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知床半島の晩秋、ヒグマ親子のサケとりを激写
晩秋の知床半島。
もう秋サケ漁も終わり知床の海から定置網や漁師も漁船もみんな消えて、このあたりに残ったのはヒグマだけ。
誰もいない川にひしめく晩期遡上のサケ・マスを腹一杯食べてヒグマたちは栄養満点。
この時期、雪が降ったり、積もったり、解けたりまた積もったり。
朝方降った雪の上を転がって遊ぶヒグマの子。
ヒグマの子が雪で遊ぶ写真は珍しい。
ヒグマの子供2匹が話している。腹へったなー。母ちゃんに鮭とってもらおうよ。
母ちゃん、腹減った、鮭喰いたい。鮭とってよ。 母熊はすでに腹一杯鮭を食べて動きたくない。
母ちゃん。鮭とってよ。お願い。
仕方ないね。それでは獲ってあげるからよく見ていなさい。
母熊が魚をおいかけ、くわえた。
母ちゃん、それカラフトマスだよ。カラフトマスはまずいのできらいだ。もっとおいしいサケをとってよお。
子供にねだられ、母熊はおいしいサケを追い回し、つかまえた。卵が一杯入ったメスザケだ。
小熊たちは大喜び。
ヒグマたちは、カラフトマスよりおいしいサケをより好んで食べます。
最近、ネーチャーフォトを撮影するカメラマンたちは、知床ではあまりヒグマの撮影をしなくなった。ヒグマは多いが、ほとんどのヒグマたちが胸に電波発信器をぶら下げられたり、耳などに大きな標識をつけられたりしているため、撮影しても絵にならないのである。ここに出てくるヒグマたちはまだ人間に標識や電波発信器を取り付けられておらず、大自然の中のヒグマたちといった雰囲気が十分に感じられる。小熊たちの目つきがまるで人間みたいでおもしろい。
写真は知床の親子ヒグマをテーマに撮影している藤原美智雄さんからいただきました。
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知床半島の晩秋、ヒグマ親子のサケとりを激写
晩秋の知床半島。
もう秋サケ漁も終わり知床の海から定置網や漁師も漁船もみんな消えて、このあたりに残ったのはヒグマだけ。
誰もいない川にひしめく晩期遡上のサケ・マスを腹一杯食べてヒグマたちは栄養満点。
この時期、雪が降ったり、積もったり、解けたりまた積もったり。
朝方降った雪の上を転がって遊ぶヒグマの子。
ヒグマの子が雪で遊ぶ写真は珍しい。
ヒグマの子供2匹が話している。腹へったなー。母ちゃんに鮭とってもらおうよ。
母ちゃん、腹減った、鮭喰いたい。鮭とってよ。 母熊はすでに腹一杯鮭を食べて動きたくない。
母ちゃん。鮭とってよ。お願い。
仕方ないね。それでは獲ってあげるからよく見ていなさい。
母熊が魚をおいかけ、くわえた。
母ちゃん、それカラフトマスだよ。カラフトマスはまずいのできらいだ。もっとおいしいサケをとってよお。
子供にねだられ、母熊はおいしいサケを追い回し、つかまえた。卵が一杯入ったメスザケだ。
小熊たちは大喜び。
ヒグマたちは、カラフトマスよりおいしいサケをより好んで食べます。
最近、ネーチャーフォトを撮影するカメラマンたちは、知床ではあまりヒグマの撮影をしなくなった。ヒグマは多いが、ほとんどのヒグマたちが胸に電波発信器をぶら下げられたり、耳などに大きな標識をつけられたりしているため、撮影しても絵にならないのである。ここに出てくるヒグマたちはまだ人間に標識や電波発信器を取り付けられておらず、大自然の中のヒグマたちといった雰囲気が十分に感じられる。小熊たちの目つきがまるで人間みたいでおもしろい。
写真は知床の親子ヒグマをテーマに撮影している藤原美智雄さんからいただきました。
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