オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

早春のアメマス釣りと降湖型アメマス

2018-05-15 00:38:04 | 降海・遡上型オショロコマ
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早春のアメマス釣りと降湖型アメマス

2018-5-13(日) 朝てっかり のち曇 のち雨 21℃





この日、朝てっかりに乗じて朝はやく蝶の撮影に出撃したものの、すぐに曇りはじめたばかりでなく小雨までぱらついてきた。


これでは蝶の撮影は絶望的だ。完全に予定が狂った感じで、しかたなく近郊の森でアメマスと遊ぶことになった。


早春の森は新緑がきれいで、源流域にオショロコマがいないか捜しながら釣ったが小型アメマスばかりが次々にかかった。











ひさしぶりのアメマスはとても美しく感じた。一匹一匹、斑紋が異なり撮影していても楽しい。













ここはかってはニジマスが多かったが、継続的な放流が行われなくなってからはニジマスはひとりでに減少しつつある。






小型アメマス10匹ほどを釣って撮影したあとリリースした。


源流域の小型アメマスたちの中で体がサンマみたいに銀ピカになり背びれ、尾びれなどヒレが透明化してヒレの辺縁が黒化するいわゆる降湖型アメマスが見られた。





海に下る降海型アメマスもまったく同じ形態的変化をきたす。降海型・降湖型オショロコマもまったく同様である。


この渓流は原始の湖であるT湖へ入っており、この小渓流の小型アメマスたちは降湖型アメマスに変身し、湖へ下って大型化する。



しかし、この湖ではせいぜい 尾叉長30-40cm であまり大型のアメマスは見られない。



それでも原生林の中の湖での釣りは、近年いかにも釣り堀的傾向が強まっている阿寒湖とは、違った意味で人気があるようで、何故か本州方面からのアングラーも多い。



この日はざっと5-6組があちこちで投げちゃ引きをやっていたが、この日ルアーでは大型ウグイばかり、フライで尺前後のアメマスが数匹といった戦果とのことでした。


昼食後、これまで入ったことがなかった湖から流れ出る唯一本の渓流の最上流域に急斜面を下って入ってみた。


流れがかなり速いところもあり、小型アメマスばかりだが前の川よりややサイズアップの感じ。








































































急流にのると小型アメマスといえどもよく引いた。



しばらく行くと急な滝になり、滝の下流ではニジマスが釣れるがここではニジマスは見られなかった。





小型アメマス10数匹を釣った頃、雨がかなり降り出したので釣りは中止した。  





帰りにおいしそうなコゴミを少し採集して帰宅した。 





これは食不適。








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黒オショロコマの夏

2018-05-07 01:01:37 | 降海・遡上型オショロコマ
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黒オショロコマの夏


201X-8-10(土) 曇




朝から大繁殖した庭の雑草取り。 


そのあと 午前11時、コンビニでおにぎりを買って、かみさんと湧別川水系 I 川源流の黒いオショロコマを見に出かけた。







最近、暑い日が続いて渓流の水温も上昇傾向。




オショロコマたちは水温の低い源流へ源流へと移動しつつあるようだ。




この時期、黒オショロコマたちがたまるポイントをめざし、そこで10数匹を撮影した。











生息水域が深い森のなかであまり陽が射し込まないせいか、オショロコマたちの体色は暗色調でしばしば黒色である。



























とりわけ細かな赤点紋理は黒い体色によく映えて鮮やかな個体群である。



一方、腹部はまっ白な個体が多い。 







ここでも撮影させていただいたオショロコマたちは、全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

    





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常呂川水系最源流、魚止めの滝のオショロコマ

2018-05-03 20:52:20 | 降海・遡上型オショロコマ
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常呂川水系最源流、魚止めの滝のオショロコマ


201X-8-3(土) 晴れ 暑い


常呂川本流の最源流域にオショロコマ調査に向かった。 


夏の蝶コムラサキがあちこちに多く、河原に群飛している。


ミヤマカラスアゲハ夏型も多い。 


放置された林道は草ぼうぼうで車の通行は徐徐に困難になってくる。


常呂川源流域は暴れ川の様相で砂防ダムが多い。

ダムとダムの間は比較的渓相はよいが魚信なし。










最源流から三つ目のダム下から釣り始め、ここでオショロコマ3♀♀。










 

次のダムは ハナカジカ1匹 のみ。 


さらに上流のダムは魚信なし。

 

最後に 魚止めの滝の白滝の下流と、滝壺でオショロコマ若魚を10匹釣って撮影。












ウツボ草。



オショロコマが猛烈な勢いで急峻な滝登りを試みてはあえなく落下するのを繰り返していた。
 


オショロコマはすべて明るい色調だが地味な外観の常呂川水系源流独特のオショロコマであった。











これが常呂川の最源流、魚止めの滝 白滝です。 滝壺には小型オショロコマが少数みられるのみ。















撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。
 


白滝付近 崖にはダイモンジソウがびっしりとあった。




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アメマスとオショロコマ、源流域の闘い

2018-05-03 00:54:51 | 降海・遡上型オショロコマ
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アメマスとオショロコマ、源流域の闘い

  


201X-8-3 (土) 晴れ  暑い


この日、F氏は腰痛で遠出は無理とのことで、二人で比較的近場にある近郊のT川支流へ釣りにいった。











T川は基本的に全水域にわたってアメマスの多い川だが各支流の源流域ではアメマスとオショロコマ、在来種どうしの微妙な勢力争いが続いている。

















この数十年私が見てきた限りではより大型化しやすいアメマスがじりじりと棲息水域を拡大し、オショロコマはさらに源流方向へと押されていることは明白である。




















この渓流でもその傾向は顕著で、いつもはアメマスが圧倒的に優勢でオショロコマは年ごとに少なくなってきている。



この日もオショロコマは少なく、私が尺エゾイワナ1♂をかけたほか、二人で20cm 前後エゾイワナ5匹、オショロコマはやっと良型1♀を釣った。 
















なかなか見事なオショロコマで6年魚くらいでしょうか。










ここはいまだニジマス汚染は無い水域である。


なぜか魚はいつもとくらべるととても少なかった。


撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。


今後とも、アメマスとオショロコマの関係を見て行きたいと思います。




川岸にみられたコガネタケ。



食べられないことはないがおいしくはないので見るだけ。







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大雪湖流入渓流に見られる降湖型オショロコマは銀ぴか。

2017-04-27 22:37:54 | 降海・遡上型オショロコマ
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大雪湖流入渓流に見られる降湖型オショロコマは銀ぴか。



2012-6-23 (土) 曇り 小雨 寒い

大雪山山系、石狩川源流をせき止めて広大なダム湖、大雪湖ができて久しい。


この日、大雪山系の渓流の一つで大雪湖へ流れ込む R川上流へオショロコマを見に行った。


ダムへの流入場所から上流へ向かって最初の砂防ダム付近から釣り下り始めた。


つまり、この最初のダムから下流域のオショロコマは狭い渓流から広大な大雪湖へと自由に下って行くことができる。


はるか昔、私はこの渓流でオショロコマを釣るのが好きだった。


しかしダム湖ができたり砂防ダムができたり、そのほか種々の理由で環境悪化が目立ち、近年オショロコマはめっきり減っている。




この日もオショロコマの個体数はあまり多くなかった。


幸いなことに、今のところ大雪湖やその流入河川は本格的なニジマス汚染はなさそうである。


夏場と違い、この時期のオショロコマは喰いがあまい。


かすかな当たりで早めに合わせるようこころがけて、釣り針を呑まれないよう注意して釣った。


12-20cm の細い体型のオショロコマを20匹ほど釣って撮影した。




























































この日、サンマみたいに銀色に輝くオショロコマ、すなわちギンケ化した♀が6匹釣れた。


知床半島での降海型オショロコマとよく似た外見の変化である。


この川は大雪湖へ注ぐので湖を海に見立ててギンケ化して下る降湖型オショロコマであろうか。










ただ知床の降海型オショロコマと較べるとヒレの変化が弱い感じ。


知床の降海型オショロコマはヒレが透明化して背ビレ、尾ヒレの辺縁が黒くなる。


この降湖型オショロコマはそのようなヒレの変化は顕著でない。


降湖型オショロコマとして大雪湖へ下ったオショロコマが数年後、大型化してこの渓流に遡上してくることはあるのだろうか。


この日も水中で手早く撮影させていただいたオショロコマたちは、全て丁寧にもとの場所にリリースしました。











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知床の羅臼側渓流で銀ぴか遡上型オショロコマ34cmの記録

2017-04-11 22:38:59 | 降海・遡上型オショロコマ
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知床の羅臼側渓流で銀ぴか遡上型オショロコマ34cmの記録


201X-6-25 (土) 曇り のち 晴れ 寒い

朝9時15分、かみさんと二人で知床半島羅臼側へむけ北見市を出発。 


いつもの東藻琴のコンビニで昼食購入。


越川の峠を越えて、知床半島羅臼側海岸へ到達。


知床岬方向に海岸線に沿って走り11時30分、最初の目的渓流へ入った。







この渓流は入渓時期により釣り果に極端な差があり、オショロコマはいたりいなかったりが顕著な川だ。



知床の渓流は砂防ダムだらけだが、このようにたちまち砂礫で埋まってしまうダムも多い。



前回は、まったく生体反応がなかった渓流だが、この日は明るい色調、腹が赤く赤点がきれいなこの渓流特有の15cm前後のオショロコマ20匹ほどが釣れた。

















オショロコマたちは全て手早く水中で撮影後、丁寧にもとの場所にリリースした。



この渓流の砂防ダムには魚道がありサクラマスが遡上しヤマベも多少見られる。


そのため、まれにサクラマスの不可抗力ヒットがある。


河川でのサクラマス捕獲が禁じられている北海道では釣れてもすみやかにリリースしなければならない。


普通、オショロコマ用の仕掛けでは大きなサクラマスは釣り上げることは不可能でハリス切れで逃げられることが多い。 





突然、かみさんが大声で何か叫んでいる。


竿が大きくしなって何やら大型の魚がかかったみたい。


チッ。まいったな、サクラマスだ。きっと。


水中で大型の銀色の魚体がギラリぎらりと反転しながら細い渓流竿を絞り込んでいる。


かなりの引きで、なかなか寄せられず足元まできたと思ったとたん反転してピユーッと向こうへ走ってしまうのを繰り返す。


その間に私が大急ぎで車にもどってランデングネットを持って引き返す。


数回、すくいそこなったがついにサクラマスをランデングネットにおさめた。 


と思ったら、背部にサクラマスらしからぬ虫食い紋理が見えた。



さらにギンピカの体側には、かすかだが確実に確認できるピンク色の小点状斑紋がみられる。





これは、サクラマスではない。


それならば何だろう。


これは、まがうことなき海から遡上してきた大型の遡上型オショロコマであった。











数年前に降海型となって海へ出て、今回大型化して遡上型オショロコマとなり知床の渓流に遡上してきたものであろう。



これまでも遡上型オショロコマと思われる大型オショロコマを釣ったことは何度かあるが、これほどまでに海から来たという雰囲気を漂わせている個体は初めてだ。






尾叉長34cm。細い頭部や体つきをみると解剖していないので断定は出来ないが恐らく♂。







今回、ここに遡上型オショロコマの1記録を記しておきたい。

 201X-6-25 1♂  尾叉長34cm 知床半島羅臼側渓流 河口から約200mのたまりで釣れた。 
撮影後すみやかにリリースしたので画像データのみ。



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根室半島に幻のオショロコマを求めて その三  降海型アメマスを撮影

2016-08-11 09:40:44 | 降海・遡上型オショロコマ
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降海型アメマスを撮影  根室半島に幻のオショロコマを求めて その三  

2011-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い

小型アメマスを、せっせと釣っては撮影、リリースを繰り返すうちに異様な外観のアメマスが釣れた。

細い魚体は角度によってサンマみたいにギラリと強く銀色に輝く。



アメマス降海型と思われる個体であった。

スラリと細くなる魚体の体型変化、ギンピカの状態や背びれや脂ヒレ、尾びれのヘリが黒く縁取られる特徴を撮影しようとしたがなかなか難しく苦労した。 















これら海と行き来するトラウトに共通する降海型への体型やヒレの変化(外観的な特徴)は、オショロコマ、ニジマス、ヤマベ、そしてアメマスの降海型個体に共通した変化である。

ここノッカマップ川は海までダムなどなくここのアメマス個体群は海からの遡上アメマス(ウミアメマス)に繁殖を依存しているもので、いわゆる陸封型アメマスではないと考えられる。








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知床半島のオショロコマ降海型覚え書き

2014-04-28 21:55:54 | 降海・遡上型オショロコマ
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20XX-6月のある日。 曇のち晴れ 時々雨

この日、F氏も含めて3人で知床へオショロコマの降海型を撮影にでかけた。

今日は既にS川の河口汽水域で遡上型オショロコマ27cm1匹を釣っていた(この個体はよく肥えて立派な体躯であり恐らく遡上型オショロコマとおもわれた。)。

この時期、知床のいくつかの渓流河口付近~汽水域ではオショロコマが多くなる。

これら渓流の河口には上流から下ってきたサケマスの稚魚が群れており、恐らくこれを狙ってオショロコマが集結しているのだと思われた。

釣り上げると口からサケの稚魚をぼろぼろと吐き出す個体も見られた。

ここに示す渓流では細身銀ぴかの降海型オショロコマ3匹を釣った。この日は通常型のオショロコマも良型が多く、約100匹ほどを釣った。そこで本日この渓流での降海型出現頻度は約3%であったということになろうか。

この日もオショロコマたちは観察、撮影を手早く行い全て丁寧にもとの場所にリリースした。

オショロコマが多かったので SDメモリーカード満杯となり、2台目のデジカメでも撮影し続け今日は約1200枚ほどを撮影。 

釣り針で指が傷だらけになり繰り返し釣り針を押さえる動作で右母指の爪が欠けた。

カワガラスが盛んに飛び回っておりサケマス稚魚ないしオショロコマを捕食しているものと思われた。





















































以下にお示しするのは降海型オショロコマです。









各ヒレは透明感を増し、さらに背ビレと尾ビレの辺縁は黒く縁取られたようになるのが特徴です。












知床半島のオショロコマ降海型覚え書き

これまでの私たちの調査では知床のオショロコマが降海型になり海へ下るピークは6月上旬から中旬である。

降海型オショロコマの比率はヤマベと比べると極端に少なく恐らく数%程度と思われる。

降海型オショロコマは主に河口ないし汽水域で釣れることが多い。

魚体は細くスマートになり背ビレは紋様が消えて透明感を増して縁が黒色調に縁取られる。尾ビレも辺縁が黒くふちどられる。

体色は銀色を帯び赤点紋理は、ほんのりと淡い色調になり、しばしば薄いピンク色を帯びることもある。

魚体の角度によってサンマみたいにギラリとギンピカに輝いて見える。

このような外観の変化はヤマベやアメマスの降海型においてもほぼ同様であり川に棲むトラウトが降海型となって海へ下る場合に見られる共通したパターンではなかろうか。この他、ニジマスでも同様な変化が見られ西別川水系で撮影している。

降海型オショロコマの大きさは尾叉長10Cm前後から最大15cmほどになる。

これに対し知床の渓流で確認した遡上型は、より大型で27~40cmほどである。

体型が細くなる降海型に比し、遡上型はいかにもトラウトといった立派な体躯の個体となる。



午後5時30分 武装解除した。 こんなに沢山の良型オショロコマを見たのは久しぶりだ。 

帰路、忠類川にかかる橋から群になって遡上中のサクラマスがたくさん見えた。 

いつものパターンで美幌で三八ラーメンを食べ来た帰宅したら午後9時30分。疲れた。そのまま寝てしまった。


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知床SY川、河川残留型22匹、降海型オショロコマ1匹を撮影

2014-03-28 14:15:47 | 降海・遡上型オショロコマ
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20XX-5-12 低温 雪崩 強風注意報 後 晴れ 後曇

HSK川でまさかのオショロコマを記録したが、さらに降海型オショロコマを狙って、次にSY川に入った。

SY川の河口付近を入念に探って、河川残留型22匹を釣り、最後に降海型オショロコマをやっと1匹撮影出来た。


体躯は細身となりヒレは透明感を増し、尾ヒレの辺縁は黒色調となり、角度によって魚体はサンマみたいに銀色に輝く。これらの形態変化は降海型となる時のトラウトたちの一般的なパターンで、アメマス、ニジマス、ヤマベ、オショロコマに共通の変化である。




ここの河川残留型オショロコマはいつも同じ外見であり小型で白っぽいSY川に特徴的なオショロコマだ。 






































以前は、毎年5月中旬には知床の渓流の河口付近には降海型銀ピカオショロコマが渦を巻くように群れていたと言うが、ダム建造後はそのような光景は見られなくなったという。

降海型オショロコマに依存していた個体群がダムのために衰退し、河川残留型オショロコマ中心の渓流に変わったものと思われます。

砂防ダム建造で、ここのオショロコマの生態系が大きく変化した事がうかがえます。

知床の渓流のおびただしい数の砂防ダム群を全て撤去すれば、また降海・遡上型オショロコマが中心となる本来の生態系に戻る可能性はあるのか、興味深いところです。


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知床のオショロコマ通常型152匹、降海型4匹 その弐

2013-11-24 18:12:06 | 降海・遡上型オショロコマ
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知床のオショロコマ通常型152匹、降海型4匹 その弐

20XX年初夏のある日。 曇のち晴れ 時々雨 寒い

この日は、知床のいくつかの渓流で撮影を行い、昼食後この渓流に入ったのであった。

この渓流はおびただしい数の砂防ダムがあるためか普段は小型オショロコマが少しみられるにすぎない。

海から最初のダム下から釣り下り始めた。


このダム下は従来は河川残留型の小型オショロコマのみだが、この日は河口付近に向かうにつれ大型個体が増え、河口まで30mほどのところにある広いたまりでは良型オショロコマ(おそらく海・汽水域から遡上してきたもの)が一気に増え始めた。

河川残留型個体群は前項で提示しましたので以下に降海型オショロコマの画像をお示しします。


















今日は結局、通常型( 河川残留型 )オショロコマ152匹に対して降海型オショロコマ4匹が釣れた。大体、現在の知床の渓流では降海型オショロコマの出現頻度はこんなものである。一般に降海型オショロコマの出現頻度は少なく1%以下と思う

興味深い話がある。私がしばしばお世話になった知床SA川の岸辺にある民宿 0 のおじさんが教えてくれた。この川の河口から数百mの砂防ダムが出来る以前は、毎年6月になると民宿のそばのおおたまりには渦をまくように多数の降海型オショロコマが群泳していたという。遡上型大型オショロコマも稀ではなかったという。おそらく人間たちが住み着く以前の知床の渓流の多くがそのような状況であったと思われる。川という川におびただしい数のダムを造った結果、何万年にもわたって降海型オショロコマに依存していた知床のオショロコマ存在様式が、一気に河川残留型主体に大きく変化してしまったのであろう。

せっせと撮影した結果、デジカメ写真は 1G SDメモリーカード満杯となった。引き続き次のデジカメで撮影し今日は約1200枚を撮影。

撮影中に釣り針で指が傷だらけになり、ついに右手親指の爪が欠けた。いつも大釣りしたときには針はずしの繰り返しで大抵右手親指の爪が欠けてしまう。

午後5時30分 武装解除した。近年、こんなに沢山のオショロコマを見たのは久しぶりだ。

この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

畑の緑がきれいで雨雲のなごりがたなびき山々は上のほうだけ見えた。
 

北見への帰り道にいつもの 美幌三八ラーメンを食べ、ここの漫画本棚に並んでいる黄昏流星群を一冊読んで一休み。






北見市の自宅についたら 午後9時30分。疲れた。


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知床のオショロコマ通常型152匹、降海型4匹 その壱

2013-11-23 17:04:00 | 降海・遡上型オショロコマ
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知床のオショロコマ通常型152匹、降海型4匹 その壱

20XX年初夏のある日。 曇のち晴れ 時々雨 寒い

久しぶりに知床の降海型オショロコマの撮影に出かけた。この時期、知床のとある渓流には、とある理由でオショロコマが多数集結し、その時には降海型オショロコマが海に下る直前に河口付近でひとときを過ごす。

これまでの私たちの観察では降海型オショロコマは当然ながら小型であり尾叉長は10-20cm程度で河川残留型成魚と同じ大きさで、外見的にはすべて♀である。

河川残留型オショロコマのうち、理由は不明だが、この時期にある頻度で降海型オショロコマへの体の変化が起こる。

すなわち魚体は極端に細くスマートなサンマ型に変化し体色はサンマのごとく銀ピカになり、ヒレは透明感を増して、背ビレや尾ビレはその辺縁部が黒色調に縁取られる。このサンマ体型化、ウロコの銀ピカ化、ヒレの透明化と辺縁のふちどり変化は降海型ヤマベ、降海型アメマス、降海型ニジマスでもまったく同じように見られ、河川残留型トラウトが降海型に変化するときの基本的パターンと思われる。

この現象は一般的にスモルト化といった一言でくくられることもある ( 私は自分では見たことがないがサツキマスもきっと同様と思う)がオショロコマでの実際の観察例や報告は断片的できわめて少なく、具体的な観察例の詳細な報告はこれまで見られなかった。オショロコマの特徴である体側の赤点紋理は色がうすくなって淡いピンク色に変化しあまりめだたなくなる。

また、河口から海への流れだし付近では、海で大型化したオショロコマが釣れることがある。この大型オショロコマは降海型に対して、遡上型オショロコマと呼ぶべきであり、サンマみたいに細い体躯になった降海型小型オショロコマと異なり、とてもよく太って立派な体躯かつ大型である。

降海型も遡上型も6月に河口付近で釣れる理由は、丁度この時期には知床の雪解けも一段落するので低水温であった渓流と海との間の水温差が無くなってくるのを待って待機しているのだろうと推察している。ただ、我々の観察例はいまだに少なく、謎はとても多い。謎が多い故に面白い。

降海型オショロコマといった用語の使い方にも長年の慣用により混乱がみられ、例えば大型の降海型オショロコマ・ドリーバーデンを川で釣ってみたいなどといったまことにおかしな表現もみられる。正しくは遡上型オショロコマとすべきであろう。ただ、降海したニジマス(スチールヘッド:ウミニジマス)、降海したブラウントラウト(シートラウト)が海で捕獲されることがあるように、降海型オショロコマが海で巨大化し岸寄りしてきたものや索餌回遊中のものが稀に-海で-捕獲される可能性があり実例もある。これは単にオショロコマ(ドリーバーデン)が海で獲れたという表現になるのかな。


この日、降海型オショロコマと河川残留型オショロコマの比率を調べてみた。結論から申しますと知床のこの渓流のオショロコマ河川残留型152匹、降海型4匹といった結果でした。 その壱 では まずこのときみられた河川残留型オショロコマの画像を提示します。

この渓流はダムだらけですが、ダムの上流に棲むオショロコマはやや小型、腹部はやヒレは赤みが少なく地味で野性的な個体群です。



















海から最初にあるダム付近には、ダム上流の個体群よりやや大型、腹部色調は淡い個体群が棲む。
















河口付近から汽水域には、さらに大型で腹部やヒレが赤い個体群が棲む。




















撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。



次項では この渓流で同時にみられた降海型オショロコマの画像を提示します。

      この項 続く。



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大型オショロコマの集結と降海型オショロコマ

2012-09-13 19:18:00 | 降海・遡上型オショロコマ
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20XX年6月11日。知床半島羅臼側の SA川。昨夜来の大雨でこのあたりのほとんどの川は増水著しく、川は濁流となって釣りにならず魚が釣れても細かな砂礫混じりの水の中では撮影にならない。撮影には川の水が澄んでいることが必須条件だ。この日、知床羅臼の近郊ではで唯一この川だけ川が濁っていなかった。秋口にはカラフトマスが川を埋め尽くしオショロコマはどこかへ消えたかのようにまったく見えなくなってしまう。6月上旬、この川にはどこから来るのか、今度はおびただしい数のオショロコマが集結する。河口からすぐにダムがあり私は密かに河口付近の海から上がってくるのではないかと考えているのだが、もちろん証拠はない。しかもその辺の川では見られないような25cm前後の大型個体が多いのだ。もちろん銀ピカの降海遡河型も稀ではない。









最高気温9度C。身震いするほど寒いがこの日、羅臼町では桜が満開であった。この川の近くに幼少時から住んでいる方のお話では、この川にダムが出来る前は、この時期になると川の河口部のたまりには毎年オショロコマの降海型が渦を巻くように群泳していたという。まるで斜里川でスモールト化したギンケヤマベがこの時期、たまりに群泳しているのとそっくりである。この日は河口から200mほどの場所で河川残留型の大型オショロコマ126匹に対し降海型オショロコマ5匹が釣れた。尾叉長15~23cmで、やせた個体が多く、右の頁に示すように見る角度によってヤマベのギンケと同じく銀ピカに輝く。背鰭の縁が黒化するのはアメマスの降海型に似ている。そうだ、脂ビレをハサミで切るなど簡単な標識をして再放流すれば知床の降海型オショロコマの生態が多少解明されるかも知れないと思ったがすでに撮影後すべてリリースした後であった。


 知床の降海型オショロコマ。



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知床の銀ぴか降海型オショロコマを撮影

2012-09-10 20:21:57 | 降海・遡上型オショロコマ
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20XX年5月13日。冷たい強風の吹きすさぶ羅臼側の海岸線をかなり歩いてこの川にやってきた。夏場は緑が美しい川だが、今日は雪解け水で増水し荒々しい激流に変身している。普通ではまったく釣りにならない川の状況だが、あえてきたのは降海型オショロコマを狙ってのことだ。河口近いたまりで粘りに粘ってやっと3匹のオショロコマを釣った。一匹はこの渓流独特の美しい赤点紋理で明るい色調の♀、もう1匹は立派な♂。そしてついに銀ピカオショロコマを釣った。











尾叉長24cm 。鱗が銀白色となり赤点紋理は淡いピンク色になり、背面の暗色斑は消え、ヒレは透き通るような白色調に変化し、魚体は細長くスマートな体型になり、鼻先と目の距離が伸びている。この個体ではまだはっきりしないが、一般的に降海型オショロコマでは背びれ、尾びれの辺縁が黒く縁取られる。私はこれが降海型オショロコマではないかと考えている。これからスモールト化して海へ下ろうとしている個体と思われる。 


これに対して遡上型オショロコマは、後に撮影する機会を得ることになるが30cmほどの大型個体で一見サクラマスを思わせる。しかしよく見ると淡いピンク色の斑点が無数に見られるので、確実に遡上型オショロコマと鑑別できる。降海型に比べると遡上型オショロコマに遭遇する機会はきわめて稀で私たちも唯一回しか遭遇していない。遡上型オショロコマに関しては私たちは相当なエネルギーをついやして調査しているがまだ生態は、謎めいている。



 
この渓流に独特の外観の河川残留型♀だ。体色は明るい色調で魚体が大きく、腹部は白色で夏場は淡く赤~オレンジに色づく。腹ビレ尾ビレは鮮やかな赤色調を帯び、赤点紋理は鮮やかで細かく、数が多い。知床の渓流では最も美しい♀の型であると思う。


5月の♂だが夏場は薄青を帯びたもっとみずみずしく美しい色調になる。


この日も撮影させていただいたオショロコマたちは、全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




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