花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察”イケメン”探し。バッタ目、カメムシ目、トンボ目からピックアップ

2020-08-26 | 昆虫
人間の世界では、イケメンは女性に振り向いてもらえますが、
虫の世界が苦手な女性に少しでも振り向いてもらえるように、
虫(昆虫)のイケメンを探してみました。
イケメンの意味は、"イケてる(かっこいい、魅力的)メンズ"と"イケてる面(面構え)"ですが、
ここでのイケメンは後者を当てたいと思います。

昆虫のイケメン探しと言っても、昆虫とは、一期一会の出会いで、面と向かってシャッターを切るのは、
無理な話でした、そこで今迄撮った写真等をトリミングして、選び出していきます。

先ずは良し悪しを問わず参加することから、広い範囲から絞り込んでいくⅠステージです。

<バッタ目>
バッタの顔というのを、まじまじと見たことがある人は少ないと思いますが、
バッタというのは、輪郭が丸というよりは面長であるということ 。目が多きい。

ヤマトフキバッタ (バッタ科) ♂22-28mm、”鉄仮面の如く強さを感じる顔”
 

アシグロツユムシ  (ツユムシ科) 15-17mm、”細面でがスッキリ顏”
 

<コウチュウ目> 
スジコガネ  (コガネムシ科) 15~19mm。 ”実直そうな顔”
体色は様々。背には光沢がある4本のはっきりとしたスジと、その間の細かいスジがたくさん入った鈍い光のところとある。  
 

<カメムシ目>
ツマグロヨコバイ  (ヨコバイ科) 13mm、”キュートなカラーで活動的”
 
クサギカメムシ  (カメムシ科) 16mm前後、”神経質で煙たがられる頑固顔”
アブラセミ  (セミ科)  55mm前後、”頼りになる渋い親父顔”

<トンボ目>
トンボの目は発達した複眼だ。
六角形の個眼が1万~3万個集まってできた複眼と、3つの単眼をもっています。 
前後左右ほぼすべてを見渡すことができるのです。 

ミヤマアカネ (トンボ科アカトンボ亜科) 32-39mm、”目が大きく上品さ漂う顔”
未熟なうちは雌雄とも体色は黄褐色をしているとあるが、これは♀と思われます。
翅の先端部に褐色の太い帯を持つアカトンボだが、縁紋近くの翅の途中に濃い褐色帯があることで、
一般に見られるトンボでは、この種にしか見られない帯模様をしています。 
 
コヤマトンボ  (エゾトンボ科)  67mm前後、 ”宝石のような複眼で最強顔”
顔に一本の黄色い横線がある のが特徴。
 

<クモ目>
一般的なクモの目の数は8個です。(洞窟いるクモなどは目がありませんが)

オオシロカネグモ (アシナガグモ科) 8-15mm、”オオシロ(大銀)と書くセレブの風格” 
細長い卵形の白っぽい腹部をもったクモ。腹部には、黒い縦筋が入っており、
この筋はを刺激を与えると太く変化する。脚は長くて緑色。
 
サツマノミダマシ (コガネグモ科) 8mm前後、”睨み利かせるチョイワル親父顔”
美しい緑色の丸い腹部を持ったクモ。腹部側面は黒褐色。
 

<チョウの幼虫>
蝶が卵を産み、成虫になれる確立は?自然界では最もよい条件に恵まれても1~2%程度のようです。 
キアゲハとナミアゲハ成虫はそっくりですが、幼虫は見事に違いますね。

キアゲハ  (アゲハチョウ科) ”魅力的で気持ち悪いとは言わせない顔”
  
ナミアゲハ  (アゲハチョウ科)  ”睨みを利かせてこわもて顔”
 

考えて見たら昆虫の顔を撮ると言うことは、ちゃんと向き合わないと撮れません、
さすがに虫さんも目の前に自分より何倍も大きな物体が現れたら逃げるに決まっています。
小さなコンデジで撮ることは、花を撮るより何倍も大変ですね。
この一瞬を大切にこれからも懲りずに続けていきます。
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