花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

2023ファイナル投稿、準ファミリーと年間総括。

2023-12-31 | 雑記
今年も本日で終わりです。
この1年、拙ブログに訪問して頂き、応援して頂き大変感謝致しております。
ホントにホントにありがとうございました。

1年間家族にも感謝ですが、準ファミリーとして我が家に顔を出してくれた
生き物にも癒されましたので、感謝を込めての今年の締めのアップです。

野鳥は色々我が家に来てくれますが、特にスズメは朝と昼に給餌してますので、
餌台に近ずくと傍まで来て待っています。
賑やかな食事タイムがはじまります。
野鳥の餌は人間が食べる、お米より高くつきますが、
老人の為犬も飼えませんので、ペットを飼っていると思って見守っています。





春先の狸はやや疥癬症に罹り毛が剝げかかっていましたが、通販の薬で治り、
 
一時は子狸が6頭もいましたが、今や親離れして独立したようです。
今は午後6時半頃出向いてきますが、餌を出すまで隠れています。
冬毛も伸びていてこれなら冬も楽に乗り越えられそうです。

暗くて全く見えませんが写真も目だけはカメラのフラッシュで光って見えます。

時々朝の食事時間にどこかの飼い猫が現れてしばし食べて休憩してから帰って行きます。
近所にいる黒い猫の兄弟かもしれません。なかなかなついてはくれません。

散歩途中の小屋で飼われている猫ですが、こちらの姿を見ると一直線に飛んできます。
その姿がとっても可愛いです。耳のカットは避妊手術した印が埋め込まれています。

今年1年の総括と言えば、暑い日が多かった印象です。
しかし何といっても大きな問題は9月に胃癌の告知を受けた事です。
難病指定で38年間、都心の東大病院に入退院、通院していましたが、
さすがに今回は通院が大変なので地元の東海大学病院に転院したことです。
その後、体調も徐々に変化がしてるものの今の所大きく変わったことはないですが、
毎日の晩酌をしなくなったことで、食事に魅力がなくなり味気無さを感じています。
55年間車の運転をしていましたが、ほんの身近に用事がある以外は運転をやめたこと。
年寄の不便さを感じつつ生活態度は一変しつつあります。

今年はこの1年と言うよりは、我が人生がどうだったのか思うことが多いです。
子供の頃は親父が早く亡くなり、貧乏で友達とも一緒に何かすることもなかったが、
幸いにも社会人になってからは、上司、同僚などにも恵まれて良い人生だったと、
又、時代もバブル期も含めて良かった時代だったように感じています。
今はITの時代で、今後はAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の技術が発展し、
デジタル社会化が加速するようになるのでしょう。
時間ばかりが早くなり(?) スマホ一つ満足に使えこなせなていない年寄には
難しい時代になりそうですね。

少しでもお役に立てるようなブログにしたかったのですが、相変わらずで見て頂いた人の
時間を無駄に取らさせただけのようで心を苦しさもあります。
来年にはどうなるか分かりませんが、出来るだけ長くブログにしがみついていたいです。

それでは皆様も良いお年をお迎えください。
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春を待つ花先撮り、ユキヤナギ、ロウバイ、ホトケノザ、他。

2023-12-29 | 花の写真
この時期は10℃以下の日があったり、15℃前後の日があったりと
年寄には体調管理が難しくなっています。
それでも春は必ず来るので、その兆しも散歩途中で見ることがあります。
春の真っ盛りの時には及びませんが、慰めになることにはなります。

ユキヤナギ(雪柳)
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
開花は4月頃ですが、もちろん春先の白一色と言う訳にはいきませんが、
それでもあちこちで咲いているのを見掛けます。  

ロウバイ(蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、早生種は12月頃、晩生種は2月にかけて咲く。
ロウ細工の様な黄色い香り高い花がやや下向きに咲く。

オウバイモドキ(黄梅擬) 別名:ウンナンオウバイ(雲南黄梅)
モクセイ科ソケイ属、常緑低木、中国西南部原産、花期:3月~4月、
枝はつる性で、四角形をしており、 枝垂(しだ)れる。
花の直径は4~5センチほどでオウバイより大きい。花びらが6~10枚に分裂するため、
二重あるいは八重先に見えるのが特徴。


エンドウ   別名:ノラマメ 食用はエンドウ豆
マメ科エンドウ属 1,2年草 花期:4‐5月
エンドウには、未熟なサヤを食べるサヤエンドウや豆を大きくしてサヤごと食べるスナックエンドウ、
サヤの中の豆を食べる実エンドウ(グリーンピース)の3種類があります。
花には、白花種と紅花種があります。  

オオカワヂシャ(大川萵苣 )
オオバコ科クワガタソウ属、多年草、欧州~アジアにかけての原産 花期:春~夏、
葉腋に穂状の花序を出し、直径5mmほどの淡紫色〜白色の4深裂した花を多数つける。
湿地に咲く帰化植物の花で特定外来外来生物。

ホトケノザ(仏の座)  別名:サンガイグサ、漢字で、「元宝草」や「宝蓋草」 とも書く。
シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、
名前は、葉が仏の蓮華座に似ていることからの名前 、茎に葉が段々とでて三階草。
花は、上部の葉腋に長さ約2cmの紅紫色の唇形花。

ナズナ(薺)    別名:ペンペングサ
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、
ナズナの花は下から順に咲き、蕾を作りながら上方へどんどんと伸びていく。
花は直径2~2.5mmで小さいながらも4枚の花弁があって十字型になり、
その中央には6個の雄しべと1個の雌しべがある。開花期は春先だが、
暖地では年末に咲くこともある。

ユウゲショウ(夕化粧)   別名:アカバナユウゲショウ
アカバナ科マツヨイグサ属、多年草、南米原産、花期:5月~9月、
名の由来は午後遅くに開花して艶っぽい花色を持つことからですが、
実際は昼間でも開花が見られる。
上部の葉腋に径約1cmの淡紅色の花をつけ。

年の瀬もいよいよ迫ってきてお正月の用意にと何かと忙しくしておられる方が多いと
思いますが、春を待つ気分で幾つかを載せておきました。
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吉祥のシンボルの竹の仲間、モウソウチク、マダケ、他。

2023-12-26 | 花の写真
毎年花が少ないこの時期に竹について投稿してますが、今年も又です。

日本に於ける慶事、吉祥のシンボルに松竹梅があります。
もともとは中国の「歳寒三友」として絵に描かれたものが日本に伝わり、
使われたのが始まりと言われています。
日本では、松竹梅を等級名として使うことがあるが、
瑞祥としてのこれらに優劣があるわけではない。

松と竹は冬でも緑色を失わず、松は不老長寿のシンボル、
竹は真っすぐに伸びる様子から子孫繁栄の象徴で、
梅の良い香りは人の心を和ませる、寒い冬に清らかな花から気高さや長寿の象徴として、
この3つは清廉潔白なもので、文人画で好まれる画題の一つで、
歳寒三友(さいかんのさんゆう)と言われたものです。
今回はそのうちから竹のみを選んでみました。

モウソウチク(孟宗竹) 
イネ科 稈の直径18cm位、高さ22m位
中国原産の古くから日本に入り、各地で栽培されて、竹類の中で最大級のものです。
節には環が一つ、節間は比較的に短く、材質部は厚く、弾力性は無い、建築、農漁業用
資材として利用される。
家の周りの孟宗竹の竹林は広がる一方です。
春の筍はイノシシの大好物のようです。


マダケ(苦竹、真竹)
節に環が2つあり、節間が長く、材質は薄く、弾力性があり、建築、竹細工に用いられる。


メダケ(女竹)
中型種で、材は柔らかく粘り強いので、竹細工、農業の資材に使用される。
又、節間が長く大きさが一定や曲がりに対する強度が高く矢に使われるものを、
ヤダケ(矢竹)と言う。
田舎では,みんな併せて篠竹(シノダケ)と呼んでいました。
葉鞘がついていますので、笹の範疇ですね。

スズコナリヒラダケ(鈴小業平竹) 
イネ科トウチク属 台湾原産の唐竹の園芸品種です。 
葉に淡黄白色の条斑が入るのが特徴です。

ナリヒラタケ(業平竹)
はじめ緑色ですが古くなると紫褐色を帯びます。 
日に照らされると紅紫色に見える棹の美しさから、もっとも多く庭園に使われる竹の一つ

ホテイチク(布袋竹)
マダケに似るが棹の元のほうが、画像のように膨らみ、節間も不揃いになっている。


クロチク(黒竹)  イネ科マダケ属の常緑タケ類 。
桿の直径は2~3センチほどで、高さは3~5メートルほどになる。
桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒になる。


クマザサ(隈笹)
日本庭園に多用される笹、葉の縁取りが美しくて人気がある。


オカメザサ(阿亀笹)
和風庭園の下草として広く使われる。背が低いので「笹」に見えるが、「竹」に分類される。
(大きくなると直ぐに茎の周りの皮(鞘)が落ちてしまう)

** 笹(ササ)と竹(タケ)の違い **
笹も竹も植物学上は同じ分類となり、一般的には、背が高いものを「竹」、低いものを「笹」
とされるが、笹の中にも大きく成長するものがあるので、丈だけでは区別出来ない。
大きな違いは、竹はタケノコが大きくなっていく時に皮が剥がれて落ちるのに対して、
笹はそのまま皮(鞘)が付いている、葉が腐るまで残る。
笹は節目から3本以上の枝を生やすが、竹は2本までしか生やさない。

個人的には、正直に言えば竹が何故めでたいのか?
竹などは冬は枯れ葉も多く、竹は絵の題材としては書きやすいので、
かなりのこじつけに思われますが、冬に強い植物には違いない。
竹は竹でもどの種類の竹なのか絵を見ても色々あるのでよく分かりませんでした。
そういえば昔中学生の頃の卒業時のことばで、若竹の如くに真っすぐに成長しましょう
等と書いたこともあったような気もしています。
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庭の実(12月)チェッカベリー、マンリョウ、センリョウ、ナンテン、他。

2023-12-23 | 自宅の花
前回の庭の花の後編で、幾つかの実を集めてみました。
一部の実は、お正月に投稿することが多いですが、花の無い時期ですので
ここでアップしておきます。

チェッカベリー    和名:オオミコウジ、ヒメコウジ
ツツジ科シラタマノキ属 常緑低木 北米原産  花期:6月~7月
草丈が低くこんもりと密に茂り、実も大きいので寄せ植えの材料として使いやすい。
寒さに強く、冬の間、赤い実が観賞できます。

マンリョウ(万両)
サクラソウ(ヤブコウジ)科ヤブコウジ属、常緑小低木、熟果期:11月~3月、
果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する、ナンテンやセンリョウと共に瑞祥の木。
シロミノマンリョウ  果実が白色の品種。

センリョウ(千両)
センリョウ科センリョウ属、常緑小低木、熟果期:12月~1月、
古来縁起物として知られお正月の床の間に欠かせないものです。

キミノセンリョウ  黄熟する品種。


ナンテン(南天)
メギ科ナンテン属、常緑低木、熟果期:11月~2月、
紅葉と秋から冬まで付ける赤い実が魅力。瑞祥の実として正月に欠かせない。
ナンテンの実は咳止めの効果もあるようです。
今はまだ赤い実が多いですが、これから野鳥に食べられて実は坊主になります。


シンフォリカルポス   別名:セッコウボク
スイカズラ科シンフォリカルポス属  落葉低木 北米原産 花期:6‐7月 果実:9‐11月
秋から冬にかけて、真珠くらいの大きさの白やピンクのかわいい実をつける。

ムベ(郁子 ・野木瓜 )  別名:トキワアケビ
アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物。 
果期は9 - 10月。果実は5 - 7センチメートル (cm) の楕円形で暗紅紫色に熟す。
中の果肉を食してみましたが、甘いですが種が多いので好きになれませんでした。 
写真のものは熟し過ぎで汚く見えていますが、食したのはこれではないです。

ハナユズ(花柚子) 別名:一才ユズ
ミカン科 常緑低木、収穫期:8月~12月、
ユズに比較して木や実が小振りで、毎年よく実を付ける香酸柑橘です。
果実を取っても柚子風呂に利用するだけです。


コクリュウ(黒龍)
キジカクシ(ユリ)科ジャノヒゲ属、常緑多年草、オオバジャノヒゲの葉が黒色になる品種。
あちこちにあるはずですが、だんだんと貧弱になっています。

ヤブラン(藪蘭)     以前に 18/09/07 投稿済
キジカクシ科ヤブラン属、常緑性の宿根草で庭のあちらこちらで今花を付けています。 

斑入りコヤブラン 
実のように見える粒は露出した種子である。ヤブラン同様、若いうちは緑色で、
紫色を帯びてのち真っ黒く熟す。  
斑入り品種は若い実(のように見えるタネ)にも白斑が入っている。

多くの植物は1年で、花が咲き受粉して種子を作ったり、また果実を作り出して
一年の役割を終えていきます。
自分もこの1年に何かを残せたかどうか怪しいですが、それでも何気なく日が経っていきます。
人は一人では生きていけないので、何かひとの役に立ちたいと思っているのです。
又、人からのご恩に感謝していかねばなりません、そのためには有難うの言葉が自然に
いつでも出てくるようにしたいですね。
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庭の花(12月)イチゴノキ、サザンカ、ツワブキ、他。

2023-12-21 | 自宅の花
今年も残り少なくなりました。
多くの草木が眠りに入り来年の生き残りに英気を養っていることでしょう。
自宅の庭も寂しい限りですが、それでも庭の花から幾つかを取り出して残しておきます。

イチゴノキ(苺の木)    別名:ストロベリーツリー 
今年の11/20に投稿していますが、今が一番花盛りですので再登場です。
本当は実の所で食味してのせるつもりでしたが、実が高い位置についているので、
取らないうちに全部なくなってしまい花だけとなりました。

サザンカ(山茶花) 
今頃の花で色付いてみるのはサザンカが一番多いように思います。


ヒイラギ(柊)
モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、花期:11月~12月、
ヒイラギモクセイにも似ているが、ギンモクセイの花に似て雄しべがこのように飛び出していない。
葉の縁には先が刺状の鋸歯があるが、老木になると棘が無くなり全縁になるものが多い。  


ハクチョウゲ(白丁花)
アカネ科ハクチョウゲ属、常緑低木、東アジア原産、花期:5月~7月、
春に花が咲くのですが、今年はどの気にも疎らではあるが今頃でも花を付けています。

ウツギの仲間の花のはずですが、余りにも季節はずれで同定できずにいます。

ドイツトウヒ(独逸唐檜)  別名:オウシュウトウヒ
マツ科トウヒ属、針葉高木樹、欧州原産、花期:4月~5月
モミノキの仲間、モミノキと同様にクリスマスツリーに利用される。
花と言うより冬芽です。
マツ科樹木の冬芽はどれも幾重もの鱗片に覆われています。 
そのうち、ドイツトウヒその鱗片が開いて、あたかも小さなバラの花のように見えます。  


シオン? キク科                                   ▼ノースポール(クリサンセマム)キク科

ツワブキ(石蕗 )   別名:イシブキ
キク科ツワブキ属、多年草、花期:10月~12月、
花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせます。 ツワブキ

ストレプトカーパス・サクソルム
イワタバコ科ストレプトカーパス属 多年草 ケニア、タンザニア原産 花期:5-10月
茎は立ち、葉は小さく多肉質。花色は、系統により薄青から濃い青までの変化がある。


ビオラ  来年の春に向けて暮れから購入し始めています。
 
葉ボタン

▼何時まで経っても蕾のままの冬咲きクレマチス


ありきたりの花ばかりでしたね。
次回は、庭の草木の実を幾つか集めての投稿予定です。
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裏山の雑木林散策 目につくのはキノコばかりなり

2023-12-18 | 植物
最近は裏山に登っていないので1時間位様子をみようと行って見ました。
昔は、愛犬みみが山を駆け巡っていた懐かしい所です。
最近は人が入らなくなり倒木ばかりで無理せずに奥に立ち入ることをやめました。
枯草の踏みしめる音しかせず、花は勿論、虫もいず、鳥の声も殆どなく、
静寂の中でしばし孤独をかみしめていました。
あるのは、倒木などにもついているキノコだけが目に付きましたので幾つか撮ってみました。
勿論、名前など分かりませんし、とても皆様に見て下さいとは言い難い投稿です。
かなりの人でも名前を同定するのは難しいようです。
元来キノコは菌類であり、カビと同じような微細な組織からなる生物である為。


この付近は熊こそいませんが、イノシシ、アライグマ、タヌキ、イタチ等がいますので、
決して一人で行かないで下さいとカミさんに釘を刺されてしまいました。
多分もうこれから行くことはないでしょう。

倒木にかなり大きいキノコと思っていましたが、
上から見たら、サルノコシカケになにやら付加して珍しいものでした。
立木にもびっしりと生えています。
▼ヒイロタケ?



▼ウツワタケ?
▼シロハカワラタケ?

▼カワラタケ?            ▼コフキサルノコシカケ?

キノコ(茸、菌、蕈)とは、 (by Wikipedia )
特定の菌類のうちで、比較的大型の(しばしば突起した)菌類が
胞子整形のために作り出す複雑な構造、あるいは担子器果そのものをいう俗称である。
キノコと言えばより大きい、傘状になるものを指す。
しかし不正確だが、それを作る生物の種そのものを指す場合もあるということ。
枯れ枝の表面などに張り付いていたり埋もれていたりする微小な点状のものもキノコと見なす。

山にはまだまだ色々ありますが、キノコは知識不十分の為に深堀りしませんでした。
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冬景色なる前に、 イネ科植物も紅葉?枯葉?

2023-12-14 | 紅葉
秋になると日本の木々の紅葉,黄葉は見事ですが、
草花の葉も派手さは木々と比ぶべきもないでしょうが、
草花にも赤や黄色に葉の色を変えるものがあり、それを草紅葉と言われています。

草紅葉
チガヤと思っていましたが、よく見ると違うものもあるような気もしますので、
詳細名は省略しました。


エノコログサ  エノコログサ属、1年草、関東ではネコジャラシとも呼ぶ。
先端に長さ3-8cmほどの緑色で円柱状の花穂を付け、小穂は約2mmで、
長さ6-8mmの芒(のぎ)を数個付ける。


ススキ(薄)
イネ科ススキ属、多年草、花期:7月~8月、尾花ともいい秋の七草の一つ。
隙間なく小穂が密生する。小穂の先から細長い刺が伸び、鉤のように曲がっている。
 

オギ(オギヨシ)
イネ科ススキ属、多年草、 花期:9月~10月、
泥の堆積した河原や水辺などの湿地に生える。ススキによく似ているが花穂は大きく、

アシ(葦、芦、蘆 )  別名:ヨシ、キタヨシ
イヌ科ヨシ属、多年草、花期:8月~10月、池、沼、川岸に生える。高さ2~3m。
本来の名はアシだが、アシは悪しに通ずるので、ヨシ(良し)になった。
大型の多年草。河川、湖沼などの水辺に、背の高い大群落をつくる。
葉は長さ20-50cmで2列に互生し、しばしば片側に寄り”片葉の葦”となる。


メリケンカルカヤ
メリケンカルカヤ属、多年草、北米原産、花期:9月~10月、要注意外来生物。
茎上部の葉は葉身が退化し,葉鞘のみになる.葉鞘の縁には長毛.葉鞘の中に小穂をつける.
小穂は2つの小花からなるが,実るのは片方のみ,1~2cmの芒がある
小穂の根元には白い綿毛が多数生え,風で運ばれる.綿毛も殆ど飛んだあとです。

メダケ と思うが、、
ヤダケ(矢竹)と言う、田舎では,みんな併せて篠竹(シノダケ)と呼んでいた。
笹薮の笹は下記分類で雑草の如く生い茂ったものを言っている。
枯れの葉紅葉も 竹は1年中葉を付けている様に見えるが、枯れて落ち葉になる。
大型の竹類は、4月から5月頃に紅葉し、新緑に変わる。


スティバ・テヌイッシマ 
イネ科ステイバ属 その株姿からエンジェルヘアーと呼ばれる耐寒性多年草。
原産地はアメリカもテキサス州からメキシコ、アルゼンチン付近 、
日当たりのよい山の傾斜地などに自生している。髪の毛のような細くてやわらかい葉が密に茂り、夏から秋に繊細な花穂を広げる。

イトススキ(糸薄)
ススキ属、多年草、花期:9月~10月、 
葉がたいへん細いススキの品種、草丈は標準ススキの1/2~2/3(1m程)

ソルガストラム?  名札はこうなっていたと思うが少し違うかもしれません。
イネ科 耐寒性多年草 アメリカ原産 花期:晩夏から秋
 (駐車場脇の道の駅八王子ミニガーデン)

ミューレンベルギア・カピラリス    別名:ムーレンベルギア
ミューレンベルギア属 、多年草、アメリカ東南部原産、花期:10月~11月、
ススキのようなような植物で、ピンク〜赤紫の穂をなびかせていたが、
今は枯れ葉状態です。

河原では殆どの枯草状態です、写した時に多分スズメ?と思うが群れが飛び立った、
写りが悪いのでカットしようと思いましたが、2度目はないと思いアップしました。



晩秋の紅葉は何処に行ってもキレイですが、彩りある木も追加しておきます。

秋から冬に花も木の葉も落ちて道に枯れ葉となっていてその道を歩くと
かさこそと音がします。また来年までのお別れですね。
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野鳥観察  散歩中に出合う野鳥 ダイサギからカルガモ迄。

2023-12-08 | 野鳥
野鳥を見る為に山に行くのが良いのですが、急坂は難儀なので、
もっぱら近くの川沿い散歩からですが、この1年は橋の架け替え路肩の改良工事で
川の水が濁ったりして野鳥が来てくれる環境ではなかったですが、終盤になり
落ち着いてきたので、野鳥も見かけるようになりました。

ダイサギ(大鷺)   コウノトリ目サギ科
大きい体、長い首、黒色の足、夏は黒色、冬は黄色のくちばし。
見慣れた鳥も少しでも違った動作の時を狙ってみました。

キセキレイ(黄鶺鴒)
スズメ目セキレイ科  全長20cm
長い尾羽。黄色い下面と腰。黄褐色の足。
夏羽のメスにはのどが黒いものと白いものがいるが、冬羽では雌雄共に白い。

ハクセキレイ(白鶺鴒)
スズメ目セキレイ科、全長21cm
白い額、顔、明瞭な黒い過眼線。夏羽は黒い喉から胸。冬羽では灰色の背。

                                                                  
タシギ(田鴫 )シギ科 冬鳥 約27cm ▼モズ(百舌 ) モズ科 約20cm。


ジョウビタキ(尉鶲)♂  ツグミ(ヒタキ)科  冬鳥、
オスは灰白色の頭上と黒い顔、橙色の下面、雌雄共に翼に白斑がある。メスの頭は淡褐色。

シジュウカラ(四十雀)  スズメ目シジュウカラ科
黒い頭上と白い頬、のどから腹に伸びるネクタイ状の黒い縦線、翼の一本の白線。


エナガ(柄長)
スズメ目エナガ科  全長 13.5cm
長い尾羽。白い頭上と黒い過眼線。黒と紅紫色の背。白い次列風切外線。


スズメ(雀)ハタオドリ科

カワセミ(翡翠) カワセミ科 17cm。


コガモ(小鴨)  ガンカモ目ガンカモ科 38cm、
他のカモより小型。体の中央の白い水平線。栗色の頭部、目の周囲の緑色。

カルガモ(軽鴨) ガンカモ目ガンカモ科 61cm。
褐色の体に黒褐色の斑。顔に走る2本の黒色線。黒色で先端が黄色い嘴。
こんなに1ヶ所に多くのカルガモがいるのはこの辺では珍しいです。

変わり映えのしないラインアップですが、まだまだ撮れていないものもあります、
自宅の餌場にはスズメ、ガビチョウ、キジバト、ガビチョウ、ヒヨドリに
時々メジロ、ヤマガラ等が来ますが、写真は少しずつでも増やしていきたいです。
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昆虫観察、無謀にもユキムシ撮るに挑戦、

2023-12-07 | 昆虫
昆虫も寒くなりめっきりと見掛けなくなりました。
それでも雪虫が飛んでいるのを見ると撮ってみたくなります。
コンデジでAutoしか撮らない人間には無謀だと分かってはいましたが、、、

雪虫(ゆきむし)とは、アブラムシのうち、白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称。
体長5mm前後の全身が、綿で包まれたようになる。
具体的な種としては、トドノネオオワタムシ、ヒイラギハマキワタムシなどが代表的なものです。

トドネオオワタムシ(椴之根大綿虫 ) ▼ケヤキフシアブラムシ *1訂正12/8
カメムシ目アブラムシ科 体長最大4mm程度 10-12月頃空中を漂う姿が見られる。
まるで雪が舞っている様に見えることから、雪虫の愛称で知られる。
*1名前訂正理由:(確実な事とは言えませんが)
ユキムシの代表的ものがトドネオオワタムシとのことでこの名にしたが、
良く調べてみたら、トドネオオワタムシは秋にトドマツからヤチダモの木に移動して飛行する、それに対してケヤキフシアブラムシは、ササからケヤキに移動すとありました。
又、北海道などはトドネオオワタムシの大量発生等多いですが、関東圏ではケヤキフシアブラムシが多いとあり、写真はササの上にいるのを写したもので、近くにケヤキもありました。
飛んでいる所はコンデジのAutoでは何度撮っても無理ですね。 
仕方なく止まった所を撮ってみました。
トドノネオオワタムシかどうかははっきりとは分かりませんが、
 

ヒイラギハマキワタムシの主な発生樹木は「ヒイラギ」と「キンモクセイ」で
発生期は4月~5月とありましたので違うと判断しました。

ブヨ? メマトイ
留まっている所を撮れませんのでどんな虫が分かりません、
集団をつくって飛んでいるのはユスリカですが、どうでしょうかね。


▼翅が痛々しい程のシジミチョウ    ▼キチョウ(キタキチョウ)

キンバエの仲間           ▼ニクバエの仲間
ハナバエの仲間           ▼イエバエの仲間 生ゴミや家畜の糞を好む
イエバエの仲間


ホソヒラタアブ
ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科、大きさ 8-11mm 時 期 3-11月
腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、各々の節に(太い帯と細い帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。

オオハナアブ?           ▼ハネカクシの仲間


ナナホシテントウ                                 ▼ナミテントウ

ホタルトビケラ
トビケラ目エグリトビケラ科 体長:15-20mm  時期:9‐12月
黒い体色に前胸部は橙赤色をしており、ホタルを思わせる色合いから
ホタルトビケラの和名がある。ホタルとは関係がありません。


ハエの仲間やアブの仲間しか見られなくなりましたね。
あまり興味の低い虫ですので、種類も多く名前の方がよく分かっていませんが、
参考程度としてお許し願います。
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綿毛が名前に関係のセンニンソウ、セイタカアワダチソウ。

2023-12-04 | 花の写真
秋が過ぎて花が咲き終わりそれぞれの花は種子をつくりますが、
その種を少しでも遠くに飛ばす為に、綿毛にのせて種子を運ぶものがあります。
花の綿毛と言えば一番良く知られているのはタンポポかと思いますが、
身の周りには結構多くの花が綿毛を付けていますが、あまり気にかけてないものです。

センニンソウ (仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属、つる性半低木(木質の多年草)、花期:7月~8月、
名の由来、諸説あるようですが、
種子に生じる綿毛が仙人の頭を想起させるとして命名が納得しやすい。 

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
 キク科アキノキリンソウ属、多年草、北米原産、花期:10月~11月、
各地の土手や荒れ地に群落
花は小さな黄色い花が集まって、円錐型を作ります。
泡立草、実はこれは綿毛(わたげ)が泡立つようになる様子からきています。


ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬)
キク科ムカシヨモギ属 越年草 北米原産 花期:8~10月
茎の上部に小さな頭花を円錐状に多数つける。頭花は直径約3mm。
果実は長さ約1mm、冠毛は長さ約2.5mm。  

ノゲシ(野芥子)
キク科ノゲシ属 越年草 花期:4〜7月 
花のあと総苞の下部はふくれ、そう果が熟すとそり返る。
そう果は長さ約3mmの狭倒卵形で、縦の脈と横じわがある。
冠毛は白色で長さ約6mm。

ハキダメギク(掃溜め菊)
キク科コゴメギク属、1年草、北米原産 花期:6月~11月
上部の枝先に小さな頭花を1個ずつつける。頭花は直径約5mm、
そう果には白い鱗片状の冠毛がある。筒状花の果実、長さ約1.3mm。


ノハラアザミ(野原薊)
キク科アザミ属、多年草、花期:8月~10月
ノアザミは花の総苞が、僅かに凹凸はありますがほぼ平滑で、春に咲くこと、
ノハラアザミの総苞は粘らず、総苞片は棘のように尖って斜上します。

ススキ(薄 )   イネ科ススキ属、
果実は倒披針状楕円形で暗赤褐色、光沢があり長さ2.1〜2.3mm。

アキノノゲシ(秋の芥子)
キク科アキノゲシ属、1~越年草、花期:8月~11月、
淡黄色で約2cmの頭花は円錐花序につく、花の咲いた後は下の方が膨れ、上部が狭くなる。
そう果は長さ約5mmで、短いくちばしがある。

 
▼?  どんな花が咲いていたか思い出せませんでした。

クレマチス  多分シルホサ系のものだったと思いますが、


メンカ(綿花)  植物名:ワタ
アオイ科ワタ属 1年草(本来は多年草)
夏にムクゲやフヨウに似た花を咲かせます。
綿花は、花の字がついていますがはなでなく、ワタの果実のことを指します。

まだまだ多くありますが、散漫になってしまいますのでこの辺でやめておきます。
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