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花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花(8月)ポーチュラカ、タマスダレ、フジナデシコ、ヤブラン、他

2020-08-18 | 自宅の花
庭の花、久し振りの投稿です。
一部以前に投稿したものかぶります。

 ▼ポーチュラカ        和名:ハナスベリヒユ
スベリヒユ科スベリヒユ(ポーチュラカ)属、1年草、南北米原産、花期:6月~10月、
分枝した茎の頂部に、花径2.5~3㎝程度の花を一輪咲かせます。 
花は5枚の花弁を持ち、雄しべは7~30個、雌しべの柱頭は5~18裂しています。
  
 
 ▼球根ベコニア’ベレコニア’
シュウカイドウ科シュウカイドウ属、多年草、花期:春~秋、
八重の豪華な花を咲かせる球根ベコニアです。
ベゴニアは1株に雄花と雌花の両方が咲きますが、八重になるのは雄花です。雌花は一重です。
  
  
 
タマスダレ(玉簾)   別名:ゼフィランサス、レインリリー
ヒガンバナ(ユリ)科ゼフィランサス属、多年草、南米原産、花期:8月~10月、
花は直径4~5cmほどの純白の花で、花弁は6枚で雄しべは黄色くてよく目立ち、
長さ20cmほど伸びた花茎の頂点に1つだけ上向きに咲かせます。 
日が当たる頃に開きはじめ、夕方になると閉じて2~3日ほど咲き続けます。
    

ジニア     別名:ヒャクニチソウ(百日草)
キク科ヒャクニチソウ(ジニア)属、メキシコ地方原産、花期:5月~11月、
ジニアと呼ばれて花壇やコンテナなどに適した矮性の品種がたくさん流通 。
百日」というだけあって開花期間が長く、次々と咲き続けます。 
      

 ▼フジナデシコ(藤撫子)    別名:ハマナデシコ 
ナデシコ科ナデシコ属、多年草、花期:7月~9月、
爽やかな青色の花を咲かせ、濃緑色のつやのある茎葉との対比が美しい品種。
  

ハナトラノオ(花虎の尾)    別名:カクトラノオ
シソ科カクトラノオ(フィソステギア)属、多年草、北米東部原産、花期:7月~10月、
まだ咲き始めたばかりですが、繁殖力が旺盛なので道端や河原などに野生化していることもあります。
直立した茎に小さな花をたくさんつける花姿はシソ科の特徴のひとつです。  

ギボウシ(擬宝珠)    別名:ホスタ、ウルイ、
キジカクシ(ユリ)科ギボウシ属、多年草、花期:7月~8月
葉の幅はさまざまで、この葉は種類によって光沢のあるもの、つや消しのもの、
白粉を帯びるもの、しわの目立つものなどがあります。
近くにあるトウギボウシはとっくに咲き終わっていますが、これは今からです。 
         

ヤブラン(藪蘭)   別名:リリオペ
キジカクシ(ユリ)科ヤブラン(リリオペ)属、常緑多年草、花期:8月~10月、
長い穂を伸ばして、青紫から白色の花を咲かせます。
日本には、ヤブラン、ヒメヤブラン、コヤブランの3種が自生している。
斑入りや花色の異なるものなど20ほどの園芸品種があります。
      

ゼラニウムカリオペ’ローズスプラッシュ’
フウロソウ科ゼラニウム属、多年草、南アフリカ原産、花期:3月~12月、
花はボール状(散形花序)に、桃色もしくは赤色や橙色、白色や復色の小花を密につけます。 
園芸品種で、兎に角花がいつまでも咲いているような花です。
     

今は、ルドベキア・タカオが満開状態ですので載せておきます。

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つる性の野草花から、センニンソウとボタンヅル、ホドイモ、他

2020-08-16 | 花の写真
今回は、つる性の野草花から幾つか選んでみました。
今頃咲いてる野草花で非常に似たセンニンソウとボタンヅルの花です。
どちらもキンポウゲ科センニンソウ属で、花期も8月と9月で紛らわしいですね。

センニンソウ(仙人草)         ■ボタンヅル(牡丹蔓)
   
▼萼片は雄しべより長い。         ■萼片は雄しべと同じ位、やや黄色っぽ い
  
▼小葉は卵形、ふつうは全縁。       ■小葉は卵形だが、縁に不揃いの鋸歯がある。
  

マルバルコウ(丸葉縷紅)
ヒルガオ科サツマイモ属、1年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月、
花は朱赤色、高坏形で長い筒があり、径1.5〜1.8cm。

マメアサガオ(豆朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属、1年草、北米原産、花期:夏~秋、
葉腋に1〜2本の花茎を出し、直径1.5cmほどの淡紫色から白色の花を1〜2個つける。

サオトメカズラ(早乙女葛)     別名:ヘクソカズラ(屁糞葛 )
至る所に多い雑草、葉や茎に臭い匂いがあることからヘクソカズラと. 一般的に呼ばれているが、
花の形が、お灸(やいと)をすえるときのもぐさに似た形から ヤイトバナとも言う。

シロバナママコノシリヌグイ(白花(継子の尻拭い)   別名:シリバナトゲソバ
タデ科イヌタデ属、1年草、花期:5月~10月、
ママコノシリヌグイは、右のようにピンク色ですが、これは白色の品種。
花冠は5深裂し、裂片は 3 の楕円形。葉は3~8cmの三角形で基部は心形、先尖頭です。 
茎や葉柄に刺が多く,この刺が肌にあたると痛い 。

ホドイモ(塊芋)     和名: アメリカホドイモ アピオス
マメ科ホドイモ属、多年草、北米原産、花期:7月~8月
花は淡黄緑色の蝶形花で、旗弁が広い。翼弁はごく小さく、先端は淡紫色を帯びる。
また竜骨弁は内側に曲がる 。
マメ科独特の花の形をしていますが、兎に角複雑な形です。

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金色に輝くメタル付けた鎧を着ている蛹は、ツマグロヒョウモンでした。

2020-08-15 | 昆虫

うわお~ これは何だ? 何の幼虫だ!!
茶褐色のヘビメタの鎧を付け少し暗いとキラキラと金色に輝いている突起がある。
これは、ツマグロヒョウモンの蛹でした。
あのキラキラの部分は薄い透明な膜が数層重なっている構造になっていて体液が透けて見える
からだそうですがなぜそのような構造になっているかはわかっていません。
始めて見ましたが、一か所と思っていたら、その近くにもいました。
また、以前のフクラスズメの幼虫の威嚇行動のように、
この蛹も、貧乏ゆすりの如く草をゆらしているのでわかりました。

ツマグロヒョウモンの蛹のくねくね踊り

又、近くには蛹から羽化した直後?なの成虫になりたてらしいのもいました。
蛹から羽化するまでは、1週間から1ヶ月位と蛹になった時期により違うようです。

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋 )
チョウ目タテハチョウ科ドクチョウ亜科、(前翅長)27-38mm 、4-11月、
野原や公園などに広く生息し、都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い。 

これはオス。後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。
こちらはメス。前ばねの端の黒色がよく目立つ。体内に毒を持つマダラチョウの仲間、
カバマダラ(南方系にいる毒蝶)に擬態しているようです。


卵→幼虫→蛹→成虫 となれば全ての状態をフォローしたくなり、
卵を探して見ましたが、見つからず産卵期は9月過ぎのようですので、
幼虫(芋虫)のみです。

体長 (終齢)43mm前後 、
鮮やかな色彩で、体中に突起があり、いかにも刺して来て、毒があるかのような、
毒々しい色とトゲがありますが、実際には刺しませんし、無毒なので安心です。
食草:パンジー・ビオラ・ニオイスミレ・スミレ・ノジスミレ・フモトスミレ(スミレ科)など


昆虫は変温動物ですので、生息地の気温に合わせて発育調整して、
一般的には15℃以上で見られるようになると言われていますが、
この時期のように30℃を超えて、猛暑日では大丈夫なのか心配になります。
確か成虫の蝶は秋まで夏眠するのもいるようですね。
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大きな昆虫から、ヤママユ、モンキアゲハ、ショウリョウバッタ、他

2020-08-14 | 昆虫
最近大きな蛾を見かけました。
いつも小さな虫ばかり追いかけていましたので、今回は比較的に大きな昆虫です。

ヤママユ(山繭)
チョウ目ヤママユガ科、(開張)115-150mm 、 8-9月、
翅をひろげると10cmをかるくこえる大きな蛾。黄褐色、灰褐色、赤褐色など、色彩には変異がある。
4枚の翅には、それぞれ1つずつの目立つ紋と、黒色の細帯がある。
写真は、左後翅 がもげているようです、色々な昆虫に出合う時に、どこかしらが、
欠損しているのが結構多いの、生き残るのも虫なりの大変さを、感じてしまいます。

モンキアゲハ(紋黄揚羽)
チョウ目アゲハチョウ科  (前翅長)50-75mm 、 4-10月
日本では、最大級のチョウです。
真っ黒で、後翅の白い紋が目立つ、大きなアゲハチョウ。

ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)   別名:ショウジョウバッタ
バッタ目バッタ科ショウリョウバッタ亜科、(翅端まで)♂40-50mm ♀75-80mm  8-11月、
日本に分布するバッタの中では最大種で、斜め上に尖った頭部が特徴である。
頭部が尖った大きなバッタ。特にメスは大きく、8cmにもなる。
オスは細身で4~5cm程度と小さい。緑色型と褐色型がある。

オオカマキリ(螳螂、蟷螂、鎌切  )
カマキリ目カマキリ科
カマキリは、大きい、強いの昆虫界のハンターのようです。
突然変異した個体などでなければ基本的にオオカマキリの色は、緑色か褐色の、
この2色のどちらかになります。 
チョウセンカマキリと似ているようですが、胸の色等で区別出来ますが、今では不明です。
覗いたら顔から殻が持ち上がったように見えたのですが、、


ナナフシ(ナナフシモドキ)(七節擬き)
ナナフシ目ナナフシ科ナナフシモドキ亜科、♂60mm前後、♀85mm前後、6-11月、
まるで木の枝に6本の脚がはえたような体型の昆虫。(草食性) 
よく似たエダナナフシとは、本種の方が触角が短いことで見分けられる。
メスは、緑色~褐色。オスは、濃褐色でメスよりも細い 。
「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではない。
擬態(ぎたい)する昆虫の代表的な昆虫で、木の枝に擬態する。  
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アリとキリギリス。

2020-08-13 | 雑感
アリを知らない人はいないと思いますが、この小さくて良く動くアリをよく見てる人、
撮る人は、少ないと思います。
今回は、このアリをテーマにしようとしましたが、生憎撮った写真があまり無かった。
そこで”アリとキリギリスのお話”にしようと思います。

アリの種類は、日本だけでも300種類近くいるようです。
小さなアリも同じアリと思っていましたが、違う種類の可能性が多い。
名前は重要視せずに今後の取り組みとします。
▼クロオオアリ?
ハチ目アリ科ヤマアリ亜科、 7-12mm 4-10月、
黒色の大きなアリ。腹部は褐色がかっていて毛が目立つ。働きアリの体長は1cm前後。女王アリは2cm弱。
道ばた、草原など、開けた場所の地中に巣をつくる。
アブラムシから分泌される甘い汁や、他種のアリを狩ってエサにしている 。
アリの食事、
好きな食物は、種によりそれぞれ違います。甘いものは、働いているアリの力を出すエネルギーとして、
虫の体のタンパク質は、アリの体をつくる材料として、どの種類のアリにも大切な食物です。
素嚢(そのう)に蜜をたくわえたアリは、 おなかのすいた仲間のアリに蜜を分ける 。
長く連なって巣まで餌?を運ぶ姿をあまり見なくなりました。

ヒガシキリギリス(東螽斯)(♀)
キリギリス(螽蟖、螽斯、蛬)とは、. バッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される昆虫のうち、
日本の本州から九州地方に分布する、ヒガシキリギリスとニシキリギリスの総称。
緑色または淡褐色で、腹部が太短く幅広で、細い翅と、長い後脚を持つ。  
メスは、刀のように長くするどい産卵管を持っている。 
その違いは、
前羽に黒い斑紋があります。ニシキリギリスはこの斑紋が必ず一列になっていますが、
ヒガシキリギリスは斑紋が多く、ニシキリギリスに比べると羽が短い事も特徴のひとつです。
また、体の大きさもニシキリギリスの方がやや大きくなっています。 
ところで、この写真♀の産卵管を下に伸ばしているが、
見ていたら小さな花に差し込んでいく、産卵するのでしょうか?

前置きが長くなりましたが、
アリをアップしようと考えたのは、”アリとキリギリスのお話”を思い出したからです。
イソップ寓話の一つで、冬に備えてコツコツと夏の間に食料を蓄えていたアリと、
夏の間は楽しく過ごし、冬を迎えた時に、蓄えがないキリギリスの話です。
昔は、アリが善で、キリギリスが悪で、日頃からコツコツと働きましょうね、の解釈でした。
しかし、現在では、何事もコツコツとすることは重要ですが、それだけでは今の成熟した社会では、
淘汰されていき、これからの社会で活躍するのはキリギリスのような遊び心を持つ人、
つまりはアリとキリギリスの精神を合わせる事が良いかなと思いの解釈です。
ブログでも遊び心を加える事が必要かなと思い始めたところです。
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水辺で咲く花、オモダカ、ポンテデリア、ホテイアオイ、ガマ、他

2020-08-11 | 花の写真
猛暑が続くので少し歩くのは、朝早くにしました。
水田にオモダカを見ましたので、抽水植物を選んでみました。

オモダカ(面高)   別名:ハナグワイ、トリノアシ
オモダカ科オモダカ属、多年草、花期:8月~9月、
河川や湿地で生活する湿地性・抽水性の植物。
長い葉柄がある独特の矢じり形で、特に葉が細いものをホソバオモダカと言う。
茎の上方に雄花、下方に雌花を付ける。花弁は3枚で白色、雄しべ、雌しべ多数。
上方の雄花、             下方の雌花

ポンテデリア・コルダータ   別名:ナガバミズアオイ(長葉水葵)
ミズアオイ科ポンテデリア属、多年性抽水植物、北米東部原産、花期:5月~10月、
ホテイアオイの仲間ですが、ホテイアオイは水に浮いているが、本種は水中の土壌に
根を付ける。

ホテイアオイ(布袋葵)   別名:ホテイソウ、ウォーターヒヤシンス
ミズアオイ科ホテイアオイ属、多年草、南米原産、花期:6月~10がつ、
水面に浮かんで生育する。花が青く美しいので観賞用に栽培される。 
繁殖力旺盛ですが、我が家では、浮草の為に金魚の卵を産み付けても、直ぐに根を食べ尽している。

シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)   別名:シラサギスゲ、サギノマイ、シューティーングスター
カヤツリグサ科ミカズキグサ属、多年草、南北米原産、花期:5月~6月、抽水植物、
長く伸ばした花茎の先に花序を出し、小さな花をまとまって咲かせます。
花序にはスパイク状の小穂が密に付いており、花には花弁はありません。

ウォーターバコパ
ゴマノハグサ科ウキアゼナ属、多年草、北米原産、花期:5月~9月、水性植物、
名前の通り水辺に自生するバコパの仲間です。鮮やかな黄緑色の葉っぱを1年中付け、
夏になると青紫色の可憐な花を咲かせます。 
草丈は5~15cmほどに生長し、葉っぱは肉厚で、鮮やかな緑色をしています。

ガマ(蒲)  別名:ミズクサ、ミスクサ、キツネノロウソク
ガマかガマ属、多年草、花期:6月~8月、抽水植物。
湖沼やため池、河川、水路、休耕田、湿地などに生育する抽水植物。
円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。  
花は円柱状の肉穂花序となり下側に雌花の集合した雌花群、上側に雄花の集合した雄花群がつく。 
ガマの穂の大部分は雌花穂の群れで、茶褐色の部分はすべて雌の花です。
雌花穂は、触ると弾力があり大きく膨らんでいます。
上部にある細長い棒のようなものが雄花穂です。
どちらも花びらはなく、開花時に雄花穂は花粉を飛ばして受粉 し、
花の時期が終わるとともに雄花穂は枯れ落ち、軸だけの状態になります。
雄花開花時、上部の黄色い花粉をまき散らす雄花穂(風媒花)
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トケイソウの仲間、アカバナトケイソウ、トケイソウ、クダモノトケイソウ、他

2020-08-10 | 花の写真
近くの住宅の道路脇に赤花の時計草があり始めて撮りました。
併せて既にトケイソウは投稿済ですが、違いを見る為にアップしておきます。

トケイソウ(時計草)
トケイソウ科トケイソウ(パッシフロラ)属,多年草、花期:5月~10月(種により異なる)
個性的な花の形を時計の文字盤に見立てたことから時計草の名があり、
特徴的な造形美のある美しい花が魅力の熱帯植物です。 
トケイソウ属には多くの仲間があり、普通の品種の他に果実を食用にする
「クダモノトケイソウ(パッションフルーツ)」などの品種があります。 

▼アカバナトケイソウ(パッシフローラ・コクネシア  )
▼トケイソウ(パッションフラワー)
▼クダモノトケイソウ(パッションフルーツ)
クダモノトケイソウとトケイソウ”として17/09/03に投稿済

以下は、昨年山梨県の”花の都公園の温室”にてトケイソウ撮影19/5/23分です。
  

ヒマワリ ’サンロッチバレンシア’    別名:サンフラワー
キク科ヒマワリ属、1年草、北米原産、
7~8センチの小さめの花です 。

アラゲハンゴウソウ(粗毛反魂草)  別名:キヌガサギク
キク科ルドベキア(オオハンゴウソウ)属、北米原産、花期:7月~9月、
茎頂から長い花柄を伸ばし、直径7センチほどの黄色~橙黄色の頭花を1個つける。
頭花は中心部に黒紫色の筒状花、その周りに黄色~橙黄色の舌状花がある。
舌状花は14枚前後。
似たミツバオオハンゴンソウは花が直径5cmと小さく、下部の葉が3裂する。
オオハンゴンソウは筒状花が緑色で、葉は分裂する。

ガザニア’ビッグキスホワイト’    別名:クンショウギク
キク科クンショウギク(ガザニア)属、多年草、南アフリカ原産、花期:春~秋
白色の花弁にワインレッドの縦筋が入る複色の品種です。草丈は20cm程まで成長する
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夏真っ盛り、少しでも涼を誘う花、ハス、アサガオ、カラスウリ、他

2020-08-09 | 花の写真
連日真夏日が続いて気分もバテバテであり、外出もほとんどしなくなりました。
少しでも暑いので、涼を感じさせてくれそうなものを、新鮮味はありませんが、
朝頃咲くのを中心に、集めてみました。

水に咲く花、
ハス(蓮)
ハス科ハス属、多年性水生植物、インド原産、花期:7月~8月、
水底の土中に塊茎をつくり、そこから葉と花茎を水面に伸ばす水生植物 。
葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果) 
地下茎は「蓮根」(レンコン、はすね)といい野菜として食用される。
  • 早朝に咲き、昼には閉じる
  • 3~4日間咲き、最後は閉じることなく散っていく 

アサガオ(朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属、1年草、熱帯から亜熱帯地域 原産、花期:7月~10月、
夏に咲く日本を代表する花で知らない人はいないでしょう。

ツユクサ(露草)
ツユクサ科ツユクサ属、1年草、花期:6月~10月
朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられた説と
ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。

メマツヨイグサ(雌待宵草)  別名:アレチマツヨイグサ
アカバナ科マツヨイグサ属、越年草、北米原産、花期:6月~10月、
各地にふつうに見られる。道ばた、荒れ地、川原などに生える。 
マツヨイグサの仲間は、たくさんあります。

カラスウリ(烏瓜)
ウリ科カラスウリ属、つる性多年草、東アジア原産、花期:8月~9月、雌雄異株、
夏の夜に、花弁の縁が糸状に長く伸びる花を咲かせます。
この複雑な花弁は、蕾の時にはきれいに折りたたまれているのですが、
時が訪れると一糸乱れずに展開していき、短時間で完全に開ききります。 
一般に夜咲く花は、月の光の下でよく目立ち、花粉を媒介してもら為に目立つ 白っぽいです。
雄花  花の中央は雄しべの葯が密になっている。
雌花 雌しべが3つに分かれ、花の元部分に子房が膨らんでいます。

花の綺麗に咲いている時間ではないので、花の写真がイマイチですがお許しを、
似た花にキカラスウリがありますが、名の通り実の色は違いますが、花びらの形も違います。

アサリナ ’パークレイアナ’
オオバコ(ゴマノハグサ)科アサリナ(キリカズラ)属、1年草扱い、中米原産、花期:7月~11月、
花色は赤紫~ピンク、青紫、白があります。花つきはまばらですが花期は長いです。
バークレイアナのようにつる性なので、緑のカーテンとして利用される。


▼水中花(アジサイ&ルドベキア・トロリバ)
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ガに似ているベッコウハゴロモは、カメムシ目でした。その他スケバハゴロモ等

2020-08-07 | 昆虫
昆虫の投稿が増えてきていますが、悪しからず。
蛾に見えていた小さな虫がベッコウハゴロモでしたので、
カメムシ目ハゴロモ科を中心にカメムシ目で目を引くのを追加しました。

ベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)
カメムシ目ハゴロモ科、(翅端まで)9-11mm、7-10月、
褐色地に2本の白線が入った翅を持つハゴロモの仲間。
全体の色は黄緑褐色から闇褐色までいます。前翅にくすんだ緑っぽい粉を吹くものがいる。
クズの葉上によくとまっている。クズ、ヤマノイモ、ウツギ、ミカンなどの茎から汁を吸う。
幼虫はこれだ!


スケバハゴロモ(透け羽羽衣)
ハゴロモ科、(翅端まで)9-10mm、7-9月、
黒褐色帯で縁どられた透明の翅を持つハゴロモの仲間。
雑木林の周辺で見られ、ウツギ、キイチゴ、クワ、ブドウなどの汁を吸う。灯火にもやって来る。

アオバハゴロモ(青羽羽衣)
アオバハゴロモ科、(翅端まで)9-11mm、7-10月、
成虫は三角形状で淡緑青色の羽のある虫で、幼虫は白い綿状分泌物に覆われている。 
生垣などに一列に並んで寄生しているのを見かけることが多 い。
同じく羽衣の名を持つベッコウハゴロモ類は、
その羽根を平らに伏せてとまるが、アオバハゴロモはそれを立てて止まる。


カメムシと言えば、害虫で、気持ち悪く臭いをまき散らし嫌いな人も多いですね。
しかしその臭いも、天敵のカマキリや蜘蛛、鳥類などで、
悪臭も彼らから身を守るために放っていると考えられています。 

ナガメ(菜亀)
カメムシ科カメムシ亜科、 8-9mm、 4-10月、
橙地に黒の紋、あるいは黒地に橙の条紋を持つ。
春に、アブラナ、ダイコンなどでよく見られる。
ナガメとは「菜の花につくカメムシ」という意味

ヒメジュウジナガカメムシ(姫十字長亀虫)
マダラナガカメムシ科、  8mm前後、  4-10月
橙赤色と黒色に塗り分けられた印象的なデザインのカメムシ。 
このような赤と黒の模様は典型的な警戒色で、鳥などの天敵から身を守るのに効果がある。

<一口メモ>
カメムシ目(カメムシもく)あるいは半翅目(はんしもく) Hemiptera は、昆虫の分類群のひとつで、
口が針状になっているのが特徴である。 カメムシのほか、タガメ、アメンボ、セミ、ウンカ、アブラムシなど、
人間に関わりのあるものも多く、非常に多様性に富む。
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これがクモ? クモのイメージが変わります、クモ目、オナガグモ。

2020-08-06 | 生き物(虫)
今回は、小さくてクモとは直ぐに気がつかずない異色のクモを取り上げました。

何か蜘蛛の巣に小さな笹くずが引っかかっている?(2cm以下位)

チョット違うかな?
少し寄って見ると何やら足見たいなものが、(実は前脚2本が伸びている)
あれ糸を操っている。
足が8本、これはクモだぁ!  何というクモ? 

オナガグモ(尾長蜘蛛)
クモ目ヒメグモ科、  ♀20-30mm、 ♂12-25mm、 5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。 
里山や山地の林縁などで見られる。 
樹木の枝葉の間に簡単な網を張り、それを伝って歩いてくる他のクモを捕らえて食べる。 
20mmに満たなかったのでオスと思われるが、何を食べるのだろうと思っていましたが、
身内を餌にしているのですね。
単純な糸ですが、幼体のクモやメスを探して繁殖期のクモがかなり捕まえるらしいです。
気が付き難いオナガクモでした。

その他として、小さなクモを選んでみました。

サツマノミダマシ(薩摩の実騙し)
コガネグモ科ヒメオニグモ属、♀ 10mm前後、 ♂ 8mm前後、6-8月、
サツマノミとは、蝋の木とも呼ばれる櫨 (ハゼノキ)の実のことで、
緑色の若い実によく似ているクモと言うことです。
腹部は背面から両側下面にかけて緑色で、前方から側面にかけて黄色の線がある。
もしかしたら、まだ幼体かもしれません。

アズチグモ(安土蜘蛛)
クモ亜目、カニグモ科、 ♀ 6-8mm、♂2-3mm、 6-9月、
後方が膨らんだ形の腹部を持った、第1脚・第2脚が長いクモ。メスは緑白色、
オスは小さくて赤褐色。脚や胸部・腹部に斑紋のある個体もいる。 
小さなクモ、人影を見て物陰に隠れますが、裏側に周りパチリとかわいらしい。
オスのようですね。

スジシャコグモ
エビグモ科  ♀10mm前後、 ♂ 7mm前後、 4-10月、
エビグモ科の仲間で、網を張らずに近づいてくる小昆虫を捕らえて食べます。
地色は黄褐色で腹部・頭胸部に茶褐色の帯がある。
シャコグモは腹部に小さな2対の黒点があり、近縁種のスジシャコグモでは腹部の尻側に1対のみある。
分布もシャコグモが本州以南に分布しているのに対し、スジシャコグモでは本州以北に生息している。
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