東急デパートで、銅版画家の山本容子展があったので見てきました。
“犬は神様”という本の刊行記念展です。
以前ＴＶで山本容子さんを取り上げた番組を見て、どんな絵を描くのかとても興味がありました。
展覧会には、今回の本の絵と、１０月に発行した“Ｊａｚｚｉｎｇ”山本容子のジャズ絵本の中に収められている版画が主体です。
性格が表れているのでしょうか、明るくてリズミカルで、時にはユーモラスでとてもステキな絵でした。
いっきにファンになってしまいました(^-^)
銅版画(エッチング)なのですが、下書きをしないで直接彫って行くんだそうです。
本も買いました。
“犬は神様”という題名～興味ありますよね♪
彼女は版画家ですから彫るときはすべてのものを反転させて彫っていきます。
あるとき、犬（ＤＯＧ)を反転させると神（ＧＯＤ)になることに気づきました。
そこからきています(^^♪
今までに５匹の犬を飼ってきたそうです。
それも、血統書つきの犬もいましたが、ほとんどが迷い犬だったり、野良犬だったりです。
べたべたせず、つかずはなれず、犬といい距離を保っているのがいいなぁと思いました。
本の題名にも惹かれたし、帯には いつもそばに犬がいた とあります。
彼女の犬好きで、やさしさが伝わってくるいい絵本です('-^*)☆
“ジャズ”のほうは「シング・シング・シング」「ムーン・リバー」「我心のジョージア」などジャズの名曲をイメージした絵を曲ごとにお話をつけて書いています。
何と、ＣＤ付でした～★