花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の小さな花を付ける木、アオキ、ヒサカキ、ニワトコ、他。

2023-03-31 | 花木の写真
3月の最後は、桜など咲き誇る花木を差し置いて、
前々回と同様な極めて小さな花を咲かせる木を並べてみました。

小さな花の為にトリミングしてますのでピンボケは容赦して下さい。

アオキ(青木)
ミズキ科アオキ属、常緑低木、花期:4月~5月、庭園樹、公園樹、
小枝の先の円錐花序に紫褐色の小花(1cm程度)を付ける。雌雄異株、
果実は、卵状楕円形で長さ2cm程、赤熟する。
雄株の花序は大きく、花の数も多い。雄しべは4本で、雌しべの痕跡がある。 

雌株の方が花序は小さく、花が少ない。花弁は4枚で紫褐色。雌花は雄しべが退化して無い。

ヒサカキ(柃)
ツバキ科ヒサカキ属、常緑低木、花期:3月~4月、
姫榊(ヒメサカキ)が短縮されたと言われている。
神事で使う玉串には、本来は「サカキ」を使用するのですが、
関東より北ではサカキが入手しにくいため、代わりにヒサカキを使用します。
雌雄異株のようで、花径2.5~5mmで下向きに咲く。
雌花の方が花は少し小さく、雌花は雄しべが退化し雌しべが1個、雌しべの花柱は3裂する。
雄花は、雄しべが12~15個で雌しべが退化するとあるが、中には両性花もあるようです。
雄花 (花径5mm、長さ5mm )

雌花   (花径3.5mm、長さ3mm)だがまだ撮れていない。

ニワトコ(接骨木 )
ガマズミ科ニワトコ属 落葉低木 花期:4月~5月
枝先に円錐花序を出し、淡黄白色の小花を多数付ける。
果実は3~5mmの卵球形で赤く熟す。まれに黄色に熟すものもある。

コクサギ(小臭木)
ミカン科コクサギ属、落葉低木、花期:4月~5月、雌雄異株、
葉の臭気がクサギに似るが、葉や木全体が小さいため、コクサギと名付けられた 。
雄花は10輪ほどがまとまって咲き、雌花は単独で咲くので見分けやすい。
いずれも直径は4~5mmほどで花弁は4枚(稀に5枚)ある。


イロハモミジ(いろは紅葉 )  別名:イロハカエデ、タカオカエデ 
ムクロジ科カエデ属 落葉高木 花期:4月~5月
葉が手のひらのように5 - 7つ裂片があり、この裂片を「いろはにほへと」と数えたことに由来する。
雌雄同株で、雄花と両性花をつける。
若葉の芽生えと同時に、直径 4 - 6mm の花を下垂してつける。
同じ花序(花の集り)に雄花と両性花が20輪ほど混ざって枝先に垂れ下がる。  

桜などの彩がある花木は次の機会にまわします。
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (himehagi927)
2024-03-22 15:16:59
こんにちは(^^♪

もうすぐ 80歳ですね。
おめでとうございます(*^-^*)
御身体の具合はいかがですか?
今年の春は寒暖差が激しいので
無理しないでくださいね。

パンジーを眺めさせて頂いています(#^.^#)

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