40歳からの早期リタイヤ計画

一生独身+賃貸暮らし、手取りの半分を貯め続けて早十数年。IDは怒髪天(JAPANESE R&E)から。

「コロナの時代の僕ら(早川書房)」を買って読んだ。

2020-04-29 23:23:55 | 90コロナ後
コロナウィルスを受けて、3月以降(2月中旬までは特にそうでもなかった、と記憶している)、残りの人生に対する考え方が色々と変化したと思っている。
本当は、その変化していく経緯をこのブログに残しておけば良かった気もしている(紙の手帳に少しだけ記しているが)。中国で非常事態宣言だったかが出たのが1月末であり、これを書くまでに実に3か月も経過していることに、少々後悔している。
とはいえ、今日より早いスタートは無いので、当分の間、自動筆記の要領で最近考えていることをここに残しておこうと思う(紙の手帳に比べ、やはりPCというかキーボード入力の方が早いし楽だ)。

YOUTUBEではコロナに関する情報(感染拡大や医療崩壊、子育てや介護や経済面への影響、終息時期の見通し、終息後の世界について等々)があふれているが、意外と、「コロナウィルスについて個人的に何を考え、どのように考えが変わったか」を載せたYOUTUBEは少ない。再生回数が少なく収益にならないのだろうか、理由は分からないが、これがもし20年前の個人HP全盛期や10年前のまだSNSがない時代(YOUTUBREも無かったはず?)であれば、私がここで書いているような記事がネットに溢れていたと思う。

それはさておき、自分の考え記憶の変化を知りたいという思いもあって、また、コロナウィルスについて人が何を考えているか(予防法とか、自粛やステイホームの呼びかけとか、今後の世界経済の行方などではなく、今後の生き方みたいな話)を知りたくて、ツイッターで話題になっていた「コロナの時代の僕ら(早川書房)」を買って(リアル書店で)読んだ。
日本での発売日は4月24日で、エッセイは2月29日~3月4日に、後書きは3月20日にそれぞれ書かれていた。イタリアは、現在では感染者数が上位(厚生労働省HPによると、4月24日時点で、米国、スペインに次いで3番目のようだ)であり。エッセイの時点と後書きの時点で、切迫感がまるで違う。

あまり引用は良くないけれど、ずっと覚えておきたいフレーズを幾つか引用させていただく。
 「流行がもたらしうる変化のすべてが怖い。(~中略~)恐怖がただ過ぎ去り、なんの変化もあとに残さないのも、怖い」
 「今後の流行のあとで何が起きるのかの予測は複雑すぎて、僕にはとても無理だ」

著者は、現在のグローバルすぎる社会や行き過ぎた開発が、コロナ後にも続くことを危惧しているようだ。
ただ自分としては、そんな大それたことよりも、むしろ、単に自分が残りの人生をどうやって生き延びるか(罹患しないとか、経済的に困窮しないとか。また自分だけでなく親兄弟も)が気になっている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿