花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

これがクモ? クモのイメージが変わります、クモ目、オナガグモ。

2020-08-06 | 生き物(虫)
今回は、小さくてクモとは直ぐに気がつかずない異色のクモを取り上げました。

何か蜘蛛の巣に小さな笹くずが引っかかっている?(2cm以下位)

チョット違うかな?
少し寄って見ると何やら足見たいなものが、(実は前脚2本が伸びている)
あれ糸を操っている。
足が8本、これはクモだぁ!  何というクモ? 

オナガグモ(尾長蜘蛛)
クモ目ヒメグモ科、  ♀20-30mm、 ♂12-25mm、 5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。 
里山や山地の林縁などで見られる。 
樹木の枝葉の間に簡単な網を張り、それを伝って歩いてくる他のクモを捕らえて食べる。 
20mmに満たなかったのでオスと思われるが、何を食べるのだろうと思っていましたが、
身内を餌にしているのですね。
単純な糸ですが、幼体のクモやメスを探して繁殖期のクモがかなり捕まえるらしいです。
気が付き難いオナガクモでした。

その他として、小さなクモを選んでみました。

サツマノミダマシ(薩摩の実騙し)
コガネグモ科ヒメオニグモ属、♀ 10mm前後、 ♂ 8mm前後、6-8月、
サツマノミとは、蝋の木とも呼ばれる櫨 (ハゼノキ)の実のことで、
緑色の若い実によく似ているクモと言うことです。
腹部は背面から両側下面にかけて緑色で、前方から側面にかけて黄色の線がある。
もしかしたら、まだ幼体かもしれません。

アズチグモ(安土蜘蛛)
クモ亜目、カニグモ科、 ♀ 6-8mm、♂2-3mm、 6-9月、
後方が膨らんだ形の腹部を持った、第1脚・第2脚が長いクモ。メスは緑白色、
オスは小さくて赤褐色。脚や胸部・腹部に斑紋のある個体もいる。 
小さなクモ、人影を見て物陰に隠れますが、裏側に周りパチリとかわいらしい。
オスのようですね。

スジシャコグモ
エビグモ科  ♀10mm前後、 ♂ 7mm前後、 4-10月、
エビグモ科の仲間で、網を張らずに近づいてくる小昆虫を捕らえて食べます。
地色は黄褐色で腹部・頭胸部に茶褐色の帯がある。
シャコグモは腹部に小さな2対の黒点があり、近縁種のスジシャコグモでは腹部の尻側に1対のみある。
分布もシャコグモが本州以南に分布しているのに対し、スジシャコグモでは本州以北に生息している。
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (みーばあ)
2021-10-03 15:28:38
オナガグモを検索してこちらのブログを拝見いたしました
お断りしないで私のブログに張り付けたんですがお許しください
事後承諾ですみません

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