花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩中に見掛けた花木、サザンカ、ツバキ、ヒイラギモクセイ、ギョリュウバイ、他。

2022-11-28 | 花木の写真
今頃は良く見掛ける木に咲く花は山茶花が一番多いように思いますが、
よく見れば色々な花もありますね。

サザンカ(山茶花)
ツバキ科ツバキ属 常緑小高木、花期:10月~12月、
品種は多いので、サザンカは晩秋の花です、花がツバキから比べて平面的で薄い。
基本的な性質はツバキと似ていますが、概略は以下で区別されます。
新梢と葉柄、葉の裏表の中央脈、花弁は基部で合着しないので花が終わると1枚ずつばらばらと散ります。

ツバキ(椿)   別名:ヤブツバキ、ヤマツバキ
ツバキ科ツバキ属、常緑高木、花期:12月~4月、
花がやや筒状で立体的で厚みがある
花首から落ちるツバキの散り際から「首が落ちるので縁起が悪い」と武士には嫌われたというエピソードが有名。
八重ツバキと思いますが、、

ジュウガツザクラ(十月桜)
バラ科サクラ属、落葉小高木、別名:オエシキザクラ(御会式桜)
マメザクラとエドヒガン の雑種で、小輪八重咲き。
春と秋から冬にかけての二度開花する二季咲きが最大の特徴
これも、ジュウガツザクラと思うが、フユザクラとしておきます。
シキザクラ、コバザクラ(フユザクラ)、コブクザクラ等と同じく、
春と秋から冬にかけて咲く二季咲きであり、広義の冬桜の一つであることである。

▼ウメではないと思うが?桜でもない


 
ヒイラギモクセイ(柊木犀)
モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、花期:10月
ヒイラギ(柊)とギンモクセイ(銀木犀)の雑種と考えられている。生垣などによく利用されている。
ギンモクセイに似た白い小さな花が葉の付け根にって咲く。
ヒイラギモクセイの葉の縁にはギザギザ(鋸歯)があり、鋸歯の先端は鋭い棘(とげ)になっている。
ただ、写真のように、棘の多い葉から少ない葉、また、棘がまったくない葉が、1本の木についている。


ギョリュウバイ(御柳梅 )   別名:スコパリウム、マヌカの木
フトモモ科ギョリュウバイ属、常緑低木、オーストラリア原産、花期:12月~5月、
冬咲くコンパクトな花木、葉は長さ6mm、幅2mmと、
とても小さい。花も直径1~2cmと小ぶり寄せ植え、庭木に利用。白花もある。

コウヤボウキ(高野箒)
キク科コウヤボウキ属、落葉小低木、花期:9月~10月、
枝は細く、灰褐色でいちじるしく枝分かれする。
1年生枝に卵形の葉を互生し、枝先に白色の頭花を付ける。筒状花が10数個集まったもの 。
和名は、この枝を高野山で箒に利用したことによる。


バラ(薔薇)   バラ科      ▼チャノキ(茶の木) ツバキ科ツバキ属

ローズマリー シソ科マンネンロウ属  ▼ウキツリボク(浮釣木 )  アオイ科

マホニアコンフューサ   別名:ナリヒラヒイラギナンテン、細葉ヒイラギナンテン
メギ科マホニア属 常緑低木 花期:10月~12月
数百種類あるというマホニア(ヒイラギナンテン)の園芸品種であり、中国において作出された。

W杯のサッカー、日本対ドイツ戦では2対1と湧かせてくれましたが、
次の対コスタリカ戦は1対0で負けるという残念なことになりました。
決勝トーナメント進出が厳しくなりましたが、対スペイン戦は最後まで全力を出し切って勝ち取って欲しいですね。
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黄昏時のコセンダングサ、そして人生黄昏時の雑感です。

2022-11-26 | 雑記
黄昏時にコセンダングサの繁茂している所がありました。
花はすでに盛りを過ぎていますが、花の名前は知らなくても、
その種子がトゲのようになっていて、衣類につくと取れにくいと知っている人は多いでしょう。

コセンダングサは「生態系被害防止外来種」に指定されているので、
種子になる前の時期に駆除するのが良いでしょうが、棘が付くと厄介です。

夕暮れ時の言葉と黄昏時と言うは違うのでしょうか?
夕暮れ時は、日が暮れる頃を言い、
黄昏時も同じような夕方の薄す暗くなる頃で同じですが、
その意味だけではなく、人生の盛りを過ぎた年代を例えて言う言葉でもあります。

と言うことは自分は完全に黄昏時?いやそれをも過ぎているようです。
78歳で持病があり身体の衰えは年々増幅していきます。
視覚、聴覚と言うより5感全てに衰えを感じています。
その衰えを感じる時に無性に苛立ちを覚えます、昔出来てたことが出来なくなりつつあるからです、
記憶があいまいになる、チョットしたことを思い出せない。

先日こんなパニクリなことがありました。
実はマイカーで買い物に出掛ける途中でカタカタ音がして振動し、見たらタイヤがパンクしていた。
50年間車に乗っていたが、バッテリ不良等はあったが、パンクは初めの経験でした。
そこでタイヤ交換するために近くの空き地へ、そこでトランクを開けスペアタイヤはとあったがジャッキは見当たらない。
困ってしまい、車検を出した販売所に連絡したら、整備マンの都合がつかないから、
保険会社のロードサービスに電話してくれとのこと。
これが又、車の車検証のボックスを探すも自賠責保険のみで任意保険書類がない、
12月更新の為に出して家に置いたままで電話番号が分からない。
ここで又困ってしまいました。スマホで調べるのも面倒。
そこに近くの親切な年配のオジサンが声をかけてくれてたのですが、
やはり自分の車のジャッキの位置が分からず電話で問い合わせて持って来て取り替えてくれました。
昔は、タイヤ交換やチエーンの交換を自分でしていましたから出来ると思っていましたが、
30年以上も昔の話です、いざとなると気が回らなくなります。
ジャッキはタイヤと同じ位置にあると思っていましたが、
後で落ち着いて調べたら、スマホケースに任意保険の連絡場所のカードを入れていました。
又、ジャッキの位置もフロント助手席のマットの下の隠しボックスにありました。
前もって非常用のものも確認をしていなかったから起きた問題でした。
又、ロードサービスも任意保険に入っていれば内容に関わらず付くものでした。
知らないことが多かっただけですが、
人様の親切心が身に浸みて有難かったです、その後直ぐにお礼に伺いました。

些細なことでも、気が回らなくなると大きな問題になってしまいます。
年取れば尚更のことです。

話は変わりますが、終活の一つとして身の周り整理があり、本もその内の一つです。
若い時は小説等も多く読みましたが。現役を離れてから読む本と言えばほとんどが新書版ばかりです、
整理と言って読み返すことが多いのでなかなか進みませんが、
最近読んだその中でひとつ気になったことがありました。

蟻と同じレベルになったくらいで、満足するな!  とのくだり(条)です。
成人男子が、職を得て、独立し生活が出来、なんとなく我が家を建て、望みどうりに結婚し、
子供も生まれ、一通りの教育もして、不時の出費に備えた貯金もでき、
自分はこれで独立の生活を得たと満足し、世間も立派な人物だと評価し、得意になったとしても、
私は彼を立派な人物とは思わない、この人は単に蟻と同様の事をしただけで、蟻以上のものではない。
これは福沢諭吉が、「学問のすすめ」の中で旧友に贈った手紙よりの抜粋です。

「世の中のために」を目指しなさいとの意味です。
どんな人間でも、多少なりとも身に長所があれば、それを世の中に役立てたいと思うのが人情であろう、
世の中にこのような人物がいなかったら、
われわれはこんにち世界中に満ちあふれている文明の恩恵に浴することも出来ないでしょう。

明治時代の話です、文明開化の発端がようやく開けたのは、先人たちの遺産、恩恵に浴しているからだと説いているようです。

少し長くなり申し訳ありませんでしたが、何時になっても個人の満足だけで終わらず、
世の中に貢献せよとの大きな話でしたが、
私は、少しでも小さなことでも人様の役に立てるようにしていかないと思うものです。
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ご近所からの花達、キダチチョウセンアサガオ、アサリナ、ダイモンジソウ、他。

2022-11-25 | 花の写真
今は紅葉が一番でしょうが、花も頑張って咲いてくれていますので、
幾つか選んでみました。月並みなものばかりで出来るだけかぶらないものからです。

キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔) 
ナス科キダチチョウセンアサガオ属、有毒植物。
園芸名:エンジェルストランペット、エンジェルトランペットと言われています。
花は淡黄色から淡紅色と変化し、ガクの先端は4~5浅裂し、白色もある。
花や色や形で色々な種類があります。
同じ漢字では同じコダチチョウセンアサガオもあります。
花は白色または黄色が多く、ガクの先端は2~3深裂して角ばらない。

ダリア  別名:テンジクボタン   キク科 花期:5月~10月
花形や色彩の豊富さ、多彩さは、多くの園芸植物の中でも品種数は多い方です。

ダイモンジソウ(大文字草)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:9月~11月
沢沿いの岩場や渓谷の岸壁に自生しているようですが、これは通りすがりの家の鉢植えです。
春に咲くユキノシタと間違えてしまいます。

アサリナ ’パークレイアナ’
オオバコ(ゴマノハグサ)科アサリナ(キリカズラ)属、1年草扱い、中米原産、花期:7月~11月、
花色は赤紫~ピンク、青紫、白があります。花つきはまばらですが花期は長いです。
バークレイアナのようにつる性なので、緑のカーテンとして利用される。

ランタナ    別名:シチヘンゲ(ランタナ・カマラ)、
クマツヅラ科ランタナ(シチヘンゲ)属、常緑低木、中南米原産、花期:5月~10月、
初夏から秋まで可愛らしい花を次々と咲かせる、常緑性開花期が長い。

冬咲きクレマチス (クレマチス・シルホサ)
10月にまず一度に花が咲き、その後5月ぐらいまで、ぱらぱらと長期間、花が咲き続ける。 
我が家の冬咲きクレマチス・アンスンエンシスは未だ蕾です。

ツメレンゲ(爪蓮華)
ベンケイソウ科イワレンゲ属 多年生多肉植物 花期:10月~11月
中央軸が伸び上がって高さ10~30cmの花穂を塔状に立て、多数の花を円錐状に群生させる。
花弁5枚では披針形で白色、葯は赤く、花弁に映える。

コスモス(秋桜)   和名:オオハルシャギク
キク科コスモス属、一年草、熱帯アメリカ原産、花期:6月~11月
コスモス(秋桜)の花はピンクをはじめ、赤、白、黄色など色合いが豊富です。
咲き方も八重咲、花弁が筒状になったストロー咲きなど多様です。 
キバナコスモス
濃い黄色の花を咲かせるため、コスモスとはかなり違った印象を受けます。 
黄色系しかなかったキバナコスモスですが、はじめ赤花の品種‘サンセット’が育成され、
その後も次々と品種が生まれ、彩りも豊かになり、夏秋花壇の植え込みには欠かせないほどです。
 
ウインターコスモス(ビデンス)   ▼チョコレートコスモス(香りがチョコレート)
コスモスの流れで、上の2つは我が家からの参加です。

花の少ない時期とは言え探せばいくらでもでてくるのですね。

花木も山茶花等が花を付けているのが目につきます、又の機会回しです。
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庭の鉢植えから(11月)ガーデンシクラメン、セキチク、オキザリス、他。

2022-11-23 | 自宅の花
自宅の花を11月まだ投稿してなかったので、鉢植えから選んでみました。

ガーデンシクラメン  サクラソウ科  花期:10月~4月

セキチク(石竹) ナデシコ科 中国原産 花期は種まき時期で変わり冬越しのもあり。
セキチクは花弁の切れ込みが浅めで、背丈も低め、
なでしこは花弁の切れ込みが深く、背丈が長いと言われることもありますが、
品種改良もあり、見分けもだんだん難しくなっている。 

葉ボタンスイートアリッサム

ベコニア タブレット(ホワイト) シュウカイドウ科 八重咲き


オキザリス  カタバミ科 花期:11月~2月  レモンイエローのオキザリス

葉ボタンビオラ、 よく咲くスミレ、トレニア等



ストレプトカーパス・サクソルム  イワタバコ科

タマサンゴ(玉珊瑚)  別名:フユサンゴ、ウインターベリー  

パンジー、ビオラは、ヨーロッパに自生する野生種から育種され、
かつては大輪のものをパンジー、小輪で株立ちになるものをビオラと呼んで区別していましたが、
現在は複雑に交雑された園芸品種が登場し、区別できなくなっています。

寒くて雨模様の陽気では何処にも出掛けたくないです。
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春を先撮り、ホトケノザ、ホシノヒトミ、イヌガタラシ、ハナイバナ、他。

2022-11-19 | 花の写真
最近少し気温が下がったと思っていましたが、今日は日の下にいるとポカポカと居眠りしたくなるような陽気でした。
秋過ぎれば、春遠からじのように春によく見る野草花も返り咲きかいくつか見ました。

ホトケノザ(仏の座)  別名:サンガイグサ 
シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、

ホシノヒトミ(星の瞳)    (正式名:オオイヌノフグリ)
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月、

ナズナ(薺)    別名:ペンペングサ、シャミセングサ
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、

イヌガラシ(犬芥子)
アブラナ科イヌガラシ属、多年草、花期:4月~9月、

ウシハコベ(牛繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、越年草 花期は1〜12月 (花は4〜6月に多い )
コハコベは花柱が3個に対して、ウシハコベは花柱が5個。 

コハコベ(ハコベ)(小繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:1月~12月、

ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属、1~越年草、花期:3月~12月、
花冠は径2-3mmで5裂する。
 

セイヨウタンポポ  キク科タンポポ属、花期:3月~10月、
総苞の外片は反り返る。これは確認してないが多分そうでしょう。

トキワハゼ(常盤爆)
ハエドクソウ(サギゴケ)科サギゴケ属、1年草、花期:4月~10月、

キツネノマゴ (狐の孫)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属、1年草、花期:8月~10月、
花の大きさは7mmほど、遅くなって咲いたのでしょう。


本当はこんなのんびりしたことを言ってられないほどに、
世界には異常気候(気候変動)近年進んでいます。
連日のニュースでも、干ばつ、水害、土砂崩れ、山火事、等世界の各地で起きています。
異常気象が起これば、作物の生産量の低減が起きてきます。
世界中で食料価格が高騰しています。アフリカ等は干ばつの影響で飢饉に苦しんでいます。
近年増えている異常気象は地球温暖化が関係しているのでしょう。
NGO、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、
昨年各国の温暖化対策を採点して順位付けした報告書を発表しています。
日本は64位中の45位で昨年と同順位。温室効果ガスの削減目標は評価できるものの、
それを実行する明確な計画を欠いているのが問題点だと指摘している。
こん なことも気になります。チョット話が花と逸れてしまいました。
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晩秋の木の実(2)から、ソヨゴ、サカキ、トキワサンザシ、サネカズラ、他。

2022-11-17 | 樹木(実)
前回の晩秋の木の実の続編です。
珍しいものはありませんが、今年も散歩中に出合いましたと言うことです。

ソヨゴ(冬青 ) モチノキ科モチノキ属、常緑小高木、花期:5~6月、果期 :10~11月
光沢のあるグリーンの葉と赤い果実が美しいのが特徴です。 
雌雄異株なので赤い実をつけるのは雌株です。また雄株が近くにないとうまく結実しないこともあります。  


サカキ(榊) 別名:マサカキ モッコク科サカキ属 
白い花が6~7月頃に咲き、11~12月頃に実が黒く熟します。 
花後に緑色の実をつけ、秋になると実が黒くなり種がとれます。  

トキワサンザシ(常盤山査子) 別名:ピラカンサ  バラ科トキワサンザシ属
直径6㎜ほどで10月から11月頃にかけて真っ赤に色づき、枝を埋め尽くすようにつややかに実ります。
熟した実は野鳥のえさになり、さまざまな場所へ種子が運ばれ仲間を増やしていくのです。


サネカズラ(美男葛)    別名:ビナンカズラ
マツブサ科サネカズラ属、常緑つる性木本、 花期:7月~8月、雌雄異株又は同株、
美しい果実は花のない時期には目立ちます。


クサギ(臭木)
クマツヅラ(シソ)科クサギ属、落葉低木、花期:8月~9月、
果実は核果。直径6〜7mmの球形。10〜11月に熟すと光沢のある藍色になる。 


ニシキギ(錦木) ニシキギ科ニシキギ属 、落葉低木、
コマユミに似ていますが、枝に翼がある事から見分ける。
最初は、翼がないのでコマユミと思っていましたが、良く調べたら木の幹に翼があるようです。

ナンテン(南天)  メギ科ナンテン属、常緑低木、熟果期:11月~2月、
紅葉と秋から冬まで付ける赤い実が魅力。瑞祥の実として正月に欠かせない。
シロミノナンテンも合わせておきます。赤い実に比べるとあまり見かけないですね。

カリン(花梨) バラ科カリン属、落葉高木、花期:4月、
果実は生薬名を和木瓜(わもっか)、喉の薬として利用。

秋の木の実に赤い色の物が多いですが、
どうやら これは鳥に見つけてもらいやすくする為らしいです。
鳥の視覚は、人間同様に赤色を見分けることが出来、その実を食べることで、
種が運ばれ様々の場所に撒かれ、その種を増やしていけるからなのでしょう。
鳥の色彩や模様が豊富なのも、鳥類が色彩やパターンを認識する視覚機能が特に優れているからです。
花が春に黄色が多い理由は、昆虫に気付いてもらう為でした、花粉を運び受粉の為でした。
又、タンポポの様に種子を綿毛に付けて遠くに飛ばしたり、
オナモミ(引っ付き虫)の様に、人間や動物に棘で引っ付いて遠くに行くなど
センダングサの実など、散歩から帰ってきたらズボンから払うのが大変です、
様々な工夫がされてその植物の生息域を拡大しているんだと考えられているんですね。
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晩秋の木の実から、ツルウメモドキ、トウネズミモチ、カナメモチ、他。

2022-11-16 | 樹木(実)
晩秋となれば多くの草木もシーズン終わりとなりますので、寂しくなります。
散歩途中のものから幾つか集めてみました。

ツルウメモドキ  ニシキギ科ツルウメモドキ属、
10〜12月に黄色に
熟す。熟すと3つに割れ、橙赤色の仮種皮に包まれた種子は存在感ある。

トウネズミモチ(唐鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属、常緑小高木、中国原産、花期:6月~7月、
ネズミモチより、葉も実もやや大きい。緑色から紫黒色に変わりました。
実はたくさん付けて垂れ下がっている。果実はネズミモチよりやや球形になる。

▼カナメモチ     別名:アカメモチ
バラ科カナメモチ属、常緑小高木、花期:5月~6月上旬、生け垣向き。
モチノキに似ているが、果実は楕円形で約5mm程で赤く熟す。

キヅタ(木蔦)    別名:フユヅタ、オカメヅタ
ウコギ科キヅタ属、常緑つる性広葉、花期:10月~11月、
花の後には直径8ミリほどの実ができ、翌春に黒紫色に熟す。

スモークツリー  ウルシ科ハグマノキ属、雌雄異株の落葉樹。
別名ケムリノキと言われるが、モクモクなるのは雌株らしいです。
開花の時期は6月~8月、開花後の花柄(かへい)がふわふわとした煙のようになり、
どこか幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。

▼タチバナモドキ(橘擬き) ? こんなに寂しいタチバナモドキがあるのでしょうか?


カキ(柿)             ▼ロウヤガキ(老鴉柿) カキノキ科 
柿の種類は色々あると思いますが、近くには取り損ねたどうか分かりませんが、
鈴生りなのに取る気配がないものが多く見られます。
我が家の様に収穫したかったがアライグマに丸ごと取られ羨ましがっている人もいる。

ナツメ(棗 ) クロウメモドキ科ナツメ属
和名は夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来する。
果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられる。
毎年取ったのを見たことがないです、かなりしなびれた実がまだついています。

蔓性のミツバアケビキウイも何時取るのでしょうか?  
取って食べないとフードロスになるのでしょうか。
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芭蕉の花、芭蕉(ジャパニーズバナナ)とバナナの違い。

2022-11-14 | 花の写真

時々通る散歩コースに芭蕉が生えています。
ここ数年で随分と増えた気がしてましたが、花が無いなと思いつつ通り過ごしていた、
最近、思わず裏側を覗いて見たら、少し林になっていてやっぱり咲いていました。

バショウ(芭蕉)   英名:ジャパニーズ・バナナ、
バショウ科バショウ属、多年草、中国原産、花期:夏~秋
花や果実は,バナナにとてもよく似ていますが その見分け方は 、
バナナの苞は紫色なのに対し バショウの苞は緑色~薄黄色。
葉心から花穂を出し 大型の花序を形成します。
雌雄異花で 最初に苞の基部近くの雌花が咲き 果実ができ
花序はそのまま伸び続けて 先端の苞の間に雄花が咲き始めるという雌性先熟です。
多数の苞が重なったもので 1枚 1枚 めくれてその間にある雄花が咲きます。
花冠(かかん)は、筒状唇状、帯黄白色です。
まれに結実(けつじつ)して、長さ約6センチのバナナ状の果実がつきます。


 
と言う訳で上の写真の花は雄花ということになります。
早い時期に気付かず、雌花自身が撮っていませんので紹介出来ず申し訳ないです。

バショウ(芭蕉)とバナナの違い
バショウもバナナもバショウ科バショウ属の大型多年草です、木に見えるが草の分類です。
バショウは、中国原産です、寒さに強い植物で一見食べられそうに見えますが、
種が非常に多く、タンニンを含むので渋くて食用には適しない
日本では、主に庭等の観賞用と植えられているが、沖縄では、かってはこの植物を用いた工芸品が作られ、
その中でも芭蕉布(無形文化財)と呼ばれる織物が特に有名のようです。

実はヨーグルトに入れる等してバナナを毎日食しているが、小学校の時の事を思いだします、
オヤジは既に病で長い間床に伏していて、死ぬ前に”バナナ食べてみたいなぁ~”と言っていたの、
いくら貧しかったと言え今ならいくらでも食べさせてやれるのになぁ~との思いです。

バナナは、熱帯アジア、マレーシア原産です。
寒さに弱いため日本の気候では栽培できていません。
栽培されているバナナの多くは私達が普段食べている生食用と実が非常に硬く、
加熱しなければ食べられないブランテンバナナと呼ばれる加熱用のものに分けられます。

おまけですが、昔これも葉だけ見てバショウと勘違いしたものです。

チュウキンレン(地湧金蓮花)  別名:耐寒バナナ、チャイニーズ・イエロー・バナナ
バショウ科ムセラ属、亜熱帯性植物、中国雲南省原産 、
花序はふつう芽生えの2年目に出て、そのあとは毎年出ます。
苞は基部から1個ずつめくれていき、8~10個の花群が上向きにつきます。
開花は数か月続きます。
見た目は黄金色のハスの花のようなのですが、黄色の花のように見えるのは、
実は苞(ホウ)と呼ばれる花弁状の葉で、本当の花はその間に小さく細い筒のように咲いており、
目立ちません。

あるとこにはあるようですが、余り見掛けないようなので投稿しておきました。
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ご近所も秋色に染まって来た。そして秋留台公園も秋色に。

2022-11-12 | 散策
ご近所の山間のモミジも色づき始めました。
これから暫くは晩秋の風情が楽しめます。

今回は紅葉状態のみを見て頂ければ有難いです。
 




家から比較的に近い場所に、都立秋留台公園があります。
そこにも出掛けてみましたが、12日と13日に産業祭は開催される為に、
駐車場が封鎖されて会場作りが行われていました。
臨時駐車所に止めて運動公園を見てきました。(11/10秋留台公園にて)



 

 

 

 

駐車場もテント村如く当日は賑やかに込み合うんだろうなぁと思いました。
この公園には全天候型 トラック 400m 8レーンやバラ園、芝生広場や展望台があります。
今回は秋色の様子と言うことで紅葉状態を主の投稿でした。

現在カエデ(モミジ)カエデ科カエデ属の総称で、数え切れないほどのモミジの種類があります。
イロハモミジとヤマモミジは、切れ込みの数や葉の周囲のギザギザなど、見比べてもとても似ていて違いがわかりづらいです。 
イロハモミジの多くは、四国や九州を含めた太平洋側に多いそうです。
葉のギザギザや紅葉する時期で見分けるようです。
今回の出て来た木々は、イロハモミジ、イチョウ、ケヤキ、エノキ、ハナミズキ等でした。

本日は産業祭を開催しているでしょうが、人混みの所は今の所敬遠して、
もっぱら人が少ない所だけを徘徊しています。
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昆虫観察 行く秋を惜しんでいるかのよう。キタテハ、オオゲジ、他。

2022-11-11 | 昆虫
いよいよ今年の昆虫観察も終わりに近づきました。
10月終わりから今迄に出会った虫さんを集めてみました。
既に生涯を終えているものもいました。
そして未だ盛んに活動しているものもいます。

キタテハ
タテハチョウ科タテハチョウ亜科 大きさ(前翅長)22-34mm   時期:3‐11月
黄色地に黒い紋があるタテハチョウ。初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、
秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)がある。
写真は秋型です。
キタテハは成虫で冬を越す蝶なので暖かければまだまだ見ることができます。
右側は、多分オス(下側)、メス(上側)と思われます。
翅表の斑紋は、オス、メスの大きな違いはないので判別は難しいです。
翅裏は枯れ葉模様で冬は枯れ葉に埋もれているらしい。
オスメスの違いは、オスが色がはっきりとして、メスは色あせてはっきりとせず
黒色斑点が濃くなるので暗く見える。
又、キタテハ、シータテハ、エルタテハがいて、その違いは、
キタテハは翅裏面の白紋がC文字かL文字があり、後翅の外縁の尾状突起が尖っている。
そして、翅表側の黒斑点がある中に水色の小さな点があることです。
この小さな点が無くて白紋がC型はシータテハ、L型はエルタテハのようです。
 
その結果、上記の写真からキタテハとしました。

ツマグロヒョウモン♂  
タテハチョウ科ドクチョウ亜科 大きさ(前翅長)27-38mm   時期:4‐11月
都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い。 
これはオス。後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。

モンキチョウやシジミチョウなどもまだ多く見掛けますがなかなか撮れません。
来るものは待たず、去る者は追いかけずではなかなか撮れるわけがないですね。

モンシロチョウ  シロチョウ科  3-11月

以外にも草むらに多くいたのはバッタ類でした。
写真写りが悪いので細かい点まで観察できていませんので、名前は割愛した。
バッタの寿命は、卵の期間を入れて1年ですので、
幼虫から成虫まで5カ月程度ですのが多く、11月頃までの生息でしょう。

バッタの仲間

オンブバッタ オンブバッタ科  8-12月
石塀に止まっていましたが、落ちることなく、この形で息絶えていました。


カメムシの仲間 クヌギカメムシ?
 

センチコガネ  甲虫目 センチコガネ科 4-11月

ツマグロキンバエ  クロバエ科            ▼クマバチ  ミツバチ科
 

シマハナアブ?  ハバアブ科     ▼セイヨウミツバチ  ミツバチ科
 

ミヤマアカネ   トンボ科 32-39mm  6-12月 


オオゲジ(俗称ゲジゲジ)  ゲジ目 ゲジ科  45-60mm  3-12月 
長い脚を持ち、脚を含めた輪郭が楕円形に見える多足類の仲間。
オオゲジは最大で6cmほどですが、脚を伸ばすと手のひらの大きさなので、大きく感じます。
既に水に浮いて死んでいましたが、初めてみましたので撮っておきました。

オオタバコガ?の幼虫
なんで家の中にいたのかな。

▼ハナグモの仲間?  クモ目 カニグモ科
とにかく小さなクモでした、位置が悪いので少し動かしたら手から漏れてしまいました。


昆虫観察も終わりはきちっと締めたかったのですが、まとまりませんでした。
今年のまとめは又、別の機会回しにします。
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