだし、その上に黒い色が上塗りされたような感じになっている。




以上、北海道のヤマメ( 私はヤマベと呼んでいます ) と本州産ヤマメの違いを田中篤さんに解説していただいた記事ですが、これは両者に深くかかわった彼だからこそのわかりやすい解説です。北海道では河川に残留した2年魚以降のヤマベはサクラマス資源総量の増減にはほとんど貢献しない存在なのです。( 極端な話、すべて釣ってしまっても )

一方、本州ではまったく様相が異なり渓流の陸封型ヤマベを多数釣ることは即ヤマメ資源に大きく影響することがよくおわかりになるとおもいます。この場合は明らかに乱獲となる可能性があります。私の言う乱獲とはその個体群の自然再生産量を大きく超えて採捕することを指します。




北海道では、これまでにニジマス放流によりオショロコマが壊滅したり激減した水域は多数あり、この問題は本ブログのメインテーマの一つです。今回、北海道に唯一残存していた陸封型ヤマメ個体群が、恐らくニジマス放流により消えてしまったことは残念なことです。ニジマスはイトウの産卵床を破壊することもわかっており、今後はニジマス放流は在来の魚類の存在を十分検討のうえ行う( 十勝ルールなど )ことが強く望まれる所以です。






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ベニバナヤマシャクヤクの花とニジマス駆除

2018-05-31 21:06:41 | ニジマスによる被害
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ベニバナヤマシャクヤクの花とニジマス駆除


201X-5-26 (木)  晴れ 暖かい



庭のシャクナゲがきれい。





 


我が家の庭では最も稀少な植物は、このベニバナヤマシャクヤクです。








この日ベニバナヤマシャクヤクの花が3個咲いた。







夕食は冷凍庫にかなりたまってきたニジマスの塩焼きと今が旬のフキの煮しめ。



絶滅危惧種オショロコマ生息水域に侵入した攻撃的外来種ニジマスは、かわいそうですが時々こうして駆除(食べる)しています。



本当は、この時期のニジマスは塩焼きよりムニエルのほうがおいしいのですけど。





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ニジマス繁殖水域のオショロコマは

2018-05-28 00:39:13 | ニジマスによる被害
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ニジマス繁殖水域のオショロコマは



201X-8-23 (金)  曇り のち雨 のち曇り


下流域へ移動するには倒木帯を突破するのが大変だ。






流れの緩やかな良好な深みには大型ニジマスを先頭に小型ニジマスが群れているが、本来の住人であるオショロコマは追い出され、そこにはいない。




この水域の良好な環境は、ほとんどニジマスに占拠され、オショロコマはやや浅く流れの速い水域の大岩の陰の小規模なたまりなどに1-2匹づつ潜むかたちで棲息していた。











今日オショロコマはけっこう良型多く、この時期喰いは浅いためもあって呑ませた個体はなかった。











やっと川を渡ることが出来て対岸をしばらく釣り下ったが30cmニジマス数匹ヒットするも急流に逃げ込まれ最後は針がはずれて逃げられてばかり。


流れに乗られてしまうと野生化ニジマスの引きはハンパではない。



やがて良好なたまりは無くなり、最終的には浅い瀬が連続するオショロコマばかりの水域になった。












最初の入渓地点から300nほど釣り下った感じ。




流れは速いが環境が安定しているようで大岩は苔むして水はきれい。まわりは見事な原生林。









ここでは深いよどみが続く特定の短い水域のみニジマスが多く、そこでは確実に自然繁殖している。




比較的浅く流れの速い水域にはオショロコマが棲み、なんとなく棲み分けているような印象をうけた。



ただ、現在ニジマスが占拠している深いよどみが続く水域は、もともとは在来種オショロコマが群れて棲息してきた最高の環境である。



ここを外来種ニジマスが完全に乗っ取る形で繁殖していることは明白でオショロコマにとっては迷惑千万な異常事態であることに変わりはない。











相当荒々しい岩だらけの川を 苦労して釣り下り、また同じルートを釣り登ってもどったので疲れ果て 今日の釣りはここだけにして引き上げた。




夕食は かまあげウドンとウィンナー。 サヤインゲン。



                            この項、終わり。









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早春の美しい渓流はオショロコマが消えニジマス繁殖

2018-04-22 22:07:40 | ニジマスによる被害
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早春の美しい渓流はオショロコマが消えニジマス繁殖

201X-5-31 (金) 晴れたり曇ったり 暖かい

暖かい陽気に誘われ 12:00、一人で北見市近郊の美しい渓流へ出発。 



12:55 現地へつきニジマスの多い二股ポイントへ行こうとしたが今年は途中の橋の手前で番号カギがかかっていて林道を進めずそこで駐車。



そこから橋の上流へ向かって入渓し釣り登った。



ほれぼれする立派な美しいたまりが続くが、まったく魚信なくウソみたい。 



先行者がいるのだろうか?。 



しかし釣り人の気配や痕跡はまったくない。



入念に釣り登ったが唯一回小型の魚がアタックしてきたがヒットしなかった。
 


そういえば、このあたりは昨年も魚がいなかった。



林道を番号カギを開けて入ったと思われる林務所関係風の車が2台走っていった。



ぴーぴー、クマよけの呼び子を鳴らしながら、えんえんと魚信がないままひたすら釣り登った。










とうとう二股が見えてきた。













二股手前のいつもニジマスが多いたまりで初めて25cm ニジマスがかかった。




越冬後恐らく産卵行動に参加して間もない時期で、やせて傷が多いニジマスだ。





久しぶりのニジマス釣りでドジをして不覚にも針を呑ませてしまいハリスを切って放した。



強引に針をはずすと組織損傷で必ず死ぬが、こうしてリリース後半年後くらいで口からハリスを出したニジマスを再度釣ったことがあり生存の可能性はゼロではない。



ただ、万一 カワガラスや シマフクロウが釣り針入りの渓流魚を捕らえて食べてしまうと、これはまた別な意味で問題になるかも。
 


その上流の右手支流の合流ポイントで30cmニジマス一匹ヒット。これは、きれいな個体だ。




そこで川をあがり右手支流沿いに少し林道を歩いて最初の橋から川に降りた。





この支流はここから2-300mの間、良いたまりが連続して続く。 








期待していたポイント二カ所には魚信なし。


その後、パラパラと若いニジマスが釣れた。
























3つ目のたまりでも何度流しても魚信なかったが、根がかり覚悟で底近く沈めて流すと やっと20cm ニジマスが食いついた。 




そのすこし上流で 15cm ニジマス一匹かかったが それまで。 



この上流は川が林道から離れるばかりで ずーつとダラダラ川のようなので引き上げることにした。 



橋から川をあがって30分ほど林道を歩くと駐車ポイントまでもどることが出来た。 



2時間半釣り登ったが 林道を歩くと意外と短い区間であった。 




今日は ニジマスが少ないのか、活性が低いだけなのか良く分からない状況であった。 




新緑の森はコゴミが葉を展開してきれい。ここまで大きくなると、もう食不適だけど。






ニリンソウが満開。






少ないが北海道大学の校章にもなっているオオバナノエンレイソウがあった。



オショロコマは 一匹も釣れなかった。



この自然豊かな水域は、かってはオショロコマの楽園のようなところであった。



あるときニジマスが釣れるようになり、その後10年を待たずしてオショロコマは完全に消えた。


今では、このあたりは 多少心ならずも、私の楽しいニジマス釣り場の一つになってしまった。


もはやオショロコマが消えニジマスしかいなくなった渓流でニジマス駆除をしても意味はない。この日釣ったニジマスはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。





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Finally in the net after a long battle.

2018-01-18 01:56:04 | ニジマスによる被害
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Finally in the net after a long battle.


2018-1-17 (木)  晴れ


かみさんの友人の女性で世界中を一人で旅行している人がいます。


今回、彼女から寒中見舞いの葉書がきました。


釣り好きなかみさんへ、アメリカのニジマス釣りの様子の絵はがきです。




1974年9月にペンシルバニア州のペンフレンドのところへ遊びにいったおりに買った古い絵葉書だそうです。



今から44年前のアメリカのニジマス釣りはこんな具合であったことがよくわかります。




ビクを持っていることから、おそらくキャッチアンドリリースの気持ちはなさそうです。


いでたちや長靴タイプのトクナガも時代を感じさせます。



ランデングネットの形状はあまり使いやすそうではなさそうです。


長い闘いのあと、ついにネットに収めた といった写真のようですが かみさんいわく。


こんなサイズなら一気に引っこ抜いたほうが確実だわネ。


この写真を見てすごいと思ったことが、ひとつあります。


それは、このニジマスは放流物、養殖魚、外来魚といった日本の状況とは異なり、ここではれっきとしたネイティブ トラウトであるということです。


時には渚滑川のように生態系破壊の限りを尽くすワースト害魚とされる日本とは異なり、雄大な生態系の正規の一員として存在しているのです。


見事な流れです。滝上町の渚滑川がいくら猿まねをしてもダメです。


本場のニジマスはこんなところに棲んでいるのでしょうか。


after a long battle と言うからにはきっと相当にパワフルなのでしょう。








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初冬の美しいオショロコマとニジマスの侵入

2017-12-30 11:40:21 | ニジマスによる被害
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初冬の美しいオショロコマとニジマスの侵入。

201X-10-20 (日) 晴れ  とても寒い日


北見市内は寒いがおだやかで天気のよい日だ。


午前10;30 急にオショロコマを見たくなって一人で大雪山系の渓流上流にオショロコマ撮影に出かけた。


北見市界隈ではまったく積雪はなかった。


ところが標高を上げるにつれ途中から道路脇に雪が見え始め、やがて山肌にはまっ白に雪が積もっておりびっくり。


悪い予感。 


先日の台風26号崩れが北海道をかすめた大嵐のおり、強風だけでなく山間部はかなりの降雪があったようだ。



はたして目的の林道入り口から、かなり雪が積もっておりまだ夏タイヤなので林道へ入って行くのはちょっと無理といった感じ。






おまけに 先日の強風で太い樹木がバタバタと林道に倒れ込んでおり車は通行不能。







そこで車を降り、ウェーダーをはいて雪の積もった林道を歩いて川の源流域へと向かった。



適当な場所で川へ降りて釣り始めると思いがけずニジマス若魚ばかり6匹があいついで釣れた。




















思いがけず、本流からこの支流へとニジマスが侵入しつつあるのを確認することとなった。



早春、雪のため、まだ誰も山奥へ入れないころに大型ニジマス成魚たちが遡上・産卵したのであろう。



産卵後の大型ニジマスたちは雪解け増水に乗って、すべて本流へもどるため源流域にはニジマス若魚・幼魚のみが残る。





そのあとやっとオショロコマが4匹。若魚・幼魚といえどもオショロコマよりはるかにパワフルなニジマスがエサの先取りをしていることは明白だ。















その後当たり無く、しかたなく今度は下流へと下りながら釣った。




























今日はオショロコマ成魚が少なく幼魚・若魚が多かった。
















オショロコマは、幼魚・若魚が主体だが、それなりに見られた。



しかし数年前と比較すると相当減っている。



ここのオショロコマ♀は時にけっこう美しい個体がいる。













ここのオショロコマ♂成魚の中にも見事な個体がいる。









この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。







招かれざる客のニジマスがさらに、時々かかるので溜息がでる。







あたりは雪が積もって完全な冬景色。




寒い。


例年より1か月も降雪が早い。
 

どこかウェーダーに穴が空いているようで水が入って足がかなり濡れている。



今日はオショロコマ15 ニジマス8匹を釣った。



従来ここにはニジマスはいなかったが、急増しているのを今日知った。



最近ここにニジマスが侵入して繁殖していることは明白でオショロコマは相対的に減少、しかも立派な個体がほとんどいなくなっているのが気になる。





渓流の環境破壊の権化とされる砂防ダムだが、ここでは皮肉なことにオショロコマ生息域心臓部へのニジマス侵入を防ぐ最後の防壁になっているかに見える。



午後2時、武装解除。 3時には帰宅したが 疲れた。 



今日は北見市界隈に雪がないので、夏タイヤのまま山へ出撃したのはうかつであった。



実は石北峠は凍結し夏タイヤの車は通行禁止となっており、いつもより車が少なかったのはそのせいであった。












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2017年最後の大型ニジマス釣りと低体温症  その弐

2017-12-02 22:19:00 | ニジマスによる被害
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2017年最後の大型ニジマス釣りと低体温症  その弐

2017-11-17(金)   晴れ のち曇り 強風 最低気温-4℃  最高気温+1.7℃ 寒い




30cmくらいのニジマスが電光石火のごとく岩陰から飛び出してくるのがはっきり見えて、心がおどる。


2mほどの深みは、ここでは数カ所しかないがそこには大抵50〜60cmの大型ニジマスが潜む。









このサイズになるとこれまでしばしば述べてきたいくつかの理由で、ヒットしても確実に確保できるとは限らない。







まさに真剣勝負になる。ただ最初は比較的若いニジマスばかり。






いつもは少しは見られるオショロコマは消えてしまいこの日はニジマス一色である。









































ここではニジマスのためオショロコマが消えてしまったことを憂えても、今では後の祭りに過ぎない。
















































今日の私はニジマス釣りの快感にひたるのみである。





ニジマスたちは手早く撮影後、すべて丁寧にリリースした。

この項、続く。




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ダムを造ると川は死ぬ

2017-10-27 03:41:52 | ニジマスによる被害
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ダムを造ると川は死ぬ


色々な目的でダムが造られますが、その利点も欠点もあり人間にとって功罪どちらが大きいのかは立ち位置によって議論があるところです。


しかし、ひとつはっきりしていることはダムができると川が死ぬことです。 


ダムができてもそれなりに川には水が流れますが、本来の川の自然、特にダムの下流域の自然は早晩死にます。


多くのダムには魚道は無いため、海からの遡上親魚に依存していたヤマベ・アメマス個体群は、当然ながらダムの上流部では完全に絶えます。


もっとも目立つのはダムの下流域の川底の低下( 極端な場合はグランドキャニオン化 )で、それにともない川岸環境も乾燥化がすすみ豊かな自然は失われてゆきます。


これらの変化は一気にくることもあれば、非常にゆっくりとすすむこともあり後者の場合は人知れずにいつのまのか川が死んでゆくため、最終的にはだれもそれに気づかないかもしれません。


しかし私のように長年渓流釣りをしているとダムのため死んでゆく川をいやおうなく、いくつも見ることになってしまいます。



この豊かな自然、美しいオショロコマが無尽蔵にいた渓流が、上流に砂防ダムが出来たために下の写真のように変貌してしまいます。



砂防ダムによる下流域の川底低下で荒れ果てた渓流。上の写真と同一の場所。


最悪の例としては利尻島の良型アメマスの宝庫であったアフトロマナイ川は、あさはか無謀な砂防ダム建設により川そのものが消えてしまいました。




ダム建設には種々の膨大な利権がからむことと、ダムを造り続けなければ存在意義を失う人間集団がいるため、無謀無益なダム建設は絶え間なく続けられているのが現状です。


ただ私自身はダム建設のすべてが悪いと訴えるわけではなく、諸般の事情から最後の手段としてやむを得ずダムが建設されることには、あえて非をとなえるものではありません。


例えば米国で行われている放流外来魚から稀少なカットスロートを守るための外来魚遡上防止ダムなど。


北海道では偶然皮肉にもその役目を果たしている砂防ダムが散見されます。


ただ知床や大雪山系では、砂防ダムを造ってもたちまちダムが砂礫で埋め尽くされ砂防ダムそのものが消えてしまう渓流もあり砂防ダムを作れば常に砂防??が可能というわけではありません。


砂防ダムの寿命が極端に短い渓流では当然ながらダムを造っても川が死なない場合もあります。


ダム建設にかかわる川の環境変化についてまったく無知であった私が色々とご教示いただいてきた稗田一俊さんから、最近興味深いメールをいただいたのでご報告したいと思います。


ドローンで上空から眺めるとダムによるすざまじい環境変化が一目瞭然です。河川環境が変わって魚がいなくなったのだから、それじゃあニジマス放流しましょうで話を完結しがちな熱心なニジマス釣りマニアに対するメッセージのようにも見えます。



カメラマンの稗田です。
 お久しぶりです。

 「流域の自然を考えるネットワーク」ではドローンを導入して撮影を始めました。
  


 

 上空からながめれば、ダムの影響が見えてくるように思えます。
 
 実例 その1


 実例 その2


 URL:http://protectingecology.org/report/7349
 URL:http://protectingecology.org/report/7414

 以上、参考までに

流域ネットの代表は漁師さんで、水産資源の面からダム問題に取り組んでいます。


それに加えて、人命・財産を守るために災害防止の視点も取り入れております。


そこで、釣り人の方たちも、釣る魚がいなくなったのでニジマス放流に頼るのではなくて、在来魚を釣る方向で考えていただけば、魚の繁殖環境の改善に繋がっていくのかなぁ…と思っております。


是非、釣り人の方たちも、「在来魚を釣りたい!(ヤマメ・アメマス・オショロコマ・アユ…)」という声を上げていただけるようになればなぁ〜と思っております。

 
よろしくお願いします。

                        2017-9-19

 



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知床半島、河口に咲く白い花

2017-10-22 07:29:46 | ニジマスによる被害
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知床半島、河口に咲く白い花

2016-10-16(月)に羅臼町で開かれた知床自然遺産地域連絡会議で気になる事件が報告された。

釣り人が釣ったサケをヒグマが奪って食べているというのだ。


知床半島ウトロ側の斜里町遠音別(おんねべつ)川河口付近に 2017年10月13日にヒグマがあらわれ、逃げた釣り人が残したサケを食べていたという。

翌2017年10月14日にはウトロ町のはずれにある幌別川河口右岸で、サケ釣りの釣り人が一時的にその場を離れたすきにポリ袋にいれておいたサケが無くなっておりヒグマが持ち去って食べた痕跡が発見されたという。


今年は山の木の実などが不作で冬眠をひかえたヒグマが人里近くで目撃されることが多く、このような事件が続くと思わぬ事態がおこる可能性がある。


知床財団では、釣り人は釣ったサケ・マスなどは肌身はなさず持ち歩くか、その都度、車などに保管して事故防止につとめるよう訴えている。


このようなことが続くとヒグマたちは海岸で釣り人を見つけると寄ってくるようになるかもしれずとても危険である。


ことあるごとにマナーの悪さを指摘される釣り人たちも、ついに知床のサケマス釣り禁止といった事態を招きかねないとおもう。


私も先日カラフトマス狙いの釣り人たちによるとおもわれる目にあまる光景を目撃した。


2017年8月20日、知床半島ウトロ側オチカバケ川の林道崩壊現場を調べに行ったときのこと、河口付近の広場には沢山の釣り人の車が駐車していた。



川の方をみて、なにか白い花がいたるところに咲いているが何だろうと思って近づくと、げげーっ、それはおびただしい数のウンコの山でした。


ウンコの上にティッシュペーパーが乗っているので遠目には白い花にみえたのでした。


釣り人がいたるところかまわずキジをうった跡です。


ヒグマが怖くて駐車場所の近くでやるものだから目立つことこの上ない。



この写真には6カ所、あれが写っていますが、とてもこんなものではありません。


確か道北のオホーツク海岸で泊まりがけでサケ釣りをしていた方々はトイレ用のテントを張って簡易トイレを使用しており感心したものでした。


狭い知床では駐車スペースにも事欠く状態なので、こんなことになっているのでしょうか。


一人二人ならともかく何十人何百人もが河口付近で、やると環境破壊にもなりかねない。


なによりも見苦しいことこのうえない。


本州など訪れる人が多い山などでは携帯トイレの持参や簡易トイレブースなどで対処しているようです。


今は10月で植物の花はおおかたおしまいですが、知床の河口では依然白い花が咲き続けているのでしょうか。




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ニジマス36匹、オショロコマ1匹、放流ニジマス一色となった渓流  その弐

2017-09-18 21:40:13 | ニジマスによる被害
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にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村ニジマス36匹、オショロコマ1匹、放流ニジマス一色となった渓流  その弐

201X-8-17 (日) 晴れ のち曇り

必ず最初の振り込みで、そこにいる一番大きいニジマスがかかる。


流れ込みの先頭に一番パワーのある親分各のニジマスがいて順次、体の大きい順に連合艦隊みたいに並んで流れてくるエサを捕食している様子がうかがえる。


この川にはその様子が橋の上から、こっそり観察できる場所もある。


この水域はもともとオショロコマしかいなかったのだが放流され野生化したニジマスたちに駆逐され、ついにオショロコマは消えて久しい。


もともとの住人オショロコマは源流域の狭い水域に追いやられ、現在そこで命脈をつないでいる。 


今日、本当に久しぶりに オショロコマ1♀若魚を釣った。


恐らく、この大増水で源流域から流されてきたのであろう。


最近では、珍しいことだ。 





この水域最大の支流との合流ポイントでは 振り込んだとたん 45cmニジマスヒット。



3.0mの渓流竿がギューンとつの字に曲がるが、かまわず力まかせに一気に引き抜いた。



今日は、遊んでいるうちに針がはずれることが続いたからだ。


大型ニジマスのせいで竿が折れるか折れないかは運次第。


岸辺で 2.0号 ハリスが切れたがすばやく砂地に押さえつけてかろうじて魚は確保。






引き続き、かなりの数のニジマス幼魚〜若魚が釣れた。









幼魚・若魚はニジマス侵入調査においてはデカニジマスより遙かに貴重な証拠、すなわち自然繁殖の査証である。 








ここで川を上がっていったん林道へもどった。 


最初の入渓場所の下流にあるいつもの良ポイントは増水しすぎてダメ。


そのやや下流の岸辺のたまりで20cmニジマス1匹。さらに下流のポイントでニジマス若魚6。 


その下流は だら川が続きポイント無し。  


もうこの水域は完全にニジマス川だ。


かってはオショロコマしかいなかった。


当初はオショロコマが消えたことを強く憤り、ニジマス徹底駆除も考えたが、もはやどうにもならない状況を認めざるをえない。


気がついたら楽しいニジマス釣りに興じている自分をみてなんとも複雑な心境である。


すなわち最近は、この期に及んではニジマス駆除など完全に不可能と判断、ほとんどのニジマスはリリースしている。


今後は、せめてニジマスとオショロコマの関係の推移をできるだけ忠実に記録してゆきたいと考えるようになった。


この日は、最終的にニジマス36匹、源流域から大増水で流されてきたと思われるオショロコマ1匹を釣って撮影した。


このほかかなりのニジマスを目撃ないし釣り逃がしたので確認したニジマスは相当の数になる。



そのうちこの渓流のさらに上部と源流域をさらに数回にわけて調べてみようとおもう。


           

                    午後 5;30武装解除。





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