オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

サクラマス半身を買いました。

2022-05-28 20:11:51 | 北見市の出来事
サクラマス半身を買いました。


2022-5-28( 土 ) 朝から雨 寒い



昨日は朝から夜まで未調査水域の源流でオショロコマさがしでついに発見、しかしたったの一匹。



今日は久しぶりに朝からけっこうな雨。長年履いてきた革靴は底から雨水が入り靴下びしょびしょになったのでかみさんの買い物についてゆき新品防水の靴を買ってもらった。





旬のサクラマスを焼いてたべようとおもい半身を買った。このサクラマス尾頭付きなら尾叉長50cmくらいでしょうか。我が家では旬のサクラマスは超おいしい塩焼きあるのみ。生やルイベは日本海裂頭条虫(サナダムシ)に感染する危険があり要注意です。




雨が降り続き久しぶりのおしめりです。



10年後に見ることが出来れば面白いとおもい、自宅近くのスーパーやホーマックを撮影しました。

















ウクライナの影響がめぐりめぐってか、タマネギは高騰しているといい安いのがみんな売れていました。




最近、我が家でも月に二回はしゃぶしゃぶをやります。





生鮮魚介類コーナーを見て気づきました。半分の魚介類は外国産、ノルウェー、ドイツ、カナダ、チリー、東南アジア諸国、その他ありとあらゆる国から種々の魚などが輸入されているのにびっくり。ロシア産がないのはご時世でしょうか。








すでに自家菜園にトマトの苗12本植えていますが、今日さらに12本買って雨の合間に植えようと思いましたが雨がやむ気配がなく今日は断念。


ホーマックの園芸、家庭菜園コーナーはかなり充実していますが今日は雨で人影はまばら。












ルピナス(ノボリフジ)は綺麗なのでつい買って庭に植える人も多いと思いますが猛烈な繁殖力があるので念頭におく必要があります。




かみさんが近くのユニクロへ行っている間、私はホーマックをぶらつきましたが、奥のほうは久しぶりなので見るものすべて新鮮。 我が家のクッキーちゃんと同じ感じのミックスのかわいいチワワ、53万円で売っていました。 愛犬クッキーちゃんは16歳で、もうすぐ天寿全うの高齢犬になってしまいました。


午後、雨がかなり激しく降ってきて、明日は止んでも増水で釣りは無理かな。





ついでに昼の弁当と食後のフルーツを買って帰りました。










スーパーの支払いもいつのまにか全部自動精算機になっていました。






レジ袋ではなく マイバックに買ったものをいれています。





今日はいつもの渓流釣りの記事をアップするにはちょっとパワー、気力が不足で、あんちょこな雨の日の日常風の話になってしまいました。

                  おしまい。




最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偶然のニジマス侵入防止砂防ダムの上流に生き残ったオショロコマ。

2022-05-21 20:46:47 | ニジマスによる被害
偶然のニジマス侵入防止砂防ダムの上流に生き残ったオショロコマ。





20XX-8-30 (日) 曇り のち晴れ のち曇り  21℃



午前11時。 久しぶりに近郊のM川支流 PO 川へオショロコマの様子を見にでかけた。




この支流は下流域に大きな砂防ダムがあり、そこまではニジマスが多いが、魚道のないこの大きな砂防ダムは魚止めの役割を果たしている。





河川環境破壊の元凶とされる砂防ダムだが、はからずも攻撃的外来種筆頭ニジマスがそれ以上は遡上できない、偶然のニジマス侵入防止ダムの役割を発揮している。ダム下はコンクリート三面張りにもかかわらずニジマスがよく釣れる。




そのため、このダムの上流は今のところニジマス侵淫がみられない。





米国ではカットスロートなどの稀少な在来トラウトをニジマスなどの外来種から守るために、外来魚侵入防止ダムが積極的に建設されていますが日本では未だそういった発想すらありません。






オショロコマの楽園である原始渓流に、いまだにニジマス放流を続けている信じられないような地方自治体すらあり、そんなニジマス釣りに歓喜する釣り人がいるからとはいえ、悲しい日本( 北海道 )の現実です。





この渓流の下流域は根の浅い植林されたトドマツが各所で川に倒れ込んで、そこでは釣りなむずかしい。








源流域に近づくと、渓流は理想的なオショロコマの森の中を流れるようになり渓相もおちついて、オショロコマがポツリポツリと釣れ始める。


































瀬にはオショロコマ若魚が多い。沈めると成魚がかかる。
























ダラダラとしたたまりのない渓流だが、数カ所、よいたまりがあってそこにはいつもオショロコマが多い。個体数は昨年よりやや少なく小型個体が多いのは、まだオショロコマ成魚の遡上傾向が本格化していないせいだろうか。












夏、水温が上がり始めるとオショロコマたちはより低水温域をもとめて徐々に源流方向へ遡上をはじめる。この遡上行動は秋に源流域に集結したオショロコマたちの産卵行動が始まるまで続く。













おおたまりでは私の姿に魚が警戒しはじめたのかあまり釣れなくなってきた。

 



しかし下流域のポイントへ移ると依然、オショロコマの活性は高い。










腹がぽんぽんで栄養状態のよい個体も見られるが、産卵時期はまだ先なので精巣や卵巣の発達というより、ひたすらよく摂食しているためと思われる。










せっせと釣っては撮影、リリースを繰り返し、最後のポイント横倒木下の良たまりで 少し数をかせいで 結局20匹ほどを撮影して終了した。この渓流のオショロコマは、この数年おおきな個体数の変化はないが、理由は特定できないものの20年前と比べるとあきらかに減っていると言わざるを得ない。






PS : 2022年現在、この渓流へ至る林道は最近の台風の大嵐で橋や林道が各所で破壊されてしまいオショロコマ生息水域まで到達することが出来なくなっており、現状把握が困難です。






最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初秋のブラウンを撮影。 その弐。

2022-05-17 14:54:00 | ブラウントラウト
初秋のブラウンを撮影。 その弐。




20XX-9-6 (日) 晴れたり曇ったり 29度C


その後魚信なく上流へ向かって川面が出ているポイントを探してかなり遡行した。しばらく遡行してやっと次のポイントに到達するといった具合。


パシャリ。しばらくしてまたパシャリ。25cmくらいのブラウンが2匹、空中に飛び上がっては水面すれすれに飛ぶ羽虫を捕食している。


気づかれないよう、そーっと振り込み2匹ともゲットして午前の部終了。










昼食後、同じように深く茂った水草をかき分けながらヨシの密生する中をひたすら静かに静かに釣り登った。





















水音を立てずに静かに遡上して川面の開いたところを発見すると、そこには大抵ブラウンがいた。













入れ食いと言いたいところだが、それなりに敏感で、うかつに水音を出したり自分の姿を見られたりすると、もう用心して釣れなくなってしまう。



一匹は異様に強烈な引きだと思ったら、予想した通り、釣り針がスレで腹ヒレに刺さっていた。スレの場合の引きは半端ではない。












この日は合計11匹を釣って撮影、すべて丁寧にリリースしたが、食いが甘くてすぐ針がはずれるなどでほぼ同数のブラウントラウトを釣り逃がしてしまった。



水系の規模からして40cmを超えるでかブラウンは稀だが、私なりにハラハラどきどき、とても楽しいブラウン釣りの一日でした。






このアシ原をかきわけて遡行する際に愛用のランデングネットを脇にかかえていたのだが、いつの間にか落としたのに気づいた。



私の場合、ランデングネットを川に落として、あれよあれよという間に流されたり、現地にうっかり置き忘れてきたり、けっこう消耗が激しいので最近はビニール製の格安のを愛用しています。



今回撮影したブラウン達は、派手やかであったり、変わった斑紋の個体は無く、ごく普通の紋様のブラウンが多かった。



午後4時14分武装解除して帰路につく。



走りながら朝収穫したタッパー一杯の黄色いミニトマト食べてしまった。
 


途中、北見市が近づくにつれタマネギ収穫後の残骸を焼いているこの時期独特の風物詩を撮影。この時期、しばらく北見市近郊では、この玉ねぎ殻焼きの異臭が続き、初めての人はとても驚くようです。













そういえば十勝の畑作地帯はオホーツクとは全く異なりタマネギの畑が皆無であった。豆やジャガイモ、ビートが多いようだった。






午後 6:20 帰宅した。 



 


最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初秋のブラウンを撮影 その壱

2022-05-09 22:44:23 | ブラウントラウト
初秋のブラウンを撮影 その壱



20XX-9-6 (日) 晴れたり曇ったり 29度C


天気予報では大型で史上最強の台風10号がくるぞ、すごいぞとしきりに警戒と恐怖をあおっている。



AM 8:50 十勝の大平原の川に繁殖しているブラウントラウトを見に北見市の自宅を出発。



山を越え、峠を越え、林をぬけてひた走り、十勝地方に入ると大きな碁盤の目みたいな作りの単調な長い道が広大な畑作地帯を縦横無尽に走るため、一本曲がり角を間違えると迷宮に入ったみたいに道がわからなくなる。最初の頃は ナビ の使い方も不慣れであったせいか、ずいぶん道に迷った。


しかし、さすがに10年も通っていると、もう道順はすっかり身について、広大な十勝の大畑作地帯の唯一点、目的のブラウントラウトの繁殖場所にまっすぐに到達できるようになった。年に数回、なんとなくブラウンに会いたくなったら出かける。



この時期、入渓地点の上流も下流も一面に背の高いヨシが水面を覆って水面が見えなくなりどこが川だかわからなくなることもある。


今回は、何故かそれが著しく、水面がヨシで埋め尽くされてしまって釣りにはならないところが多い。


なんとか川面が開いているところを見つけては腰まで深い水につかってヨシをかきわけてすすむと、ブラウンがばしゃりと水面に躍り出て昆虫を補食している。



でかい。40cmくらいか。オショロコマ用の仕掛けをデカニジマス用の強靱な仕掛けにとりかえ振り込むと、なんと水面から飛び出したブラウンが空中で食いついた。そのあとは、地の底に引き込むようなブラウン独特の猛烈な強い引き。短い手竿が極限まで絞り込まれて バーンっ と破裂しそうだ。



ランデングネットですくおうとするが数回手元で素早くターンされ、道糸がヨシにひっかかったりして手こずる間に浅い針かかりの針が身切れではずれてしまい逃げられた。



すぐ2匹目がヒット、これは慎重にネットして草の葉をバックに撮影。












ブラウンの斑紋には変化が多く、撮影していて飽きない。













私の場合は 単なる魚体の大きさ よりも美しい色調・斑紋の個体変異、水域ごとの変化の方に遙かに心が躍る。










ブラウンを釣っては撮影、ていねいにリリースを繰り返す。
















季節は、もう秋の始まり。ナナカマドの実が黄色く色づきはじめている。これから冬にかけて真紅の実になってゆく。






     この項、続く。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニジマスのためオショロコマほぼ壊滅、エゾイワナが駆逐されつつある渓流。

2022-05-05 19:02:45 | ニジマスによる被害
ニジマスのためオショロコマほぼ壊滅、エゾイワナが駆逐されつつある渓流。




20XX-8-30 (日) 曇り のち晴れ のち曇り  21℃



ニジマス繁殖河川として知られるM川。







その支流、とても小さくて流呈の短いとある支流 に入ってみた。





このM川支流には、本来この渓流の在来種であったアメマス( エゾイワナ ) とオショロコマがとても多かった。






近年、本格的なニジマス川になってしまったM 川本流からニジマス成魚がこの小さな支流に侵入、産卵し自然繁殖をはじめた結果、在来種のオショロコマはほぼ壊滅し、エゾイワナもニジマスのため急速に減少しつつある。













ニジマスは、さらにエゾイワナを駆逐しつつあり急速に勢力を増している。

























本来M川本流に棲息する大型ニジマスたちが一体どうやって支流群に棲息する在来種(オショロコマ、アメマスなど)を駆逐、壊滅させるのか理解に苦しむというニジマス釣り愛好家がけっこうおられるようです。



大型ニジマスたちはまだ残雪が多い早春のほんの一時期のみ、一気に支流群に遡上・産卵して、それこそ、あっという間に本流へともどってゆきます。この時期を捕捉するのはしばしば容易ではありません。



この実態は、このブログなどで何度か紹介してきましたが、これまでほとんど知られてはいませんでした。



すなわち、在来種駆逐の実際に関わるのは本流の大型ニジマスたちではなく、支流群に繁殖する小型ニジマス( 15〜25〜30cm )が主体です。これらは大型化すると本流へと出てゆきます。



ニジマスは圧倒的な体力差、運動能力差を使って、威嚇、追い払い、餌の先取り、時には捕食などを介して、もともと在来種の棲息場所であった棲みよい環境から、在来魚類を駆逐してゆきます。



やがて、豊富に棲息していた在来種は壊滅するか、ニジマスの嫌う最源流域へと追いやられ、その渓流は小型ニジマス一色に染め上げられてゆきます。







実際には在来種減少の状況は一様ではなく、原因も種々のものが複合している場合もあり、そう単純ではなく、長年の観察ではさらに興味深いこともわかってきました。



しかし、ニジマス関与の基本的パターンは上記のごとくです。したがって上流域に在来種の棲息があるばあい、いわゆる十勝ルールなどで述べられるように、それに目をつむってニジマス放流をするなどは言語道断といえます。



オショロコマの森ブログ5には今回のような記事がしばしば登場してきました。渚滑川本流で大型放流ニジマスを釣って歓喜する釣り人の方のご理解を得ることができるかどうかはわかりませんが、支流群での在来種たちの地獄絵図に多少ともおもいを馳せていただければ幸いです。







ニジマスによる被害の実態については、量がとても多くて恐縮ですが 本ブログの サブカテゴリー ニジマスの被害など にひととおり目を通していただいてからのご意見を期待します。



この日は本来棲息していなかったニジマス15〜20cm 7匹、 エゾイワナ5匹を釣った。













オショロコマは壊滅したかと思っていたが、おもいがけず最後に幼魚1匹が釣れた。






午後4時30分。武装解除。 5:30帰宅。





最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする