ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

九州薩摩の開聞岳10

2022-11-15 21:25:06 | 山行き

大きな岩がゴロゴロしている
感じの道になってきました。
それをまたぐために一歩ずつが
大きくなるので、スピードをさらに
落とさないと心拍数が上がります。



それが普通やん、
たいそうに言ってるわあと思うでしょ。
でもねえこれは本当にdoironの
体のことを思うととても大切なことなんです。

わずかな無理が、おおきな異変になる
という怖さがあるので
もうドキドキで自分に
言い聞かせていることなんです。

普段は「山にいこうかあ」、
「うん行くよ」と気軽に応じている
ように見えますよね。
でも自分の中では、こういうハードそうな
登山はとてもとても大きな決断なんです。

とはいえあまり人に心配かけちゃ
いけないから、簡単に行くよと
静かに答えていますが、
実は心の中ではもっとあたふた
考えているのです。

今回の開聞岳に行く決断の要因の一つは、
夏の中央アルプスの登山でした。
もういけないかなあと思っていた
3000m級の山道を
楽しく歩けたのが、
とても自信になっています。



そしてもっともっと以前から考えれば、
スタジオ内でのぐるぐるまわりの
トレーニングを、一年間以上
続けてこられたことが
自分にとって大きな自信に
なっていると思ってます。

山に行っても、あの練習より
厳しいことをしなければいいのです。
それは体がちゃんと覚えています。
まあそういう変な
言い聞かせなんですが、
でも実はとっても心の支えに
なっているのです。

なので岩だらけの道を一人で
歩くとなって来ると、
その心構えが必要になります。

ここまできたので
早く登頂したいという気持ちを抑え、
ゆっくりと歩いていきます。
前方にいる二人は不安に
思っていないかなあ、
なんてことも考えるのですが、
仕方ないですね。

このしんどさを超えて無事に
登頂するためにも、
ちょっと我慢して待っててなあ
という感じです。

でも地道に歩いていると、
高度を稼いでいくものですね。
前半前後したグループを後ろにおいて、
着実に登ってゆくのです。
小さな一歩も次々と。

7合目を過ぎ、展望ポイントの
7.1合目までやってきました。



ここは開聞岳の南部に当たりますね。
海の方には種子島や屋久島が
見えるらしいのですが、



迫りつつある悪天候の中で
うっすらとかすんだ景色に
なっていますね。

そのころになると、
下を遅れて歩いていた二人から
メールで、5合目あたりから
今回はおりてゆきますとの
連絡がありました。

トラブルも少しあったようです。

そうかあ、残念でしたね。
でもねえ、doiron自身も
前の二人が登頂して降りてきたら、
そこで引き返そうかなとも思い始めてました。
今以上の無理は禁物です。
一人になったら、やたら無理を
してしまいそうです。
体調的には問題はなくても、
この後がしんどくなるし、
ヘタしたら病院に、
あるいは救急隊に運ばれる
なんてことになってもいけませんしね。

無理せず無理せず慎重に
上がってゆきます。

岩がもっとゴロゴロした
山になってきました。
ところどころ、



岩の間に穴が開いていたりして、
奥の方から動物が見つめてる
んじゃないかって感じです。



と、そんなところに看板が
一つありましたよ。
この道沿いに「仙人洞」と言われる
岩穴があるそうです。



どれどれ、ここに仙人がねえ、
といいつつ眺めているdoironも
「仙人」のようです。

どっこいしょと岩を飛び越えたり
しながら、進んで行きます。

たまには鎖場もあったりして、
厳しいところもありますね。
地形的に崖っぷちとか
そういう場所はほとんどないのですが、
ところどころで気を付けないとなあ
という場所があったりします。

続く


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