オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

継続的放流を止めるとニジマスの勢力が減衰してゆくことがある。

2023-06-29 00:28:47 | ニジマスによる被害
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継続的放流を止めるとニジマスの勢力が減衰してゆくことがある。





6月上旬、オホーツクの山奥、針葉樹の多い原生林の中を流れる源流域の渓流。かってのバブル期にヤマベ、ニジマスの継続的放流が10年以上にわたって行われ、在来のオショロコマ、アメマスを駆逐して勢力をひろげていった。



しかし、バブルが崩壊、世の中が落ち着きはじめると、原始河川にニジマスなどを放流する愚がひろく認識されはじめ、やがてニジマス・ヤマベの無制限な放流は全道的に見直されるようになり、この渓流でも放流はおこなわれなくなった。



その後の経過では、自然繁殖して在来の渓流魚を圧倒していたニジマスは徐々に勢いが衰えつつあり、その傾向は年ごとに顕著になっています。






この渓流ではニジマスの継続的放流が止むと、いったん壊滅したかに見えたオショロコマやアメマスも、ほんの少しづつではあるが増え始める兆しがみえはじめました。




ここの野生化ニジマスは渓流の規模から巨大化することはなく、20cmくらいから生殖行動に参加しています。


























ここ源流域ではニジマス幼魚、若魚が主体で40cmくらいのサイズが最大級のデカニジマスです。






















この日、その40cm級のデカニジマスが数匹かかったが、うち一匹は明らかに口傷があり、昨年私がリリースした個体かも知れません。









何故か、体が銀ピカに輝くニジマスも釣れたが、あたかもヤマベのギンケのように体が銀ピカになった理由を色々考えましたがよくわかりません。









6月上旬、オホーツクの山奥の渓流沿いに見られるクリンソウの美しい花は七分咲き。














次は、この日撮影したオショロコマを提示します。









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