ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

中央アルプスの夏休み11

2022-08-29 20:41:18 | 山行き

中岳の標高は2925m。
ロープウェイの終点からだと、
約300mほど登ってきたところです。



なんやあ、そんだけかあって
感じですね。
それにしてもロープウェイは
本当にありがたい。
最近に登ったところでは
涸沢が一番高くて2400m
くらいだったので、
高度的にはより天国に
近いところです。

ここの登りは岩がゴロゴロしているので、
歩きにくいですね。
帰りの下りとかは歩きにくそうですね。
なので帰りは、少し危ないけど
巻き道を降りていくことにしましょう。

今回最終目標として登っている
木曽駒ケ岳の隣がこの中岳。
やっぱり人は多いですねえ。
僕らより先のロープウェイで
登った人やいくつかある山小屋で
宿泊した人たちなんかが
たむろしているんでしょうねえ。
遠くには景色もよく見えているんですが、
やっぱりこの先の駒ヶ岳の方が
見晴らしは良さそうです。
中岳の登りでは、ボッカが
歩いて逆に下ってきましたよ。



負子に箱を二つ載せて運んでいます。

なんでもヘリコプターとかで
運べる時代には珍しいですね。
山頂を超えたらすぐに下って、
駒ケ岳までの最後の登りに
向かってゆきましょう。

木曽駒はdoironには3回目の山です。

百名山のひとつとして、
学生の頃に木曽からこの山に登り
伊奈へと抜けていったことがあるのと、
今回と同じく家族でロープウェイで
やってきて、木曽駒岳に登ったことがある。

百名山を書いた深田久弥氏は、
今下ってきた中岳と木曽駒の間の
この広場は「お庭」と称され、
「ぶらぶらさまよっていると
時のたつのも忘れた」と書いている。

いいところですねえ。

山小屋もあり、何となく広々として
安心感のあるところです。
帰りは少し頑張って下りて、
ちょっとここをじっくり味わおうと思いました。
そしてここには今も
キャンプ場があります。
楽しいキャンプができそうですねえ。

さあでは最後の登りです。
頑張ってゆきましょう。

ちょっとおなかがすいて来ましたね。
朝、早かったのでぼちぼちと
昼食の時間です。
山頂でいただきましょう。

どんどん上っていく二人に遅れないように、
それでも有酸素な状況で
登ってゆきます。
無人のジムで行っている
有酸素運動が聞いているかも
しれませんね。
筋肉的にも膝の負担も全く問題無しで
登ってゆきます。

下から見るとウヒャーと思う登りも、
足元を見ながら「もう少し、もう少し」
と上ってゆくとあっという間に山頂到達です。



これが標高2956mの1等三角点です。

そしてこれが山頂標。



皆さんお疲れさまでした。
周りを見回しますと、
四周すべてが見えています。



御嶽、乗鞍、八ヶ岳に北アルプス、
南アルプス。富士山も時折
見えていたそうです。
(僕は見逃したあ😢)

遠くには美ケ原の山々も見えていますよ。
こんな最高の景色をすっと
見逃すのはもったいないです。

時刻はまだ10時ですが、
ここに座って景色を眺めながら
ゆっくりと昼めしを食べましょう。



ロープウェイからは約2時間で到着です。
ほぼ、コースタイム通りに来ていますね。

今回、山道を歩きながらね、
ずっと思っていた。
学生の頃、思いっきり山を歩いて
山に心を刻み込んできてよかったなあって。

山に来たら、あの時の自分を
思いだしてうれしくなる。
どんな時でも好きなことに
一生懸命だったのは、
振り返れば自分ながらに
とてもうれしいものです。

高齢になって自分の体と対話しながら、
今日ここに来ていることも、
きっと、とてもかけがえの
ないことになるのでしょうねえ。

続く


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