花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

我が家での極小の花、ナガエコミカンソウ、ミツバの花、他。

2022-07-31 | 花の写真
7月も今日で終わりです。
ということはブログを始めてからまる5年が経ったことになります。総括は後述。
区切りの締めは、極小の花ナガエコミカンソウとミツバの花です。

ナガエコミカンソウ (長柄小蜜柑草)  別名:ブラジルコミカンソウ
コミカンソウ科コミカンソウ属、1年草、インド洋マスカレーヌ諸島原産、花期:6月~1月、
葉は小さく長楕円形長さ7~15mm、花を数mm長い柄の先に咲き、草丈70cmになることも。
同じ葉腋から花柄短く雄花が下向きに、
花柄が長い雌花が上向きにつき、熟した実が葉の上に乗るのが特徴です、

まだまだ緑色の小さな実(1-2mm)です。


ミツバ(三葉)
セリ科ミツバ属、多年草、花期:6月~8月、香味野菜
枝の先から複散形花序をまばらにだし、白色の小さな花(1,2mm)をつける。
花柄に長短があるので、花序はセリ科らしい傘形にはならない


パイナップルリリー(ユーコミス)  和名:ホシオモト(星万年青)
ユリ科ユーコミス属、球根植物、中央、南アフリカ原産、花期:7月~8月、
花期になると太い花茎を真っ直ぐに伸ばし、花茎の上部に多数の小花を咲かせます。
花は花径2㎝前後で6枚の花弁を持って星形に開き、花茎を覆うように密生します。
7/17~本日では花も上部まで咲き進んできました。

クレマチス キャッツ・アイ (インテグリフォリア系)
キンポウゲ科  多年草 ヨーロッパ原産  花期:5月~10月
暑さ・寒さに大変強く、育てやすい品種のようです。
花は釣り鐘のような形で、下向きに咲きます。

ルドベキア・タカオ  別名:ルドベキア・トリロバ、ミツバオオハンゴウソウ
キく科オオハンゴウソウ(ルドベキア)属、多年草、北米原産、花期:7月~11月、
長期間咲き続ける褐色の花中央の筒状花と黄色い舌状花(花びら)からなる。
花径6-7cm。他のルドベキアに比べると小さなですが、株全体では非常に目立つ。
あちこちで咲いている、「みんなの花図鑑」からブログに移る最後の投稿もこの花でした。

庭の花壇も夏枯れでフロックスも終わりそうで、ミソハギも終わったら何もかも
お終い状態です。

ブログ投稿5年間を終えて、
昨年の7月末までの投稿状況は、
21/7/30  2082515PV   1032213UU  でした。
22/7/31  3028428PV      1494578UU      写真枚数 全25380枚 (2.1GB/3GB)
ブログを始めたのは、2017/8~ですが、
その前に「みんなの花図鑑」の仲間に入れて頂いたのが2016年7/22からです。
昔、退院してきたときは、杖がないと歩けない位に足が弱っていました。
そこで、毎日愛犬の”みみ”と朝晩の散歩を続けていました。
そのうちに散歩仲間が亡くなり、張り合いがなくなり、花の写真を撮って歩いていました、
どうしても花の名前が分からないものが沢山あり、教えて頂く為に投稿始めました。

ブログに入り、
UUがブログに訪問してくれた人数とすると、この1年間で46万人だとすると、
1日約1200人位の人が立ち寄っていただいていると言うことでよいのですか?
最初の頃よりは、少しは花のことも知るようになりましたが内容についてや、
もう少しキレイにするとか、読みやすくて役に立ったとか
当然これからも続けるならば、考えていかないと考えています。
分かり易い等の情報量からすると、動画をどうするか、宿題としておきます。

いずれにしても、見て頂いた方々には感謝の念でいっぱいです。
これからも、元気なうちは、細々と続けるつもりですので宜しくお願い致します。
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昆虫観察 幼虫編(7月) ハゴロモ仲間の幼虫、その他。

2022-07-29 | 昆虫
 家のまわりでベッコウハゴロモの幼虫をよく見ます。
 今回も自宅周りからの昆虫観察です。

ベッコウハゴロモの幼虫
腹端にロウ物質でできた毛束をもつ。 
 ハゴロモという名前は成虫ではなく、幼虫の姿から付けられたものだと思われます。 
尻の部分からろうでできた細い糸のようなものを少しずつ出し、
ふさふさした大きな尻尾が付いたような姿になります。
その姿がまるで天女の羽衣のように見えることからではないかとか。


後ろから見た時に何これと思ってしまいますね。
ベッコウハゴロモ
カメムシ目ハゴロモ科  9-11mm  7-9月
褐色地に2本の白線が入った翅を持つハゴロモの仲間。 
クズ、ヤマノイモ、ウツギ、ミカンなどの茎から汁を吸う。いたのはアジサイの木でした。

アオバハゴロモの幼虫
体は淡緑色だが、白いロウ物質で覆われている。目だけが見えています。
アオバハゴロモ
アオバハゴロモ科      9-11mm  7-10月
きれいな淡緑色で、翅の縁がピンクがかったハゴロモの仲間。 
低山地の照葉樹林などで普通に見られる。 集団をつくっていることが多い。 

ツマグロオオヨコバイの幼虫
体色は黄緑色。チョット見では黄色く見えたが、
こちらは脱皮したばかりの幼虫。まだ色がついていない。

ツマグロオオヨコバイ
カメムシ目ヨコバイ科オオヨコバイ亜科 13mm前後 3-11月
黄緑色で、頭部と胸部に黒班があり、翅端が黒くなった大きなヨコバイ。
色彩や形状がバナナに似ているため、俗に「バナナ虫」とも呼ばれる。

ホオズキカメムシの幼虫
ホオズキカメムシはよく集団でいるのを見かけますが、その中でオスは1匹だけ。
残りは全てメスというハーレム状態だそうです。

▼オオトビスジエダシャクの幼虫?
これがそれらしかったが、全くよくわかりません。

キアシドクガの蛹が繭を作り始めたか?

▼??
シロチョウの幼虫かと思いましたが、少し違うよう、シャクガ科とも違うようで不明。

もう少し名前を調べようと思いましたが、予定時間オバーで諦めました。
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備忘録風に病気に付いて書いてみます。(ベーチェット病)

2022-07-27 | 雑記
ここのところ八王子の最高気温も30℃超えの日が続き、
体力、気力とも下がり気味でした。
昨日は、東大病院には片道2時間半もかかる都心への通院日でした。
難病指定の為に、1年に一回臨床調査個人票の記入依頼もお願いしてきました。
そこで今年は病気に付いて備忘録風に記しておきます。

東大病院の通院は、実に35年間になります、又その間に入退院を何度が繰り返しております。

病名は、ベーチェット病(腸管型)です。
ベーチェット病とは、厚生労働省に指定されている難病で、原因不明の病気です。
自己免疫疾患で、主症状として 
1.口内炎 2.皮膚症状 3.眼症状 4.外陰部の潰瘍
副症状に
・関節炎 ・腸管病変 ・神経病変 ・副睾丸炎 ・血管病変
主症状4つがそろうと完全型、主症状の幾つかと副症状の幾つかは不完全型があり、
その他に、特殊病型として、腸管、血管、神経があり、
ベーチェット病と言っても種々雑多な症状がありますが、
ドラマ等で出てくるのは眼が失明するのが多い、
私は難治性腸管で、一言で言えば口から肛門までの間の気管のどこに
潰瘍が出来てもおかしくないとのことでした。

実は、42歳に東大病院に行きましたが、その前に24歳の時に多発性関節炎で
八王子の病院に7カ月程入院していました。
正確に30何歳だか忘れてしまいましたが、会社の残業途中で下血があり、
立川の病院に入院し、病名は、十二指腸潰瘍と会社に診断書を出しました。
病院で内視鏡検査をしている時に、医師が十二指腸に潰瘍の跡が無いと言っていました。
私はこれは慢性盲腸かもしれないと思っていましたが、以前関節炎の時に東大
からの医師にベーチェット病かも、
会社の保険担当さんから点字を練習するようになるかも言われたことを思いだした。
口内炎や皮膚に湿疹などあり、そこで、東大病院に行ってみることにした。
色々は検査をし、大腸と小腸の境に潰瘍あとがあり、ベーチェット病と診断されました。

入院の最初は、のどの痛みで食べ物が通らないでした。
珍しい症例らしく、多くの医者がのぞいていました。
即、その場で何時亡くなってもおかしくないですといわれて手術でした。

次は、以前の小腸部位の潰瘍でした、なかなか痛みは治まりませんでした。
小腸は長いので悪いところ切り取って下さいと頼みましたが、
切っても又別の所に出来るからと投薬治療でした。 

病院の生活も何度となくお世話になり、各種検査や耳鼻科、眼科、消化器内科、
アレルギー・リウマチ内科、神経内科、等色々な科にお世話になりました。
入院生活でも色々な経験をさせてもらいました。白内障手術も受けました。

ベーチェット病の特徴は、再発と寛解を繰り返すことが特徴です。
ベーチェット病の余命は、
完治させる治療法は見つかっていませんが、基本的に予後は悪くなく
10年経つと病気の勢いは下り坂になり、20年位経つとほぼ再燃しないと言われています。
(10代後半から40歳位まで発症することが多い)
但し、目の症状が出ている人は予後はあまりよくなく、
20%程度は発症後2年程度程度で視力0.1以下ななつたとのデータもある。

私の腸管病変の場合は、感染症や喫煙、外界からのストレスが症状の再燃の
可能性があり、衛生面に気を付けて、感染症にかからないように予防すること
、ストレスが少ない生活を送ることが大切です。

コロナ禍怖いですね、かかったら自己免疫疾患ですから大変なことになるかもしれませんね。
何でも無ければ、男性の平均余命81歳まではいけるかも。

こんな病気持ちでしたが、毎月の通院することは会社に理解していただきました。
元気な時は好きなことをしました。外国旅行も何度かいきました、今では夢ですが、
会社は外資でしたが早期退職制度で定年前に退職しました。
現在は、8週間ごとの点滴治療と投薬治療のために通院しています。
難病指定ですので、医療費助成を申請しています。
年金生活に入り、当時かなりの薬を服用していましたので、ゼネリックの使用を言ったら、
医療費助成を受けて下さいと先生に言われました。
申し訳ないような、薬もドンドン減らしていただいています。

今は時間を少しでも無駄にしたくない思いでいっぱいです。
ストレスも出来るだけ貯めないようと思っていますが、
年取ると、今迄できたことが思うようにできないことが多くなります。
限られた環境で、出来るだけ穏やかに一生懸命に生きて行きます。
文章だけで、長々と申し訳ありませんでした、
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
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昆虫観察 チョウ目編 蝶の仲間のみ アゲハチョウ科、タテハチョウ科、他。

2022-07-25 | 昆虫
日中でも蝉の声が煩い位に鳴いていて昆虫観察のテンションもあがってきます。
今回はチョウ目編ですが、蛾の仲間も入れると少し多くなりましたので、
割愛して次の機会回しとします。

オナガアゲハ
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 大きさ(前翅長) 47-68mm 時期:4-9月
黒くて、クロアゲハによく似るが、はねがやや細長いアゲハチョウ。尾状突起が少し内側に湾曲している。

アゲハチョウ
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 35-60mm  3-11月
もっともなじみ深いチョウのひとつ。 はねのデザインはとても美しい。


モンキチョウ
シロチョウ科モンキチョウ亜科 22-33mm 3-11月
原っぱ、公園、河原など開けた環境に広く生息する黄色いチョウ。
メスには、白っぽいタイプもいる。大きさはモンシロチョウとほぼ同じ。

ルリタテハ
タテハチョウ科タテハチョウ亜科  25-44mm 3-4月、6-11月
紺色地にルリ色のラインが特徴的なタテハチョウ。

コミスジ
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 22-30mm  4-10月
濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。


アカボシゴマダラ
タテハチョウ科コムラサキ亜科 40-53mm  4‐10月
黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウ。

イシガケチョウ(イシガキチョウ)
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 26-36mm 3‐11月
白地に、黒色の細かい筋模様が複雑に走る翅を持ったタテハチョウの仲間。前翅が尖り、後翅には尾状突起がある。尾状突起の下部と前翅前縁基部はオレンジ色。
*5月に多摩動物公園昆虫館で撮ったものですが、投稿機会を逃していましたので、
ここで、頭が上になる様に上下逆さまにしてアップしておきます。

ヒメウラナミジャノメ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 18-24mm 4-9月
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。

クロヒカゲ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 23-33mm 5‐9月
雑木林の内部や山道沿いで見られる黒っぽい地味なチョウ。
はねの形はスマートで、裏面に目玉模様を持つ。
チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていること も多い。 

ヤマトシジミ
シジミチョウ科シジミチョウ亜科 9-16mm 3-11月
人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウ。 
翅の表面はやや光沢のある水色で、裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。
                 右:表面水色となっているが♀で黒っぽいのもいます。

オオチャバネセセリ
セセリチョウ科セセリチョウ亜科  16-21mm  6-10月
茶色いセセリチョウ。イチモンジセセリに似るが、後ばねの白紋が一直線でなく
少しガタガタしていることで見分けられる。

暑い日が続くと、体力、気力が落ちて何もしたくなくなりますが、
家の周りの十数mを行ったり来たりして、昆虫観察をしています。
地味な虫ばかりですが、それでも花と違い向こうから来てくれますので、
それを楽しみにしています。
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近所を歩いて,色取り取りの花が見られる。

2022-07-23 | 花の写真
ごく日常の生活範囲の場所で、色々な花をみることができます。

エキナセア   和名:ムラサキバレンギク、別名: エキナケア
キク科エキナセア属 多年草 北米原産 花期:6月~8月
花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。
くっきりした花形で存在感があり、花の観賞期間が長いので、夏花壇の彩りに存在感がある。
 

クレオメ   和名:セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)
フウチョウソウ科クレオメ属、一年草、熱帯アメリカ原産、花期:7月~10月、
花が少なくなる真夏にも元気によく開花します。
風に蝶が舞うような花姿からセイヨウフウチョウソウの名がつきました。

アガパンサス     別名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
ムラサキクンシラン科ムラサキクンシラン(アガパンサス)属、多年草、花期:6月~8月、
さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る、 
 
これは白花です。

フェンネル    別名:ウイキョウ(茴香)
セリ科ウイキョウ属、多年草、南ヨーロッパ原産、花期:7月~8月、
糸状に細かく裂けた明るいグリーンの葉を持ち、全体に甘い独特な香りを持つハーブです。
黄色の小花を放射状に散らすように咲かせます。 食用や薬用に広く利用されてきた。

シュッコンベロニカ
ゴマノハグサ科ベロニカ属、欧州原産、
コンパクトな小型に改良された品種、花壇、鉢植えにお勧め!


ツルバキア・ビオラケア   別名:ソサイアティ・ガーリック
ネギ科ツルバキア属、多年草、南アフリカ原産、花期:5月~8月、
花茎の頂点に星形の花を放射状に十数輪付けます。
]花色は淡いすみれ色、白などがあります。


オオハンゴウソウ(大反魂草)
キク科オオハンゴウソウ属 多年草 北米原産 花期:7月~9月
茎の上部で枝分かれをし、先に黄色い花(頭花)をつける。
 花径は5センチから7センチくらいあり、筒状花の周りに舌状花がつく。
 舌状花は細長く、やや垂れ下がっている。


リアトリス
キク科ユリアザミ(リアトリス)属、多年草、北米原産、花期:6月~9月、
上から順に咲く個性的な花。リアトリスには、槍咲き系と球咲き系とに区別。
普通ピンク色が多いと思いますが、これは白花です、ピンク色は既に咲き終わっていた。
今回はこのへんでお終いです、あとは次の機会回しです。
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百合の女王と言えば、カサブランカ、強い香りのヤマユリ、とユリの仲間。

2022-07-21 | 花の写真
百合の女王と言えばカサブランカですが、世界的にも有名な花です。
しかし、我が家のは、寂しい咲き方です。
カサブランカ
ユリ科ユリ属 耐寒性球根植物 オランダ原産 花期:6月~8月
ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、日本から輸出されたタモトユリがオランダで改良された栽培品種です。
 うつむきかげんに大きな花を咲かせ、花の内側に小さなつぶつぶがあり、花粉は大きくオレンジ色をしています。
 

我が家の一番は、山百合です。
ヤマユリ(山百合)   別名:エイザンユリ、ヨシノユリ 他。
ユリ科ユリ属、多年草 花期:7月~8月
本州の平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物です。 
強い香りのある、花径20cm強の大きな花を1~10輪ほど咲かせます。
花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。
しかし、数年前からイノシシに球根を食べられてしまい減って来ています。
今年も少し食べられたものがあります、絶滅しない程度にイノシシも考えているか?

我が家にもいろいろなユリがありましたが今はこの一株が咲いただけです。
シベリア(たぶん)
真っ白な花弁で上向きに咲くのが特徴的です。
この花もカサブランカなどと同じのオリエンタル・ハイブリッド です。 
花びらは6枚あるように見えますが、外側3枚は萼で、外花被と呼び、
内側3枚が本来の花びらで、内花被です。

初夏から夏になると多くのユリと出合いますが、
多くの種類がありますので、概略をまとめてみます。
世界にユリの原種は約100種、15種が日本の自生種です。
日本は美しい野生ユリが多い、ヤマユリ、カノコユリ、オトメユリ、ササユリ、テッポウユリ等。
交配に用いた野生種の系統別に分けて4種類をみてみます。
花は名前はわからずに、分類でそれらしい適当に当てはめてみただけで間違っているかもです。
1)オリエンタル・ハイブリッド
 主としてオランダで誕生した品種群
 交配に使われた日本のヤマユリ、カノコユリ、ササユリ、タモトユリ等
 白花大輪のカサブランカ、桃花のマルコ・ポーロ、など。
(オリエンタルハイブリット系)



2)アジアティック・ハイブリッド
 花弁はさほど反転せず、盃状に開くのが特徴。草丈も1m以内とやや低い。
 オニユリ、スカシユリ、イワトユリ等
▼オニユリ
オニユリは葉腋にムカゴが付いている。

▼スカシユリ?(上向きなので全てスカシユリとしたが)
 



3)ロンギフローラム・ハイブリッド
 テッポウユリとタカサゴユリを交配して作った品種群。
 (花がラッパ形で長い筒状だったのでこちらにいれたが)
?
近くのテッポウユリ等は未だ咲いていませんでした。


4)トランペット・ハイブリット
 中国産のリーガルリリーやキカノコユリの交配種で、ラッパ形や漏斗状の花が咲く。

ヤマユリも今日現在では、花も枯れて落ちてきているものもあります。
又、花などに肥料など入れると、たぶんアライグマだと思いますが掘り返したあともあります。
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昆虫観察 バッタ目編 触角が短いバッタ、長いキリギリスと覚えました。

2022-07-19 | 昆虫
今回の昆虫観察は、バッタ目にしましたが、バッタに付いて良く分かっていないので、
初歩的なところからまとめていきます。

バッタとキリギリスの違いからです。
バッタとキリギリスの違いの見分け方は、
1)「バッタ亜目」:
触角が短い (短いとは体長に比べて)
音の出し方:前翅と後脚(または後翅)をこすり合わせて音を出す。
耳(鼓膜)の位置:胸側面
 
 バッタとイナゴの違いは、どちらもで、大きな違いはないが喉仏で見分ける。
  1-1)バッタとは、バッタに分類され、餌はイネ科の植物やススキ、ササなどが多く、
  草(植物)の上に脚の吸盤でくっついていることが多い:「植上性」 
  地面の上を歩いて草むらにいる:「地上性
   なお、バッタ科でも ナキイナゴ 、 アメリカイナゴ のように「いなご」と呼ばれる
  ものがあるが、これらはここでいうイナゴではない。 

ヤマトフキバッタ(セトウチフキバッタ)
バッタ科フキバッタ亜科 ♂22-28mm ♀27-38mm  7‐9月
短く茶色い翅を持った、飛ぶことのできないバッタ。
緑色で複眼後方にある黒側条は♂では腹部後方の頭部のみにあるものから前胸背後縁まで
伸びるものまで個体差ある。成虫の体色は基本緑色だが、稀に黒色が見られる。
ヤマトフキバッタの(幼虫)かな。

▼フキバッタの仲間
翅がないバッタは、フキバッタだそうですが、ヤマトフキバッタ、タンザワフキバッタなどあり、
又幼虫で翅が出て来る前も考えられるが決めてに欠けています。

ヒナバッタ
バッタ科ヒナバッタ亜科 ♂19-23mm ♀25-30mm  7-12月
つやのない褐色をした小さなバッタ。腹部の黒い縞模様が目立つ。

トノサマバッタ
バッタ科トノサマバッタ亜科 ♂35-10mm ♀45-65mm 7-11月
きれいな緑色で、濃茶色と白色のまだら模様の翅を持った立派なバッタ。
日本のバッタの仲間では一番大きい。緑色型のほか、褐色型もいる。
もちろんこれは褐色型です。

オンブバッタ
オンブバッタ科 ♂20-25m ♀40-42mm  8-12月
頭がとがった、やや小さめのバッタ。緑色のものが多いが、褐色のものもいる。
これは小さかったので♂です。オンブバッタに限らず♂は殆ど小さいです。

 1-2)イナゴとは、イナゴ科で分類される、 水田近くに棲息している(害虫)。
  イナゴには口の下部分に「喉仏」があり、バッタにはない。
  イナゴの名前の意味は、「稲の葉につく虫」に由来しています。
  体長40mm前後で茶褐色したものが多い。 食用としていた。
  一般的にイナゴと言われているのは、多くがコバネイナゴのことです。

ツチイナゴ  
バッタ科ツチイナゴ亜科 ♂50-55mm ♀50-70mm 4‐7月、9‐12月
淡い土色をした大きなバッタ。草のよく茂った野原で見られる。 
目の下にもようがあって、涙を流しているようにも見える
バッタの仲間では、成虫で冬を越すただ一つの種類。 右:幼虫でも涙を流したよう。

2)「キリギリス亜目」:
触角が長い。(体長より長いが、例外もいる)
音の出し方:左右の前翅を震わせて音を出す。
耳(鼓膜)の位置:前脚にある。

ヒガシキリギリスの中齢幼虫
キリギリス科キリギリス亜科  30‐35mm  4‐7月
体色は地色が褐色で緑色部が少ない褐色型と、全体的に緑色の緑色型がいる。 
本州西部と九州北部にはニシキリギリスがいるが、関東なのでヒガシとしたが、、

ヒメギス
キリギリス科キリギリス亜科 ♂18-25mm ♀17-27mm  6-9月
全身が黒褐色で、背中は緑色または褐色のキリギリス。胸部の後方は、白線でふちどられている。
翅は通常は短いが、長いもの(長翅型)もいる。普通のキリギリスよりひとまわり小さい。

キタササキリモドキ    別名:ヒメヤブキリモドキ
ササキリモドキ科  ♂12-15mm ♀11-15mm  8‐9月
黄緑色で、翅がなく、背面に褐色の筋が走るササキリモドキの仲間。
メスは棒状の産卵管を持つ。

その他の分類にコオロギ科、マツムシ科、カマドウマ科、等多くあるが今回はパス。

キアシヒバリモドキ
ヒバリモドキ科ヒバリモドキ亜科  5-7mm   5-8月
体は濃褐色で、脚は淡黄色のヒバリモドキの仲間。後脚がよく目立つ。
クロヒバリモドキとそっくりですが、前脚と中脚の先半分が黒くなる ようで、これは全部黄色いのでキアシです。
最初は甲虫目かと思っていましたが珍しいのでアップ。

蝉の声は以前からしてましたが、今日今年初めてのミンミンゼミの腹の底から絞りだしたような、
ミンミンと言う声がきこえました、これから暫くはセミの声が家の周りでは煩いでしょう。
前日に投稿予定でしたが、途中で操作ミスの為に、打ち直しになりました。
一部削除してのアップになりました、後日の機会に回します。
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樹木の花(7月)朝に開花し、夕べに閉じる一日花。

2022-07-18 | 花木の写真
暑さの中、多くの植物が元気をなくしています。
今は木槿の花があちこちで花を咲き誇っています。


ムクゲ(木槿)   別名:ハチス、モクゲ
アオイ科フヨウ属 落葉低木 中国原産  花期:7月~9月
盛夏を彩る代表的な花木です。庭木として育てられていることが多い。
一般に栽培される赤紫色のムクゲ以外にも、さまざまな花形や花色の園芸品種があります。
実は薬としても使える有益な植物です。抗菌作用がある為、胃腸薬に使われることがあります。  


夏の花で、ムクゲに似た花としてフヨウがあります。
その違いは、
1)開花期間が違う、ムクゲ:6‐10月、フヨウ:7月-10月で梅雨時期に咲いていたらムクゲです。
2)葉の違い、ムクゲ:小さめで、鋸歯で切れ込みがあり、色は深緑。
  フヨウ:大きな葉で手のひらの形、色は明るい緑色です。

フヨウ(芙蓉)
アオイ科フヨウ属、落葉低木、中国原産、花期:8月~10月、
美しいピンクの大輪の花を咲かせるフヨウは、夏を代表する花木として親しまれています。
一般的に、雌しべの先端が上向きに曲がっているのがフヨウで、真っすぐなものがムクゲとも区別ができます。
ピンク以外にも、白花や八重咲きが販売され、草本のアメリカフヨウとの交配種もあります。

夏の花木として、サルスベリやノウゼンカズラ等ありますがやめておきます。

今回ピンチヒッターとしてムクゲを急遽アツプしました。
最初は、昆虫観察バッタ目を投稿するつもりで準備してましたが、名前を調べたりして時間が取られてしまい、
あげくに途中でバックアップを取らずに中断した為に折角の内容を消してしまいました。
履歴などで何とか戻そうとしましたができずに、やる気をなくしてしまいました。
とかく最近はチョンボ(うっかりミス)が多くなり、集中力を欠いていることが多いです。
個人的にはこの傾向を心配しています、競馬、ゲームなどでもナゼ?そうしたのと、
暑さばかりせいではなさそうです、年のせいにしもよくないですね。
皆さんはその様なことはないと思いますがお気を付けて下さい。
暑中お見舞い申し上げます。
又、水害の被害も報告されていますが、
被災者のかたには、お見舞い申し上げます。
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散歩途中の野草花、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニガクサ、キツリフネ、他。

2022-07-15 | 花の写真
花も咲いたが後で撮ろうなんて思っていると、既に時遅しとなることもたびたびです。
一重のノカンゾウ、八重咲きのヤブカンゾウもきれいな時は終わりそうです。

ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、キスゲに似て一重咲きです。
葉の間から花茎を伸ばし、橙赤色のラッパ状の花が10個程咲く。一日花で昼間だけ咲く。

ヤブカンゾウ(藪萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、ノカンゾウの近縁種で八重咲きです。
少し咲き終わった花が目立って来ました。
佐渡の大野亀のトビシマカンゾウの群落は見事ですが、返ることができませんでした。

ニガクサ(苦草)
シソ科ニガクサ属 多年草 花期:7月~9月 山野のやや湿ったところに生える 。
葉は卵状長楕円形~広披針形で、先は尖り不揃いの鋸歯がある。
枝先に長さ3〜10cmの花穂をだし、淡紅色の小さな花をつける。花冠は長さ1〜1.2cm。
上唇は小さくて深く2裂する。下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がる。 

アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~10月、
先端の青紫色の唇形花を何段かに輪生する。花冠は1~1.3cm、上段はやや直立し、
下唇は3裂し、萼の内側に毛がある。
アキノタムラソウを調べていたらナツノタムラソウもあるようでした。
その違いは、ナツノの特徴は雄しべが花冠から飛び出るのがアキノタムラソウといちばん違うところ です。
アキノの名があるのに夏から咲いているので、なにこれはと思ってしまいます。
 
キツリフネ(黄釣船)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属、1年草、花期:8月~9月
黄色い花と、後ろに伸びる距の先が巻かずに垂れること、
花が葉の下に咲くところが、ツリフネソウとの明確な相違です。

ハゼラン(爆蘭)
ハゼラン(スベリヒユ)科ハゼラン属、多年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月
茎の上部に細かく分岐してパラパラと花を付ける、花径6mm程の紫色の5弁花。
昼過ぎから三時頃から夕方まで花を咲かせるのでサンジソウ(三時草)とも呼ばれる

オカタイトゴメ(丘大唐米)
ベンケイソウ科キリンソウ属 多年草 花期:6月~7月
マンネングサの仲間は似ていてよく気を付けて見ないと判断できませんが、
マルバ、コモチ、ツルマンネングサでもないようで、タイトゴメかと思いましたが、
海岸植物のタイトゴメに非常によく似ているが、タイトゴメより全体が小形で、
葉が円柱状のタイトゴメに対して葉がやや角張っている。
葉は互生し、上部の葉は非常に密につくからオカタイトゴメとしました。
茎先に集散花序を出し、径8mmほどの星形に開く黄色い5弁花を数個ずつつけます。

オカトラノオ(岡虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属、多年草、花期:6月~7月、
花の形を虎の尻尾になぞらえて命名された。地方によっては、犬の尻尾、猫の尻尾などと呼ぶ。
「オカ(岡)」は、似た花のヌマトラノオに対するもので、生育地の違いによる。
家の裏にもありましたが、どうも草刈りをして刈り取ったようで、今年は見られずです。


ヤマノイモ(山の芋)     
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草 花期:7月~8月 雌雄異株です。
細長いハート型の葉の間から一斉に顔を出すように、上を向いて立っているのが、雄花です。
雄花序は葉腋から2~5個が直立します。
雌花序は下垂します。
ヤマノイモに昆虫の幼虫でもいないか探していたので、雑な撮り方の為に」
後日改めてヤマノイモ、オニドコロなど似たもの及び雄花、雌花を整理して再投稿します。
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昆虫観察 甲虫目編 コガネムシは綺麗でも害虫、ヒメコガネ、マメコガネ、他。

2022-07-13 | 昆虫
昆虫を撮るのも大変ですが、比較的に素人の私でも撮らさせてくれるのは甲虫です。
相変わらずに名前に苦労しています、もし、間違っている、やや怪しいと思ったら
是非教えて下さい。

<甲虫目>
昆虫の分類グループで、最も多くの種類が含まれる、昆虫最大のグループ。
特徴は、前翅が甲羅のように固く、なっており、前翅のことを通常上翅または鞘翅と呼ばれています。
 上翅の下に柔らかい後翅を折りたたんで、デリケートな部分を保護しています。
 
ヒメコガネ  コガネムシ科  12.5-16.5mm4、 6-8月、
小型のコガネムシ。体色は、暗赤銅色、暗藍色、暗緑銅色など、変異が多い。

マメコガネ  コガネムシ科スジコガネ亜科、9-13mm、5-10月、
胸の部分が緑色で、前翅が茶色~緑色の小さなコガネムシ。

アオドウガネ   コガネムシ科 18-25mm、 6-8月
鈍い光沢がある緑色のコガネムシ。腹部端には長い毛がはえている。

アシナガコガネ コガネムシ科コフキコガネ亜科 5.5-8.5mm 4‐7月
体形は小柄で平たく、後ろの足が長いという特徴があります
模様は細かい鱗片によるもので、背中側を縦に走る黒と白(淡褐色)が特徴となり、
模様の黒い部分は鱗片が禿げた部分となります。  


コアオハナムグリ  コガネムシ科ハナムグリ亜科、 10-14mm、5-10月、
緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。体にはうぶげ状の細かい毛が沢山はえている。 

▼ハナムグリ?と思いますが特定出来ていません。


セマダラコガネ(黒色タイプ) コガネムシ科シジコガネ亜科 8-14mm 6‐8月
薄茶色と黒色のまだら模様の小さなコガネムシ。体色には変異があり、全身が黒色のものもいる。

サンゴジュハムシ ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科  6.5mm前後 5‐9月
淡褐色で、頭頂部に黒点があるハムシ。前胸部の側縁と中央部には黒線がある。


トウキョウヒメハンミョウ オサムシ科ハンミョウ亜科 9-10mm 6‐8月
暗銅色で、上翅にあまり目立たない白色紋がある小型のハンミョウ。
スゲハムシとも似ているが、アップすると対の紋が あるのでハンミョウとした。


ベニカミキリ  カミキリムシ科カミキリ亜科、13-17mm、4-6月、
前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋があるカミキリムシ。
上翅はふつうは無紋だが、黒紋がある個体もいる。頭部、触角、脚は黒色。

ジョウカイボン  ジョウカイボン科ジョウカイボン亜科、14-18mm、4-8月、
触角が長く、スマートな体型の、茶色っぽい甲虫。一見、カミキリムシの仲間に似ている。


オオヒラタシデムシ  シデムシ科シデムシ亜科 18-23mm  4-10月
青灰色がかった黒色で、上翅にあらい縦筋がある大型のシデムシ。体は扁平。 
生き物の死骸やゴミ溜めに集まる。

何かの死骸があるのか多くのシデムシが固まっている。

オオシモフリコメツキ  コメツキムシ科カネコメッキ亜科 18mm前後 4-8月
光沢のある銅色で、灰色毛が斑紋上にはえているために、霜降り模様に見えるコメツキムシ。
前胸部の側面後方は長く突出している。


種の保存が目的か多くのカップルを見ました。
 

<一口メモ>
コガネムシに似ているのがカナブンです。よく間違えやすいです。
コガネムシは草花を荒らす害虫で、カナブンやハナムグリは土壌を改善してくれる益虫です。
その見分け方は、             by ミツモアMedia抜粋
        ・コガネムシ    *カナブン     xハナムグリ
体の形:   ・丸みを帯びている  *四角       x四角
羽の付け根の形:・半円(楕円の半分)*三角形                x三角形
体の色:    ・主に緑色              主に茶、青,緑色  x白い斑点模様ある
活動場所:   ・葉の近く    *木の近く     x花の近く
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