オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

湧別川水系支流、小規模なオショロコマ個体群と近年珍しいフクドジョウ。

2023-11-14 17:05:20 | フクドジョウ
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


湧別川水系支流、小規模なオショロコマ個体群と近年珍しいフクドジョウ。



20XX-7-8 (金) 晴れ のち曇  30度C 暑い



とても暑い初夏の日。この日、朝から北見市近郊の各所で初夏の蝶類を撮影。



午後、我が家からほど近い北見市近郊の湧別川水系支流で、とても狭い水域に棲息する極めて小規模のオショロコマ個体群を見に行った。














国道から農道に入り数Km 走って林道に入り、さらに目的の渓流沿いにしばらく走って、川が二股にわかれた右沢の一部にオショロコマが棲息している。













本当に小規模な個体群だがこの10年ほど、毎年同じ規模でオショロコマが見られる。












増えも減りもせず、おそらく全体で100個体ほどの小集団とおもう。
















この日はオショロコマ10匹ほど撮影。





















ヤマベ2-3年魚5匹、シンコ多数。














アメマスは見られず、幸いなことにまだニジマスは侵入していない。




珍しく、懐かしいフクドジョウ Noemacheilus barbatulus toni が一匹釣れた。かって北見市界隈の川には底魚としてハナカジカ、フクドジョウはどこにでも無尽蔵に生息していたが、近年、大規模農業で大量の農薬が使用されるようになってからは、きれいさっぱり、ウソみたいに完全に消えてしまいました。





私の個人的な感覚では近年ハナカジカやフクドジョウは準絶滅危惧種VUオショロコマよりはるかに珍しい魚になってしまったと認識してきました。あたかも栄華を誇った平家の落人が人里離れた山奥に密かに隠れ暮らしているかのごとくです。





このフクドジョウが東北の河川に何らかの理由で国内外来種として移入されて大繁殖し、現地の生態系を脅かすまでになっているとは驚きです。なぜそのような事態になったかは不明ですが、もしかすると大規模農業による農薬の影響が少ないのでしょうか。




この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする