徳島県の宿で朝はすっきり目覚めました。
布団が変わっても、枕が違っても
doironはどこでも熟睡するのです。
とりあえずは、昨日コンビニで買ったパンで
朝食をとり、さあ今日は四国巡りだあと
気合を入れてゆきます。
なにも心配はいりません。
疲れていた眼も元気ですし
好奇心も満載。
運転の心配も何もありません。
あえて言えば、草履でかずら橋を
渡れるのかなあってことですな。
まあ何とかなるでしょう。
あかんかったらはだしで行けばええやん、
なあんて無責任なことを言ってます。
さあ、今日の旅路は長いですよ。
大歩危、小歩危、かずら橋へと
ワイワイとはしゃぎながら行きましょう。
まずは徳島自動車道で
西の方へ走ってゆきます。
途中、吉野川のサービスエリアで休憩。
ここはねえ、ハイウェイオアシスがあって
雰囲気もいいですねえ。
周りにはバンガローやキャンプ場もあり、
別の機会に来てもいいなあ
なんて気がします。
さあ、どんどん進んで行きましょう。
吉野川が流れる谷道を、
時々対面通行になったりしながら
進んで行きます。
「井川池田」で高速を降り、
ここから南下してゆきます。
この辺は巡礼のお寺もない所なので、
多分生まれて初めて通る道を
走ってゆきます。
目的地の順番から行くと、
小歩危、大歩危があって
そこからかずら橋へと向かってゆきます。
昨日夜にテレビを見ていると、
大歩危に大量のこいのぼりが
飾られたというニュースが流れていました。
楽しみですねえ。
道の駅のようなところにさしかかりましたので、
いったん休憩しましょう。
ここから川を眺めてみようと思ったら、
河原方面は封鎖されていて入ってゆけません。
ああ、ここから入るのかあ
と思ったら有料でしたね。
こんな四国の山中でも、
観光産業はどん欲に取り組んでおられますなあ。
と、そこで一本携帯に電話が入りました。
近所の役員さんが、一点相談したい
ことがあるのでとのことでしたが、
「いやあ、今なあ、大歩危小歩危に
ぼけを直しに着てんねん」というと
向こうはびっくり。
少しもゆっくりしてない人やなあ
と驚いたんだと言ってました。
そしてその先で大歩危にさしかかりますと、
ここは渓谷部分も自由に見れるように
開放されていましたよ。
遊覧船なんかもあるようですね。
そしてニュースで流れていたように、
たくさんのこいのぼりが渓谷をまたぐように、
泳いでいました。
今回の最終目的地であるかずら橋は
もう少し奥の方です。
そもそもかずら橋と言っても、
なかなかその姿を想像できません。
最初は野猿のようなものを連想していましたが、
まさかそんなのには乗れませんよねえ。
谷間の方を見てもそんな橋はありませんし、
店の人に聞くともう少し山の方に
入ったところですねとのこと。
ああ、今日は車の運転がおお忙しです。
山道を登ったり下ったりしながら、
かなり山の中の方に来ましたね。
するとそこに少し広い駐車場の
あるところがありました。
建物にはかずら橋の文字もあります。
ああやっと到着です。
で、そこに車をとめようとすると、
有料です。ああ、大変ですね。
でもとめていかないとね。
そこからかずら橋入り口と書かれた
建物に入ると、巨大なお土産屋さんです。
まあこの際ですから、
お土産もチェックしてゆきましょう。
さあではこちらかずら橋入り口方向
と書かれた扉を出ると、
なあんや道に出てゆきます。
そのアスファルト道を大勢の人間が
歩いてきますよ。
言葉を聞くと、やはりここも中国人です。
中国だったらもっとすごい渓谷とか
あるのにねえ。
さらに歩いて、車が通れる
橋のところにいくと、
おお向こうにかずら橋が見えてきました。
続く
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