オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

利尻島でオショロコマの棲む2本目の川を発見

2014-09-30 20:41:10 | 渓流魚、蝶、自然
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利尻島のオショロコマを撮影 その弐

2009-9-26 (土) 晴れ
利尻島でオショロコマの棲む2本目の川を発見した。

利尻島には涸れ沢、涸れ川が多い。

多少とも水の流れている沢、川などをしらみつぶしに捜しながら、鬼脇(おにわき)を抜け結局ぐるりと島を一周。本当にかすかな細流をもう1本発見した。








この渓流の50mほどの区間、ごく狭い水域でオショロコマを発見した。





ここで最大尾叉長10cm ほどの超小型オショロコマ10匹を釣って撮影し、全て丁寧にリリースした。


ここの個体群は腹部は着色のない暗い感じの色調で赤点紋理も強くない地味な外見のオショロコマであった。























結局、利尻島全域でオショロコマの棲む川は2本であった。

いずれも極めて小規模ながら利尻では最も自然度の高い( 今現在、水の流れているという意味で)渓流であった。

これらのオショロコマが Native のものか、そうでないのかは明らかでない。

いずれにしても、現在の利尻島においては極めて貴重な自然の一部となっている。

これらのオショロコマたちは、生息水域があまりにも極限され個体数も少ないので安易に捕獲したり持ち帰ることは固くひかえるべき個体群と思う。 

一息ついて久しぶりに姫沼を見にいった。すっかり観光地みたいに整備されて利尻観光の目玉の一つになっている。

昔は立て看板があり、ここには鯉、フナ、ヒメマスなどが放流されていますのでご自由にお釣り下さいと書いてあった。

立派に観光地化された今、そんな看板は無くなっていた。








  この項、 続く。



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利尻島のオショロコマを撮影  その壱

2014-09-28 09:11:21 | 渓流魚、蝶、自然
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利尻島のオショロコマを撮影 その壱

2009-9-26 (土) 晴れ
朝、前日買ってあった豆パン、バナナ、お茶の朝食の後、民宿を出発した。

あらかじめ、ここぞとめぼしをつけてあったもう1本の小渓流をさぐった。

とても小規模な川に沿って登り、まず小さなプールが2カ所続いているところで釣った。



そっと振り込むと、ぐんぐんっと強いアタリがあり、これらの浅く狭いプール二つともオショロコマがいた。とてもあっけない出会いであった。

長年、思いこがれてきた利尻島のオショロコマは、こうしてあまりにもあっけなく見つかったのであった。

その上流にはオショロコマがたまるような環境はなく魚の姿はなかった。

こんな常識ではまったく考えられないような狭い水域に長年命脈を保ってきた利尻島のオショロコマ個体群には敬意を表したい気持ちだ。

尾叉長15cm 前後の成魚♂♀のほか幼魚や稚魚もみられここでは立派に自然繁殖をしているようだ。

腹部やヒレの色調や斑紋は実に多彩である。

腹部とヒレは赤いものが多くみられた。知床半島以外では見たことがない鮮やかな橙色のヒレ、鮮やかな橙色の腹部の個体もいて驚いた。


















利尻島のオショロコマは強いて言うと知床系のオショロコマに多少似ているといえようか。







































ここでオショロコマ25匹を釣り、水中で手早く撮影した。貴重なオショロコマたちは、すべてとりわけ懇切丁寧にリリースした。

オショロコマ以外の魚類は釣れなかった。

川底の石をはぐるとびっしりと川虫(テッポウ虫)の巣がみられエサは極めて豊富、ここのオショロコマたちが良く肥えている理由がわかった。




前述の通り、かって積丹半島の小渓流に移植されたオショロコマを撮影したことがあるが、いかにも不健康なメタボ体型でヒレも変形し、正に養殖池で暮らすイジケトラウトといった感じであった。

今回提示したとおり、利尻島のオショロコマはややずんぐりしている傾向がみられるが体型に不自然さはない。

ヒレも大きくピンとしており、いかにも健康そのもので、積丹半島の移植されたオショロコマのような病的な感じはまったくない。

ここのオショロコマに関しては移植説もありNativeなものなのかどうかは不明であるが今回の観察のみからは何とも言えないような気がする。

中学までを利尻島で過ごし、現在は利尻島雄忠志内にもどって水産業を営むT氏に伺ったところ、利尻島では一時期、町の事業の一環としてニジマス卵を購入し、しばらく養殖が行われていた時期があるという。

ニジマス養殖は軌道に乗らずその後中止されたが、もしオショロコマが移入されたとすればこの時期であろうか。

今となっては詳細は不明で当時の関係者の多くは鬼籍にはいっており、何らかの証言や記録がないか調査中である。

もしNativeの個体群とすれば、沙流川水系、天塩川水系、石狩川水系、空沼岳、尻別川水系、余市川水系、網走川水系、湧別川水系、常呂川・無加川水系、斜里川水系、渚滑川水系、幌内川水系、十勝川水系、標津川水系、西別川水系、釧路川水系、忠類川水系、根室半島等の既知個体群とは外見的にまったく別のものである。

強いて言えば、はるか離れた知床半島のオショロコマに多少似ている点は注目に値する。

利尻島のすぐ北に位置するサハリンのオショロコマとの異同も是非検討してみたいものである。

サハリンのオショロコマと同一の個体群とすれば地史的にも興味深い。

また戦前に当時は日本領であったサハリンから持ち込まれた可能性もあるかも知れない。

実際に1924~1926年にかけて当時日本領であった中部千島の新知島(しんしるとう)から野ネズミ駆除と毛皮をとる目的でベニギツネ12つがいを礼文島に移入して10年間は禁猟としたため、このベニギツネを介して持ち込まれたエキノコックスが礼文島の奇病として後に大問題を起こしている。

当時の事情を考えると恐らくサハリンのオショロコマを利尻・礼文へ移植するなどはごく容易なことであったと思われる。

想像たくましくあれこれ考察することは楽しい。

いずれにしても利尻島のオショロコマは今現在、多くの意味で極めて貴重な存在であることは間違いないと言えよう。

今後は、とりわけ大切にしてゆくべき個体群と思う。

ちなみに私は他の北海道離島の天売、焼尻、奥尻島で調査をしているがアメマス以外は発見していない。


引き続き、利尻島の他の小渓流、沢、わき水など水の流れのあるところ全てを入念に調べていった。

       この項 続く。





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利尻・礼文の渓流魚 利尻島へ 86cmイトウ剥製

2014-09-27 15:17:48 | 渓流魚、蝶、自然
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利尻・礼文の渓流魚 利尻島へ 86cmイトウ剥製

2009-9-25 (金) 晴れ

朝7時にF氏がきて二人で愛車スバルのフォレスターで利尻・礼文へオショロコマ探しの旅へ出発。

北見から若左へでて紋別をこえ、オホーツクの海岸に出た。海岸線の国道をひたすら北上。昼過ぎにはイトウ釣りで有名な猿払を通過。

昼食に猿払の少し向こうの道路沿いのレストランでホタテラーメンを食べた。

ここに86cmのイトウの剥製が飾ってあり写真を撮った。



近年、行けば確実にイトウが釣れる川として猿払川は釣り人が激増、イトウもけっこうよく釣れているようだ。

最近はほとんどがキャッチアンドリリースでイトウが剥製になることは稀だ。

そのかわり、同じイトウが何回も釣られ、釣り傷のある個体が増えているという。


このあたりから風力発電の風車があちこちに見られる。特に宗谷岬の裏にはズラリ60基以上の風力発電用巨大風車群があって壮観だ。



自然にやさしいということで(本当は渡り鳥のバードストライクなどあり決してやさしくない)環境省から予算が出て日本全国にこの巨大風車が建設されたが、落雷での故障、取り付け方向の間違い、その他色々のトラブル続出で収支決算は60%の自治体が赤字らしい。







海岸線はどこもサケ釣りの釣り人が見渡す限りびっしりと竿をならべて壮観だ。

巨大風車群もサケ釣り狂想曲の風景も昔はなかったもので、久しぶりにこの地を訪れた私には正に異様な光景だ。 

稚内のフェリー乗り場には午後1時ころ着いた。出港までには大分ある。手持ちぶさたであちこち市場などブラブラしたが時間をもてあまし気味。






 

フェリーは15:30に定刻出港。今日、海は比較的穏やかだが船酔いを防ぐ為には寝るのが一番。寝ているうちに17:10鴛泊到着。 


利尻島の玄関口、鴛泊のペシ岬。


あらかじめ地図などであたりをつけてあったここぞと思われた小渓流へまっすぐに向かった。

この小渓流にはダムがあった。まず一つ目のダム上のたまりを狙った。

いかにも魚がいそうな大きな貯水池みたいなところをさぐったが魚信なし。

さらに次の上流のダムまでの小規模なちょろちょろした流れをさぐったがここも魚信なく付近が急に暗くなってきたので今日は調査を中止。


暗くなった海をフェリーが、折り返し稚内へもどってゆく。




残念ながら利尻島初日はオショロコマに会うことは出来なかった。

鴛泊の料理屋で刺身定食を食べ、素泊まり民宿マルゼンにチェックイン。




ビールなど飲み早めに就寝。幸い,本日F氏はいびきをかかず、二人ともよく眠れた。


           この項 続く。


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利尻・礼文の渓流魚 

2014-09-25 19:03:16 | 渓流魚、蝶、自然
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利尻・礼文の渓流魚 



礼文島の渓流最源流域に棲息する黒褐色調、小白斑の典型的なエゾイワナ。



はるか30年以上の昔、私は利尻・礼文へ毎年のように通い詰めて蝶類の調査に熱中していた。

二つの島は狭く、行けるところも限られていたので、島のすみずみまですべて熟知していた。

利尻島の蝶類( jezoensis Vol.8 p1~46、1981 )という壮大な蝶の論文も書いた。礼文島の蝶類に関する論文も沢山書いた。

この時期、私はごく単純に渓流釣りも大好きであったので雨の日など蝶の飛ばない日はもっぱら渓流釣りをした。

当時の利尻・礼文の渓流は自然度抜群、アメマスばかりであったがどこでも入れ食い状態に釣れた。釣った魚はキャンプの時は貴重な蛋白源としてよくバター焼きなどにして食べていた。

利尻島では30cmくらいの銀ピカ系のアメマス、礼文島の海岸に近い小渓流では無数の小型アメマス、山奥では大型黒褐色の30cm前後、エゾイワナタイプのアメマスがよく釣れた。

この頃はオショロコマに特に興味はなかったのだが、礼文島内路川で、ある日赤い点々のある小型のイワナ??が釣れて何だろうと不思議に思ったことがある。

気になって50円玉を横に置いて撮影した記憶があるのだが、その写真は捜したが昨年の引っ越しのどさくさで行方不明であった。

最近やっとその時のアルバムと日記を発見し、礼文島のオショロコマの確実な記録 としてこのブログで紹介した

この10年ほどはオショロコマに興味を持つようになり、利尻島にもオショロコマがいることを知った。

利尻ではよくアメマス釣りをしたがオショロコマは見たことがなかった。

もし利尻・礼文にオショロコマがいるとすれば日本北限のオショロコマである。

是非撮影してみたいという思いは強かったが、なかなか果たせないでいた。

そのうち、利尻・礼文のオショロコマは移植されたものであると述べている図鑑(新 ・北の魚たち p123 北海道新聞社 2003 )も現れた。

一般に移植されたオショロコマは 積丹半島の例のようにnative の個体群と比べると体型がずんぐりとしてヒレが矮小化して一種独特の形態的特徴を呈することがある

利尻・礼文のオショロコマは果たして native か ? それとも移植されたものか?一体どのようなオショロコマなのだろうか? 。

想像は果てしなく広がり興味は尽きない。要するに自分の目でみるしかないのだが、なかなか機会がなかった。

2009年秋、蝶友のF氏の協力を得て、本当に久しぶりに利尻・礼文を訪れ、渓流魚の撮影をすることができた。   

             この項 続く。


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礼文島久種湖アメマス釣りと南米猛魚ドラド釣り

2014-09-23 21:28:31 | 渓流魚、蝶、自然
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礼文島久種湖アメマス釣りと南米猛魚ドラド釣り



1986年5月3日、礼文島へ家族で渡って、日本最北の湖、久種湖(くしゅこ)でゴムボートを浮かべてアメマス釣りをしたことがある。今から28年も昔のことだ。

 実は、この1年前、「北海道の釣り」という釣り雑誌で早春の久種湖のアメマス釣りが紹介され、これが全国的にかなり大きな反響があった。

このとき、私自身も強いインパクトを感じ、翌年のゴールデンウィークの連休を利用して家族旅行も兼ねながらこの湖を訪れたのであった。


稚内への途中、とある町はずれに退役した自衛隊のF104J が展示してあった。



礼文島の玄関口、香深(かぶか)のフェリー付き場。


礼文島で、よくお世話になった 星観荘玄関。有名な ひこじ おじさんと。


ひこじ おじさんに抱かれた末娘。いまでは4人の子持ちです。



久種湖へいたる湿原の道と礼文島最高峰の礼文岳。


礼文島には蝶の調査で何度も来ていたが、まさかこの湖で大型アメマスが入れ食い状態で釣れるとは思ってもいなかった。

この時、1985年5月号の北海道の釣りの表紙写真が当時としては稀にみる素晴らしい傑作写真であった。


全国的にルアーフィッシングがすごい勢いで盛んになり始めていた頃でもあった。いたく感激した私はこの号だけは捨てずに記念にとってあったのだ。 


つい最近、当時のアルバムなど発見したおり一緒に出てきたのだが今やレアものの本だ。実は、この号以外にも久種湖で30cm前後のアメマスを爆釣した記事がカラー写真とともに紹介された。

その記事ではゴムボートやカヌーなどでの湖面釣りが紹介されていたのであった。これらの記事を読めば、GWに久種湖へ行けばアメマス釣り放題の印象を誰もが持ったに違いない。

それほど、印象的な類稀なる煽り記事であったのだ。

1986年5月3日。ゴムボートを出してアメマス釣り放題を夢見て久種湖を訪れた私たちは、あまりの光景に驚いた。






久種湖。

恐らく100名以上の釣り人が久種湖のあちこちで投げちゃ引きをやっていたのだ。


この方は東京からきたルアーマン。

盛況の管理釣り場みたいで壮観であった。民宿の話では道内はもちろん本州方面からの釣り客も多かったようだ。

釣り人が多すぎてあちこちでラインが絡むトラブルが起きていた。エサをつけてのドボン投げ釣りをしている人もいた。


これはウミアメマスではなくおそらく久種湖いつきのアメマス。やせていた。

さすがに岸からのルアー釣りでは勝ち目がなさそうなので、私たちは持参のゴムボートで出撃した。他にも10組ほどの釣り人たちがゴムボートを出していた。 

結果は惨憺たるものでゴムボートの私たちには小さなアメマス1匹がヒットしたのみ。他のほとんどの釣り人もまともな戦果をあげた人はいなかった。





この年、なぜか湖から海へつながるコンクリート三面張りの川の水量があまりに少なく、湖に群れをなして遡上するはずのチカがいなかった。

それを追って久種湖へ大挙して遡上してくる海アメマスが釣れるはずだったが、当然ウミアメマスの遡上は無く、釣れるのは湖いつきの数少ない越冬後のやせアメマスであったのだ。

当時としては、そんな知識はなかったが(ウミアメマスという言葉もまだ一般的ではなかったと思う)今にして思えば河口付近の浜辺や港の岸壁などからのルアー釣りのほうがウミアメマスは釣れたのではなかろうか。

その後、私は久種湖でルアーを引いたことはない。 

意気消沈して自宅にもどったら、南米に住む知人からドラド釣りの写真が届いていた。

巨大なドラドを釣って得意満面の写真を複雑な気持ちで眺めたのを思い出した。









                    
                            おしまい。



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日本最北、礼文島のオショロコマ確実な記録

2014-09-21 20:54:03 | 渓流魚、蝶、自然
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礼文島のオショロコマ確実な記録

28年前、私たちは礼文島内路川でオショロコマ1♀を釣っていた。



礼文島エーデルワイス群生地から背後に利尻島、利尻山。




最近、オショロコマの分布や個体変異、地域変異、季節変異などに興味を持ち始めたが、さて礼文島にオショロコマはいるのかという疑問に突き当たっていた。

実際に調べてみると信頼すべき記録は、まったく見つからない。

ネットレベルでは礼文島でオショロコマを釣ったとか、礼文島の渓流にはオショロコマが遡上するなどといったまた聞きレベルの無責任なものを散見するがよく読むと全てが信憑性にはほど遠いものばかりだ。

もちろん礼文島のオショロコマの画像記録は皆無であり、確実・具体的な記録もまた皆無である。

ネットによる情報の信憑性は、ある意味で限界があり疑問を持ち始めたらきりがない。せめて具体的な日時、状況説明の記載と判別可能な写真映像などあれば信じたいと思う。

そのようななかで利尻・礼文のオショロコマは移植されたものであると明確に述べている図鑑(新 ・北の魚たち p123 北海道新聞社 2003 )も現れたが記述にはまったく具体性がなくその出典も明らかでなかった。

私自身は当時蝶類の調査のため礼文島を何度も訪問していた。礼文島のすみずみまで知っているつもりでいたし、ほとんどの小渓流ではキャンプでの食料確保のため釣りをした。

しかし、礼文島でおびただしい数のアメマスを釣ってきたがオショロコマは唯一ただ一匹を釣った記憶があるのみであった。

昔、礼文島でアメマス釣りをしたとき、多数のアメマスの中に唯一匹のみ体側に赤い点々が鮮やかなオショロコマを発見して、ちょっと気になって横にコインを置いて撮影したというおぼろげな記憶があったのだ。

そんな話を私がネットに書いても恐らく信憑性のない困った記録に分類されてしまうのがおちであろう。

写真アルバムや当時の日記を捜したが先年の引っ越しのどさくさで行方不明となりなかなか見つからなかった。

ところが最近、偶然にこれらを発見できたので、礼文島のオショロコマの確実な記録として報告しておきたい。


礼文島の内路川で、沢山のアメマスに混ざって オショロコマが一匹釣れていた。 当時のアルバムにオショロコマの横に50円硬貨を置いて写真を撮ったのを最近発見したのである。

 この日1986-9-14(日)の日記によれば民宿うすゆき荘を朝6時30分出発。9時40分までに起登臼川源流域まで釣ったが釣り人の痕跡ばかりが目立ちアメマス25cm前後のもの4匹と、時々10cm前後の小型アメマスが釣れる程度であった。そのあと香深井川を釣ったがひどく場荒れして小魚ばかり。その後、礼文林道に入ってエーデルワイス群生地を見て香深へ降りた。


当時、有名であったおはようカラス。観光客にオハヨーと声をかける。おはようと答えるとまたオハヨーと返す。




エーデルワイス。 レブンウスユキソウ群生地にて。


昼食のあと内路川を釣ったがいつもに較べ魚が異常に少なかった記憶がある。実は5日前に近くの牧場主らが三角網を使ってアメマスすくいをやったのであった。

彼らの話では多数の小型アメマスの他に、50cm級の大型アメマス♂♀を各1匹すくったが抱卵しており産卵のため海から遡上してきた個体たちだと話していた。

この日、この渓流では釣った魚は食べるためキープすることにして釣ってはビクに放り込んだ。







釣り終わって当時の釣り世界での流行で、獲物をずらりと並べての記念撮影の折り、オショロコマ1♀を発見し、珍しいと思って横に50円硬貨を置いて撮影したのであった。









その28年後の 2014-9-21この写真を見るといかにも技術的に稚拙な写真で恐縮だが、オショロコマ特有の体側の細かな赤点紋理だけは確実に認識できる。

この頃、極めて少ないながら礼文島内路川にオショロコマがいたという確実・明快な証拠である。


記録 オショロコマ1♀  尾叉長約24cm . やややせた個体。 1986年9月14日に礼文島内路川で釣れた。釣り人 矢崎康幸。 証人 矢崎和子。釣れたのは河口から数百mのたまりでアメマス多数に混獲される形で唯1匹のみ釣れたものである。 当時はきわめて貴重な記録であるという認識はまったくなくこのオショロコマは焼いて食された。

もし、これまでに礼文島でオショロコマを確認した御経験をお持ちの方はぜひ公表していただければ幸いです。なお、近年、礼文島のアメマス(イワナ)は北海道の他の地域と同様に種々の理由で激減しています。28年前のような無制限な釣りは控えるべきと思われます。



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武利川水系TR沢のオショロコマとエゾイワナ

2014-09-20 15:59:03 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-11-14  曇  寒い

武利川水系TR沢のオショロコマとエゾイワナ

雪のため、これから峠をぬけるのは無理と判断し山を下って国道へもどった。

少し走って標高の低い別の峠を目指す。

この道路沿いの渓流は周囲が広範なカラマツ植林の山で、川の環境も限りなく良くない。源流までさぐったがとうとう魚信はなかった。

このルートから峠を越えて湧別川水系武利川支流の源流域に向かった。

この峠は幸い標高も低く、また日当たりもよいせいか道路の積雪がなく武利川支流のTR沢上流に容易に到達できた。



ここにはオショロコマがいた。最初は少なかったが下り始めて水量が豊富になるにつれアメマス、オショロコマの個体数が増えはじめた。


























この水域はもはや海との交流は断たれており、アメマスの白点は細かくなりエゾイワナ化している。



高い木の枝に釣り糸が引っ掛かって放置されており釣り人が入っているようだ。






オショロコマは背部虫食い紋が目立つ武利川水系の特徴を示す個体が多い。

























































アメマス10匹 オショロコマ20匹ほどを釣って撮影した。 魚はさほど多くはないがほどほどにいて概して小型の魚が多い。ニジマス、ヤマベはいなかった。

暗くなってきたので4時30分には武装解除し帰路につく。

この日も撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。








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初冬のオショロコマを撮影

2014-09-18 21:38:04 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-11-14 曇  寒い

初冬のオショロコマを撮影

F氏と3人で午前9時30分に北見市の自宅を出発。北見市近郊の常呂川水系支流のとある渓流に11月のオショロコマを見にいった。

標高が低いところではまだ雪は無く白樺林がきれいであった。


しかし標高が少し高くなり、日陰にはいるとあたりはすっかり冬景色で道路にも雪があり凍っていた。




寒い。いつもオショロコマが棲んでいる付近で沢に降りてみると川岸は、はや氷が張って、あたりは雪景色となっていた。


























ここで産卵後、体力を回復しつつあるオショロコマ♀5匹を釣って撮影。まだ産卵行動の名残は残っているが、ここのオショロコマは元気いっぱいだ。

ただ水温が低いせいか魚の活性はあまり高くない。

撮影させていただいたオショロコマは全て丁寧にもとの場所にリリースした。

さらに峠を越えて山ひとつむこうの川に入ろうとしたが道路の雪が多く車の通行が困難で断念し、国道へもどった。

別ルートでもう少し標高の低い峠越えを試みることになった。 



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迷路林道と夏のニジマス、オショロコマ

2014-09-16 00:14:48 | 渓流魚、蝶、自然
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2013-7-21  晴れ 暑い

迷路林道と夏のニジマス、オショロコマ。

ソーメン、スナックエンドウ、アスパラ菜 ウィンナーの昼食後 午後1時に北見を出発。近郊の渓流へでかけた。

原生林のなかを屈曲蛇行しながら流れる美しい渓流だが下流域からニジマスが猛烈な勢いで侵入し、オショロコマを源流へ追いやりつつある。 

真新しい人間の足跡があり釣り人が少し前に入ったみたい。 

そのせいか 結局 ニジマス幼魚10  オショロコマ5 ニジマス20-30cm 4匹しかいなかった。














































二股からいつもの左の林道に入り、しばらく走って上流から源流域にかけてオショロコマを撮影しながら進んだ。

いつも大型ニジマスがいる大たまりは魚が少なかった。今日は、むしろ源流域の細流にオショロコマが多かった。



ニジマスはここまで上流にくるとさすがに少なくなり、ついに見られなくなった。

最源流域をまわって いつもの循環林道を走ったが、どうもどこかで道を間違えた感じ。いつもとは異なる見慣れぬ林道に迷いこんだ。

最近メインテナンスされていないようでかなり荒れた林道だ。

林道に倒れ込んでとうせんぼしている倒木をノコギリで切ったりして進む。 







この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




結局 えんえんと どこを走っているのかわからない状態に陥った状態で走り続けて不安感で心がつぶれそうになった頃、最後はなんと突然元の二股に出た。ふりだしの林道起点にもどったのであった。

ビックリしたが安堵の気持ちで一杯になった。実際迷路のような林道で迷うと恐ろしい。


おそらく若い鹿の背骨。



この時期、深い森のなかに、あちこちでウバユリの花が咲いていた。

夕食は トリトン 持ち帰り生寿司。

孫たちは 北見の夏祭りの ぼんち祭りへいったもよう。 花火4000発。二階の窓からよく見えた。


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ザリガニ君(アメリカザリガニ)は私たちのともだち

2014-09-09 22:45:56 | 渓流魚、蝶、自然
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2009-11-28 (土) 晴れ

ザリガニ君(アメリカザリガニ)は私たちのともだち

北見市で発生したE型肝炎18例につき報告するために水戸市を訪れた時のこと。E型肝炎は従来、衛生環境の悪い外国で感染したものが稀に日本で発見されるとされてきた。つまり日本では見られない肝炎とされてきた。私たちの調査で北見市界隈では普通にみられることが判明したのであった。加熱不十分の豚レバー、豚ホルモンを食べることにより発症し重症例では死亡することもある。 PS : 2014年現在、E型肝炎は日本全国でみられることがわかってきて、献血時はE型肝炎ウィルスの有無を必ずチェックするようになった。E型肝炎診断技術も確立された。豚からE型肝炎ウィルスが消える生後6か月以降に豚を出荷するようになり近年激減した。

前日夜、東京へ飛んで一泊。朝 上野から フレッシュ常陸17号 10:30 で 水戸11:46  到着。


水戸駅 北口

学術集会まで、かなり時間があったのでブラブラ歩いていると茨城県民会館で、かなり大規模な小学校中学校の絵の展覧会をやっていたので何となく入ってみた。



素晴らしい絵ばかり。日本の子供たちはこんなにも絵心が豊かであったのかと驚かされた。











一通り見ているうちにザリガニの絵が異常に多いのに気づき、とても驚いた。















このザリガニはまさに攻撃的外来種アメリカザリガニに違いない。茨城県では子供たちはこのアメリカザリガニをとても好意的に、まるでお友達みたいに描いている。















北海道ではウチダザリガニを生態系を壊す極悪非道の攻撃的外来種として戦時中の鬼畜米英みたいに忌み嫌う教育がなされ、子供も大人もすっかりその気になっているのとは対照的だ。

この違いは一体なんだろう?. 開発しつくされた水戸市界隈には、もはや守るべき生態系などないのだろうか。

恐らく、水戸市あたりでは子供たちの自然に関する原風景としてもはやアメリカザリガニがしっかり確実に定着しているのだと思う。














もう本州ではアメリカザリガニを皆殺しにして在来の自然を守ろうなどという考えそのものが陳腐なものなのだろうか。

ブラックバスもブルーギルもニジマスもブラウンetc. も同じようなパターンをとって行くのかも知れない。

長年、蝶採りや渓流釣りをやっていると、人間が余計な手を出さないかぎり自然が今あるがままに未来永劫変わらず続いてゆくという考えがむしろ幼稚であり、おかしいのではないかといった状況もあると気づきはじめた。

外来種の動向も地球を外から眺めれば一目瞭然、大きな自然の流れの一環に過ぎないと思い始めた昨今である。

とはいっても、私たちにとって心地よい、好ましい自然はできるだけ長期間今のままでいてほしいと思う。

特に、オショロコマとそれをはぐくむオショロコマの森は出来るだけ長く、この北海道に残ってほしいものの代表だ。

在来の自然、在来の生物、ひいては絶滅の危機に瀕している生物がこの世から消えてゆくのを防ぎたい、絶滅するにしても少しでもそれを先送りしたいというのは、ごく最近の世界的趨勢である。

ブラックバス釣りや野生化ニジマス釣り愛好家たちの昨今の反応をみると、その点日本は相当に遅れていると言わざるを得ないが、少しずつではあるがニジマス放流の害は理解されてきているような手応えを感じています。

























それにしても水戸の子供たちの絵は本当にすばらしい。 子供たちの心のすこやかさがそのまま絵になっているのでしょうか。






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石狩川水系源流域の IW川上流の褐色調、細やかな赤点紋理のオショロコマ

2014-09-08 20:33:19 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-9-1 晴
石狩川水系源流域の IW川上流の褐色調、細やかな赤点紋理のオショロコマ

今度は天幕駅付近から入って石狩川水系源流域の支流のひとつ IW川上流へ向かった。

途中の大きなダムサイトでは放流ニジマスを狙うヤングたちの車が4台。ダム侵入禁止の厳重な矢車型の鉄棒を強引にひんまげてダムの上へ侵入した若者たちが、ずらり並んで無心にルァーを引いていた。

放流された大型ニジマスがかかるという。そこから上流の橋にいたりその上下流を探ったが放流ニジマス幼魚2匹、若魚20cm1匹を釣った。ヒレがいじけて小さく放流されたばかりの養殖ものとすぐわかるニジマスたちであった。




とてもかわいい背びれのニジマス君。

オショロコマはいなかった。

さらに林道を登ってゆくとゲートがあり、そこから先は林道もかなり荒れてくる。


林道を相当奥まで登って両脇から山が迫ってやや自然度が高くなったところから思い切って川に降りた。













































猛毒トリカブトの花。



大石ごろごろの渓流で水は手を切るように冷たい。オショロコマはちょっとした日陰のたまりなどにいるが、振り込んだエサにふっとんでくるような感じはなく、何故かとても用心深い。

ここぞという立派なたまりにはまったく魚がいない。釣りにくい。魚は振り込みにくいボサの下や水面に覆い被さる木の枝の下などにかろうじて居残っていて、結局20匹ほどをやっと釣って撮影した。

要するに釣り人がかなり入っている気配を強く感じる。

ここのオショロコマは小型で体色は濃い褐色調、とても細やかで鮮明な赤点紋理が特徴的である。

撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にリリースした。

釣り人の波状攻撃とニジマス放流、ダム建造の影響などでここのオショロコマには明るい未来はないと断言できる。きちんと映像を記録しておきたいとおもう。

川は歩きにくく相当疲れ果て、何度も転びそうになった。もう午後5時半になってあたりが暗くなってきた頃、釣りを切り上げ武装解除した。しんどいオショロコマ釣りであった。

帰りは上川に出て層雲峡を通って、北見に向かった。

留辺蘂のファミリーレストランでステーキ丼の夕食を食べて帰宅した。今日はずいぶん色々な川に入ったので相当疲れてしまって家に着いたとたんバタンキュー。




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湧別川水系源流域の小型・野性的なオショロコマと観光キツネの最後

2014-09-07 18:00:14 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-9-1 晴れ

湧別川水系源流域の小型・野性的なオショロコマと観光キツネの最後

峠を越えて今日の目的地である石狩川水系源流域に入って行く前に、湧別川水系支流源流域にさしかかる。

比較的容易に入って行くことが出来る湧別川水系源流域の支流の一つに入ってみた。


この渓流には少ないながらオショロコマが生息している。


ここのオショロコマたちは成魚でも10cm前後の小型なものが多く、細流に棲むオショロコマとしてしっかり適応している。


こんな源流域で生息するためには大型化して良いことなど何もない。色調・斑紋もとても地味な個体群で、一見して野生を感じさせるオショロコマたちだ。

















手早く20匹ほどを撮影させてもらい、全て丁寧にリリースした。ここのオショロコマたちのいつも通りの生息状況を確認して峠にむかった。

峠を越えるとすぐに石狩川水系源流域になる。

国道にもどるとかわいい観光キツネが色目を向けてくるが、どうか彼らにはエサをあげないでください。



ほとんどの観光キツネは最終的には車にはねられてしまう可能性が高いとおもいます。

かって、道路の真ん中で仰向けに転がって見せて車を止め餌をねだる芸達者な観光キツネがカーラジオなどで有名になりましたが、結局轢かれてあえない最後となりました


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石狩川水系源流域TKR川上流の細やかでオレンジ系赤点紋理のオショロコマ

2014-09-06 19:19:16 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-9-1 晴

石狩川水系源流域TKR川上流の細やかでオレンジ系赤点紋理のオショロコマ

朝8時30分に北見市を出発。まだ未調査であった懸案の上川から北見峠へいたる石狩川水系源流域の各支流を調査に出かけた。

浮島インターで旧国道に出て、北見峠方向にもどり、上越信号所の奥のダムに向かったが、大きなダム下はすでに魚住まずの川になっており生体反応がなかった。

ダムの上流もひどく荒れ果てた川原が続いていてオショロコマの棲息は絶望的と思われた。

次に、北見峠付近から入ってゆく南の沢川源流にいたる林道(NTT管理)へ入ろうとしたが施錠されており断念。

TKR川にはダムがありニセイカムイシュッペへの登山道へ続く沢もある。本流はかなり奥が深いが渓流に沿った道はない。

まずニセイカムイシュッペへの登山道への沢沿いに流れる渓流の調査をこころみたがチョロ川で中止。

もどって本流の橋前後で釣ったが良型オショロコマ1♂以外は魚信なく中止。

続いて本流の一番上のダムへ植林地内の悪路を悪戦苦闘のすえ踏破して到達、このダムの下流域では、やっとオショロコマが釣れた。



















































何故か 尾びれが損傷したオショロコマ。




小型の個体が多く濃い褐色調の地色に細やかなオレンジ系赤点紋理が目立つ特徴的な個体群であった。

今回の調査で上川から北見峠へいたる石狩川水系源流域の各支流はそのほとんどが開発行為のため荒廃し、ごく一部の渓流にのみオショロコマが生き残っているといった厳しい現実が明らかになった。

撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。



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やっぱり最後のオショロコマ

2014-09-05 09:39:44 | 渓流魚、蝶、自然
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2009-7-17  曇りのち 小雨 寒い

 やっぱり最後のオショロコマ

昨年、最後のオショロコマとおぼしき個体を撮影した例の常呂川支流のことがどうも気になっていた。

本当に最後のオショロコマであったのだろうか。

このところの長雨の合間をぬってこの川に再度調査に入ってみた。




蚊よけスプレーが目に入って泣いているところ。




この日は降り続く雨で川はやや増水気味で、さすがに水無川区間はなく、ごく薄い笹濁りの渓流であった。



前述のごとくダムだらけでいたるところ護岸工事など人為が激しく、とても自然度の低い川だ。

案の定、ここぞと思うたまりでもまったく魚信なく、死の川の雰囲気が強くただよう。



本命の左沢はひどく濁っており、そこでまず右沢をどんどんつめたが上流、源流に行くほど山の木々は貧弱となり河川工事はさらに広範に行われていた。

最後は土砂崩れで林道通行不能になっており引き返した。




仕方なく、今度は左沢に入って行くと、昨年工事中だった目新しい河川横断構造物が完成していたが、この変なダムもどきのこころは一体何だろう。



その周辺の自然は完膚無きまでに破壊されていた。

この川はひどく濁っており、濁りの原因はその上流で、いまさらのように建設中であった別の砂防ダム工事であった。


呆れ果てながらさらに上流へ進むと、予算でもあまったのでは? としか思われない感じで、さらにもう一基の砂防ダムが建設中であった。


おいおい。何のためにこんなことをしているの??. 素人目にはこの人目につかない山奥の小渓流で、これらのダムをさらに造り続ける行為がとても奇異に思われた。

徹底的にいじられた渓流は、当然ながら完全に死の川の風情で、もちろん調べた範囲ではまったく魚信はなかった。



いつも話すことだが、魚がいたということより、いないと断言することのほうが遙かにむずかしい。

しかしながら、昨年わずかながらに確認されたオショロコマは今日はまったく発見できなかった。

やっぱり最後のオショロコマだったのだろうか?。


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斜里川水系源流域の特異な斑紋異常オショロコマ

2014-09-02 21:47:12 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-11-23  木  晴れ 強風 気温2℃

斜里川水系源流域の特異な斑紋異常オショロコマ

この日は祝日。 強風が吹き荒れ、異常に寒い日ではあったが斜里川源流域の数本の支流へオショロコマ撮影に向かった。

斜里川上流にはおびただしい数の支流と奥深い水域があり入域に困難を感じるところも多いが入りやすい場所は大方調査してきた。

オショロコマは好ポイントにはほどほどの個体数が見られるが、斜里川水系と言えどもどこにでもいるわけではなく、むしろ点状、ピンポイント的に分布している場合が多い。

この日は荒れ道でちょっと入って行くのがおっくうであった HR 川とKHR川で調査と撮影をおこなった。

実はこれらの川は数年前にも入ったことがあるのだが、当時はまだオショロコマの撮影技術がとても未熟であったため、まともな写真が撮れていなかったのであった。 

この日は三カ所の水域で撮影に入ったが、それぞれ、きれいな個体がかなり釣れた。









































基本的に体色は暗色調で赤点紋理は鮮やかで腹部はオレンジ系の♂がほとんどであるが♀はいろいろのタイプがあった。

上流域の♀はおおかた産卵済みであった。

多数のダムなどで棲息水域が分断されている斜里川源流域では遺伝的に血が濃くなっているせいか、しばしば斑紋異常個体が釣れる。

今日は斑紋異常の軽度なもの、高度なもの各1匹が釣れた。

これらは色素ぬけ、および暗色斑出現でいかにも異様な外見のオショロコマだ。



腹ヒレが色抜けしており、腹部の橙色がヒレに転位している。



このタイプの異常型は別の斜里川源流域でも今年の夏に1♀釣れていて(錦鯉オショロコマ)斜里川水系に特有の異常型かも知れない。






HR川水系では♂が多く20♂♂11♀♀を釣り、KHR川でも18♂♂16♀♀を釣って手早く水中で撮影後、全て丁寧にリリースした。。

寒い。晴れているが冷たい強風が吹き荒れているせいか、あまりにも寒く感じる。今日は何故か鼻がつまって深呼吸出来ず酸欠気味となり苦しかった。





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