花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察(2月)ホソヒラタアブ、イセリアカイガラムシ、他。

2023-02-27 | 昆虫
投稿が久し振りになりました。
風邪の為に体調不良が長く続きました。熱はあまり高く無かったのですが、
咳と痰には悩まされてしまい、パソコンに全く向かうことが出来ませんでした。
未だ完全復帰とはいきませんが、作成途中のものからのアップです。

冬は花が少なくても受粉するには、花は誰かの手助けが必要です。
やはりいます,少ないながらもハエやアブの仲間が、冬でも陽の光がでていると
花の周りに集まっています。
又、野鳥の手助けも有難いですね。

ホソヒラタアブ
ハナアブ科ヒラタアブ亜科、 8-11mm、 3-11月、
腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太い帯と細い帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。

ツマグロキンバエ (写真不明瞭の為はっきりしない所がありますが)
ハエ目クロバエ科ツマグロキンバエ亜科 5-7mm 時期:6-10月
深緑色で、背中に丸みがあり、翅の先端が黒くなったハエ。複眼は青緑色に輝き筋模様がある。口器は長く突き出る。

イセリアカイガラムシ(Icerya介殻虫)
カメムシ目ワタフキカウガラムシ科ワタフキカウガラムシ属、1年中(年に2,3回発生)
オーストラリア原産のカイガラムシの一種。柑橘類栽培における農業害虫。
介殻部が赤褐色、後部に白色の大きな卵のうを付ける。体長メス4~6mm、メス3mm前後で翅を持つ。 
昆虫とは思えない形ですね。

カマキリの卵鞘(らんしょう)
カマキリの卵は、卵鞘という 頑丈なスポンジ状の袋 で覆われていて、
外敵や木の枝、草などから守ってくれる働きをしている。
卵の位置は地上から葯50~150cmほどの場所が多い。
昔から、卵の位置で、その年の雪との関係が分かると言われてきました。
卵が雪に埋まってしまうと、窒息した状態になり孵化が困難になる為に、
本能的に高い位置に産み付ける為と考えられてきたが、
一方で、卵の位置とその年の降雪量にはなんら関係もない学説もあります。
カマキリの卵を雪に埋もれた状態でも、98%の赤ちゃんが孵化したと研究結果もあるようです。
山間部と平野部など地形等の影響など複雑な要因があるかもしれませんね。

ミノムシ(蓑虫)
ミノムシは、チョウ目ミノガ科のガの幼虫。一般には、その中でも
オオミノガ、チャノミガの幼虫を指す。
オオミノガはミノが葉っぱ、チャノミガはミノが小枝のようで、これはチャニミガかと。
巣が藁で作った雨具「蓑」の形がにていることから、日本ではミノムシと呼ばれるようになった。
右写真でGoogle Lensで検索するとアスパラガス、山菜の天ぷらと出て来ました。
色が普通は枯草同様茶色ですが、緑色をしているので珍しかったの撮っておきました。
ミノガ科の仲間でも原始的なミノガの仲間は、蓑の素材に砂や地衣類・コケ植物、昆虫の死骸の断片などを利用して緑色もいたようです。
上写真は違いますが、
実際のところ、ミノガの仲間には未だに未記載種、未記録な種が多くいるようで。
 最近でも、山深い峠の道路脇に置かれていたお地蔵様に付いていたミノムシから、
新種として記載・発表されたミノガもいるそうです。 

▼シモフリスズメ? オオシカシバ?の蛹 似たようものが多いので未定です。


体調不良で粘り強く調べないままの一部の追加で投稿となってしまいましたが、
今回はこれにて締めておきます。
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庭の花(2月)やっとフクジュソウ、クリスマスローズも咲きだした。

2023-02-18 | 自宅の花
ブログの投稿も滞りがちですが、庭の花2月に投稿してなかったので無理やりの
アップです。 

パンジー’絵になるスミレ’   サカタのタネの改良品種。
スミレ科スミレ属 耐寒性1年草 花期:11月~5月
『絵になるスミレ』シリーズは、従来のさまざまな課題を解決し、
高品質なフリル咲きパンジーを商品化することを主眼に開発された。

フユシラズ(冬知らず)(寒咲きカレンデュラ)
キク科カレンデュラ(キンセンカ)属、耐寒性、1年草、地中海沿岸原産、花期:11月~5月、

ストック
アブラナ科アラセイトウ属、1年草、南ヨーロッパ原産、花期:10月~3月、
秋もしくは春先の切り花や花壇の草花として栽培されている。花色は色々ある。

プリムラ・マラコイデス
サクラソウ科サクラソウ属、1年草、中国雲南省原産、花期:1月~4月、
株全体に白い粉がつくことから、ケショウザクラ(化粧桜)という和名がつけられています。

フクジュソウ(福寿草)   別名:ガンジツソウ(元日草)
キンポウゲ科フクジュソウ属、多年草、花期:2月~4月、毒草、
本日撮影したもので、朝草むらの中に蕾を見つけて、日中咲いたのを撮りました。

クリスマスローズ   別名:ヘレボルス、レンテンローズ、
キンポウゲ科クリスマスローズ(ヘレボルス)属、多年草、花期:1月~3月、常緑性、耐寒性が強い。
クリスマスローズで流通してるものは、大半がヘレボルス・オリエンタル系の園芸品種。
欧米では、レンテンローズと呼ばれている。我が家の庭ではそろそろ咲き始めてきた。

クレマチス・アンスンエンシス(ユンナンエンシス旧名がアンスンエンシスとの記述もある)
キンポウゲ科 耐寒性多年草、中国原産、花期:12月~1月、
常緑の冬咲きクレマチスの中でもいちばんの人気品種です。
今昆虫を撮ろうとしたらこの花しかありません、我が家で一番賑わしているのはこれ。
昆虫は次回回しといたします。

花のない時期それでも細かく見ていくとジュリアンやバイモユリの芽も長く伸びてきています。
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何となく考えました。”d”ボタン”など「D」にまつわる言葉。

2023-02-15 | 雑感
ブログもあまりよいテーマを思いつきませんでしたので、
こんなことを考えてしまいました。
写真もなし、文章だけの内容なしですので、お忙しい方はスキップして下さい。

テレビを見ていて、クイズなど視聴者が参加する時に使う
テレビリモコンの”d”ボタンを使います、その他でも使うことが多いです。
 dボタンとは
 地上デジタルテレビ放送などに対応したデジタルテレビのリモコンに付いているボタンの一つ。 
 「d」は、データのdです。

その他にDがつくものにどんなものがあるかついでに考えてみました。

Jリーグ(サッカー)、Bリーグ(バスケット)、Vリーグ(バレーボール)とかあるが、
それでは、Dリーグは、
株式会社Dリーグが運営する日本発世界初のプロダンスリーグ。 
D.LEAGUE の出場チームは9チーム。
各チーム名の頭にはスポンサー名が付けられており、
それぞれが名前を背負って戦いに臨んでいます。

 ビタミンDについて
  必須栄養素だが、日光浴によって生合成され、骨等の健康に関与。
  Dの大部分はキノコ類に含まれる。
食品に含まれている栄養素のうちビタミンと呼ばれているものは13種類 
脂溶性ビタミン(4種類)と水溶性ビタミン(9種類)の2つ。
脂溶性ビタミンは、「ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK」 
水溶性ビタミンには、「ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、
ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン」

余談ですが、普通A,B,C、、は発見された順番と思いがちですが、
最初にビタミンと言う言葉をつかい、B1が米ぬかに脚気を予防する物質を
見付けたポーランドの生化学者カシミール・フンクでしたが、
数年後に油に溶けやすい物質をアメリカのエルマー・マッカラムが
「脂溶性A」「水溶性B」と名付けたので、このようになったそうです。

実は日本の鈴木梅太郎がフンクよりも早く、全く同じ発想で
イネの学名から「オリザニン」と命名したが、論文が日本語で書かれていたので、
世界から注目されず、ビタミンの名が定着しているようです。

最後に、日本ほめる達人協会理事長西村貴好さんのことばより、
 ”D”に付く3つの言葉は言わない方が良い。
 それは、”でも”、”だって”、”どうせ”です。
 これらの言葉は物事をプラスに考えられなくなるから。
 ”S”のつく4つの言葉を使うようにしましょう。
 ”すごい”、”さすが”、”素晴らしい”、”ステキ”だそうです。

どうでもいいような内容になりましたが、少しでも違うことをしてみました。
投稿してから、そう言えばdポイントもありましたね、
ドコモが提供しているポイントサービスのこと。
入会金・年会費無料でdポイントクラブに入会でき、コンビニやファーストフード店といった
街のお店やネットショッピングなど、さまざまなお買物でdポイントがたまる・つかえるようになっています。
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綿毛を飛ばす草花、ブルースター、ツワブキ、コウヤボウキ、他。

2023-02-13 | 花の写真
綿毛を飛ばす草花として一番よく知られているのはタンポポだと思いますが、
タンポポの仲間以外にも結構あります。

庭のブルースターに大きなさやがついて、最近になりさやが開いて中から
白い綿毛が出てきました。

ブルースター(オキシペタラム)
キョウチクトウ科 トゥイーディア属 、多年草、ブラジル原産、花期:5月~10月、
き始めの花色は紫がかった薄青色で、次第に青みが強まり、咲き終わりはピンク色を帯びます。
開花盛期は青い5枚の花弁が星のように見えます。
花に似合わず大きな実が幾つかつきました。
その緑色の実が、長いことついていましたが、最近さやが弾けて綿毛が見えるようになった。
分かり難い写真ですが、さや元付近に種がぎっしりと詰まっており、
さやの長さ約12cm         種の大きさ約5mm 綿毛の長さ5cm
実と種の違い
「子房(しぼう)」がふくらんで大きくなったものが実、
「子房」の中の「胚珠(はいしゅ)」が熟したものが種子です。
*子房は花の雌しべの付け根部分です。

ツワブキ(石蕗 )   別名:イシブキ
キク科ツワブキ属、多年草、花期:10月~12月、
花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせます。

センニンソウ (仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属、つる性半低木(木質の多年草)、花期:7月~8月、

コウヤボウキ(高野箒)
キク科コウヤボウキ属、落葉小低木、花期:9月~10月、
枝は細く、灰褐色でいちじるしく枝分かれする。
1年生枝に卵形の葉を互生し、枝先に白色の頭花を付ける。筒状花が10数個集まったもの 。

セイタカアワダチソウ  キク科アキノキリンソウ属、
花が泡立ってと言うより白い毛が固まって泡立っているように見えるからで、
それが名の由来。
 

ノボロギク(野襤褸菊 )   キク科ノボロギク属、
花後につける綿毛がボサボサにつくため、その様子をボロ布という意味をもつ
「襤褸(ボロ)」に例えた名前。
ボロとは少し可哀想な名前になりましたね。


花については、参考までに過去投稿分にて省略しました。
*ブルースター 20/06/04     *ツワブキ  21/10/13
*センニンソウ 22/8/25    *コウヤボウキ 20/11/16

綿毛の草花は以前にも投稿してますので、まだまだ色々ありますがこの辺で閉めます。
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針葉樹(その4)ヒノキ科より、カイズカイブキ、コノテガシワ、他。

2023-02-09 | 樹木(花木)
咲いている花があまりないので、針葉樹でもと思い撮り始めました。
その4ともなると、樹木の名前が難しくなり難易度が格段に上がり、名前にも
自信がありません、もし間違っていたらご教示を強くお願いいたします。
今回は、庭木やら生垣等のものに多く使われている針葉樹からです。
そこで、生垣用の木をみても、庭木もキレイに剪定されていれば、どう見ても
遠目には我の様な凡人には違いが分からん。
普通に、花の名前は花の色や形、葉の形等から判断しますが、
針葉樹の花は、色が地味で目立たず、形も地味、葉は針の様に細いものと言う
位だから参考にし難いです。

と言うことで、ともかく生垣の葉をよく見ることにそました。
コノテガシワの葉を見ていたら、何やら他と違う形の葉が混じっています。
スギ葉のものとヒノキの葉のものが混在している、別の木になっているもの等。
 
これは、「杉葉(すぎば)」と呼ばれ、原種の特徴をもって生えてきてしまった葉です。
カイズカイブキは、古木になったり強剪定をすることで、
このように「先祖返り」した杉葉が出やすくなります。
また、栄養不足や水不足、高温障害などの生育上のストレスによっても発生しやすくなります。
一度生えた杉葉は元に戻ることはありませんから、発見し次第、根気強く手で取り去るか、
枝全体が杉葉の場合は枝元から切り落とすしかありません。

カイズカイブキ(貝塚伊吹 )
ヒノキ科ビャクシン属 常緑針葉小高木、高さ 普通は6~7mだが20mにもなる。
海辺などに自生するイブキ(ビャクシン)の園芸品種(あるいは変種)とされる。
登場した頃はコニファー類が今ほど普及しておらず、他の庭木にない洋風な雰囲気が好まれ、北海道南部以南の各地で一般家庭の生垣としてさかんに植栽された。昭和時代を代表する生垣樹種といえる。 
名の由来は、大阪の「貝塚」で作られた、あるいは樹形が巻貝のようになることから 。 


ブルーエンジェルコニファー  別名:コロラドビャクシン
ヒノキ科ビャクシン属 常緑針葉高木  高さ3~5m
コロラドビャクシンの仲間です。ブルーヘブンをスリムにした美しい円錐形品種です。
 春に最も美しい葉色を見せます。青銀色の葉色は年中灰色を帯び、冬でもそれほど変色しません。

ゴールデンモップ  ヒノキ属      ゴールドクレスト  イトスギ属

コノテガシワ(児の手柏)
ヒノキ科コノテガシワ属、雌雄同株・異花 朝鮮、中国原産、常緑針葉高木、花期:3月~4月、

ハイビャクシン(這柏槙)゜ブルーカーペット’
ヒノキかビャクシン属 常緑針葉低木 別名:イワダレネズ、イソナレ 高さ0.3~0.6m
ビャクシンの変種、枝葉や幹が地を這うように育つこと以外はビャクシンと変わらない。 
グランドカバーによく使われる。葉の色は、春は灰青色、冬は茶褐色 。

ヒヨクヒバ(比翼檜葉)  別名:イトヒバ
ヒノキ科ヒノキ属  常緑針葉小高木  高さ3~6m
サワラの変種(園芸品種)で、小枝・細枝は伸長・下垂して長く、
葉先は鋭先頭で先端が外反し、下面は白色。まれに結実し、球果はサワラと同じ。
ヒバは「桧葉」でヒノキ科の園芸品種を表す。
同属のサワラの園芸品種であり、野山には見られない。
ヒヨクヒバとイトヒバは異なるという説もあるが、
一般的には見分けがつかず、同一視される。
 

フィリファラオーレア  別名:オウゴンヒョクヒバ
ヒノキ科ヒノキ属 常緑針葉低木 サワラの仲間。 高さ 4~5m
糸状に垂れ下がる黄金色の枝葉が特徴の、最もポピュラーなグランドカバーのひとつです。
本来は高木性なので、単木としても利用できます。

ニオイヒバ(匂檜葉)   別名:ニオイネズコ
ヒノキ科クロベ属 常緑針葉樹高木 北米東部原産 
葉を揉むと特徴的なパイナップルあるいは柑橘系のさわやかな香りがする。 
季節によって葉の色が変化し、冬期はくすんだようになるため、好みが分かれる。


以下は前回までの積み残し分を含みます。
ヒノキ(檜)   
ヒノキ科ヒノキ属 常緑針葉高木  高さ30~50m  花は4月
山地に自生し、スギとともに優良材として各地で栽培される。
葉は鱗片状で先は鋭く、裏面は上下左右の葉が接するところに白い気孔線がY字形に見える。
前回もヒノキをのせましたが、葉の白い気孔線がY字形の写真の追加分です。

ラジロモミ (裏白樅 )
マツ科モミ属、常緑針葉高木 日本特産種 高さ10m
葉の裏側が白いためこの名が付いている。モミ よりも寒冷な 気候 を好む。
これも前回のマツ科モミ属の時に載せるべきだったが葉の裏が白いが無かった為ここで。

コウヤマキ(高野槙 )   別名:ホンマキ
マツ目コウヤマキ科コウヤマキ属 常緑針葉高木 日本の固有種。 高さ20~30m
コウヤマキ科には本種しかなく「一科一属一種」の珍しい植物。
和名は、高野山真言宗の総本山である高野山に多く生えていることに由来する。


当然まだまだ針葉樹は、ありますが今回はこれで閉めておきます。
又、いつの日か再挑戦してみます。
散歩して生垣等を見て以外と杉葉に先祖返りしている木が多いことにビックリしました。
又、針葉樹の花は風媒花で、これから花粉をふりまくので、花粉症の方には切ない時期になります。
2023年 春の花粉飛散予測は、
スギ花粉の飛散開始は、九州から東北まで例年並みとなるでしょう。
2月上旬に九州や四国、中国、関東の一部から花粉シーズンがスタートする見込みで、
九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多くなるでしょう。
東海と東北では多く、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。
北海道は例年よりやや少ないでしょう。
とのことですので、お気を付けて下さい。
私は、幸いにもまだ花粉症を経験したことありません。
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針葉樹(その3)ドイツトウヒ、イヌマキ、イチイ、ヒノキ、等。

2023-02-06 | 樹木(花木)
針葉樹は、葉が針の様に細長い樹木で、代表的にはマツやスギなどで、
ほとんどが常緑で風媒花が多いとしています。
針葉樹として、今までマツ科を主に選んできましたが、
イヌマキ、マツ、カヤ、カイズカイブキ、コニファー等の名前を聞きますが、
見分けが知識が乏しく見分けが難しくなりましたので、小分けして投稿してみます。

ドイツトウヒ(独逸唐檜)   マツ科トウヒ属、 常緑針葉高木、
モミノキの仲間、モミノキと同様にクリスマスツリーに利用される。 
本来大きくなるが我が家は鉢植えの小さな木です。写真は散策途中の木です。

シラビソ(白檜曽 )
マツ科モミ属 常緑針葉高木 高さ20~30m  6月頃開花。
モミノキの仲間だが、より寒い所をこのむ、
小葉が綺麗に整列するため、軸がよく見える
遠目ではモミやウラジロモミと見分けにくい のでもしかしたらモミかも 

イヌマキ(犬槙)   別名:マキ、クマサキ、ヒトツバ
マキ科イヌマキ属 常緑針葉高木
名の由来は諸説あるが、上品なイメージを持つコウヤマキをホンマキと呼ぶのに対して、
葉や姿形が劣る本種をイヌマキと呼ぶようになったというのが一般的な説。
マキは「真木」で、元来真っすぐに伸びて優れた材木となるスギ、ヒノキ、アスナロ、
コウヤマキ等の総称です。

アリゾナイトスギ
ヒノキ科ホソイトスギ属 常緑針葉樹 北米、メキシコ原産 樹高は15m-35m 
日本ではアリゾナイトスギの園芸品種のブルーアイス・サルフレアなどで流通している。
メタリックブルーの葉が人気のコニファーだが、根の発達が悪く、倒れやすいという欠点がある。 
 葉は鱗葉で、白青緑色ないし灰青色を呈し観賞樹木としての価値が高い 。

イチイ(一位)
イチイ科イチイ属 常緑針葉樹 
秋に実る赤い実(仮種皮)は、食用にできる。
生長が遅く年輪が詰まった良材となり、弓の材としてもよく知られる。
イチイ属の総称で、別名が数多くあり、シャククノキ、アララギ、キャラボク、スオウなど。
和名イチイは、神官が使う笏がイチイの材から作られたことから、
仁徳天皇がこの樹に正一位を授けたので「イチイ」の名が出たとされている。


ヒノキ(檜)   
ヒノキ科ヒノキ属 常緑針葉高木  高さ30~50m  花は4月
山地に自生し、スギとともに優良材として各地で栽培される。
葉は鱗片状で先は鋭く、裏面は上下左右の葉が接するところに白い気孔線がY字形に見える。

スギ(杉)   
ヒノキ科スギ属、常緑針葉高木  花期:4月頃 大きいものは高さ65mにも
日本特産で、各地に広く自生、有用樹種として最も多く植林されている。
葉は小型の鎌状針形でらせん状につく。

メタセコイア 
ヒノキ科メタセコイア属、落葉針葉高木、針葉樹でも全て落葉する木です。
秋になると葉が色づき、その美しさ増します。いまでは殆ど落葉しています。
落葉前の葉の状態11月頃のものです。

コニファーと言う言葉をよく聞きますが、針葉樹の総称で、
厳密には、裸子植物が丸みを帯びた実を付けることからコニファーと呼ばれます。
一般的には、外来種を中心とした園芸用の品種をさすことが多いようです。
コニファーにはマツ科・トウヒ属・ヒノキ科・クロベ属・ホソイトスギ属・ビャクシン科などを指します。
見ただけで名前を当てるのは容易でないので、垣根に使われていたりする、
コノテガシワ、カイズカイブキなど名前は出て来るがどれを言うのか含めて
後日への宿題として後回しにしました。
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針葉樹(その2)マツ科マツ属より、クロマツ、アカマツ、ダイオウマツ、他。

2023-02-02 | 花木の写真
以前に針葉樹として、ヒマラヤ杉をとりあげましたが、そのつながりとして、
今回は、マツ科マツ属から散歩中で見たものを取り上げます。

マツ科は、北半球を代表する針葉樹のグループであり、
針葉樹では現在最も繁栄しているとみられている一群のようです。 
ちなみに南半球ではマツ科ではなく、マキ科とナンヨウスギ科の分化が著しく、
ヒノキ科は両半球の温帯地域に分布する。 by  Wikipedia .


クロマツ(黒松)      別名:雄松
マツ科マツ属 常緑針葉高木、花期:4月~5月、雌雄同株 。
樹皮は灰褐色。葉は2個ずつ束生し、長さ5~16cmの針状。

樹高が30mにもなり寿命も長いため、長い年月をかけて枝づくりと樹形を維持していくと、
風格がある庭の主木となる代表的な樹種です。

アカマツ(赤松)   別名:雌松
マツ科マツ属 針葉常緑高木、花期:4月
二葉松の代表品種です。樹皮は赤茶色で、内陸や低山に自生します。
葉は2個ずつ付く、雄花は若枝の下部につき、雌花は先端に付く。


ダイオウマツ、ダイオウショウ(大王松)
マツ科マツ属、針葉常緑高木、花期:4月~5月、
長さ20~60cmの葉っぱが3本ずつ束になっており、長く垂れ下がるのが特徴的。
松ぼっくりも15㎝と巨大です。

テーダマツ、タエダマツ
マツ科マツ属 針葉常緑高木、北米東南部原産  花期:4月~5月、
ダイオウショウと並んで大木となることで知られる。
アメリカンな名前の由来は学名「taeda(樹脂が多い)」にある。
見た目や触感はアカマツに似るが、アカマツよりも枝ぶりなどが荒い。
また、アカマツは葉が二本一組で生じるが、テーダマツは三本一組で生じるので区別できる。
葉の長さは10~15センチ程度で松類の中では長めだが、ダイオウショウよりは短い。   

枯れた松葉を長さ比較の参考までに載せておきます。青いスケールは長さ15cmです。


ゴヨウマツ(五葉松)   別名:ヒメコマツ、マルミゴヨウ
マツ科マツ属、針葉常緑高木、花期:初夏
五葉の松葉が特徴です。長さ2~6cmの松葉が5本で一房になっていることから五葉の松、
そこから五葉松の名がつきました。
樹皮は黒みを帯びていて、葉は青みのある灰緑色をしています。
ゴヨウマツは、自然に大きくしているものと庭で手入れしているものでは印象が違ってみえます。

マツの開花時期は春なので、きれいな雄花、雌花は撮れませんでした。
穂の下部にかたまっているのが雄花ですがまだ成長途中のようです。
雌花は穂先に付けるのですが春にならないと芽が出ていないですね。
 

松かさ、または松ぼっくりとは、松(マツ科マツ属)の果実のようなもの(毬果あるいは球果)のことである。
 松かさが一杯な木もありました。

松かさ(松ぼっくり)のうろこ状のひだ(鱗片)は、どんなマツ科植物の松かさでも軸に対して螺旋状に付くという特徴を持っているのです。

マツ科マツ属の中にも10数種類の樹木があるようですが、
日本に自生しているのは、上記の他にハイマツ、リュウキュウマツ、チョウセンゴヨウの6種のようです。
他の針葉樹にモミ属、トウヒ属、カラマツ属など多くありますが、
どれだけ見掛けるかわかりませんが、後日回しといたします。
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