花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

イネ科植物、イネ、エノコログサ、イヌビエ、メヒシバ、オヒシバ、他

2020-08-21 | 植物
地味な植物です、これから秋にかけての方がススキ等が良いのですが、、

イネ科の植物の花は虫による媒介ではなく、風による媒介で受粉する風媒花です。
花粉を風に飛ばして受粉させるので、花粉症の原因になる植物でもあります。
花らしい形の花をつけず、その代わりに緑色や褐色のまとまった形のものを花序につける。
時期が合えばそこから雄蘂や雌蘂が出るのが見え、これが花を含む構造であることがわかる。
このようなものを小穂という。 

近くの田のイネも小穂を付け始めています。
イネ(稲)  イネ属、1年草、植物をイネ、収穫物をコメと呼んでいます。 

イヌビエ(ケイヌビエ) イヌビエ属、1年草、稗に似ているが食用にならず。
ヒメイヌビエ、タイヌビエ等あるが、大きさや芒(のぎ)のあるなしで決まるが、、

エノコログサ  エノコログサ属、1年草、関東ではネコジャラシとも呼ぶ。
小穂の芒が紫褐色のものは、ムラサキエノコロと言う。
花穂が円柱状で先が垂れているのは、アキノエノコログサ

メヒシバ(雌日芝) メヒシバ属、1年草、道端のどこにでも生えている。
立ち上がった茎の先に細い穂を数本、放射状に広げる。

オヒシバ(雄日芝) オヒシバ属 メヒシバに比べて逞しいことからの命名 


シマスズメノヒエ     スズメノヒエ属、多年草、南米原産、ごく普通に見られる雑草。

トウモロコシ(玉蜀黍 )  トウモロコシ属、地方により様々な呼び名がある。 

▼飼料用トウモロコシ 乾物収量と栄養価に優れた飼料の王様的な作物 。

イネ科の植物は目立たないが、限りない位にあるが、名前の仕分けが難しいので、順次アップしていきたい。
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